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東武バスイースト沼南営業所(とうぶバスイーストしょうなんえいぎょうしょ)は、東武バスイーストの営業所の一つ。西柏営業事務所の傘下である。

車庫・折り返し場の機能を持つ名戸ヶ谷バス停[1]

一部の便が千葉県流山市松戸市へと乗り入れるほかは、全て千葉県柏市内での運行。沼南営業所は常磐線を境に、柏市の南部を営業エリアとする。

目次

所在地編集

千葉県柏市金山字宮後原1008

  • 「沼南車庫」バス停が最寄りの停留所である。

沿革編集

前身は1962年昭和37年)に設置された柏営業所だが、一部の路線は東武野田線の前身である総武鉄道が運行していたバス路線を起源に持つ。現在地に移転する前は、国道16号に面した柏公園入口交差点付近(現在はかねたや・島忠が出店)に存在した。

  • 1962年(昭和37年)7月 - 野田営業所柏出張所が柏営業所に昇格。
  • 1982年(昭和57年)11月 - 西柏出張所を設置。
  • 1986年(昭和61年)5月 - 西柏出張所を営業所に昇格。(現在の西柏営業事務所)
  • 1989年平成元年)4月 - 現在地に移転し、沼南営業所を設置。
  • 2002年(平成14年)4月 - 東武鉄道のバス事業分社化により、東武バスイースト沼南営業所となる。
  • 2008年(平成20年)3月8日 - 西柏営業事務所と共にICカードPASMOを導入。

輸送人員編集

現行路線編集

管轄する路線は、主に柏駅東口発着と南柏駅東口発着に分けられる。

柏駅東口発着編集

大きく分けて旧沼南町方面と、名戸ヶ谷日立台・常盤台(いずれも柏四中学区)経由および南柏駅方面があり、柏駅へのアクセスを担う。柏駅周辺に一方通行路が存在する関係で、その周辺はループ状運行となり、駅方向のみ柏二丁目停留所がある(降車専用)。また、休日日中は柏駅東口の駅前通りが歩行者天国となるため、迂回ルートによって運行される。(柏駅の項を参照)

旧沼南町方面編集

下記は、柏駅と旧沼南町中心部(大津ケ丘周辺地区)を結び、そこから旧沼南町の各方面へ向かう路線である。同じく柏駅と旧沼南町中心部を結ぶ阪東自動車の路線もあるが、東武バスでは県道282号を経由するのに対し、阪東自動車は国道16号を経由する面で棲み分けがされている。また、各路線とも日中時間帯[3]は沼南庁舎バス乗継場を経由する。

  • 柏22 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - (沼南庁舎バス乗継場) - 小野塚台

終点の小野塚台停留所は阪東自動車の手賀の杜ニュータウン停留所とほぼ同位置にあり、折返し場を共用している。

  • 柏25 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - (沼南庁舎バス乗継場) - 雉子打 - 若白毛 - 手賀 - 布瀬

柏25系統は、かつては旧沼南町内は県道282号のみを走行して布瀬まで運転していた。現在はかつて運転されていた手賀行きと統合され、全便一度県道282号を離れて手賀を経由してから再度県道282号に戻って布瀬に向かう形態となっている。

  • 柏27 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - (沼南庁舎バス乗継場) - 雉子打 - 若白毛 - 手賀の丘公園
  • 柏31 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - 沼南庁舎バス乗継場・沼南庁舎前 - セブンパークアリオ柏前 - 沼南車庫(深夜バス有り)

柏31系統は、沼南車庫行きは沼南庁舎バス乗継場(日中時間帯はバスロータリー内、それ以外の時間は道路沿いのバス停に停車)を終日経由し、柏駅東口行きは沼南庁舎前を終日経由する。 2016年3月21日に、柏31系統の旧「宮後原」停留所付近に「セブンパーク アリオ柏」が同年4月25日開業予定[4]であることから、停留所名を「セブンパークアリオ柏前」に改称し、あわせて、開業準備の従業員向けに当系統を大幅増便した。現在、運行本数は当系統が最も多くなっており、沼南地区のメイン路線となっている。上記3路線の出入庫として使われるほか、柏駅 - 車庫をピストンする運用も存在する。遅番の従業員などに配慮し深夜バスも設けられた[5]。4月25日の開業後も、ダイヤには変更がない。

  • 柏35 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - (沼南庁舎バス乗継場) - 雉子打 - 工業団地中央 - 沼南車庫

上記のアリオ柏のオープンにともなうダイヤ改正によって新規開業した路線。周辺の沼南工業団地の従業員に配慮する形で、平日に多めに運行される。

名戸ヶ谷・新柏駅・南柏駅方面編集

本稿では、旧沼南町方面へ向かう以外の路線を述べる。
柏28系統は、1時間に3本程度、柏33系統は1時間に1~2本程度運行される。その一方、南柏駅方面はあわせて1日4往復と本数が非常に少ない。2013年3月11日以降、富里を経由して酒井根方面へ向かう南柏02系統は、1日1往復のみ、逆井入口を経由して南柏駅へ向かう柏26系統は、1日3往復の運行となった。南柏04系統も1日1往復設定されていたが、2013年3月10日で廃止された[6]
  • 柏26 柏駅東口 - 新田原 - 名戸ヶ谷 - 逆井入口 - 酒井根 - 光ヶ丘 - 麗澤幼稚園・麗澤中高前 - 今谷 - 南柏駅東口(1日3往復のみ)

