2011年のイギリスグランプリ (ロードレース)

2011年のイギリスグランプリは、ロードレース世界選手権2011年シーズン第6戦として、6月10日から12日までイングランドシルバーストン・サーキットで開催された。

イギリスの旗   2011年のイギリスグランプリ
レース詳細
2011年のロードレース世界選手権 全18戦中第6戦
Silverstone Circuit moto intl pits.svg
決勝日 2011年6月12日
開催地 シルバーストン
開催コース 常設サーキット
5.902km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
オーストラリアの旗 ケーシー・ストーナー アメリカ合衆国の旗 ニッキー・ヘイデン
2:02.020 2:21.432
表彰台
1. オーストラリアの旗 ケーシー・ストーナー
2. イタリアの旗 アンドレア・ドヴィツィオーゾ 3. アメリカ合衆国の旗 コーリン・エドワーズ


Moto2
ポールポジション ファステストラップ
スペインの旗 マルク・マルケス ドイツの旗 ステファン・ブラドル
2:08.101 2:25.096
表彰台
1. ドイツの旗 ステファン・ブラドル
2. イギリスの旗 ブラッドリー・スミス 3. イタリアの旗 ミケーレ・ピロ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
スペインの旗 マーベリック・ビニャーレス スペインの旗 アドリアン・マルティン
2:14.684 2:32.946
表彰台
1. ドイツの旗 ジョナス・フォルガー
2. フランスの旗 ヨハン・ザルコ 3. スペインの旗 エクトル・ファウベル


概要編集

125ccクラス編集

125ccクラス予選では、ルーキーのマーベリック・ビニャーレスが初のポールポジションを獲得した。以下フロントロウにはポイントリーダーのニコラス・テロル、前戦でペナルティにより勝利を逃したヨハン・ザルコが並んだ[1]

日曜日の決勝は全クラスがウェットレースとなった。8番グリッドからスタートしたジョナス・フォルガーが1周目にトップに立ち、その後ザルコとのマッチレースを制して自身GP初優勝を果たした。3位にはエクトル・ファウベルが入り、125ccクラス復帰後初の表彰台に立った。ビニャーレスはファウベルと3位争いを展開していたが12周目に転倒リタイヤ、テロルはペースが上がらずに8位に終わった。

この結果ポイントランキングではフォルガーが2番手に浮上、トップのテロルとの差を35ポイントとした[2]

Moto2クラス編集

Moto2クラス予選では、ルーキーのマルク・マルケスが自身クラス初となるポールポジションを獲得。2番手には地元スコット・レディングが続き、ポイントリーダーのステファン・ブラドルは3番グリッドからのスタートとなった[3]

雨の中おこなわれた決勝では、序盤はレディングがブラドルを従えてレースをリードするが、レディングはその後ペースが上げられずに徐々に順位を落とした。代わって6周目にはマティア・パシーニがブラドルからトップを奪うが、次の周に転倒リタイヤとなってしまった。これでブラドルが独走状態となり、後続に7秒以上の差を付けて2連勝・シーズン4勝目を挙げた。

2位には28番グリッドから追い上げを見せたテック3チームのブラッドリー・スミスが入り、地元GPでクラス初表彰台を獲得した。3位にはグレシーニ・レーシングミケーレ・ピロが入り、自身GP初の表彰台となった。ポールのマルケスはペースが上がらず12番手走行中の7周目に転倒、その後ピットインしリタイヤとなった。

ポイントランキングではブラドルがリードを広げ、2番手のシモーネ・コルシ(今回10位)との差を62ポイントとした。3番手には今回7位フィニッシュの高橋裕紀が浮上した[4]

MotoGPクラス編集

MotoGPクラス予選ではケーシー・ストーナーがシーズン3度目のポールポジションを獲得、マルコ・シモンチェリホルヘ・ロレンソがフロントロウに並んだ。ドゥカティワークスバレンティーノ・ロッシが13番グリッドに沈む中、カルディオンABチームのルーキー、カレル・アブラハムがドゥカティ勢最上位となる2列目6番グリッドを獲得する活躍を見せた。もう一人のルーキー、モンスター・ヤマハ・テック3カル・クラッチローはセッション序盤に転倒を喫し左鎖骨を骨折、地元レースを欠場することとなった[5]

