紅葉丘
東京都府中市の町名
紅葉丘(もみじがおか)は、東京都府中市の町名である。現行行政地名はで紅葉丘一丁目から紅葉丘三丁目。郵便番号は183-0004(武蔵府中郵便局管区)[3]。全域が府中市紅葉丘文化センター圏域である。
紅葉丘 | |
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![]() 多磨霊園南参道 | |
北緯35度40分21.43秒 東経139度30分33.74秒 / 北緯35.6726194度 東経139.5093722度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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面積 | |
• 合計 | 0.69 km2 |
人口 | |
• 合計 | 8,547人 |
• 密度 | 12,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
183-0004[3] |
市外局番 | 042 (国分寺MA)[4] |
ナンバープレート | 多摩 |
※座標は府中市立府中第二中学校付近 |
地理
編集府中市東部に位置し、多磨霊園の南方および西武多摩川線多磨駅の西に広がる住宅地。南から時計回りに白糸台、若松町、多磨町、朝日町に隣接する。
地価
編集住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば、紅葉丘3丁目31番8の地点で26万9,000円/m2となっている。[5]
歴史
編集1889年(明治22年) の町村制施行から府中市発足までは北多摩郡多磨村に属していた。1954年(昭和29年)4月1日に府中市成立により府中市の一部となり、1964年(昭和39年)に従前の大字人見・小田分・上染屋・車返の各一部から成立した[6]。
地名の由来
編集小字の紅葉ヶ岡より。
世帯数と人口
編集2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
紅葉丘一丁目 | 1,362世帯 | 3,167人 |
紅葉丘二丁目 | 1,125世帯 | 2,437人 |
紅葉丘三丁目 | 1,303世帯 | 2,943人 |
計 | 3,790世帯 | 8,547人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7][8]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
紅葉丘一丁目 | 全域 | 府中第十小学校 | 府中第二中学校 |
紅葉丘二丁目 | 全域 | ||
紅葉丘三丁目 | 全域 | 白糸台小学校 |
交通
編集鉄道
編集街区内の駅 |
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- 西武多摩川線多磨駅[9]
- 町域の東端に位置する。線路や駅舎等は紅葉丘三丁目だが、路線バスが発着する東口ロータリーは朝日町二丁目となる。
- 開業以来地上駅であったが、西武鉄道は2018年(平成30年)6月7日に橋上駅舎化と自由通路整備事業計画を発表[10]、駅改良工事が行われた。2020年(令和2年)12月23日始発より橋上駅舎と自由通路が供用開始された[11]。これによりエスカレーター・エレベーターなどのバリアフリー設備が整備された[11]。
- しかしこの駅舎改良工事には、府中市も約14億円の費用(市税)を負担し、地元住民や府中市議会議員からの要望を受けていた[12][13]にもかかわらず、下りエスカレーターは設置されなかった[12]。西武鉄道側はその理由について「エスカレーター設置スペースの幅が狭いため設置できない」と回答している[12]。しかし同市内の京王電鉄多磨霊園駅[14]や武蔵野台駅[15]では、スペースの幅が狭くても上下エスカレーターが設置されていることが指摘された[12]。エスカレーターなどの設備を後付けで増設するのは費用がかさみ、大掛かりな工事となって鉄道利用上も影響を及ぼすため、駅舎新築の時点で設置しておくべきだったと指摘されている[12]。地元では引き続き、西武鉄道に対して下りエスカレーターの設置を要望していくとしている[12]。
バス
編集町域内のバス路線とバス停は以下の通り。
- 京王バス 武95・武85・磨01系統
- 府中市コミュニティバス「ちゅうバス」多磨町ルート
- (府中駅・東府中駅方面) - 紅葉丘文化センター - 多磨霊園表門 - (多磨町方面)
多磨駅のバス停は東口(朝日町側)に設置されており、上記いずれの路線も多磨駅には乗り入れない。
道路
編集- 人見街道(東京都道110号府中三鷹線
- 府中市道 - 霊園南参道、多磨霊園東通り、あんず通り
施設
編集- 府中市立府中第二中学校
- 都営府中紅葉丘三丁目アパート
- 醫王山泉龍寺
脚注
編集- ^ “令和2年 東京都区市町村町丁別報告”. 東京都 (2023年3月27日). 2025年5月1日閲覧。
- ^ a b “府中市の最新人口”. 府中市 (2018年1月13日). 2018年1月18日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月18日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ 角川日本地名大辞典 JLogos JLogos版
- ^ “住所別学区域一覧(小学校)”. 府中市 (2017年1月23日). 2018年1月18日閲覧。
- ^ “住所別学区域一覧(中学校)”. 府中市 (2014年2月28日). 2018年1月18日閲覧。
- ^ “多磨駅:各駅情報”. 西武鉄道Webサイト. 2021年3月18日閲覧。
- ^ 『多磨駅が生まれ変わる! 多摩川線多磨駅 橋上駅舎化及び自由通路整備を実施します』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2018年6月7日。オリジナルの2018年9月17日時点におけるアーカイブ 。2020年12月9日閲覧。
- ^ a b 『12月23日(水)初電車より 多摩川線 多磨駅の橋上駅舎・自由通路を供用開始します!』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2020年12月8日。オリジナルの2020年12月8日時点におけるアーカイブ 。2020年12月8日閲覧。
- ^ a b c d e f 結城亮 (2020年12月23日). “西武多摩川線多磨駅が装い新たに今日(12月23日)から供用開始 駅改良に市税14億円(概算)を投じたが・・残念なのは「下りエスカレーター」設置されなかったこと - 地域・まちづくり”. 府中市議会議員 ゆうきりょう 公式ブログ. 2021年3月18日閲覧。
- ^ “西武線多磨駅の「駅構内に下りのエスカレーターがないと知って、びっくり」『全面バリアフリー化』と言っていたのに!」(市民の声より) - 地域・まちづくり”. 府中市議会議員 ゆうきりょう 公式ブログ. 結城亮 (2020年12月27日). 2021年3月18日閲覧。
- ^ “多磨霊園駅|各駅情報・時刻表”. 京王グループ. 京王電鉄. 2021年3月18日閲覧。
- ^ “武蔵野台駅|各駅情報・時刻表”. 京王グループ. 京王電鉄. 2021年3月18日閲覧。