プリーズ・プリーズ・ミー (アルバム)

ビートルズのアルバム
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プリーズ・プリーズ・ミー』(Please Please Me[注釈 1])は、ビートルズ初のイギリス盤公式オリジナル・アルバム。1963年3月22日にモノラル盤、4月26日にステレオ盤がそれぞれ発売された。

『プリーズ・プリーズ・ミー』
ビートルズスタジオ・アルバム
リリース
録音
ジャンル
時間
レーベル パーロフォン
プロデュース ジョージ・マーティン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
後述を参照
ゴールドディスク
後述を参照
ビートルズ U.K. 年表
  • プリーズ・プリーズ・ミー
  • (1963年)
ビートルズ 日本 年表
  • プリーズ・プリーズ・ミー
  • (1976年)
『プリーズ・プリーズ・ミー』収録のシングル
  1. ラヴ・ミー・ドゥ
    リリース: 1962年10月5日
  2. プリーズ・プリーズ・ミー
    リリース: 1963年1月11日
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『ステレオ! これがビートルズ Vol.1』
ビートルズコンピレーション・アルバム
リリース
録音 1962年9月1日、11月26日、1963年2月11日、20日
ジャンル
レーベル 日本の旗 オデオン / 東芝音楽工業
プロデュース ジョージ・マーティン
ビートルズ 日本 年表
  • ステレオ! これがビートルズ Vol.1
  • (1966年)
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全14曲のうち、シングルとして既に発売されていた4曲を除く10曲が1963年2月11日に録音されるなど短期間で制作されたアルバムで、発売から6週目の全英アルバムチャートで最高位1位を獲得。その後次作『ウィズ・ザ・ビートルズ』が第1位を獲得するまで30週連続で1位を保った[6]

制作

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本アルバムは、2作目のシングル『プリーズ・プリーズ・ミー』(1963年1月11日発売)のヒットを受けて急遽制作されることとなった。当初はキャヴァーン・クラブで観客を前にした録音が計画されたが、キャヴァーン・クラブが音を録音する環境として適切でなかったので、EMIレコーディング・スタジオにてスタジオ・ライヴ形式での録音が行なわれた[7]。録音作業は、午前と午後の2回で予定され、後から夕方からのセッションが追加された[8]

1963年2月11日の午前10時にスタジオに入ったビートルズとプロデューサーのジョージ・マーティンは、約3時間の作業を3回繰り返し、10時間弱でシングルで既に発表されていた4曲を除く10曲を録音、1日でアルバムを完成させた。時間と予算が限られていたことから、ほとんどの曲は原則一発録り[注釈 2]で制作された。また、収録曲14曲中6曲は、当時のビートルズが好んで演奏していたアメリカのR&Bロックンロールなどのカヴァー曲で占められている。「ホールド・ミー・タイト」もこの時録音されたが、次のアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』に収録された[9]。録音当日、ジョン・レノンは風邪をひいており、その影響でヴォーカルがやや鼻声になっている。ジョージ・マーティンはジョンの体調を考慮し、「ツイスト・アンド・シャウト」をセッションの最後に2テイク録音し、第1テイクを採用した。解散後にジョンは『ビートルズの(当時の)ライヴ感の生々しさを出しているという点では、このアルバムが一番近い』と発言している。なお、2月20日にマーティンによって「ベイビー・イッツ・ユー」にセレスタ、「ミズリー」にピアノがオーバー・ダビングされているが、このセッションにビートルズは関与していない[10]

アルバム名が決定するまで、マーティンは「Off the Beatle Track」とすることを考えていた。このタイトルは、1964年にマーティンが発売したオーケストラのアルバムに使用された[11]

アートワーク

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ロンドン動物学会名誉フェローだったジョージ・マーティンは、ロンドン動物園の昆虫コーナーの外でビートルズのメンバーにポーズをとらせた写真をジャケットに用いることを考案した。しかし、この提案は却下され、写真家のアンガス・マクビーン英語版マンチェスター・スクエアにあるEMI本社の吹き抜けからメンバーが見下ろしている写真を撮影するように依頼された[11]。発売から7年後の1969年に同じ場所、同じ構図で撮影された写真が未発表アルバム『Get Back』[注釈 3]に使用される予定となっていた。1963年と1969年に撮影された写真は、それぞれ1963年に発売されたEP『ビートルズ No.1』、1973年に発売された『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』に使用された。

