竪山 博之(たてやま ひろゆき、1963年11月- )は、日本演出家脚本家俳優。本名同じ。鹿児島県 鹿児島市出身。イトーカンパニーを経て、2013年から中村栄子事務所所属。

たてやま ひろゆき
竪山博之
竪山博之
本名 竪山博之
別名義 たてやま博之 / 黒柳慎一
生年月日 1963年11月
出生地 日本 鹿児島県鹿児島市
国籍 日本
身長 172cm
職業 演出家・脚本家・俳優
活動期間 1984年-
著名な家族 竪山博美
事務所 中村栄子事務所
公式サイト https://tateyama.themedia.jp
主な作品
映画
あまのがわ
テレビドラマ
琉球の風』/『世にも奇妙な物語
陽はまた昇る』/『ふぞろいの林檎たち』/『THEナンバー2 〜歴史を動かした陰の主役たち〜』/『アンバランス
舞台
ゴールデンボーイ』/『西郷どんがやってきた(脚本・演出)
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身長172cm体重67kg南日本放送社長会長を歴任した竪山博美は父。

来歴 編集

鹿児島県立鶴丸高等学校2年の時に、母親を亡くしたことが動機で俳優を目指す。高校卒業後、大学進学のために上京。一浪するも、俳優養成所へ入所。1984年日生劇場で上演の、蜷川幸雄演出『にごり江』で初舞台。同年は、同じく蜷川幸雄演出の『元禄港歌』に出演する。その後、音楽制作会社のサラリーマンを経て、俳優に復帰。1988年、鶴丸高校の先輩で、TBS大山勝美演出、東芝日曜劇場南の家族』に出演。東南アジアの若者のために、農業研修制度を設立する佐藤信二を演じる。以降、テレビドラマに活動の場を移す。

テレビ朝日で、深夜に放送されていたネオドラマや、TBSの『HOTEL』などに出演。1992年には、青山劇場で上演のミュージカル『ゴールデンボーイ』で、主人公ジョーの唯一の理解者で、ボクシングのトレーナー、トキオを演じる。

1993年放送のNHK大河ドラマ琉球の風』では、郷土の殿様島津家久を演じる。翌1994年に出演した(放送は1996年)『陽はまた昇る』(フジテレビ)の桂小五郎役を最後に、俳優を引退、演出家に転身。テレビドラマの企画や、スポーツイベント、下北沢駅前劇場など小劇場での舞台演出を手掛ける。同時に演劇学校を設立。当時、所属していたイトーカンパニーの後輩たちに芝居を教える。

東京の鹿児島県人会青年部や、同窓会の幹事を務めるなど、社会活動も活発だったが、2005年、劇評執筆のために渡仏。パリオペラ座バレエや、アヴィニョン演劇祭パリコレや、シャンパーニュに至るまで、フランス芸術文化について、日本の新聞や、インターネットサイトに執筆。2006年の帰国後は、鹿児島市在住。

鹿児島では、鹿児島県文化振興財団主催の演劇ワークショップの講師、『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』(南日本放送)の脚本・演出、中村栄子事務所や、サンミュージックアカデミー鹿児島校での演技指導、映画やテレビドラマのキャスティング、イタリアの音楽家ジョヴァンニ・アレヴィの鹿児島公演プロデュース、トークショーやファッションショーの企画、鹿児島女子短期大学や、志學館大学での講義等、鹿児島の文化・芸術に貢献。

2019年1月には、鹿児島県文化振興財団主催の、鹿児島明治維新博 県民による創作演劇『西郷どんがやって来た 〜あとを継ぐ者〜』の、脚本・演出を担当。好評を博した。

近年は、映画の仕事が多く、2018年公開の『かぞくいろ』では、鹿児島弁の監修と方言指導を、2019年公開の『あまのがわ』では、俳優として久しぶりに演技を披露した。

人物 編集

小学校、中学校では、鹿児島市の陸上競技大会に出場するなどスポーツが得意だった。鶴丸高校野球部OBの父親の影響で、たまたま在籍した野球部は、夏の鹿児島県大会で決勝へ。

30歳で始めたサッカーは、自らチームを作るほど。フジテレビの極真空手同好会の会員でもあった。

クラシック音楽の愛好家でもあり、趣味はチェロ演奏。ロックも好きで、デヴィッド・ボウイのファン。フランス滞在の影響もあり、絵画ファッションにも造詣が深い。

自動車免許は40歳で取得したが、ペーパードライバー。

特定非営利活動法人劇場計画かごしま理事長。霧島国際音楽祭鹿児島友の会事務局長。

出演 編集

舞台 編集

テレビドラマ 編集

映画 編集