ザ・ラストシップ

ザ・ラストシップ』(原題:The Last Ship)は、ウィリアム・ブリンクリーによる1988年の同名の小説を原作としたアメリカ合衆国のテレビドラマである。

ジャンル ポスト・アポカリプス
アクションスリラー
テレビドラマ
製作者 ハンク・スタインバーグ
スティーヴン・ケイン
原作 ウィリアム・ブリンクリー
The Last Ship
出演者
テーマ曲
作者
スティーブ・ジャブロンスキー
コンポーザー ネイサン・ホワイトヘッド
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
ロシア語
日本語
中国語
シーズン数 3
話数 36 (エピソード一覧)
製作総指揮
プロデューサー トッド・アーノウ
エリック・デイン
マーク・マローン
編集 ケン・ブラックウェル
撮影監督 ルーカス・エトリン
放送時間 45分
製作会社 Channel Road Productions
プラチナム・デューンズ
TNT Original Productions
番組販売会社 ワーナー・ブラザース・テレビジョン
放送局 ターナー・ネットワーク・テレビジョン
放送期間 2014年6月22日 (2014-06-22) – 現在
公式サイト

目次

概要編集

突如発生した新型ウイルスが蔓延して荒廃した世界において、その難を逃れた1隻のアメリカ海軍駆逐艦の乗員たちと彼らに協力するウイルス学者たちが繰り広げる、世界を救うための戦いを描いた作品。

製作総指揮にマイケル・ベイを迎え、ターナー・ネットワーク・テレビジョンが企画制作を行っており、アメリカで2014年のケーブル局新作ドラマ視聴率のNo.1を獲得している[1]。アメリカ海軍全面協力を得たうえ、実際のアーレイ・バーク級駆逐艦ハルゼー」などが撮影に使用されている。

アメリカ合衆国では2014年6月22日から第1話が放送され[2]、2015年6月21日にはシーズン2が放送開始[3]、シーズン3は2016年6月19日から放送され、同年の9月11日に最終話が放送された[4]

シーズン3の視聴率が好調だったこともあってシーズン4とシーズン5の製作が決定しており、シーズン4は2017年8月20日から[5]、シーズン5は2018年の夏から放送が開始される予定である[6][7]。しかし、2017年にはエリック・デインがうつ病の治療を受けるため、撮影がしばらく休止される[8]

日本ではBSフジにて2015年10月12日からシーズン1の放送が開始され[9]、シーズン2の放送が2016年4月18日から開始されている。huluでは2015年10月27日からシーズン1が配信されており、シーズン2が2016年4月19日から配信されている[10]。2017年6月6日からはAXNでシーズン1が放送されている。

あらすじ編集

トム・チャンドラー中佐艦長を務める、アメリカ海軍のアーレイ・バーク級駆逐艦「ネイサン・ジェームズ」は4か月にわたる極秘の武器評価試験を行うために北極海へ向かうが、それには北極細菌の採取を行いたいとする、CDC細菌学者のレイチェル・スコット博士とその助手が同行していた。

4か月後、無線封止の中ですべての予定が終了し、チャンドラー艦長たちは帰国の準備に入るが、まだやり残したことがあるとするスコット博士の反対に加え、本土から任務の延長が言い渡されたことで、北極海にまだしばらく留まることとなる。

それから2日が経ち、未だに帰れないチャンドラー艦長たちはスコット博士に不信感を抱くが、そんな中でロシア軍と思われる戦闘員から攻撃される。それを何とか撃退したチャンドラー艦長らアメリカ海軍は、攻撃された理由がスコット博士たちにあると考えて彼女を問い詰めた結果、驚くべき事実を知る。

無線封止中の間に世界は致死率100%の新型ウイルスが蔓延して荒廃していたうえ、スコット博士の本来の研究目的がそのワクチンを開発することと知ったチャンドラー艦長たちは、すぐに本国へ帰還して家族の無事を確認したかったが、荒廃して無政府状態となっている本国に帰ったところで、そこでワクチンを作れるとは限らない。安全にワクチンを作れる場所はこの艦の中しかないと考えたチャンドラー艦長ら乗員たちは、ワクチンが製造できるまでは国には帰らないことを決意する。人類を、自らを、そして家族を救うため、「ネイサン・ジェームズ」の孤独な航海と戦いが始まるのであった。