発売

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1963年当時の慣習でモノラル盤は3月22日、ステレオ盤は4月26日に発売された。モノラル盤とステレオ盤の発売日が異なっているのはビートルズのアルバムでは唯一の事例である。録音は実質1日、既発曲の4曲を含めても計3日間という極端な短期間で制作されたが、同アルバムは発売と当時に大ヒットし、イギリスのメロディ・メーカー誌上で第1位を30週連続記録した[12]。また本作に代わって第1位を奪取したのは次作アルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』だった。

CDは1987年2月26日にモノラル盤のみで発売され、ステレオ盤CDは2009年9月9日に発売された。ステレオ・バージョンが存在しない「ラヴ・ミー・ドゥ」と「P.S.アイ・ラヴ・ユー」の2曲は、当初は疑似ステレオ・バージョンでLP盤に収録されていたが、CDにはモノラル・バージョンのままで収録されている。

日本では「来日記念盤」という形で、曲順とジャケット・デザインを変えて、写真集を付けた形で『ステレオ! これがビートルズ Vol.1』のタイトルで1966年に発売。イギリス盤と同じ曲順とデザインで発売されたのは10年後の1976年6月だった。アメリカではCDが発売される1987年まで発売されず、一部の楽曲をカットした編集盤が1964年にヴィージェイ・レコードから『Introducing... The Beatles』 のタイトルで、1965年にキャピトル・レコードから『ジ・アーリー・ビートルズ』と題されて発売された。

評価

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現在も名盤と評価され『ローリング・ストーン』・「オールタイム・ベスト・アルバム500」において39位[13]、「オールタイム・ベスト・デビュー・アルバム100」において第17位を記録。

収録曲

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アナログA面
#タイトル作詞・作曲リード・ボーカル時間
1.アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(I Saw Her Standing There) ポール・マッカートニー
2.ミズリー(Misery) 
3.アンナ(Anna (Go To Him))アーサー・アレキサンダージョン・レノン
4.チェインズ(Chains)ジョージ・ハリスン
5.ボーイズ(Boys)リンゴ・スター
6.アスク・ミー・ホワイ(Ask Me Why) ジョン・レノン
7.プリーズ・プリーズ・ミー(Please Please Me) 
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
合計時間:
アナログB面
#タイトル作詞・作曲リード・ボーカル時間
1.ラヴ・ミー・ドゥ(Love Me Do) 
  • ポール・マッカートニー
  • ジョン・レノン
2.P.S.アイ・ラヴ・ユー(P.S. I Love You) ポール・マッカートニー
3.ベイビー・イッツ・ユー(Baby It's You)ジョン・レノン
4.ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット(Do You Want To Know A Secret) ジョージ・ハリスン
5.蜜の味(A Taste Of Honey)ポール・マッカートニー
6.ゼアズ・ア・プレイス(There's A Place) 
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
7.ツイスト・アンド・シャウト(Twist And Shout)ジョン・レノン
合計時間:
『ステレオ! これがビートルズ Vol.1』(アナログA面)
#タイトル作詞・作曲リード・ボーカル時間
1.「プリーズ・プリーズ・ミー」(Please Please Me) 
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
2.「アンナ」(Anna (Go To Him))アーサー・アレキサンダージョン・レノン
3.「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」(I Saw Her Standing There) ポール・マッカートニー
4.「ボーイズ」(Boys)
  • ルーサー・ディクソン
  • ウェス・ファレル
リンゴ・スター
5.「ミズリー」(Misery) 
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
6.「チェインズ」(Chains)
  • ジェリー・ゴフィン
  • キャロル・キング
ジョージ・ハリスン
7.「アスク・ミー・ホワイ」(Ask Me Why) ジョン・レノン
合計時間:
『ステレオ! これがビートルズ Vol.1』(アナログB面)
#タイトル作詞・作曲リード・ボーカル時間
1.「ツイスト・アンド・シャウト」(Twist And Shout)
  • フィル・メドレー
  • バート・ラッセル
ジョン・レノン
2.「蜜の味」(A Taste Of Honey)
  • ボビー・スコット
  • リック・マーロー
ポール・マッカートニー
3.「ラヴ・ミー・ドゥ」(Love Me Do) 
  • ポール・マッカートニー
  • ジョン・レノン
4.「ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット」(Do You Want To Know A Secret) ジョージ・ハリスン
5.「ベイビー・イッツ・ユー」(Baby It's You)
  • マック・デヴィッド
  • ルーサー・ディクソン
  • バート・バカラック
ジョン・レノン
6.「ゼアズ・ア・プレイス」(There's A Place) 
  • ジョン・レノン
  • ポール・マッカートニー
7.「P.S.アイ・ラヴ・ユー」(P.S. I Love You) ポール・マッカートニー
合計時間:

