グリューネグリーン
日本の競走馬
この記事は現役競走馬を扱っています。 |
グリューネグリーン(欧字名:Gruner Green、2020年3月2日 - )は、日本の競走馬[1]。2022年の京都2歳ステークスの勝ち馬である。
グリューネグリーン | ||||||
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第90回東京優駿パドック(2023年5月28日) | ||||||
欧字表記 | Gruner Green[1] | |||||
香港表記 | 倍添綠 | |||||
品種 | サラブレッド[1] | |||||
性別 | 牡[1] | |||||
毛色 | 栗毛[1] | |||||
生誕 | 2020年3月2日(4歳)[1] | |||||
父 | ラブリーデイ[1] | |||||
母 | レディーダービー[1] | |||||
母の父 | スペシャルウィーク[1] | |||||
生国 | 日本(北海道日高町)[2] | |||||
生産者 | 本間牧場[1] | |||||
馬主 | 斎藤光政[1] | |||||
調教師 | 相沢郁(美浦)[1] | |||||
競走成績 | ||||||
生涯成績 | 14戦2勝[1] | |||||
獲得賞金 |
4753万2000円[1] (2024年6月30日現在) | |||||
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戦績
編集2022年10月9日、東京競馬場5レースの2歳新馬戦(芝2000m)で、鞍上ミルコ・デムーロにてデビューし3着。3週間後、再びデムーロとのコンビで東京競馬場の2歳未勝利戦(芝1800m)に出走し初勝利を収めた。
重賞初挑戦である11月26日の京都2歳ステークスもデムーロが騎乗。レースは好スタートを決めハナに立つと、そのまま先頭を譲ることなく直線へ。最後は内から猛追するトップナイフをアタマ差でしのぎ切り、重賞初優勝を果たした。ラブリーデイ産駒としても、これが重賞初勝利である[4]。
競走成績
編集以下の内容は、JBISサーチ[5]およびnetkeiba.com[6]に基づく。
競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離(馬場) | 頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ (人気) |
着順 | タイム (上り3F) |
着差 | 騎手 | 斤量 [kg] |
1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
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2022.10. 9 | 東京 | 2歳新馬 | 芝2000m(良) | 15 | 7 | 12 | 19.4 (6人) | 3着 | 2:01.4(33.9) | 0.3 | M.デムーロ | 55 | ミッキーカプチーノ | 478 | |
10.29 | 東京 | 2歳未勝利 | 芝1800m(良) | 9 | 2 | 2 | 1.8 (1人) | 1着 | 1:46.4(34.7) | -0.4 | M.デムーロ | 55 | (フライウィズミー) | 478 | |
11.26 | 阪神 | 京都2歳S | GIII | 芝2000m(良) | 15 | 4 | 7 | 14.4 (5人) | 1着 | 2:00.5(35.7) | 0.0 | M.デムーロ | 55 | (トップナイフ) | 476 |
12.28 | 中山 | ホープフルS | GI | 芝2000m(良) | 18 | 3 | 6 | 29.9 (9人) | 11着 | 2:02.3(35.3) | 0.8 | M.デムーロ | 55 | ドゥラエレーデ | 474 |
2023. 3. 5 | 中山 | 弥生賞 | GII | 芝2000m(良) | 10 | 8 | 10 | 10.0 (6人) | 8着 | 2:00.9(34.7) | 0.5 | M.デムーロ | 56 | タスティエーラ | 484 |
4.16 | 中山 | 皐月賞 | GI | 芝2000m(重) | 18 | 2 | 3 | 185.2(16人) | 11着 | 2:02.8(39.1) | 2.2 | 石川裕紀人 | 57 | ソールオリエンス | 480 |
5.28 | 東京 | 東京優駿 | GI | 芝2400m(良) | 18 | 5 | 9 | 411.1(18人) | 15着 | 2:26.3(34.0) | 1.1 | 石川裕紀人 | 57 | タスティエーラ | 482 |
9.18 | 中山 | セントライト記念 | GII | 芝2200m(良) | 15 | 8 | 15 | 93.1(12人) | 14着 | 2:13.6(36.5) | 2.2 | 田辺裕信 | 56 | レーベンスティール | 484 |
