かしわコミュニティバス

画像提供依頼:車両の画像提供をお願いします。2009年4月

かしわコミュニティバスは、千葉県柏市2007年11月23日から2013年3月31日まで運行していたコミュニティバスである。またこの項目では、柏市が運行する乗合タクシーかしわ乗合ジャンボタクシー (かしわのりあいジャンボタクシー)、かしわコミュニティバス廃止代替のデマンド型交通カシワニクルについても述べる。

概要編集

柏市の旧沼南町地区では、主に東武バスイーストによって路線バスが運行されていたが、柏駅東口 - 岩井 - 手賀間の路線と柏駅東口/沼南庁舎北口 - 風早中学校 - 高柳駅間の路線の廃止に伴い、一部地区に公共交通空白地区が発生した。

そのため、路線が廃止される地区の交通を補完するとともに、路線バスが運行されていない地区の住民の足を確保する目的で、市は東武バスイーストと染谷交通に委託してコミュニティバス、ジャンボタクシーの運行を開始した。またそれに先立って、バスが運行できない狭隘道路の交通をカバーする目的で、ジャンボタクシーの旧柏市内の路線の運行が開始されている。

2007年11月23日、かしわコミュニティバスが運行開始。東武バスイースト沼南営業所が運行受託していた。しかしその後、路線の見直しなどに伴い、2013年3月31日をもってコミュニティバスの路線は全て運行終了した。赤字などを理由に廃止されるコミュニティバスは少なくないが、開業から5年半も経たずに廃止されたのは極めて短命と言える

コミュニティバスの廃止代替として、デマンド型交通である「カシワニクル」が運行開始した。カシワニクルは逆井駅、沼南の里および旧沼南町地区に400箇所の乗降可能場所が設けられている。

沿革編集

運行内容編集

運行委託事業者編集

  • かしわコミュニティバス - 東武バスイースト(沼南営業所)
  • かしわ乗合ジャンボタクシー - 染谷交通
  • カシワニクル - 沼南タクシー・千代田観光・北柏交通・合同タクシーのいずれか

運賃編集

「かしわコミュニティバス」・「かしわ乗合ジャンボタクシー」は全コース均一運賃。

  • 中学生以上は200円。小学生、障害者は100円 (同乗する介護者も1人まで100円) 。
  • 回数券が発売されており、700円分の券を500円で購入できる。

「カシワニクル」の運賃は以下のとおり。

  • 旧沼南町のうち、大津ヶ丘などの西部を対象とした「A区域」、手賀や布瀬などの東部を対象とした「B区域」があり、区域内であれば300円。それ以外は500円。

路線編集

現行路線 (かしわ乗合ジャンボタクシー)編集

 
かしわ乗合ジャンボタクシーの車両
高柳・金山コース(2011年2月6日)

かしわ乗合ジャンボタクシーは高柳・金山、南増尾、逆井の3コースで運行されている。また、高柳・金山の各コースは沼南庁舎バス乗継場にて東武バスの各路線と乗り継ぎが可能である。

高柳・金山コースが1日6便、1時間30分 - 2時間間隔で運行されている。南増尾、逆井コースは共に10便で、1時間間隔の運行となっている。年末年始(12月29日 - 1月3日)には全便が運休となる。

ジャンボタクシーの車両は定員が9名と少なく、満員の場合は次の便まで待たされることもあるので注意が必要である。

高柳・金山コース
  • 沼南庁舎バス乗継場 - 沼南社会福祉センター - 南部老人福祉センター - 高柳駅 - 藤ケ谷 - 金山 - 沼南体育館 - 高柳駅 - 南部老人福祉センター - 沼南社会福祉センター - 沼南庁舎バス乗継場
南増尾コース
  • 南部老人福祉センター - 逆井駅前 - リフレッシュプラザ柏 - 南増尾6丁目 - 逆井南郵便局 - リフレッシュプラザ柏 - 逆井駅前 - 南部老人福祉センター
逆井コース
  • 南部老人福祉センター - 逆井駅前 - 南部クリーンセンター - 柏陵高校入口 - 逆井南郵便局 - リフレッシュプラザ柏 - 逆井駅前 - 南部老人福祉センター

廃止路線 (かしわコミュニティバス)編集

かしわコミュニティバスは、岩井コース、若白毛コースの2路線が存在した。いずれも沼南庁舎バス乗継場にて東武バスの各路線と乗り継ぎが可能であった。

ダイヤは、岩井コースは1日3.5往復 (始発・最終便は沼南庁舎バス乗継場 - 手賀の丘公園片山間のみ運行)、30分 - 3時間間隔。若白毛コースが1日4往復、30分 - 4時間間隔。毎日運行されていた。

岩井コース
  • 逆井駅東口 - 沼南社会福祉センター - 風早中学校 - 沼南庁舎バス乗継場 - 五條谷 - 岩井 - 泉入口 - 手賀の丘公園片山
若白毛コース
  • 逆井駅東口 - 沼南社会福祉センター - 風早中学校 - 沼南庁舎バス乗継場 - 若白毛 - 泉入口 - 手賀 - 布瀬

車両編集

かしわコミュニティバスの車両編集

2007年の開業にあたり専用車両が2台用意された。CNG改造車(9914号車、柏200か33)と通常のディーゼル車(9912号車、柏200か32)が1台ずつ使用されており、常時運行は1台、予備車1台であった[1][2]

東武バスカラーの上から「バスで行こう!人と環境にやさしい交通システム」という文字の書かれた水色のラッピングが施されていた[3][4]。2013年のかしわコミュニティバス廃止後、CNG車の9914号車は除籍されている。

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集