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2016年ブラジルグランプリ2016 Brazilian Grand Prix)は、2016年のF1世界選手権第20戦として、2016年11月13日インテルラゴス・サーキットで開催された。

ブラジルの旗 2016年ブラジルグランプリ
レース詳細
Autódromo José Carlos Pace (AKA Interlagos) track map.svg
日程 2016年シーズン第20戦
決勝開催日 11月13日
開催地 インテルラゴス・サーキット
ブラジル サンパウロ
コース 恒久的レース施設
コース長 4.309km
レース距離 71周(305.909km)
決勝日天候 雨(ウエット)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:10.736
ファステストラップ
ドライバー オランダの旗 マックス・フェルスタッペン
タイム 1:25.305(Lap 67)
決勝順位
優勝
2位
3位

目次

レース前編集

予選編集

2016年11月12日土曜日)14:00(現地時間

  • 天候:曇
  • 路面状況:ドライ
  • 気温:19度
  • 路面温度:27度

経過編集

曇天模様で小雨がぱらつく状態だったが予選に影響はなく、Q1からQ3までドライコンディションのまま予選を終えた。

ルイス・ハミルトンが3戦連続(シーズン11回目)のポールポジションを獲得した。ドライバーズランキング1位のニコ・ロズベルグは2位となり、このレースでもメルセデスがフロントローを独占した。キミ・ライコネンがメルセデス勢に続く3位。

結果編集

Pos. No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 1:11.511 1:11.238 1:10.736 1
2 6   ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:11.815 1:11.373 1:10.838 2
3 7   キミ・ライコネン フェラーリ 1:12.100 1:12.301 1:11.404 3
4 33   マックス・フェルスタッペン レッドブル-タグ・ホイヤー 1:11.957 1:11.834 1:11.485 4
5 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:12.159 1:12.010 1:11.495 5
6 3   ダニエル・リカルド レッドブル-タグ・ホイヤー 1:12.409 1:12.047 1:11.540 6
7 8   ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ 1:12.893 1:12.343 1:11.937 7
8 27   ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア-メルセデス 1:12.428 1:12.360 1:12.104 8
9 11   セルジオ・ペレス フォース・インディア-メルセデス 1:12.684 1:12.331 1:12.165 9
10 14   フェルナンド・アロンソ マクラーレン-ホンダ 1:12.700 1:12.312 1:12.266 10
11 77   バルテリ・ボッタス ウィリアムズ-メルセデス 1:12.680 1:12.420 11
12 21   エステバン・グティエレス ハース-フェラーリ 1:13.052 1:12.431 12
13 19   フェリペ・マッサ ウィリアムズ-メルセデス 1:12.432 1:12.521 13
14 26   ダニール・クビアト トロ・ロッソ-フェラーリ 1:13.071 1:12.726 14
15 55   カルロス・サインツ トロ・ロッソ-フェラーリ 1:12.950 1:12.920 15
16 30   ジョリオン・パーマー ルノー 1:13.259 1:13.258 16
17 22   ジェンソン・バトン マクラーレン-ホンダ 1:13.276 17
18 20   ケビン・マグヌッセン ルノー 1:13.410 18
19 94   パスカル・ウェーレイン MRT-メルセデス 1:13.427 19
20 31   エステバン・オコン MRT-メルセデス 1:13.432 221
21 9   マーカス・エリクソン ザウバー-フェラーリ 1:13.623 20
22 12   フェリペ・ナッセ ザウバー-フェラーリ 1:13.681 21
107% time: 1:16.516
ソース[8][9]
追記
  • ^1 - オコンはQ1でパーマーのアタックラップを妨害したため、3グリッド降格ペナルティとペナルティポイント2点が科された[10][11]

決勝編集

2016年11月13日(日曜日)14:00(現地時間)

  • 天候:雨
  • 路面状況:ウエット
  • 気温:18度
  • 路面温度:20度

経過編集

ロマン・グロージャンが決勝前のレコノサンスラップ[12]でクラッシュ。マシンはサスペンションを含めてダメージを負ったため、決勝は欠場となった[13]。レースは10分遅れとなりセーフティカー先導でスタートした。