登場人物編集

ネイサン・ジェームズ搭乗者編集

軍人編集

トム・チャンドラー中佐 (Tom Chandler)
演:エリック・デイン/吹替:神尾佑
「ネイサン・ジェームズ」艦長。本作の主人公。妻・娘・息子をノーフォーク海軍基地に残し任務に出発。軍隊の機能や命令系統が失われた中でも、アメリカ海軍軍人としての誇りと使命を失わず、様々な困難に直面し厳しい決断を迫られながらも、部下たちを纏め上げ彼らと共に世界を救う戦いに挑む。
シーズン1最終話にて妻が亡くなったことから、一時は子供たちのために海軍をやめることを考えるが、彼の娘と父親の説得と仲間たちへの思いから、軍に留まることを決意する。艦長でありながら高い白兵戦の戦闘能力を持ち、そのため後方で指揮を執るだけでなく、自らも最前線に立って隊員たちと共に敵と戦闘を行う。シーズン2最終話にて、大佐に昇進し、ミッチェナーからアメリカ海軍作戦部長に任命される。
シーズン3においてミッチェナーの指示で外交に尽力していたが、タケハヤ一味にスラッタリーらが拉致されるなど東南アジアにおける事態の収拾の為、「ネイサン・ジェームズ」の艦長代理として再び艦に乗り込む。
マイク・スラッタリー中佐(Mike Slattery)
演:アダム・ボールドウィン / 声:山野井仁
「ネイサン・ジェームズ」副艦長。時には対立しながらも、副官としてチャンドラーを補佐し、チャンドラーの不在時には艦の指揮を執る。シカゴ出身で前職は殺人課の警官だったことから、その経験を生かして捕虜への尋問を行う他、白兵戦の能力も高く、チャンドラーの代わりに陸戦の指揮を執ることもある。妻と二人の娘の安否を心配しているが行方不明となっており、未だ再会には至っていない。
シーズン3で大佐に昇進し、「ネイサン・ジェームズ」艦長に就任するがシーズン序盤のベトナムでの作戦中、外交として参加したパーティ中にタケハヤ一味に拉致されてしまう。
ラッセル・ジーター先任曹長(Russell "Russ" Jeter)
演:チャールズ・パーネル / 声:北村謙次
下士官たちを束ねるベテラン隊員。敬虔なクリスチャンで艦長たちからの信頼も厚いが、無理な追い越しで起こした交通事故により、同乗していた妻と娘達を失った過去を持つ。そのことで妻の両親と長らく疎遠になっていたが、シーズン2最終話にて再会を果たし、お互いの思いを打ち明け、彼らとのよりを戻す。
ダニー・グリーン大尉(Daniel Joshua "Danny" Green)
演:トラヴィス・ヴァン・ウィンクル / 声:日野聡
Navy SEALs山岳戦部隊隊長。上陸時等の戦闘では、その高い戦闘力から主力を務めるが、部下たちが次々と命を落としていくことに心を痛める。フォスター大尉とは恋愛関係にあり、彼女との間に子供を授かる。シーズン2最終話でのパーティーの最中、フォスターに正式なプロポーズを行い結婚指輪をプレゼントする。
アリーシャ・グランダーソン中尉(Alisha Granderson)
演:クリスティーナ・エルモア / 声:鹿野真央
航海士。ブリッジにて操艦の指示を各員へ出す。本艦へ転属を命じられたことが、彼女の母親の意思によるものであったことが、シーズン1最終話にて判明する。母親の行った行為に対し、娘である自らにも責任があると感じて仲間たちから距離を置こうとするが、シーズン2第3話にて大尉に昇進したことで、自らの必要性と仲間たちからの信頼を再確認し、職務に復帰する。
シーズン3では拉致されたガーネットの代理として副長を務めることになる。
カーラ・フォスター大尉(Kara Foster)
演:マリッサ・ネイトリング / 声:大津愛理
CICオペレーター。射撃の腕は一流で特級射手に合格している。グリーン大尉とは恋愛関係にあり、シーズン1終盤にて妊娠が発覚した。シーズン2第3話からは、バーカーの戦死により戦術行動士官を代わりに務める。
シーズン3では1児の母親になっている。ホワイトハウスの勤務となり、大統領の側近としてネイサン・ジェームズと議員らとの橋渡し役やマスコミ対策を務めるなど内政に尽力していたがミッチェナーが謀殺されてから地域権力者たちの陰謀に巻き込まれていく。
