サンライズカップは、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬重賞競走である。東京スポーツ新聞社関西支社より優勝杯の提供を受けており、名称は2010年より「大阪スポーツ杯 サンライズカップ」と表記している。

サンライズカップ
開催国 日本の旗 日本
主催者 北海道
競馬場 門別競馬場
第1回施行日 2001年11月1日
2024年の情報
距離 ダート1800m
格付け H1
賞金 1着賞金1000万円
出走条件 サラブレッド系2歳(地方全国交流)
負担重量 定量(56kg、牝55kg)
出典 [1]
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概要

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2001年サラブレッド系2歳馬による重賞競走として新設。

第1回から第4回までは門別競馬場で、第5回から第8回までは旭川競馬場で施行。2009年より再び門別競馬場に戻された。

2014年から2016年まで中央競馬の朝日杯フューチュリティステークスのステップ競走へのブロック代表を選定する競走としても行われた。2017年からは、ホープフルステークスのステップ競走に向けてのブロック代表馬選定競走となっている。

2015年にH3からH2に格上げされた。

2018年は当初10月4日に施行予定であったが、地震の影響による日程変更のため、同月10日に行われた[2]

2020年からはH1に格上げされる。同年から2022年まで未来優駿シリーズに指定されたほか、2021年と2022年は2歳チャンピオンシリーズの対象競走となっていた。

2020年からは同年新設されたJBC2歳優駿指定競走となっている。加えて、2023年からは次年の雲取賞京浜盃の指定競走ともなり、優勝馬は前記2競走の選定においてその成績が重視されるようなった[3][1]

本競走はスタリオンシリーズ競走に指定されている。また地方全国交流競走に指定され他地区所属馬も出走が可能なほか、2012年よりJRA認定競走(上級認定競走)としても施行され、優勝馬は認定馬となる。

条件・賞金等(2024年)

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出走条件[1]
サラブレッド系2歳、地方全国交流
負担重量[1]
定量(56kg、牝馬55kg)
賞金等
賞金額は1着1000万円、2着280万円、3着210万円、4着140万円、5着70万円[4]
副賞
スタリオンシリーズに指定されており、マクフィの翌年度の配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている[4]

歴代優勝馬

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回数 施行日 開催地 距離 頭数 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 2001年11月1日 門別 1800m 14頭 ウィンメッセージ 牝2 北海道 1:58.0 宮崎光行 村上正和
第2回 2002年10月16日 門別 1800m 13頭 オーゴンプリンス 牡2 北海道 1:55.4 宮崎光行 伊藤隆志
第3回 2003年9月25日 門別 1700m 11頭 フジエスミリオーネ 牡2 北海道 1:52.1 藤倉寛幸 角川秀樹
第4回 2004年10月7日 門別 1700m 12頭 モエレアドミラル 牡2 北海道 1:54.8 千葉津代士 堂山芳則
第5回 2005年9月28日 旭川 1600m 14頭 カネマサドゥイット 牡2 北海道 1:46.1 宮崎光行 松本隆宏
第6回 2006年9月26日 旭川 1600m 11頭 ヒデサンジュニア 牡2 北海道 1:43.4 川島雅人 米川伸也
第7回 2007年9月26日 旭川 1600m 11頭 バイタリティー 牡2 北海道 1:43.4 川島洋人 田中正二
第8回 2008年10月1日 旭川 1600m 9頭 チョットゴメンナ 牡2 北海道 1:45.5 宮崎光行 堂山芳則
第9回 2009年10月7日 門別 1700m 11頭 ビッグバン 牡2 北海道 1:49.3 桑村真明 角川秀樹
第10回 2010年10月6日 門別 1700m 12頭 エルヘイロー 牡2 北海道 1:49.1 宮崎光行 堂山芳則
第11回 2011年10月12日 門別 1700m 12頭 イッシンドウタイ 牡2 北海道 1:47.8 桑村真明 米川昇
第12回 2012年10月10日 門別 1700m 10頭 ジェネラルグラント 牡2 北海道 1:49.1 五十嵐冬樹 廣森久雄
第13回 2013年10月15日 門別 1700m 10頭 ハッピースプリント 牡2 北海道 1:49.0 宮崎光行 田中淳司
第14回 2014年10月9日 門別 1700m 12頭 タケルオウジ 牡2 北海道 1:49.0 井上俊彦 林和弘
第15回 2015年10月13日 門別 1700m 8頭 タービランス 牡2 北海道 1:51.1 佐々木国明 若松平
第16回 2016年10月6日 門別 1700m 12頭 ヒガシウィルウィン 牡2 北海道 1:49.1 宮崎光行 角川秀樹
第17回 2017年10月5日 門別 1700m 9頭 ヤマノファイト 牡2 北海道 1:51.4 阿部龍 村上正和
第18回 2018年10月10日 門別 1800m 10頭 マイコート 牡2 北海道 1:55.8 永島太郎 米川昇
第19回 2019年10月3日 門別 1800m 11頭 ティーズダンク 牡2 北海道 1:57.0 宮崎光行 小野望
第20回 2020年10月1日 門別 1800m 10頭 シビックドライヴ 牡2 北海道 1:56.4 落合玄太 田中淳司
第21回 2021年9月30日 門別 1800m 9頭 ナッジ 牡2 北海道 1:53.9 阪野学 田中正二
第22回 2022年9月22日 門別 1800m 7頭 オーマイグッネス 牡2 北海道 1:55.6 阿部龍 角川秀樹
第23回 2023年9月20日 門別 1800m 10頭 パッションクライ 牡2 北海道 1:56.7 桑村真明 山口竜一
第24回 2024年10月2日 門別 1800m 8頭 リコースパロー 牡2 北海道 1:56.4 落合玄太 川島洋人

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2024年9月29日閲覧。
  2. ^ “【ホッカイドウ競馬】10月2日(火)よりナイター開催が再開 11月13日から追加開催も”. 競馬ラボ. (2018年9月21日). https://www.keibalab.jp/topics/36537/ 2018年10月8日閲覧。 
  3. ^ キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2023年9月18日閲覧。
  4. ^ a b 令和6年度第13回門別競馬番組表[更正]” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2024年9月29日閲覧。

各回競走結果の出典

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参考文献

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  • 『2013ホッカイドウ競馬ガイド』北海道軽種馬振興公社(門別競馬場・各場外発売所で無料配布)