しかし14周目にマーカス・エリクソンが最終コーナーでクラッシュ。セーフティカーが入り20周目にレースが再開されるが、再開直後にキミ・ライコネンが単独クラッシュを喫しここで赤旗中断となる。その後、セーフティカー先導でコースに入るが大雨のため28周目に再び赤旗中断となる。この時、スタンドからは大きなブーイングが飛び交った。ほとんどのドライバーはレース続行は危険と訴えるが、選手権争いを考えてハーフポイントは避けたいルイス・ハミルトンだけはレースはできると訴える。少しして再びセーフティカー先導でコースに入り32周目よりレースは再開。直後、3位を走っていたマックス・フェルスタッペンニコ・ロズベルグをかわし2位に浮上する。フェルスタッペンは途中、13コーナーでハーフスピンを喫するが、持ち前のテクニックでリカバーし順位を落とすことなくレースに復帰。またロズベルグもスピンを喫するが、こちらもクラッシュすることなくレースに復帰する。44周目にフェルスタッペンがインターミディエイトタイヤに交換した。46周目にフェリペ・マッサがターン14でクラッシュ。このクラッシュで再びセーフティカーが入る。マッサは大きな歓声と拍手を浴びながらブラジル国旗を掲げ、歩いてピットに戻った。この時、メルセデス、そして古巣のフェラーリのメカニックが総出でマッサを出迎えた。55周目にレースは再開するが、再開直前に8位を走っていたフェルナンド・アロンソがスピンを喫し17位に順位を下げる。またインターミディエイトを履いていたレッドブル勢も再びウェットタイヤに戻し順位を下げた。 終盤はレッドブル勢、そしてアロンソが後方から怒涛の追い上げを見せる。特にフェルスタッペンは残り15周の場面で、16位から一気に3位にまで順位を上げた。2度の赤旗中断によりレースは3時間を超える長丁場となったが、ハミルトンが一度も首位を譲ることなくチェッカーを受け3連勝。ロズベルグが2位を守りダメージを最小限におさえた。母国グランプリとなったザウバーフェリペ・ナッセが9位に入賞し、チームにとって待望の今シーズン初ポイントを獲得。コンストラクターズでもマノーを抜いて10位に上がり、財政的に厳しい局面におかれているザウバーにとって貴重な2ポイントとなった。またスピンを喫したアロンソも10位にまで順位を上げ1ポイントを獲得した。マノーのエステバン・オコンも終盤まで入賞圏内を走っていたが12位に終わった。

チャンピオン争いはロズベルグとハミルトンの差が12ポイント差となり最終戦を迎える。ロズベルグは、アブダビで自分が表彰台に上がるか、ハミルトンが表彰台を逃せば何位でもチャンピオンが確定する。ハミルトンのみが表彰台に上がった時は、ロズベルグの順位による。またこの結果により、コンストラクターズ選手権ではレッドブルの2位、フェラーリの3位が確定した。またフォース・インディア勢はセルジオ・ペレスが4位、ニコ・ヒュルケンベルグが7位となり、コンストラクターズポイントで18点を獲得。4位を争うウィリアムズがノーポイントに終わったことで、チーム最高順位となるコンストラクターズ4位獲得へ一気に有利な状況となった。

結果編集

Pos. No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア Grid Pts.
1 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 71 3:01:01.335 1 25
2 6   ニコ・ロズベルグ メルセデス 71 +11.455 2 18
3 33   マックス・フェルスタッペン レッドブル-タグ・ホイヤー 71 +21.481 4 15
4 11   セルジオ・ペレス フォース・インディア-メルセデス 71 +25.346 9 12
5 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 71 +26.334 5 10
6 55   カルロス・サインツ トロ・ロッソ-フェラーリ 71 +29.160 15 8
7 27   ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア-メルセデス 71 +29.827 8 6
8 3   ダニエル・リカルド レッドブル-タグ・ホイヤー 71 +30.486 1 6 4
9 12   フェリペ・ナッセ ザウバー-フェラーリ 71 +42.620 21 2
10 14   フェルナンド・アロンソ マクラーレン-ホンダ 71 +44.432 10 1
11 77   バルテリ・ボッタス ウィリアムズ-メルセデス 71 +45.292 11
12 31   エステバン・オコン MRT-メルセデス 71 +45.809 22
13 26   ダニール・クビアト トロ・ロッソ-フェラーリ 71 +51.192 14
14 20   ケビン・マグヌッセン ルノー 71 +51.555 18
15 94   パスカル・ウェーレイン MRT-メルセデス 71 +1:00.498 19
16 22   ジェンソン・バトン マクラーレン-ホンダ 71 +1:21.994 17
Ret 21   エステバン・グティエレス ハース-フェラーリ 60 電気系統[14] 12
Ret 19   フェリペ・マッサ ウィリアムズ-メルセデス 46 アクシデント[15] 2 13
Ret 30   ジョリオン・パーマー ルノー 20 接触ダメージ[16] 16
Ret 7   キミ・ライコネン フェラーリ 19 アクシデント[17] 3
Ret 9   マーカス・エリクソン ザウバー-フェラーリ 11 アクシデント[18] 20
DNS 8   ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ - アクシデント[13] 7
ソース[19]
ファステストラップ[20]
ラップリーダー[21]
追記
  • ^1 - リカルドは(エリクソンがピットロード入口でクラッシュしたことにより)クローズされたピットに入ったため、5秒のタイム加算ペナルティ(その後のピットインで消化)[22][23]
  • ^2 - マッサはセーフティカー走行中にグティエレスをオーバーテイクしたため、5秒のタイム加算ペナルティとペナルティポイント2点が科された[22][24]