カールトン・バーク大尉(Carlton Burk)
演:ジョッコ・シムズ/ 声:長谷川敦央
VBSSチーム長。上陸時の戦闘等では、グリーン大尉とともに主力を務める。シーズン2では、上陸部隊に新たに加わったラビットに対し、好意を抱く。
キャメロン・バーク大尉(Cameron Burk)
演:ラモニカ・ギャレット
シーズン3よりカーラの後任としてネイサン・ジェームズに配属された戦術行動士官でカールトンの兄。シーズン3、2話においてスラッタリーら上級士官が軒並みタケハヤ一味に拉致されてしまったため、一時的に艦の指揮を取ることになる。
エリック・ミラー上等水兵 (Eric Miller)
演:ケビン・ミカエル・マーティン/ 声:宮本誉之
VBSSチーム員。実戦経験がないため、当初は過度の緊張からミスすることもあったが、様々な危機を仲間たちと共に乗り越えていく中で、徐々に成長を見せていく。
ウルフ・テイラー上等兵曹(Wolf Taylor)
演:ブレン・フォスター
オーストラリア海軍掃海潜水員支隊員。シーズン2第4話から登場。潜水と爆発物処理を専門としており、コンビを組んだミラーからは「ウルフマン」の愛称で呼ばれる。パンデミック発生時は偶然アメリカに合同訓練で来ていたため、そのままアメリカ国内での治安維持活動に参加していた。高い近接格闘能力を持っており、上陸部隊の貴重な戦力となる。
ラヴィット・ビヴァス中尉(Ravit Bivas)
演:インバー・ラヴィ
イスラエル国防軍兵士。シーズン2第4話から登場。潜水と情報収集を専門としており、男勝りな性格から上陸部隊に加わり戦闘に参加するほか、色仕掛けで敵から情報を入手する。ウルフと同じ境遇で、しばらく行動を共にしていたことから、彼を兄のように慕っている。バークから好意を向けられており、彼女自身も徐々に彼に惹かれていくが、シーズン2第11話のオイルリグ上の戦闘でガス爆発に巻き込まれて致命傷を負い、手当のかいなく戦死する。
ウィル・メイソン少尉(Will Mason)
演:クリス・シェフィールド/ 声:梶裕貴
通信士。通信室にて世界中から聞こえてくる救助の要請を聞いていたが、その中で長期間にわたり無線の発信を続けているベアトリスの存在に気づく。シーズン2からは、乗員不足のためソナーの担当も兼務する。
シーズン3、1話にてベトナムでの作戦中、外交として参加したパーティ中にタケハヤ一味に拉致された際、銃撃によって致命傷を負い、そのままタケハヤ一味に血液を採取されて死亡した。
アンドレア・ガーネット少佐(Andrea Garnett)
演:フェイ・マスターソン/ 声:入江純
機関長。グアンタナモ基地での戦闘にて足を負傷してしまう。怪我からの復帰後は、艦長と副長が不在の際に艦の指揮を執った。
シーズン3では中佐に昇進し「ネイサン・ジェームズ」副長に就任するがシーズン序盤のベトナムでの作戦中、外交として参加したパーティ中にタケハヤ一味に拉致されてしまう。
バーカー少佐(Barker)
演:ジェイミソン・ハーゼ/ 声:増元拓也
砲雷長。CICの責任者であり、戦術行動士官として艦長たちに戦術面に関する助言を行う。シーズン2第2話にて戦死する。
ジョン・”ゲイター”・メヒア大尉(John "Gator" Mejia)
演:マイケル・カラン=ドルサーノ/ 声:臼木健士朗
航海長。グランダーソン中尉と共に、ブリッジにて操艦に必要な情報を瞬時に収集・計算し、的確な指示を出す。
アンディー・チャン中尉(Andy Chung)
演:アンディー・T・トラン/ 声:奥村翔
主任機関士。中国系アメリカ人で、ガーネットの補佐を担当し、彼女が負傷した際は復帰するまでトラブルの対処を一任された。シーズン2第11話においてオイルリグ上でガス爆発に巻き込まれて致命傷を負い、戦死する。
リン上級上等兵曹(Lynn)
演:クリス・マース / 吹替:河合みのる
発電機や燃料系統担当の機関士。チャンと行動を共にすることが多い。シーズン2第11のオイルリグにおいてラムジー一派に焚き付けられた民間人のロケット砲攻撃により戦死。
