京都2歳ステークス

京都2歳ステークス(きょうとにさいステークス)は、日本中央競馬会 (JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬重賞競走 (GIII) である。競馬番組表での名称は「ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(ラジオニッケイはい きょうとにさいステークス)」と表記される[2]

ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス
Bell Lap Kyoto Nisai Stakes 2014.jpg
2014年京都2歳S
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 京都競馬場
第1回施行日 2014年11月29日
創設 1959年
2020年の情報
距離 芝2000m
格付け GIII
賞金 1着賞金3300万円
出走条件 サラ系2歳(国際)(指定)
負担重量 馬齢(牡・せん55kg、牝54kg)
出典 [1][2]
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ラジオNIKKEIは、日経ラジオ社が運営する短波放送局の愛称[3]

正賞はラジオNIKKEI杯[1][2]

概要編集

2歳馬の距離適性を測る試金石となる競走である[3]

本競走は「京都3歳ステークス(きょうとさんさいステークス)」の名称で創設された1959年から続く伝統ある競走[3]で、長らく特別競走として行われてきたが、2歳馬の競走体系のさらなる充実、およびローテーションを整備することを目的として2014年より重賞に格上げのうえ、競走名を変更して新設された[4]

初年度より日本グレード格付け管理委員会の承認を得てGIIIに格付け[5]されており、地方競馬所属馬は3頭まで、外国調教馬は9頭まで出走が可能である[4]

競走条件編集

以下の内容は、2020年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系2歳

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:馬齢(牡・55kg、牝54kg)

ホープフルステークスのステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬はホープフルステークスの出走候補馬(3頭まで)に優先出走が認められている[6]。また、本競走で2着以内の成績を収めた地方競馬所属馬にはホープフルステークスの優先出走権が与えられる。

賞金編集

2020年の1着賞金は3300万円で、以下2着1300万円、3着830万円、4着500万円、5着330万円[1][2]

歴史編集

  • 2014年 - 重賞 (GIII)に格上げのうえ、名称を「ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス」に変更して創設[4]
  • 2020年 - 京都競馬場の整備工事に伴い、阪神競馬場[7]で施行。このため、出走可能頭数が16頭に変更される(2021年も同様)。

歴代優勝馬編集

コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2014年11月29日 京都 2000m ベルラップ 牡2 2:04.8 W.ビュイック 須貝尚介 (有)サンデーレーシング
第2回 2015年11月28日 京都 2000m ドレッドノータス 牡2 2:01.3 武豊 矢作芳人 (有)キャロットファーム
第3回 2016年11月27日 京都 2000m カデナ 牡2 2:02.6 福永祐一 中竹和也 前田幸治
第4回 2017年11月25日 京都 2000m グレイル 牡2 2:01.6 武豊 野中賢二 (株)カナヤマホールディングス
第5回 2018年11月24日 京都 2000m クラージュゲリエ 牡2 2:01.5 J.モレイラ 池江泰寿 (有)キャロットファーム
第6回 2019年11月23日 京都 2000m マイラプソディ 牡2 2:01.5 武豊 友道康夫 (株)キーファーズ
第7回 2020年11月28日 阪神 2000m ワンダフルタウン 牡2 2:01.6 和田竜二 高橋義忠 三田昌宏

1985年から2013年までの優勝馬編集

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は2000年まで「京都3歳ステークス」、馬齢表記が現行表記となった2001年以降は「京都2歳ステークス」。