名戸ヶ谷や旧土村地域を経由し、南柏駅に向かう路線で、1日3往復のみ設定されている(2013年3月11日改正以前は5往復)。系統番号からもわかるように、柏駅を起点とする路線だが、南柏駅発着路線の車両で運行される。

  • 柏28 柏駅東口 - 富里 - 常盤台 - 名戸ヶ谷

柏28系統は、東武バスイースト設立前の2001年までは「緑ヶ丘循環」としての運転が主流で、亀甲台中央・名戸ヶ谷を経由する便は稀であった。後に柏28系統を中心の運行となり、2001年までとは逆に千代田町・NTT住宅を経由する柏20系統は1日10往復程度となっていた。柏20系統は利用者の減少に伴い、2014年9月28日で廃止され、後述する新柏駅方面の路線に転換された。柏レイソルのホームスタジアムである、日立柏サッカー場最寄りの日立台停留所を経由する関係で、同球場で試合が開催される場合には臨時便が運行されることがある。

  • 柏29 名戸ヶ谷→新田原→柏駅東口

柏駅と名戸ヶ谷を新田原経由で結ぶ路線であるが、現在では柏駅行きの便が平日2本運行されるのみである。

  • 柏33 柏駅東口 - 新田原 - 名戸ヶ谷 - 新柏駅
  • 新柏01 新柏駅 - 名戸ヶ谷

上記2系統は、新柏駅東口の駅前広場改修工事完成に伴い、2014年9月29日に新規開業した路線である。柏29系統の路線延長でもある[7]

  • 柏駅東口 - 芝浦工大柏中高 (直通、平日・土曜ダイヤの7:45・7:55・8:15・8:20のみ)

南柏駅東口発着編集

主に酒井根・光ヶ丘方面の住宅地と南柏駅を結ぶバスが頻繁に運行されている。

南柏駅 - 光ヶ丘間で、今谷、麗澤幼稚園・麗澤中高前を経由するのは南柏01・04・05・06・07系統、豊住を経由するのは南柏02系統である。光ヶ丘 - 酒井根間で竜光寺前を経由するのは南柏01・02・05系統、中原を経由するのは南柏04・07系統である。なお、今谷、麗澤幼稚園・麗澤中高前を経由する便は、学校自体が流山市に存在する柏市立光ヶ丘小学校付近を通過するため、この部分のみ流山市を通過することになる。北小金01系統も流山市を走行するため、当駅を発着する系統では、南柏02系統のみが全区間柏市内での運行となる。なお、2019年4月1日の名称変更以前の「麗澤幼稚園・麗澤中高前」は「廣池学園」という名称であり[8]、2013年3月11日のダイヤ改正以前の「廣池学園」は「広池学園」という名称であった[6]

今谷方面編集

沿線には光ヶ丘団地などの大規模住宅を抱えるほか、廣池学園への通学輸送もあり、1日あたりの運行本数は非常に多くなっている。
  • 南柏01 南柏駅東口 - 今谷 - 麗澤幼稚園・麗澤中高前 - 光ヶ丘 - 竜光寺前 - 酒井根

南柏駅から酒井根までを最短経路で結ぶが、当系統は出入庫としての特性が強い。そのため、運行本数は少なく、その間隔もまばらである。

  • 南柏04 南柏駅東口 - 今谷 - 麗澤幼稚園・麗澤中高前 - 光ヶ丘 - 中原 - 酒井根(深夜バス有り)
  • 南柏07 南柏駅東口 - 今谷 - 麗澤幼稚園・麗澤中高前 - 光ヶ丘 - 中原 - 増尾ニュータウン - 増尾駅

上記2路線は光ヶ丘から分岐し、中原・増尾ニュータウンを経由する。南柏04は南柏05と並んで運行本数が多く、今谷を経由する系統のもう一つの幹線となっている。南柏07系統は、利用者減少に伴い2013年3月10日で廃止された南柏03系統および増尾01系統を統合した路線で、経由地を主力路線の南柏04系統と同じ中原経由とし、南柏07系統として増尾駅まで運行[6]。こちらは1時間に1本程度運行される。

  • 南柏05 南柏駅東口 - 今谷 - 麗澤幼稚園・麗澤中高前 - 光ヶ丘 - 竜光寺前 - 酒井根 - 南部クリーンセンター(深夜バス有り)

酒井根から先、青葉台・南増尾地区を経由し、南部クリーンセンターまで至る路線である。こちらも沿線には多数の住宅を抱えているため、終日利用客が多く、今谷を経由する系統の主力路線であり、平日のみ深夜バスの運行もある。