”ドック”・リオス上等兵曹("Doc" Rios)
演:マキシミリアン・エルナンデス / 声:田原正治
先任海軍衛生兵。負傷した隊員たちの治療を行う他、スコット博士のサポートも行う。
カール・ニシオカ一等兵曹(Carl Nishioka)
演:ベン・チョウ/ 声:下川涼
CICオペレーター。日系アメリカ人で、ミサイル5インチ砲火器管制を担当する。
ジャビエ・クルーズ二等兵曹(Javier Cruz)
演:ネス・バウチスタ
VBSSチーム副長。「ネイサン・ジェームズ」奪還作戦時は、ミラー達と共に拘束されていた仲間を開放するなど、中心的な役割を果たす。
シーズン3にてスラッタリーらの奪還のためにタケハヤ一味と交戦した際に被弾し、死亡。
バーニー・"ベーコン"・カウリー二等兵曹(Bernie "Bacon" Cowley)
演:エイメン・イグビノサン/ 声:近藤浩徳
海軍調理士。強面の巨漢で、拘束中のクインシーのチェスの相手に選ばれる。以前は陸上勤務で大統領の食事を作った経験もあるが、階級を上げるために艦船での勤務に就いた。
オコナー三等兵曹(O'Connor)
演:ポール・ジェームズ
ガスタービンエンジン担当の機関士。ミラーやコセッティの友人。
シーズン3では駆逐艦「シャクルトン」に転属後、更に駆逐艦「ヘイワード」に転属していたが、中国海軍との海戦で乗艦が撃沈され、奇しくも「ネイサン・ジェームズ」に戻ることになる。
コセッティ三等兵曹(Cossetti)
演:トミー・ザバス/ 声:室元気
VBSSチーム員。フランクリンの代わりとして、グリーンの相棒となる。期待に応えようと奮闘するも、シーズン1第8話におけるロシア艦からの脱出の際、敵の銃弾を受けて戦死する。
マヤ・ギブソン三等兵曹(Maya Gibson)
演:フェリシア・クーパー/ 声:山賀晴代
ワクチンの効力を試す人体実験に志願して参加するが、実験開始から数日後に命を落としてしまう。人類のために命を懸けたことを称えられ、海軍十字章の受章者に推薦される。
フランクリン・E・ベンツ(Francis 'Frank' Benz)
演:ケヴィン・フィリップス/ 声:蜂須賀智隆
グリーン大尉の部下。フランキーの愛称で呼ばれている。彼とは軽口を言い合えるほど親しかったが、イタリア客船での任務中にウイルスに感染してしまい、他の隊員の安全を考えて拳銃自殺する。
サーシャ・クーパー(Sasha Cooper)
演:ブリジット・リーガン/ 声:花村さやか
シーズン3より登場するアメリカ海軍情報部員でチャンドラーの元恋人。アジアにおける連絡部員として活動しており、香港に外交でやってきたチャンドラーと再開。通訳として会合に同席するなどしていたが、チャンドラー抹殺を図ろうとするポンの陰謀に巻き込まれ、チャンドラー達と行動を共にすることになる。
狙撃技能など射撃戦の戦闘力に長けているほか、他国語に精通しており、その能力を生かしてチャンドラー達をサポートする。
ジョセフ・メイラン大佐(Capt. Joseph Meylan)
演:エマーソン・ブルックス
アメリカ合衆国ミサイル駆逐艦「ヘイワード」艦長。シーズン3中盤より登場する。パンデミックをやり過ごした艦長の一人で「ヘイワード」の艤装員長でもあった。東アジアの海域に僚艦である「シャクルトン」と共に展開していた際、ポンの策略で韓国に対してレクチン散布を行おうとする中国海軍を阻止するべく、「ネイサン・ジェームズ」、「シャクルトン」と共に戦闘に参加するも、陸上ミサイル基地からの対艦ミサイル攻撃によって「ヘイワード」は大破、多くの死傷者を出した上、「ヘイワード」は自沈処理となり、生き残った「ネイサン・ジェームズ」に移乗する。
移乗当初はタケハヤ一味と共同戦線を張ってまでポンを排除しようとするチャンドラーと対立。ショーの陰謀に乗せられる形でチャンドラーを逮捕、一時的に「ネイサン・ジェームズ」を指揮下に置き、アメリカに戻ろうとするが指揮を奪回される。
その後、ショーらの陰謀が明らかになるにつれてチャンドラー達と和解し、協力姿勢をとる。終盤には陸戦も担当した。

