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鷹泊駅(たかどまりえき)は、北海道空知支庁深川市多度志町字鷹泊にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線廃駅)である。電報略号タマ。深名線の廃線に伴い1995年(平成7年)9月4日に廃駅となった。

鷹泊駅
鷹泊駅跡 (2011年8月9日)
鷹泊駅跡 (2011年8月9日)
たかどまり
Takadomari
下幌成 (3.2km)
(10.6km) 沼牛
所在地 北海道深川市多度志町字鷹泊
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 深名線
キロ程 27.3km(深川起点)
電報略号 タマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線(廃止時)
開業年月日 1926年(大正15年)11月10日
廃止年月日 1995年(平成7年)9月4日
備考 深名線廃線に伴い廃駅
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1977年の鷹泊駅と周囲約500m範囲。上が朱鞠内方面。副本線と駅横の貨物ホームに引込み線が見える。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

目次

歴史編集

駅構造編集

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の西側(名寄方面に向かって左手側)に存在した[2]。そのほか本線の名寄方から分岐し駅舎北側のホーム切欠き部分の旧貨物ホームへの側線を1線有していた[2]。かつては単式ホーム島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する列車交換可能な交換駅であり、ここを終着とする深川からの区間列車も運転されていた[3]。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向ホーム南側を結んだ構内踏切で連絡した[3]。駅舎側(西側)が下りの1番線、対向側(東側)が上りの2番線となっていた[3]。また島式ホームの外側1線が側線として残っていた[3]。この側線からは名寄方に伸びる行き止まりの短い側線を1線有した[3]。交換設備運用廃止後は線路は側線を含め1993年(平成5年)までには撤去されたが、ホーム前後の線路は分岐器の名残で湾曲していた[2]

無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の西側に位置しホーム中央部分に接していた[2]。昔ながらの古びた木造で、入口の上には「たかどまり」と記載された大きな駅銘板が設置されていた[2]。有人駅時代には待合室に水仙バラ造花が飾られていた[3]

駅前広場には30m近い大椴松が数本そびえていた。

駅名の由来編集

当駅の所在する地名より。地名は、市街の少し下流の対岸に巨岩(現在の鷹泊岩)に鷹がよくとまっていたことからとされるが、アイヌ語の「チカㇷ゚オッ(chikap-ot:鳥・多くいる)」に由来するという説もあり、不明である[4]

利用状況編集

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は86人[3]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は50人[2]

駅周辺編集

鷹泊ダムの完成後は水田地帯に位置した[2]


駅跡編集

2000年(平成12年)時点では、駅舎、ホーム、別棟のトイレが残存していた[7]。駅舎は窓や扉の開口部は板で打ち付けられて塞がれていた[7]。また駅前広場にあった大椴松の木はなくなっていた[7]。2010年(平成22年)時点でも同様で、駅舎は倉庫として再利用されている模様であった[8]。2011年(平成23年)時点でも同様であったが、トイレの劣化は激しく、傾いていた[9]

また、当駅と沼牛駅との間にあった幌加内峠を抜ける「幌加内トンネル」は、2000年(平成12年)時点では草木に阻まれ調査不能状態であったが[7]、2010年(平成22年)時点では国道275号線の工事が進行中で立ち入ることができない状態であった[8]

隣の駅編集

北海道旅客鉄道
深名線
下幌成駅 - 鷹泊駅 - 沼牛駅

脚注編集

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  1. ^ 多度志町史 1965年9月発行、P251,668等。
  2. ^ a b c d e f g 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)74-75ページより。
  3. ^ a b c d e f g h i 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)204ページより。
  4. ^ アイヌ語地名リスト セッ~ツキガ P71”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年6月10日閲覧。
  5. ^ 書籍『全国保存鉄道III 東日本編』(監修:白川淳、JTBパブリッシング1998年11月発行)41ページより。
  6. ^ a b 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)15ページより。
  7. ^ a b c d 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング、2000年1月発行)34-35ページより。
  8. ^ a b 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)40-41ページより。
  9. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)175-176ページより。

関連項目編集