クレジット

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※出典[15]

ビートルズ
外部ミュージシャン・スタッフ

チャート成績

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オリジナル盤
チャート (1963年) 最高位
ドイツ (Offizielle Top 100)[16] 4
UK アルバムズ (OCC)[17] 1
1987年再発盤
チャート (1987年) 最高位
日本 (オリコン) 3
オランダ (MegaCharts)[18] 24
UK アルバムズ (OCC)[19] 32
2009年再発盤
チャート (2009年) 最高位
オーストリア (Ö3 Austria)[20] 75
ベルギー (Ultratop Flanders)[21] 76
ベルギー (Ultratop Wallonia)[22] 78
日本 (オリコン)[23] 27
オランダ (MegaCharts)[18] 89
フィンランド (Suomen virallinen lista)[24] 25
イタリア (FIMI)[25] 64
オランダ (MegaCharts)[18] 89
ニュージーランド (RMNZ)[26] 32
ポルトガル (AFP)[27] 29
スペイン (PROMUSICAE)[28] 53
スウェーデン (Sverigetopplistan)[29] 27
スイス (Schweizer Hitparade)[30] 74
UK アルバムズ (OCC)[31] 38
チャート (2010年) 最高位
US Billboard 200[32] 155

認定

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国/地域 認定 認定/売上数
アルゼンチン (CAPIF)[33] Platinum 60,000^
オーストラリア (ARIA)[34] Gold 35,000^
カナダ (Music Canada)[35] Gold 50,000^
デンマーク (IFPI Danmark)[36] Platinum 20,000 
ニュージーランド (RMNZ)[37]
Reissue
Gold 7,500^
イギリス (BPI)[38]
2009年以降の売上
Platinum 300,000 
アメリカ合衆国 (RIAA)[39] Platinum 1,000,000^

^ 認定のみに基づく出荷枚数
  認定のみに基づく売上数と再生回数

  英国レコード産業協会による認定は、1994年以降の売上によるもの[40]

脚注

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注釈

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  1. ^ パッケージには「Please Please Me with Love Me Do and 12 Other Songs」と記載されている。
  2. ^ 当時は2トラック録音なので、歌と演奏を同時録音し、それぞれが1つずつのトラックに録音された
  3. ^ のちに編集が加えられて『レット・イット・ビー』となった。