民間人編集

レイチェル・スコット博士 (Rachel Scott)
演:ローナ・ミトラ/吹替:藤本喜久子
古代ウイルス学者。「ネイサン・ジェームズ」に同乗して北極に向かい、現在蔓延しているウイルスの始原株を手に入れる。その後、様々な困難に直面しながらも、チャンドラーたちの助けもあってウイルスのワクチンを完成させ、彼らとは強い信頼関係で結ばれるようになる。
シーズン2では、ワクチンの空中散布の方法を模索するが、ウイルス拡散の原因でもあり肺の免疫システムに空中散布の秘密を持つニルスを、散布方法の確立と人類を救う使命感、及び大勢の人を死なせた相手への怒りから殺害する。そのため、ある程度活動にめどがついた後に裁判を受けることになっていたが、シーズン2最終話にてチャンドラーと別れた後、近づいてきた免疫者グループの生き残りの放った凶弾に倒れる。
シーズン3開始時には既に故人となり登場しないが配給チケットに写真が掲載されるなどアメリカではパンデミックを救った人物として周知されている。
クインシー・トフェット博士(Quincy Tophet)
演:サム・スプルエル / 声:さかき孝輔
スコット博士の助手として同行。妻と娘を人質に取られており、ルスコフへの協力を余儀なくされていた。裏切りが発覚し一時艦内で拘束されるが当初はチャンドラーらへの反感から暇つぶしのチェスの相手をしていたベーコンの不安をあおって悪い噂を流し、艦のクルーらを疑心暗鬼に陥らせるなど騒動を巻き起こしていた。妻らが救出され再会できたことで改心し、ワクチン研究に尽力する。シーズン2第1話にて、始源株を狙うグランダーソン一味の放った銃弾で負傷し、その後一味に始源株の居場所を教えないため自ら命を絶つ。
ケン・”テックス”・ノーラン(Ken "Tex" Nolan)
演:ジョン・パイパー=ファーガソン / 声:安原義人
グアンタナモ基地にいた生存者。PMCの社員で島の収容所の看守だったが、「ネイサン・ジェームズ」に迎えられて艦の一員となる。抜群のユーモアセンスから、堅苦しい軍艦の中でのムードメーカー的存在となる。怪我の治療をしてくれたスコット博士に好意を示す。シーズン2最終話にて、生き残っていた娘キャスリーンと再会する。
シーズン3後半において再登場し、地域の有力者であるプライスより暴動鎮圧のための自警団の訓練を任せられるもそれがプライスら地域権力者たちの私利私欲だということを察して反旗を翻す。地域権力者たちが本性を表すとカーラと接触し、オリバー救出を行った後にチャンドラー達と合流して地域権力者打倒に動く。シーズン3最終話にてチャンドラーの子供たちと引き換えにショーに拉致されかけたチャンドラーを救うためにショーのジェット機に単身で乗り込み、救出に成功するも被弾して死亡する。
キャスリーン・ノーラン(Kathleen Nolan)
演:ジェイド・チノウェス
シーズン2最終話で登場するテックスの娘。
シーズン3後半にも登場し、サブマシンガンを扱って戦闘を行うなど父親譲りの戦闘力を発揮する。
ベアトリス(Bertrise)
演:ホープ・オレイデ・ウィルソン/ 声:設楽麻美
感染者であふれかえった漁船「オクトパス号」に乗っていたが、ウイルスの抗体が体の中にあったおかげで生き延びており、ワクチン製造の大きな助けとなる。その後もスコット博士の助手として艦に残り、彼女の研究の手助けをする。
ケリー・トフェット(Kelly Tophet)
演:アリス・クルサード/ 声:鶏冠井美智子
クインシーの妻。ルスコフに捕まってしまい、娘と共に人質にされてしまう。シーズン1第8話にてチャンドラー達に救出され、娘と共に夫と再会を果たす。その後シーズン2、3話において艦を降り、娘のエバと共にノーフォークに住処を設けることとなる。