ウェットレースの決勝では、2周目にトップに立ったストーナーが後続との差をどんどん広げて独走、2番手に15秒の大差を付けて3連勝・シーズン4勝目を挙げた。2位集団はアンドレア・ドヴィツィオーゾ、ロレンソ、シモンチェリの3台により形成されていたが、ロレンソは9周目に、シモンチェリは11周目に雨に足をすくわれて転倒リタイヤを喫し、残ったドヴィツィオーゾが2位に入ってレプソル・ホンダの1-2フィニッシュを達成した。3位には前戦で鎖骨を骨折した後わずか1週間でレースに戻ったコーリン・エドワーズが入り、復帰戦を表彰台で飾った。

ポイントランキングでは、今回ノーポイントに終わったロレンソからストーナーが首位を奪還、18ポイントのリードを築いた[6]

MotoGPクラス決勝結果編集

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 27   ケーシー・ストーナー ホンダ 20 47:53.459 1 25
2 4   アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ 20 +15.159 5 20
3 5   コーリン・エドワーズ ヤマハ 20 +21.480 8 16
4 69   ニッキー・ヘイデン ドゥカティ 20 +26.984 7 13
5 19   アルバロ・バウティスタ スズキ 20 +35.569 9 11
6 46   バレンティーノ・ロッシ ドゥカティ 20 +1:04.526 13 10
7 17   カレル・アブラハム ドゥカティ 20 +1:32.650 6 9
8 24   トニ・エリアス ホンダ 20 +1:51.938 14 8
9 7   青山博一 ホンダ 20 +1:52.350 11 7
10 65   ロリス・カピロッシ ドゥカティ 20 +2:03.312 15 6
11 8   エクトル・バルベラ ドゥカティ 19 +1 Lap 12 5
12 14   ランディ・ド・プニエ ドゥカティ 19 +1 Lap 10 4
Ret 58   マルコ・シモンチェリ ホンダ 10 アクシデント 2
Ret 1   ホルヘ・ロレンソ ヤマハ 8 アクシデント 3
Ret 11   ベン・スピーズ ヤマハ 7 アクシデント 4
DNS 35   カル・クラッチロー ヤマハ 負傷

Moto2クラス決勝結果編集

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 65   ステファン・ブラドル カレックス 18 44:10.326 3 25
2 38   ブラッドリー・スミス テック3 18 +7.601 28 20
3 51   ミケーレ・ピロ モリワキ 18 +12.241 6 16
4 16   ジュール・クルーセル スッター 18 +17.271 4 13
5 45   スコット・レディング スッター 18 +23.531 2 11
6 34   エステベ・ラバト FTR 18 +28.661 20 10
7 72   高橋裕紀 モリワキ 18 +32.391 12 9
8 54   ケナン・ソフォーグル スッター 18 +34.662 13 8
9 68   ヨニー・エルナンデス FTR 18 +37.181 21 7
10 3   シモーネ・コルシ FTR 18 +38.981 5 6
11 4   ランディ・クルメナッハ カレックス 18 +39.657 8 5
12 76   マックス・ノイキルヒナー MZ-RE ホンダ 18 +51.622 17 4
13 49   ケブ・コフラン FTR 18 +54.810 24 3
14 25   アレックス・バルドリーニ スッター 18 +56.252 34 2
15 12   トーマス・ルティ スッター 18 +1:00.769 14 1
16 29   アンドレア・イアンノーネ スッター 18 +1:06.198 33
17 63   マイク・ディ・メッリオ テック3 18 +1:19.530 9
18 40   アレックス・エスパルガロ ポンス カレックス 18 +1:27.092 7
19 21   ハビエル・フォレス スッター 18 +1:29.849 30
20 77   ドミニク・エガーター スッター 18 +1:30.338 31
21 35   ラファエレ・デ・ロサ FTR 18 +1:57.792 15
22 53   バレンティン・デビーズ FTR 18 +2:11.104 29
23 39   ロベルティーノ・ピエトリ スッター 18 +2:29.168 35
24 95   マシェル・アル・ナイミ モリワキ 17 +1 Lap 37
25 96   ナサール・アル・マルキ モリワキ 17 +1 Lap 38
Ret 44   ポル・エスパルガロ FTR 16 アクシデント 23
Ret 13   アンソニー・ウエスト MZ-RE ホンダ 14 棄権 36
Ret 9   ケニー・ノエス FTR 14 棄権 27
Ret 71   クラウディオ・コルティ スッター 13 棄権 11
Ret 15   アレックス・デ・アンジェリス モトビ 11 棄権 10
Ret 19   ザビエル・シメオン テック3 10 アクシデント 18
Ret 31   カルメロ・モラレス モリワキ 8 アクシデント 25
Ret 14   ラタパー・ウィライロー FTR 8 棄権 32
Ret 93   マルク・マルケス スッター 7 棄権 1
Ret 75   マティア・パシーニ FTR 6 アクシデント 22
Ret 36   ミカ・カリオ スッター 6 アクシデント 26
Ret 18   ジョルディ・トーレス スッター 3 アクシデント 19
Ret 80   アクセル・ポンス ポンス カレックス 0 アクシデント 16

