鼠ケ関駅

山形県鶴岡市鼠ヶ関乙にある東日本旅客鉄道の駅

鼠ケ関駅(ねずがせきえき)は、山形県鶴岡市鼠ヶ関乙にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線である。

鼠ケ関駅
駅舎(2023年7月)
ねずがせき
Nezugaseki
府屋 (5.1 km)
(4.4 km) 小岩川
地図
所在地 山形県鶴岡市鼠ヶ関乙156-2
北緯38度33分19.90秒 東経139度32分55.80秒 / 北緯38.5555278度 東経139.5488333度 / 38.5555278; 139.5488333座標: 北緯38度33分19.90秒 東経139度32分55.80秒 / 北緯38.5555278度 東経139.5488333度 / 38.5555278; 139.5488333
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 羽越本線
キロ程 101.0 km(新津起点)
電報略号 ネキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
95人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1923年大正12年)11月23日[1]
備考 無人駅
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歴史 編集

駅構造 編集

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する待避・折返し可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。

酒田駅管理の無人駅。駅及び駅周辺の美化活動を行うボランティアとしてJR東日本OBに名誉駅長を委嘱している[3]。駅舎は駅近くにマリーナがあることに因み、ヨットを模したデザインとなっており、内部には自動販売機トイレ等が設置されている。2018年4月17日まで簡易型自動券売機が設置されていた。夜間滞泊があるため、駅舎の半分は乗務員宿泊所となっている。

村上・酒田両方面列車の一部が、当駅折返しとなっている。両方面の始発・最終列車も当駅発着となっており、2本共に2番線で夜間滞泊となる。

過去には、当駅より夏季に海水浴客向け臨時快速「ねずがせきかっぱ」号が運行されていた他、急行「月山」(仙台 - 鼠ケ関)発着駅であった。その頃、急行停車は「月山」の始発・終着のみで、それ以外の特急・急行停車は一切無く、通過していた。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先
1 羽越本線 下り 鶴岡酒田秋田方面[5]
2 (当駅始発・待避列車)
3 上り 村上新津新潟方面[5]

利用状況 編集

JR東日本及び「鶴岡市統計書」によると、2000年度(平成12年度) - 2009年度(平成21年度)の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。なお、2003年度(平成15年度)・2004年度(平成16年度)の統計は非公表。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 111 [6]
2001年(平成13年) 113 [7]
2002年(平成14年) 105 [8]
2003年(平成15年) 非公表  
2004年(平成16年) 非公表  
2005年(平成17年) 88 [9]
2006年(平成18年) 78
2007年(平成19年) 86
2008年(平成20年) 92
2009年(平成21年) 95

駅周辺 編集

 
山形県と新潟県の県境

周辺は山形県と新潟県県境であり、その付近でも民家は切れ間無く林立している。

隣の駅 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
羽越本線
府屋駅 - 鼠ケ関駅 - 小岩川駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、561頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  3. ^ a b 「名誉駅長」の配置について』(pdf)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 新潟支社、2014年4月27日。 オリジナルの2012年5月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20120513064646/http://www.jrniigata.co.jp/press/20120427meiyoekityou.pdf2014年10月25日閲覧 
  4. ^ 羽越本線でお召列車運転 - railf.jp 鉄道ニュース(交友社「鉄道ファン」公式サイト)、2016年9月12日
  5. ^ a b 駅構内図(鼠ケ関駅)”. 東日本旅客鉄道. 2020年2月2日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月25日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月25日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月25日閲覧。
  9. ^ 11.運輸・通信” (PDF). 平成22年版 鶴岡市の統計書. 鶴岡市. p. 111 (2011年8月). 2019年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月25日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集