エバ・トフェット(Ava Tophet)
演:ジェイド・ペティジョン
クインシーの娘。
ミロウスキー博士(Dr. Milowsky)
演:ブルース・ノジック
遺伝子工学とワクチン製造のスペシャリスト。シーズン2第4話から登場。パンデミックにあたってマーシー級病院船「サラス」にて陸地より離れ、医官たちと共にワクチン製造のためのラボを作っていたがラムジー一味の襲撃によってラボを破壊されてしまい、船員らと共に一味に殺害されかけたところをチャンドラー一向に助けられる。その後、自身の知識を生かすために「ネイサン・ジェームズ」に同乗し、スコット博士らと共に空中散布可能なワクチンの製造に協力する。
レイ・ディアス(Ray Diaz)
演:アダム・イリゴエン
シーズン2第9話に登場する高校2年生の少年でセント・アンドリュー湾の港にて少年少女らだけで生活するグループのリーダー。サマーキャンプに参加中にパンデミックにあい、引率者らが逃走して参加者の少年少女ら全員が放置されたため、已む得ず武装して集団生活を行っていた。チャンドラーらに保護され、仲間たちと共に「ネイサン・ジェームズ」に同乗する。シーズン3でも引き続き登場。シーズン3、1話の時点で海軍に入隊し、ネイサン・ジェームズの乗組員となり、ミラーの後輩となるがシーズン序盤のベトナムでの作戦中、外交として参加したパーティ中にタケハヤ一味に拉致されてしまう。
ヴァレリー・”ヴァル”・レイモンド(Valerie "Val"Raymonde)
演:タニア・レイモンド
シーズン2第11話より登場する元テュレーン大学の学生。通信工学の天才であり、それをショーン・ラムジーから目をつけられ彼に賛同し、免疫保持者グループの独自通信網「ワルキューレ」の構築を行った。ニューオリンズ沖合のオイルリグにて潜伏しているのを発見され、チャンドラーらに身柄を確保される。当初はチャンドラーらを信用していなかったがラムジーらが発信した欺瞞情報によって焚き付けられた民間人らの攻撃で「ネイサン・ジェームズ」のクルーらが複数死亡したのを目の当たりにし、免疫者グループに対して欺瞞情報を流すなどチャンドラーらに協力するようになる。
シーズン3ではホワイトハウスの通信関連の要職についており、1話にてチャンドラーの部下として香港に共に赴くが、アメリカに帰還しようとした際にポンの陰謀で乗り込んでいた輸送機ごと爆破されて死亡する。
ジェシー(Jesse)
演:ディーチェン・ラックマン
シーズン3より登場。国境なき医師団のヘリパイロットでパンデミック時にサーシャと協力者の関係だった。サーシャの要請で中国からチャンドラーたちを脱出させるべく中国軍から盗んだヘリコプターを用いて「ネイサン・ジェームズ」まで彼らを送り届ける。
当初はすぐに発つ予定であったがタケハヤ一味の攻撃で「ネイサン・ジェームズ」が艦載ヘリとそのパイロット達を喪失していたことからサーシャやアリーシャから協力を持ち掛けられ許諾。東南アジア海域における「ネイサン・ジェームズ」の艦載ヘリコプター要員として活躍する。
ジェイコブ・バーンズ(Jacob Barnes)
演:デヴォン・ガマーサル
シーズン3より登場するTV局の記者。当初はミッチェナー政権の政策を批判する報道を続けており、弁護士を装って服役していた免疫保持者グループメンバーに接触、ミッチェナーのタラハシーでの行い報道するなどカーラから反感を買っていた。しかし、地域権力者たちのアメリカにおける陰謀を知り、自身も暗殺されかけたことからカーラ達に協力することを決める。オリバー大統領が操り人形にされていることを知るとカーラ、テックスと共にオリバー救出を行うが、脱出に失敗してショーの部下に捕まり、殺害されてしまう。