125ccクラス決勝結果編集

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 94   ジョナス・フォルガー アプリリア 17 43:48.862 8 25
2 5   ヨハン・ザルコ デルビ 17 +3.885 3 20
3 55   エクトル・ファウベル アプリリア 17 +14.951 7 16
4 39   ルイス・サロム アプリリア 17 +17.164 6 13
5 7   エフレン・バスケス デルビ 17 +17.403 4 11
6 26   アドリアン・マルティン アプリリア 17 +19.236 11 10
7 11   サンドロ・コルテセ アプリリア 17 +21.609 5 9
8 18   ニコラス・テロル アプリリア 17 +25.167 2 8
9 84   ヤコブ・コーンフェール アプリリア 17 +32.345 16 7
10 52   ダニー・ケント アプリリア 17 +32.971 12 6
11 99   ダニー・ウェブ マヒンドラ 17 +54.704 15 5
12 17   テイラー・マッケンジー アプリリア 17 +1:03.969 26 4
13 96   ルイ・ロッシ アプリリア 17 +1:35.316 19 3
14 10   アレクシ・マスボー KTM 17 +1:43.383 20 2
15 71   ジョン・マクフィー アプリリア 17 +1:45.973 29 1
16 31   ニクラス・アジョ アプリリア 17 +1:46.339 21
17 23   アルベルト・モンカヨ アプリリア 17 +1:52.836 9
18 63   ズルファミ・カイルディン デルビ 17 +2:25.969 14
19 36   ホアン・ペレロ アプリリア 17 +2:36.732 28
20 19   アレッサンドロ・トヌッチ アプリリア 16 +1 Lap 27
Ret 77   マルセル・シュロッター マヒンドラ 14 アクシデント 22
Ret 33   セルヒオ・ガデア アプリリア 12 アクシデント 10
Ret 25   マーベリック・ビニャーレス アプリリア 11 アクシデント 1
Ret 56   ピーター・セベスティエン KTM 11 棄権 25
Ret 30   ジュリアン・ペドーネ アプリリア 11 アクシデント 24
Ret 15   シモーネ・グロツキー アプリリア 10 アクシデント 13
Ret 53   ジャスパー・イウェマ アプリリア 10 棄権 18
Ret 43   フランチェスコ・マウリエロ アプリリア 6 棄権 30
Ret 50   ストゥーラ・ファーガーハウグ アプリリア 0 アクシデント 17
DNS 21   ハリー・スタフォード アプリリア スタートせず 23
DNS 3   ルイジ・モルシアーノ アプリリア スタートせず


脚注編集

参考文献編集


前戦
2011年のカタルーニャグランプリ
ロードレース世界選手権
2011年シーズン
次戦
2011年のオランダグランプリ
前回開催
2010年のイギリスグランプリ
  イギリスグランプリ 次回開催
2012年のイギリスグランプリ