施行日 競馬場 距離 条件 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
1985年11月24日 京都 1600m オープン ノトパーソ 牝2 JRA 1:39.7 加用正 瀬戸口勉 (有)能登
1986年11月22日 京都 1600m オープン ヤマニンアーデン 牡2 JRA 1:36.7 村本善之 池江泰郎 土井宏二
1987年11月28日 京都 1600m オープン マルシゲアトラス 牝2 JRA 1:38.6 南井克巳 宇田明彦 坂東島繁藤
1988年11月26日 京都 1600m オープン シャダイカグラ 牝2 JRA 1:37.8 武豊 伊藤雄二 米田茂
1989年11月25日 京都 1600m オープン ニチドウサンダー 牡2 JRA 1:36.5 増井裕 白井寿昭 山田敏夫
1990年11月18日 京都 1800m オープン ソーエームテキ 牡2 JRA 1:49.1 丸山勝秀 土門一美 池田豊治
1991年11月17日 京都 1800m オープン スタントマン 牡2 JRA 1:50.2 角田晃一 渡辺栄 池谷誠一
1992年11月22日 京都 1800m オープン マルカツオウジャ 牡2 JRA 1:49.7
(同着)
武豊 田中耕太郎 竹内十志夫
エルウェーウィン 牡2 JRA 岸滋彦 坪憲章 雑古隆夫
1993年11月21日 京都 1800m オープン ナリタブライアン 牡2 JRA 1:47.8 南井克巳 大久保正陽 山路秀則
1994年11月13日 京都 1800m オープン スキーキャプテン 牡2 JRA 1:48.2 武豊 森秀行 (有)社台レースホース
1995年11月12日 京都 1800m オープン ロングシコウテイ 牡2 JRA 1:48.7 渡辺薫彦 沖芳夫 中井長一
1996年11月10日 京都 1800m オープン ランニングゲイル 牡2 JRA 1:47.2 武豊 加用正 高橋秀昌
1997年11月8日 京都 1800m オープン フィガロ 牡2 JRA 1:48.6 福永祐一 西橋豊治 伊達秀和
1998年11月14日 京都 1800m オープン オースミブライト 牡2 JRA 1:48.8 武幸四郎 中尾正 山路秀則
1999年11月13日 京都 1800m オープン ヤマニンリスペクト 牡2 JRA 1:48.9 武豊 浅見秀一 土井薫
2000年11月12日 京都 1800m オープン シャワーパーティー 牡2 JRA 1:48.6 四位洋文 伊藤雄二 太田美實
2001年11月10日 京都 1800m オープン アドマイヤドン 牡2 JRA 1:47.4 藤田伸二 松田博資 近藤利一
2002年11月23日 京都 2000m オープン エイシンチャンプ 牡2 JRA 2:01.2 武幸四郎 瀬戸口勉 平井豊光
2003年11月29日 京都 2000m オープン ミスティックエイジ 牡2 JRA 2:06.8 池添謙一 飯田雄三 ジョイ・レースホース(株)
2004年11月27日 京都 2000m オープン ローゼンクロイツ 牡2 JRA 2:04.7 安藤勝己 橋口弘次郎 (有)サンデーレーシング
2005年11月26日 京都 2000m オープン マルカシェンク 牡2 JRA 2:01.4 福永祐一 瀬戸口勉 河長産業(株)
2006年11月25日 京都 2000m オープン ゴールドキリシマ 牡2 JRA 2:03.5 石橋守 梅田康雄 西村新一郎
2007年11月23日 京都 2000m オープン アルカザン 牡2 JRA 2:02.5 池添謙一 昆貢 (有)エーティー
2008年11月29日 京都 2000m オープン イグゼキュティヴ 牡2 北海道 2:02.2 松岡正海 田部和則 岡田繁幸
2009年11月28日 京都 2000m オープン ヴィクトワールピサ 牡2 JRA 2:01.6 武豊 角居勝彦 市川義美
2010年11月27日 京都 2000m オープン マーベラスカイザー 牡2 JRA 2:01.6 和田竜二 柴田政見 笹原貞生
2011年11月26日 京都 2000m オープン トリップ 牡2 JRA 2:01.5 岩田康誠 松田博資 近藤利一
2012年11月24日 京都 2000m オープン エピファネイア 牡2 JRA 2:03.0 福永祐一 角居勝彦 (有)キャロットファーム
2013年11月23日 京都 2000m オープン トーセンスターダム 牡2 JRA 2:00.8 武豊 池江泰寿 島川隆哉

脚注・出典編集

注釈編集

出典編集

  1. ^ a b c d 重賞競走一覧(レース別・関西) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 35. 2020年11月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 令和2年第5回阪神競馬番組 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2020年11月20日閲覧。
  3. ^ a b c 2020年度第5回阪神競馬特別レース名解説(第8日) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 5. 2020年11月20日閲覧。
  4. ^ a b c 今週の注目レース(第2回ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス:歴史・プレイバック)”. 日本中央競馬会. 2015年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月23日閲覧。
  5. ^ 平成26年度の重賞変更の主な変更点について (PDF)” (日本語). 日本中央競馬会. pp. 1-2 (2013年10月21日). 2013年10月21日閲覧。
  6. ^ [地]が出走できるGI競走等とそのステップ競走について【令和2年度】 (PDF)”. 日本中央競馬会. 2020年11月20日閲覧。
  7. ^ 2020年度の重賞競走の主な変更点について (PDF: 189KB) - JRA

各回競走結果の出典編集

外部リンク編集