8時の空』(はちじのそら)は、1972年4月3日から1980年9月26日までTBS系列局で放送されていたTBS制作の朝の情報番組である[1]。放送時間は毎週月曜 - 金曜 8:00 - 8:10(JST)。

8時の空
ジャンル 情報番組
出演者 あかはゆき
森ミドリ
田中星児
水越けいこ
兵藤まこ
製作
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1972年4月3日 - 1980年9月26日
放送時間平日 8:00 - 8:10
放送枠TBSテレビ系列朝の情報番組枠
放送分10分
テンプレートを表示

放送開始までのいきさつ 編集

TBSは1971年4月5日、朝の時間帯に大型ワイド番組『モーニングジャンボ』をスタートさせたが、視聴率の不振から1972年4月3日放送分からは7時台の『モーニングジャンボJNNニュースショー』と、8時30分からの『モーニングジャンボ奥さま8時半です』に分割。さらに、12時台に放送されていた『ポーラテレビ小説』を両番組の間の時間帯である8時から再放送することで対処したが、午前8時20分からの10分間が空白となってしまった。

その空白を埋めるべく制作されたのがこの番組である。当初、TBSはオーソドックスな天気予報番組を考えていたが、ビルの屋上に無人のリモートコントロールカメラを設置し、全国各地の生の映像を中継しようという考えが系列局との間で持ち上がり、これによって主要都市に本社を構えるJNN加盟局が著名なポイントにカメラを設置するようになった。その結果、日本各地をお天気カメラを使って伝えるというシンプルな内容でスタートした。

出演者 編集

ビューティフル・サンデー 編集

その後、出演者の田中星児が歌う「今月の歌」のコーナーが設けられ、ダニエル・ブーンが歌った「ビューティフル・サンデー」のカバーバージョンが起用されるや瞬く間にヒット。これによって番組自体の知名度がアップし、後に田中とブーンの共演が実現した。

ネット局 編集

モーニングジャンボ』前半枠のみの流れで開始とともにネットしていた局が殆どだが、ローカル番組を編成した関係で途中からネット開始した局もあった。

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ 『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年1月、220頁。
TBS系列 平日朝の情報番組枠(8時台)
前番組 番組名 次番組
8時の空
(1972年4月 - 1980年9月)