第20戦終了時点でのランキング編集

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注編集

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  1. ^ ニコ・ロズベルグ、F1ブラジルGP優勝でタイトル獲得”. F1-Gate.com (2016年11月11日). 2016年11月12日閲覧。
  2. ^ マッサ、母国でのラストレースに特別カラーリング”. ESPN F1 (2016年11月11日). 2016年11月12日閲覧。
  3. ^ F1ブラジルGP:各ドライバーのタイヤ選択”. F1-Gate.com (2016年11月4日). 2016年11月12日閲覧。
  4. ^ ウィリアムズ、ランス・ストロールの起用を発表…ボッタスも残留”. F1-Gate.com (2016年11月3日). 2016年11月12日閲覧。
  5. ^ 【正式発表】フォース・インディアF1チーム、エステバン・オコンと2017年からの複数年契約を発表”. AUTOSPORT web (2016年11月10日). 2016年11月12日閲覧。
  6. ^ ルノー、ジョリオン・パーマーの2017年の残留を正式発表”. F1-Gate.com (2016年11月10日). 2016年11月12日閲覧。
  7. ^ 【正式発表】ハースF1、来季はマグヌッセン&グロージャンの新ペア。グティエレス「今後の計画を近々発表」”. AUTOSPORT web (2016年11月12日). 2016年11月12日閲覧。
  8. ^ FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO DO BRASIL 2016 - QUALIFYING”. The Official F1 Website (2016年11月12日). 2016年11月13日閲覧。
  9. ^ FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO DO BRASIL 2016 - STARTING GRID”. The Official F1 Website (2016年11月12日). 2016年11月13日閲覧。
  10. ^ エステバン・オコンに3グリッド降格ペナルティ / F1ブラジルGP”. F1-Gate.com (2016年11月13日). 2016年11月13日閲覧。
  11. ^ Stewards Decision Doc23 - E.Ocon”. fia.com (2016年11月12日). 2016年11月13日閲覧。
  12. ^ 決勝スタート前にピットを離れたマシンがコースを1周し、ダミーグリッドに着くまでの走行
  13. ^ a b ロマン・グロージャン、レコノサンスラップでクラッシュ / F1ブラジルGP”. F1-Gate.com (2016年11月14日). 2016年11月14日閲覧。
  14. ^ 電気系のトラブルに見舞われたグティエレス”. ESPN F1 (2016年11月14日). 2016年11月14日閲覧。
  15. ^ マッサ、「この日を決して忘れない」”. ESPN F1 (2016年11月14日). 2016年11月14日閲覧。
  16. ^ 接触でサスペンションを損傷したパーマー”. ESPN F1 (2016年11月14日). 2016年11月14日閲覧。
  17. ^ 苦しい戦いを耐え忍ぶフェラーリ”. ESPN F1 (2016年11月14日). 2016年11月14日閲覧。
  18. ^ ザウバー:フェリペ・ナッセが特別な2ポイントを獲得 / F1ブラジルGP”. F1-Gate.com (2016年11月14日). 2016年11月14日閲覧。
  19. ^ FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO DO BRASIL 2016 - RACE RESULT”. The Official F1 Website (2016年11月13日). 2016年11月14日閲覧。
  20. ^ FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO DO BRASIL 2016 - FASTEST LAPS”. The Official F1 Website (2016年11月13日). 2016年11月14日閲覧。
  21. ^ Lap chart”. fia.com (2016年11月13日). 2016年11月14日閲覧。
  22. ^ a b ペナルティを科されたのは3名のみ”. ESPN F1 (2016年11月15日). 2016年11月16日閲覧。
  23. ^ Stewards Decision Doc33 - D.Ricciardo”. fia.com (2016年11月13日). 2016年11月14日閲覧。
  24. ^ Stewards Decision Doc32 - F.Massa”. fia.com (2016年11月13日). 2016年11月14日閲覧。
前戦
2016年メキシコグランプリ
FIA F1世界選手権
2016年シーズン
次戦
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2015年ブラジルグランプリ
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