コールドダークマター
コールドダークマター(英: cold dark matter; CDM)とは、運動エネルギーが質量エネルギーに比べて小さく、粒子の運動速度が遅い暗黒物質であり、宇宙の構造形成を説明するために仮説的に導入された物質である。冷たい暗黒物質[1](つめたいあんこくぶっしつ)とも呼ばれる。
コールドダークマターは、Λ-CDMモデルにおいて、宇宙の密度揺らぎを成長させ、宇宙の大規模構造に大きく関与したとされる[2]。SUSY粒子、ヒッグシーノ、アクシオン等の未発見の素粒子が候補として挙げられている[3]。
脚注
編集参考文献
編集- Peter, A. H. G.. Dark Matter: A Brief Review. arXiv:1201.3942. Bibcode: 2012arXiv1201.3942P .