  • 南柏06 南柏駅東口 - 今谷 - 麗澤幼稚園・麗澤中高前

麗澤大学学生・麗澤中学・高校生徒の通学向けの路線である。そのため、麗澤幼稚園・麗澤中高前行きは朝のみ、南柏駅行きは夕方のみで、運行時間帯と方向に偏りがみられる。麗澤大学・高校・中学の入試、TOEICなどの各種資格試験実施、モラロジー研究所での集会などといった、廣池学園での多客対応では臨時に運行されることがあり、この場合のみ麗澤幼稚園・麗澤中高前発の便も設定される。

豊住方面編集

  • 南柏02 南柏駅東口 - 豊住 - 光ヶ丘 - 竜光寺前 - 酒井根(深夜バス有り)
  • 南柏02 南柏駅東口 - 豊住 - 光ヶ丘
  • 南柏02 柏駅東口 - 富里 - 南柏駅東口 - 豊住 - 光ヶ丘 - 竜光寺前 - 酒井根(1日1往復のみ)

南柏02系統は、南柏駅から豊住を経由して酒井根に至る路線である。南柏駅 - 酒井根間の運行が主体となっており、朝と夕方以降の一部便は光ヶ丘発着となる。なお、当系統の光ヶ丘停留所は、団地の東側にあり、今谷系統の同停留所からは少し離れた位置にある。また、光ヶ丘発着の一部は南柏06系統の出入庫運用を兼ねている(光ヶ丘 - 麗澤幼稚園・麗澤中高前間は回送)。南柏駅から先、柏駅方面へ向かう便は、2013年3月11日のダイヤ改正で1日1往復のみの運行となった。

北小金駅方面編集

当営業所では唯一松戸市に乗り入れる路線で、日中は30~40分間隔で運行。

廃止された路線編集

主に柏駅と沼南町方面を結ぶ路線の再編が行われ、長距離路線の多くが廃止となった。これにより生じた公共交通空白地帯の一部には「かしわコミュニティバス」が新たに運行され補われていたが、2013年3月廃止。以後はデマンド型交通の「カシワニクル」に移行される。

  • 柏20 柏駅東口 - 緑ヶ丘 - 千代田町 - 柏駅東口(緑ヶ丘循環)
  • 柏20 柏駅東口 - 緑ヶ丘 - 千代田町 - 第五小学校前(緑ヶ丘循環の出入庫系統)
  • 柏20 柏駅東口 - 緑ヶ丘 - 亀甲台中央 - 柏駅東口(亀甲台循環)
    上記3路線は2001年、主に柏28 名戸ヶ谷線に再編。
  • 柏20 柏駅東口 - 千代田町 - 名戸ヶ谷
    柏28に再編後も、1日10往復程度運行されていたが、2014年9月28日廃止。
  • 柏21 柏駅東口 - 戸張
    2002年、阪東自動車に移管。
  • 柏22 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - 風早中学校 - 高柳駅
  • 柏22 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - 自衛隊正門 - 藤ケ谷新田 - 大木戸 - 新田原 - 柏駅東口(自衛隊循環)
  • 柏22 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - 自衛隊正門
  • 柏22 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - 自衛隊正門 - 藤ケ谷新田
    自衛隊正門(下総航空基地)付近ではちばレインボーバスの区間が並走しており現在も運行(五香駅 - 六実駅 - 高柳駅 - 白井駅・白井車庫)
  • 柏23 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - 岩井 - 手賀
  • 柏24 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - 若白毛 - 手賀
  • (旧)柏25 柏駅東口 - 新田原 - 大木戸 - 若白毛 - 布瀬
    上記3路線は、柏25 手賀経由布瀬行きに再編。
  • 柏30 柏駅東口 - (直行)沼南高校南口 (途中のバス停には停車しない。沼南高校に通うスクールバス的な存在だが以前は一般路線として運行していた。)
  • 高柳01 沼南庁舎北口 - 風早中学校 - 高柳駅
  • 南柏03 南柏駅東口 - 今谷 - 広池学園(現:廣池学園) - 光ヶ丘 - 増尾センター前 - 増尾駅(2013年3月10日廃止)
  • 増尾01 増尾駅 - 増尾ニュータウン - 酒井根(2013年3月10日廃止)
    上記2路線は2013年3月11日、南柏07に再編。増尾センター前などのバス停は廃止。
  • 沼南01 逆井駅東口 - 沼南社会福祉センター - 沼南庁舎バス乗継場 - 布瀬
  • 沼南02 逆井駅東口 - 沼南社会福祉センター - 沼南庁舎バス乗継場 - 手賀の丘公園片山
  • 沼南03 逆井駅東口 - 沼南社会福祉センター - 沼南庁舎バス乗継場 - 道の駅しょうなん
  • 沼南04 逆井駅東口 - 沼南社会福祉センター - 沼南庁舎バス乗継場
  • 沼南05 沼南社会福祉センター - 沼南庁舎バス乗継場 - 道の駅しょうなん - 手賀の丘公園片山
    上記5路線はかしわコミュニティバスとして運行されていたが、2013年3月31日で廃止。
  • 柏32 柏駅東口 → 新田原 → 大木戸 → 沼南庁舎バス乗継場
    1日1便のみの運行、2016年3月20日廃止

関連項目編集

参考文献編集

外部リンク編集