10.15 | 東京 | オクトーバーS | L | 芝2000m(重) | 15 | 4 | 7 | 41.4(12人) | 4着 | 1:59.0(33.9) | 1.0 | 永野猛蔵 | 55 | ヤマニンサルバム | 486 |
11.12 | 福島 | 福島記念 | GIII | 芝2000m(良) | 16 | 5 | 10 | 17.2 (8人) | 7着 | 2:01.6(37.2) | 0.7 | 永野猛蔵 | 54 | ホウオウエミーズ | 496 |
2024. 1.27 | 東京 | 白富士S | L | 芝2000m(良) | 12 | 6 | 7 | 53.2 (7人) | 5着 | 1:57.8(33.8) | 0.6 | 田辺裕信 | 56 | ロードデルレイ | 496 |
3. 3 | 阪神 | 大阪城S | L | 芝1800m(良) | 15 | 8 | 15 | 18.4 (8人) | 10着 | 1:46.0(34.8) | 0.6 | 和田竜二 | 56 | ステラヴェローチェ | 498 |
5.18 | 東京 | メイS | OP | 芝1800m(良) | 16 | 5 | 10 | 23.7 (8人) | 7着 | 1:45.6(33.6) | 0.5 | 田辺裕信 | 56 | プレサージュリフト | 500 |
6.30 | 函館 | 巴賞 | OP | 芝1800m(良) | 16 | 5 | 10 | 18.9 (7人) | 10着 | 1:47.7(35.5) | 0.9 | 浜中俊 | 57 | ホウオウビスケッツ | 502 |
- 競走成績は2024年6月30日現在
血統表
編集グリューネグリーンの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | キングマンボ系 |
[§ 2] | ||
父 ラブリーデイ 2010 黒鹿毛 |
父の父 キングカメハメハ2001 鹿毛 |
Kingmambo | Mr. Prospector | |
Miesque | ||||
*マンファス | *ラストタイクーン | |||
Pilot Bird | ||||
父の母 ポップコーンジャズ2000 鹿毛 |
ダンスインザダーク | *サンデーサイレンス | ||
*ダンシングキイ | ||||
グレイスルーマー | *トニービン | |||
ディスクジョッキー | ||||
母 レディーダービー 2002 栗毛 |
スペシャルウィーク 1995 黒鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | ||||
キャンペンガール | *マルゼンスキー | |||
レディーシラオキ | ||||
母の母 ウメノファイバー 1996 鹿毛 |
サクラユタカオー | *テスコボーイ | ||
アンジェリカ | ||||
ウメノローザ | *ノーザンディクテイター | |||
ウメノシルバー | ||||
母系(F-No.) | フラストレート(GB)系(FN:1-b) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | サンデーサイレンス 4×3=18.75%、Nijinsky 5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
- 半兄に2013年のオールカマー、2014年のアメリカジョッキークラブカップの覇者ヴェルデグリーン(父:ジャングルポケット)がいる。
- 祖母ウメノファイバーは1999年優駿牝馬など重賞3勝。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n “グリューネグリーン”. JBISサーチ. 2023年5月28日閲覧。
- ^ “グリューネグリーン”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2023年5月28日閲覧。
- ^ “競走馬情報 - グリューネグリーン”. www.jra.go.jp. 日本中央競馬会. 2023年5月28日閲覧。
- ^ “【京都2歳S】グリューネグリーン逃げ切って重賞初制覇 死んだ兄ヴェルデグリーンの遺志引継ぎクラシック目指す”. netkeiba.com. 2022年12月11日閲覧。
- ^ "競走成績:全競走成績|グリューネグリーン". JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2023年9月18日閲覧。
- ^ "グリューネグリーンの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2023年9月18日閲覧。
- ^ a b c “グリューネグリーン 5代血統表”. JBIS-Search. 日本軽種馬協会. 2022年11月26日閲覧。
- ^ a b c “グリューネグリーンの血統表|競走馬データ - netkeiba.com”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2022年11月26日閲覧。