ウィズ・ザ・ビートルズ

ビートルズのアルバム

ウィズ・ザ・ビートルズ("With the Beatles")はイギリスにおいて1963年11月22日(金)に発売されたビートルズ2作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム

ウィズ・ザ・ビートルズ
ビートルズスタジオ・アルバム
リリース
録音 アビー・ロード・スタジオ
1963年7月18日 - 10月23日
ジャンル ロック
時間
レーベル パーロフォン
PMC 1206 (monaural LP)
PCS 3045 (stereo LP)
CDP 7 46436 2 (monaural CD)
プロデュース ジョージ・マーティン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
ビートルズ U.K. 年表
プリーズ・プリーズ・ミー
(1963年)
ウィズ・ザ・ビートルズ
(1963年)
The Beatles' First
(1964年)
ビートルズ 日本 年表
ザ・ビートルズ1967年〜1970年
(1973年)
ウィズ・ザ・ビートルズ
(1976年)
プリーズ・プリーズ・ミー
(1976年)
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目次

解説編集

概略編集

1963年11月22日(金)にイギリスで発売。このアルバムからモノラル盤とステレオ盤が同じ日に発売されるようになった。

ジョージ・ハリスン初の作詞作曲「ドント・バザー・ミー」を含む8曲が自作曲で6曲がカヴァー。ほとんどがモータウンR&B。先行シングル曲を収録せず、すべてアルバム用に曲を用意している(ただし、ダイジェスト編として4曲入りのEP盤"All My Loving"を発売。)。前作と比較し演奏やアレンジなどで大きな進歩がみられる。

モノラル盤は1987年2月26日にCD発売され、ステレオ盤は2009年9月9日にCD発売された。

日本では来日記念盤として『ステレオ! これがビートルズ Vol.2』と題して曲順替えされたものがリリースされ、イギリスと同内容では1976年にリリースされた。アメリカでは1987年のCD発売までリリースされなかった。本作収録曲は『ミート・ザ・ビートルズ』『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』に分解してリリースされ、含まれる曲も異なった(2つのアルバムにはビートルズがアルバムに入れないという方針でリリースしていたシングル曲も含まれていた)。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500において第420位にランクされている。

アルバム・ジャケット編集

前作のアルバム・ジャケットはカラー写真で、アイドル・グループのアルバム風だったが、この作品は白黒写真で、彼らの顔に片側からライトを当てて、光の当たらない側半分を影にして撮影するという当時としては画期的な手法(通称:ハーフ・シャドウ)が用いられた。このジャケット写真を撮影したのはロバート・フリーマンであるが、アイディアはハンブルク巡業時代に知り合った友人、アストリッド・キルヒヘルのもの。メンバーはハンブルクでアストリットが撮影していた写真をフリーマンに見せて、同様のものにしてほしいと要請した[2]。このアルバムジャケット以降、レコード・ジャケットがアート作品として注目されるきっかけになり、『アビイ・ロード』のジャケット同様、多くの模倣やパロディを生んだ。ヴァン・ヘイレンのアルバム『OU812』も同じ手法で撮影されたジャケットを用いている。

収録曲編集

アナログA面編集

  1. イット・ウォント・ビー・ロング - It Won't Be Long (Lennon - McCartney)
    演奏時間:(2'15" - monaural version)(2'13" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョン・レノン
  2. オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ - All I've Got to Do (Lennon - McCartney)
    演奏時間:(2'05" - monaural version)(2'02" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョン・レノン
  3. オール・マイ・ラヴィング - All My Loving (Lennon - McCartney)
    演奏時間:(2'12" - monaural version)(2'07" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ポール・マッカートニー
  4. ドント・バザー・ミー - Don't Bother Me (Harrison)
    演奏時間:(2'31" - monaural version)(2'28" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョージ・ハリスン
  5. リトル・チャイルド - Little Child (Lennon - McCartney)
    演奏時間:(1'49" - monaural version)(1'46" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョン・レノン
  6. ティル・ゼア・ウォズ・ユー - Till There Was You (Willson)
    演奏時間:(2'18" - monaural version)(2'13" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ポール・マッカートニー
    ミュージカル『ミュージック・マン』ナンバーのカヴァー。
  7. プリーズ・ミスター・ポストマン - Please Mister Postman (Dobbin - Garrett - Garman - Brianbert)
    演奏時間:(2'38" - monaural version)(2'34" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョン・レノン
    マーヴェレッツのカヴァーの楽曲のカヴァー。

アナログB面編集

  1. ロール・オーヴァー・ベートーヴェン - Roll over Beethoven (Berry)
    演奏時間:(2'48" - monaural version)(2'45" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョージ・ハリスン
    チャック・ベリーの楽曲のカヴァー。
  2. ホールド・ミー・タイト - Hold Me Tight (Lennon - McCartney)
    演奏時間:(2'34" - monaural version)(2'31" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ポール・マッカートニー
    ステレオ・ヴァージョンは手拍子がエンディング直前で止まる。
  3. ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー - You Really Got a Hold on Me (Robinson)
    演奏時間:(3'04" - monaural version)(3'01" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョンレノン、ジョージ・ハリスン
    スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの楽曲のカヴァー。
  4. 彼氏になりたい - I Wanna Be Your Man (Lennon - McCartney)
    演奏時間:(2'00" - monaural version)(1'59" - stereo version)、リード・ヴォーカル:リンゴ・スター
    ローリング・ストーンズに提供した楽曲のセルフ・カヴァー。
  5. デヴィル・イン・ハー・ハート - Devil in Her Heart (Drapkin)
    演奏時間:(2'29" - monaural version)(2'26" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョージ・ハリスン
    ドネイズのカヴァー曲。オリジナル・タイトルは「デヴィル・イン・ヒズ・ハート」 - "Devil in His Heart" である。
  6. ナット・ア・セカンド・タイム - Not a Second Time (Lennon - McCartney)
    演奏時間:(2'12" - monaural version)(2'06 - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョン・レノン
    ステレオ・ヴァージョンはモノラル・ヴァージョンに比較してフェード・アウトが早い。
  7. マネー - Money (That's What I Want) (Bradford - Gordy)
    演奏時間:(2'48" - monaural version)(2'49" - stereo version)、リード・ヴォーカル:ジョン・レノン
    バレット・ストロングの楽曲のカヴァー。
    ステレオ・ヴァージョンはイントロ部分にエコーがかかり、手拍子が入らない。

関連文献編集

脚注編集

外部リンク編集