出典

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  1. ^ Pop/Rock " British Invasion " Merseybeat”. AllMusic. 2018年11月3日閲覧。
  2. ^ Carlin, Peter Ames (2009-11-03). Paul McCartney: A Life. Simon & Schuster. p. 82. ISBN 1-4165-6209-5. https://books.google.com/books?id=W8R4LS2LYxYC&pg=PA82#v=onepage&q&f=false 
  3. ^ Please Please Me is "one of the greatest first albums in rock", in Rolling Stone's The 100 Best Debut Albums of All Time
  4. ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Please Please Me - The Beatles | Songs, Reviews, Credits”. AllMusic. All Media Network. 2021年10月1日閲覧。
  5. ^ McCormick, Neil (2009年9月4日). “The Beatles – Please Please Me, review”. The Telegraph. 2021年10月1日閲覧。
  6. ^ please please me | full Official Chart History”. Official Charts Company. 2020年7月9日閲覧。
  7. ^ Martin, George; Pearson, William (1994). With a Little Help from My Friends: The Making of Sgt. Pepper. Boston: Little, Brown. p. 77. ISBN 0-316-54783-2 
  8. ^ Lewisohn 1988, pp. 24–26.
  9. ^ Lewisohn 1988, p. 36.
  10. ^ Lewisohn 1988, p. 28.
  11. ^ a b Lewisohn 1988, p. 32.
  12. ^ Please Please Me – The Beatles”. Apple Corps. 2018年11月17日閲覧。
  13. ^ Pond, Steve. “The Beatles: Please Please Me”. Rolling Stone. 2018年11月3日閲覧。
  14. ^ プリーズ・プリーズ・ミー [CD EXTRA][CD] - ザ・ビートルズ”. ユニバーサルミュージック. 2020年6月12日閲覧。
  15. ^ Lewisohn 1988.
  16. ^ "Offiziellecharts.de – The Beatles – Please Please Me" (in German). GfK Entertainment Charts. 2021年10月1日閲覧。
  17. ^ "Official Albums Chart Top 100". Official Charts Company. 2021年10月1日閲覧。
  18. ^ a b c "Dutchcharts.nl – The Beatles – Please Please Me" (in Dutch). Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  19. ^ "Official Albums Chart Top 100". Official Charts Company. 2021年10月1日閲覧。
  20. ^ "Austriancharts.at – The Beatles – Please Please Me" (in German). Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  21. ^ "Ultratop.be – The Beatles – Please Please Me" (in Dutch). Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  22. ^ "Ultratop.be – The Beatles – Please Please Me" (in French). Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  23. ^ “ザ・ビートルズ“リマスター”全16作トップ100入り「売上金額は23.1億円」”. ORICON NEWS (オリコン). (2009年9月15日). https://www.oricon.co.jp/news/69149/full/ 2021年10月1日閲覧。 
  24. ^ "The Beatles: Please Please Me" (in Finnish). Musiikkituottajat – IFPI Finland. 2021年10月1日閲覧。
  25. ^ "Italiancharts.com – The Beatles – Please Please Me". Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  26. ^ "Charts.org.nz – The Beatles – Please Please Me". Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  27. ^ "Portuguesecharts.com – The Beatles – Please Please Me". Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  28. ^ "Spanishcharts.com – The Beatles – Please Please Me". Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  29. ^ "Swedishcharts.com – The Beatles – Please Please Me". Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  30. ^ "Swisscharts.com – The Beatles – Please Please Me". Hung Medien. 2021年10月1日閲覧。
  31. ^ "Official Albums Chart Top 100". Official Charts Company. 2021年10月1日閲覧。
  32. ^ Billboard 200 Chart”. Billboard (2010年12月4日). 2021年10月1日閲覧。
  33. ^ Discos de Oro y Platino” (スペイン語). Cámara Argentina de Productores de Fonogramas y Videogramas. 201108-20時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月1日閲覧。
  34. ^ "ARIA Charts – Accreditations – 2009 Albums" (PDF). Australian Recording Industry Association. 2021年10月1日閲覧
  35. ^ "Canadian album certifications – The Beatles – Please Please Me". Music Canada. 2021年10月1日閲覧
  36. ^ "Danish album certifications – The Beatles – Please Please Me". IFPI Danmark. 2021年10月1日閲覧 Click on næste to go to page if certification from official website
  37. ^ "New Zealand album certifications – The Beatles – Please Please Me". Recorded Music NZ. 2021年10月1日閲覧
  38. ^ "British album certifications – The Beatles – Please Please Me". British Phonographic Industry. 2021年10月1日閲覧
  39. ^ "American album certifications – The Beatles – Please Please Me". Recording Industry Association of America. 2021年10月1日閲覧
  40. ^ “Beatles albums finally go platinum”. British Phonographic Industry (BBC News). (2013年9月2日). https://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-23927271 2021年10月1日閲覧。 

参考文献

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関連文献

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外部リンク

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