ウルトラC (東京事変の映像作品)

ウルトラC』(ウルトラ・シー)は2010年に行われた東京事変の全国ツアー、およびその模様を収録したライブ映像集。発売元はEMIミュージック・ジャパン/Virgin Music

『ウルトラC』
東京事変ライブ・ビデオ
リリース
録音 2010年5月12日
東京国際フォーラム
ジャンル ロック
J-POP
レーベル EMIミュージック・ジャパン/Virgin Music
プロデュース 井上雨迩
チャート最高順位
  • 1位(オリコン・DVD音楽)
  • 1位(オリコン・BD総合/音楽)
東京事変 映像作品 年表
Spa & Treatment
(2010年)
ウルトラC
(2010年)
CS Channel
(2011年)
テンプレートを表示
東京事変 live tour 2010
ウルトラC
東京事変 の ツアー
関連アルバムスポーツ
初日 2010年3月26日
最終日 2010年5月23日
公演数 22
東京事変 ツアー 年表
live tour 2007 Spa & Teatment
(2007年)
live tour 2010 ウルトラC
(2010年)
Live Tour 2011 Discovery
(2011年)

DVD盤は2010年8月25日Blu-ray Disc盤は2週間後の2010年9月8日に発売された[1]。Blu-ray Disc盤での発売は自身初となる。DVD盤発売同日には、DVD「Spa & Treatment」の一般発売盤もリリースされた。

概要

編集

本作は東京事変が四作目のオリジナルアルバムスポーツ』の発売ツアーとして約2年半ぶりに行われた全国ツアー「東京事変 live tour 2010 ウルトラC」より、5月12日東京国際フォーラムホールA公演(2日目)を完全収録したライブ映像集である[1]。特典映像として、ツアーのサプライズ企画としてメンバー各々の出身地公演でのみ行なわれたスペシャル・メニューの映像を収録[1]

また、本作の発売に先駆けて8月11日より各主要配信サイトにて、収録曲より「電波通信」「絶体絶命」「能動的三分間」「スイートスポット」の映像が先行配信された。

収録曲

編集

全作詞:椎名林檎(注記を除く)

#タイトル作詞作曲
1.「勝ち戦」 椎名林檎
2.「FAIR」 浮雲
3.「電波通信」 伊澤一葉
4.「シーズンサヨナラ」(作詞:浮雲) 浮雲
5.OSCA(作詞:浮雲) 浮雲
6.「FOUL」(作詞:浮雲) 浮雲
7.ありあまる富 椎名林檎
8.「生きる」 伊澤一葉
9.「絶体絶命」 
  • 伊澤一葉
  • 椎名林檎
10.遭難 椎名林檎
11.修羅場 椎名林檎
12.能動的三分間 椎名林檎
13.「我慢」 伊澤一葉
14.「スーパースター」 亀田誠治
15.「某都民」 浮雲
16.キラーチューン 伊澤一葉
17.「乗り気」 伊澤一葉
18.「雨天決行」 伊澤一葉
19.「スイートスポット」 
  • 伊澤一葉
  • 椎名林檎
20.丸ノ内サディスティック 椎名林檎
21.閃光少女 亀田誠治
22.「極まる」(作詞:浮雲) 浮雲
特典映像
#タイトル作詞作曲・編曲録音
1.「Release Me」  2010年4月8日/千葉県文化会館
2.「黄昏泣き」  2010年4月22日/福岡サンパレスホテル&ホール
3.「閃光少女」  2010年5月9日/グランキューブ大阪メインホール
4.「慶びの歌」  2010年5月22日/島根県民会館
5.「母の光」  2010年5月23日/倉敷市民会館

東京事変 live tour 2010 ウルトラC

編集

東京事変 live tour 2010 ウルトラC』(とうきょうじへん ライブツアー 2010 ウルトラ・シー)は、2010年3月から5月にかけて行われたライブツアー。2007年に行われたライブハウス・ツアー「東京事変 live tour 2007 Spa & Treatment」より、約2年半ぶりに行われた。

本ツアーの特徴として、開催地はメンバー全員にとって縁の深い(出身地など)都道府県を網羅しており、該当する箇所(千葉、福岡、大阪、島根、岡山)においては、スペシャル・メニューが用意された[注 1]

ライブ演出については、ツアー序盤から中盤にかけて回を重ねるごとにもともと少ないMCをさらに排除してその分曲数を増やし、CGなどの演出も含めてのちの椎名林檎のソロとしてのライブにつながるよりソリッドでシャープな構成に変更して行った[注 2][2][3]

ツアーの舞台・映像演出は児玉裕一が担当[4]

ツアーの日程

編集
公演日 都道府県 会場
2010年3月26日 埼玉 川口総合文化センター リリア
2010年3月28日 栃木 宇都宮市文化会館
2010年4月3日 新潟 新潟県民会館
2010年4月4日 長野 ホクト文化ホール 大ホール
(長野県県民文化会館)
2010年4月8日 千葉 千葉県文化会館
2010年4月10日 宮城 仙台サンプラザホール
2010年4月11日 青森 青森市文化会館
2010年4月15日 福井 福井フェニックスプラザ
2010年4月17日 愛知 愛知県芸術劇場 大ホール
2010年4月18日
2010年4月21日 福岡 福岡サンパレスホテル&ホール
2010年4月22日
2010年4月24日 大分 iichikoグランシアタ
2010年4月29日 北海道 さっぽろ芸術文化の館
2010年5月8日 大阪 グランキューブ大阪メインホール
2010年5月9日
2010年5月11日 東京 東京国際フォーラム ホールA
2010年5月12日
2010年5月15日 香川 アルファあなぶきホール・大ホール
2010年5月20日 広島 広島厚生年金会館
2010年5月22日 島根 島根県民会館 大ホール
2010年5月23日 岡山 倉敷市民会館

セットリスト

編集

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 映像作品には特典映像として収録。
  2. ^ ツアー当初は、首を痛めていた椎名のためにスライドを使った「ご当地コーナー」を用意するなどして普段のツアーより構成に余白部分を多く作っていたが、そのことについて衣装担当の杉山優子とメンバーの伊澤一葉より疑問が提されたことをきっかけに修正をかけた。

出典

編集
  1. ^ a b c 東京事変、ライヴ映像作品『ウルトラC』が発売決定!”. CDジャーナル. 株式会社 音楽出版 (2010年6月4日). 2018年6月11日閲覧。
  2. ^ 「東京事変 肉体と魔法の交差」『SWITCH』第28巻第9号、スイッチ・パブリッシング、2010年9月、46-53頁、2018年6月11日閲覧 
  3. ^ 「大発見」オフィシャル・インタビュー”. 東京事変公式サイト. ユニバーサル ミュージック合同会社. 2018年6月11日閲覧。
  4. ^ 新潟は児玉裕一監督のふるさとなり”. 亀の漫遊記. 亀の恩返し(亀田誠治オフィシャル) (2011年10月16日). 2018年6月11日閲覧。

外部リンク

編集