SUPERRACE CHAMPIONSHIP(スーパーレース・チャンピオンシップ)は、主に韓国を中心とした東アジア地域で行われているモータースポーツの一カテゴリー。

2020年現在は韓国のCJグループ冠スポンサーに就いており、正式名称は『CJ Korea Express SUPERRACE』となっている。

概要編集

2006年韓国GT選手権として発足。翌2007年に現在の名称に改められた[1]。2020年は全9戦で争われる。

韓国ではフォーミュラ・コリア2007年に休止されて以降フォーミュラカーのレースシリーズが存在していないため、ツーリングカーレースではあるが、2020年現在は本シリーズが韓国の自動車レースにおけるトップカテゴリーである[2]

韓国国外でも日本中国などでシリーズ戦を度々開催している。日本での開催歴は以下のとおり。

番場琢青木孝行阪口良平井出有治柳田真孝など、日本人ドライバーも多く参戦している。

クラスとマシン編集

レースは基本的に国際自動車連盟(FIA)のグループA規格準拠のグランドツーリングカーで争われ[4]、2019年は以下の4クラスで争われる。なおタイヤは2013年まではハンコックワンメイクだったが、2014年よりクムホが参入。2019年現在はBMW Mにネクセンも供給されている。

現在のクラス編集

ASA6000
本シリーズの最高峰クラス。436馬力のゼネラルモーターズ製の6.2L V型8気筒エンジンを搭載したマシンで競われる。最低車重は1,190㎏と定められており、2019年まではキャデラック・ATS-Vをモチーフ、2020年からトヨタ・GRスープラをモチーフにしたものを起用。トランスミッションは2017年から従来の5速マニュアルから6速シーケンシャルトランスミッションが許可された。ブレーキは、英国のアルコン製が装着され、サスペンションは韓国のJ5製となっている。2019年より、Artisan Spirit Alloyがタイトルスポンサーになったため、Cadillac6000から名称変更となった。Cadillac6000以前はSUPER6000と呼ばれた時期もあった。
GT
GT1/GT2の2つのクラスが混合して走るクラス。それぞれBOP調整によるパワー制限がかけられているため、ほぼイコールコンディションによるレースとなっている。2シーターで12ヶ月以内に2500台販売された車両なら参加可能。また、後部座席を外した状態なら2シーターと認められる。GT1は3800cc未満の自然吸気エンジンを搭載した後輪駆動車か、2000cc未満の過給機付きエンジンを搭載した前輪駆動車を使用する。かつては、韓国GMワークスがシボレー・クルーズのGT1仕様で参戦していたが、現在は韓国国内で手に入るGT1規定車両が新車ではほぼ存在しないため、実質ヒュンダイ・ジェネシスクーペのワンメイクレースとなっている。GT2は1600cc未満の過給機付きエンジンを搭載した前輪駆動車を使用する。主な車両はアバンテスポーツやヴェロスターだが、稀にキア・シードやi30のような車両も参戦している。
BMW M
BMW・M4を使用したレース。ナンバーの付いたM4(F82)を使用し、ドライバーの安全性を考慮した改造のみが有効とされているが、項目は全て指定されているためワンメイクレースとなる。
Radical Cup Asia
2019年に試験的に6ラウンド行われたレース。全長3,860mm、全幅1,560mm、全高1,020mm内に収められたラディカル・SR1を使用する。最低地上高が400mm存在しないといけない。

過去に存在したクラス編集

Hyundai Avante Cup
2017年から2018年まで開催されていたヒュンダイ・アバンテのワンメイクレース。
Mini challenge Korea
2019年にヒュンダイアバンテカップと代わる形で開催された、グローバルMINI60周年記念大会。JCWクラス/クーパーSクラス/レディースクラスの3つのクラスで争われる。使用する車両はJCWクラスがジョンクーパーワークス(F56)、クーパーSクラスとレディースクラスがクーパーS(F56)を使用する。無改造が条件ながら、上記の2車種を所有するものなら誰でも参加可能だった。
Asian Drifting Cup
2018年に開催されたドリフト大会。Korea Drift Leagueやフォーミュラ・ドリフトで優秀な成績だった選手、KARA(大韓カーレース教会)が選出した選手を招待して開催。日本からも川畑真人藤野秀之が招待され、それぞれ日産・180SXを使用した。その後大会としては独立したが、現在もサポートレースやパフォーマンスショーとして不定期ながらSUPER RACE Championship内で開催している。

脚注編集

[脚注の使い方]

外部リンク編集