児玉好弘
日本のプロ野球選手 (1946-)
児玉 好弘(こだま よしひろ、1946年2月13日 - )は、山口県[1]出身の元プロ野球選手(投手)。
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 山口県 |
生年月日 | 1946年2月13日(78歳) |
身長 体重 |
178 cm 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 1970年 ドラフト外 |
初出場 | 1971年4月10日 |
最終出場 | 1976年6月27日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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来歴・人物
編集山口鴻城高在学時の1962年、2年生ながらチームの主戦投手として夏の甲子園に出場。1回戦は溝部睦投手との継投で大分商に1-0で辛勝。しかし2回戦では西条高(愛媛)の石川洵投手(立大-鐘紡)、村上公康捕手のバッテリーに0-4で完封を喫する。
高校卒業後は、社会人野球の日本軽金属で活躍。1965年のプロ野球ドラフト会議で、東京オリオンズから15位指名を受けたが、これを拒否し残留。エースとして1969年の第40回都市対抗野球大会へ18年ぶりの出場を果たす。1回戦で優勝候補の日本生命と対決、延長10回の熱戦の末、1-3で敗れた。
1970年オフにドラフト外で阪急ブレーブスへ入団[1]。翌春のオープン戦から活躍を見せた。
1971年に6勝、翌1972年には自身シーズン最多となる10勝を挙げリーグ連続優勝に貢献。読売ジャイアンツとの1972年の日本シリーズでは3試合に登板、第2戦では同点の8回裏からリリーフに立つが、堀内恒夫に勝ち越し二塁打を喫し敗戦投手となっている。
その後、1974年オフに白石静生・大石弥太郎両投手との交換トレードで宮本幸信・渡辺弘基と共に広島東洋カープへ移籍[1]したが、カープでは殆んど出番が無かった。1976年には金銭トレードで太平洋クラブライオンズへ移るも、3試合のみの登板に終わり、この年暮れに引退した[1]。
オーソドックスな上手投げからストレート、カーブ、シュート、スライダー。主にシュート、スライダー中心の組み立てをした。スピードは無いが制球が良かった。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1971 | 阪急 | 40 | 2 | 0 | 0 | 0 | 6 | 3 | -- | -- | .667 | 387 | 91.1 | 90 | 13 | 32 | 5 | 4 | 44 | 0 | 0 | 51 | 46 | 4.55 | 1.34 |
1972 | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 4 | -- | -- | .714 | 373 | 94.2 | 88 | 7 | 16 | 2 | 1 | 27 | 0 | 0 | 32 | 28 | 2.65 | 1.10 | |
1973 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | -- | -- | .500 | 217 | 51.2 | 58 | 5 | 11 | 0 | 2 | 18 | 1 | 0 | 28 | 21 | 3.63 | 1.34 | |
1974 | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | -- | 1.000 | 138 | 30.0 | 44 | 5 | 7 | 0 | 2 | 13 | 1 | 0 | 24 | 22 | 6.60 | 1.70 | |
1975 | 広島 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | -- | .000 | 49 | 9.2 | 13 | 3 | 7 | 2 | 0 | 8 | 1 | 0 | 9 | 8 | 7.20 | 2.07 |
1976 | 太平洋 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | -- | .000 | 28 | 6.0 | 11 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 8 | 8 | 12.00 | 1.83 |
通算:6年 | 139 | 3 | 0 | 0 | 0 | 22 | 13 | 0 | -- | .629 | 1192 | 283.1 | 304 | 37 | 73 | 9 | 9 | 111 | 3 | 0 | 152 | 133 | 4.23 | 1.33 |
記録
編集- 初登板:1971年4月10日、対南海ホークス1回戦(大阪球場)、8回裏から4番手で救援登板・完了、1回無失点
- 初勝利:1971年4月25日、対近鉄バファローズ3回戦(日本生命球場)、5回裏から4番手で救援登板・完了、5回1失点
- 初先発登板:1971年5月15日、対ロッテオリオンズ6回戦(東京スタジアム)、3回0/3を6失点で敗戦投手
背番号
編集- 31 (1971年 - 1974年)
- 23 (1975年)
- 34 (1976年)
脚注
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 児玉好弘 - NPB.jp 日本野球機構