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2016年中華民国総統選挙(2016ねんちゅうかみんこくそうとうせんきょ、中国語: 2016年中華民國總統選舉)は、2016年1月16日中華民国台湾)で行われた総統(第14期)を選出する選挙である。副総統も同時に選出する。

2016年中華民国総統選挙
2016年中華民國總統選舉
中華民国
2012年 ←
2016年1月16日
→ 2020年

投票率 66.27%
  蔡英文官方元首肖像照 (cropped).png Eric Chu Chopped 2017.png
候補者 蔡英文 朱立倫
政党 民主進歩党 中国国民党
副総統候補者 Vice President Chen Chien-jen.png
陳建仁
Wang Ju-Hsuan cropped.png
王如玄
得票数 6,894,744 3,813,365
得票率 56.12% 31.04%

  宋楚瑜主席2016.jpg
候補者 宋楚瑜
政党 親民党
同盟 民国党|親民党・民国党


副総統候補者 徐欣瑩肖像.jpg
徐欣瑩
得票数 1,576,861
得票率 12.84%

Taiwan Presidential Election 2016 townships English.svg

地域別投票結果
蔡英文・陳建仁  朱立倫・王如玄
宋楚瑜・徐欣瑩

選挙前総統

馬英九
中国国民党

選出総統

蔡英文
民主進歩党

第九回中華民国立法委員選挙も同日実施され、史上2度目の総統選挙と立法委員選挙のダブル選挙となった。

選挙の結果、民主進歩党蔡英文中国国民党朱立倫親民党宋楚瑜を大差で破り当選を果たした。

概要編集

前総統の馬英九は中華民国憲法規定により三選が禁止されているため、国民党からは別の新しい総統候補を出すことになった。

史上初、台湾の二大政党の候補者はともには女性となったが(民主進歩党総統候補者の蔡英文中国国民党元総統候補者の洪秀柱)、10月17日、中国国民党は大陸との統一発言などで人気が低迷した洪秀柱に替えて党主席の朱立倫を新たに総統候補に指名し直した[1]

11月16日、蔡英文氏はペアで出馬する副総統候補に中央研究院陳建仁前副院長を擁立すると発表した[2]。18日、国民党も弁護士の王如玄中国語版を副総統候補に擁立すると発表し、同日午前中に親民党主席の宋楚瑜も副総統候補に立法委員徐欣瑩を擁立すると発表した[3]

選挙制度編集

総統候補は副総統候補とペアで出馬し、比較多数の候補ペアを当選者とする。総統任期は4年、連続再選は2回まで。

選挙権は20歳以上の自由地区(台湾地区)に6ヶ月以上在住する中華民国国民。在外住民にも選挙権が有する。被選挙権は自由地区に6か月以上在住し、中華民国国民として15年以上経過した者で40歳を超えた時に被選挙人として登録される[4]

ただし中華民国国籍を回復または帰化した者、大陸地区(中華人民共和国)あるいは香港マカオから台湾に移住した国民は被選挙人として登録できない[4]

立候補にあたって政党(直近の国政選挙で5%以上の得票)からの推薦を得るか、複数の政党による推薦(推薦政党の直近国政選挙の得票数合計が5%以上)が必要である。無所属で立候補する場合は、直近の立法院選挙有権者1.5%の署名が必要[4]

候補者編集

  中国国民党   民主進歩党
総統候補 副総統候補 総統候補 副総統候補
朱立倫 王如玄 蔡英文 陳建仁
       
行政院副院長
党主席
労働部労工会主任委員 元行政院副院長
党主席
衛生福利部長
  親民党  民国党
総統候補 副総統候補
宋楚瑜 徐欣瑩
   
台湾省長
親民党主席
立法委員
民国党主席

中国国民党編集

民主進歩党編集

親民党・民国党編集

無所属ほか編集

選挙結果編集

2016年1月16日の選挙は即日開票され、民主進歩党の蔡英文が国民党の朱立倫と親民党の宋楚瑜主席を大差で破り当選を果たした[5]。蔡英文は、中華民国全22地域の中で18地域も朱立倫を圧倒し、得票差25%強(300万以上)で大量リード当選を果たした。蔡英文は中華民国かつ大中華地区初の女性総統となった。

台湾全域編集

e • d    2016年中華民国総統選挙 2016年1月16日施行)
候補者 所属政党 得票数 得票率
総統 副総統
蔡英文   陳建仁   民主進歩党 6,894,744 56.12%  
朱立倫 王如玄 中国国民党 3,813,365 31.04%
宋楚瑜  徐欣瑩  親民党民国党 1,576,861 12.84%
有効票数(有効率) 12,284,970 98.69%
無効票数(無効率) 163,292 1.31%
投票総数(投票率) 12,448,262 66.27%
棄権者数(棄権率) 6,334,729 33.73%
有権者数 18,782,991 100.0%
出典:中央選挙委員会 (中国語)

県市別編集

2012年中華民国総統選挙各県市投票結果
県市 朱立倫・王如玄 蔡英文・陳建仁 宋楚瑜・徐欣瑩
得票数 得票率 得票数 得票率 得票数 得票率


  台北市 546,491 37.49% 757,383 51.95% 153,804 10.55%
  新北市 709,374 33.33% 1,165,888 54.79% 252,486 11.86%
  台中市 430,055 29.81% 793,281 55.00% 218,810 15.17%
  台南市 219,196 22.06% 670,608 67.51% 103,432 10.41%
  高雄市 391,823 26.00% 955,168 63.39% 159,765 10.60%
  桃園市 369,013 34.38% 547,573 51.02% 156,518 14.58%


  基隆市 68,357 35.28% 93,402 48.21% 31,955 16.49%
  新竹市 71,771 32.42% 113,386 51.22% 36,198 16.35%
  嘉義市 38,822 27.95% 83,143 59.86% 16,926 12.18%
  宜蘭県 59,216 25.38% 144,798 62.06% 29,288 12.55%
  新竹県 94,603 35.28% 114,023 42.52% 59,510 22.19%
  苗栗県 107,779 37.54% 130,461 45.45% 48,788 16.99%
  彰化県 193,117 28.79% 378,736 56.47% 98,807 14.73%
  南投県 83,604 32.08% 136,104 52.23% 40,868 15.68%
  雲林県 86,047 24.93% 218,842 63.40% 40,236 11.65%
  嘉義県 65,425 23.38% 182,913 65.37% 31,469 11.24%
  屏東県 121,291 26.99% 285,297 63.49% 42,768 9.51%
  台東県 43,581 44.62% 37,517 38.41% 16,565 16.96%
  花蓮県 73,894 47.72% 57,198 36.93% 23,751 15.33%
  澎湖県 12,564 29.47% 21,658 50.81% 8,401 19.71%
  金門県 24,327 66.09% 6,626 18.00% 5,852 15.90%
  連江県 3,065 68.59% 739 16.53% 664 14.86%
合計 3,813,365 31.04% 6,894,744 56.12% 1,576,861 12.84%
出典:中央選挙委員会 (中国語)

参考文献編集

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集