公職編集

ジェフリー・”ジェフ”・ミッチェナー(Jeffrey "Jeff" Michener)
演:マーク・モーゼス / 吹替:さかき孝輔
アメリカ合衆国大統領。シーズン2第6話から登場。自然免疫保持者で、パンデミックが起きるまではアメリカ合衆国住宅都市開発長官だったが、大統領と自分より上の上級閣僚たちが死亡したことから、大統領の権限を継承する。当初はショーンら免疫保持者のグループに属しており、ショーン、マクダウェルらと共にシンパを増やしていた所をチャンドラーらに発見され、身柄を確保される。当初はチャンドラーらに非協力的かつ情緒不安定で、ショーンらの活動を盲信し、自殺未遂まで起こしてしまう。チャンドラーがホワイトハウスで回収した資料により、ミッチェナーがアメリカ本土でウイルスが発生した際に大統領の命でフロリダ州のタラハシーで隔離施設を建築する計画に携わっていたが、ルールを犯して感染者が出ていたミシガン州デトロイトに在住していた自分の息子を航空機で呼び寄せたためにフロリダにおけるパンデミック誘発の原因を作っていたことが発覚する。チャンドラーの詰問でウイルスに感染した自分の娘を自らの手で殺害することになったことを告白。自分のせいで家族や大勢の人を死なせた罪に心を痛めており、そこに付け込んできたラムジーの甘い言葉に乗せられて利用されたことを自覚し、その償いとアメリカ再建の決意を固めチャンドラーらと共に立ち上がって行く。シーズン2最終話にてメンフィスを新しいアメリカの政治拠点とすることを決め、正式な大統領宣誓を行った。
シーズン3では配給制度を用いるなどして国を治めつつ、チャンドラー達と協力して外交を続けていたが、国民から東南アジアでの作戦におけるスラッタリー一行拉致に対するバッシングや地域権力者たちの突き上げ、更にはパンデミック時のタラハシーの一件がマスコミに露呈し窮地に立たされる。それでも大統領としての威厳を持ち、チャンドラー達がスラッタリー一行の奪回を成功させると信じて国政に従事していたが、シーズン3中盤に地域権力者たちの陰謀で自殺に見せかけて殺害されてしまう。
ハワード・オリバー(Howard Oliver)
演:ジョン・コスラン・ジュニア
シーズン3より登場するミッチェナーの後任となったアメリカ合衆国大統領。就任直後に本性を表したショーによって家族を人質に操り人形にされ、今までミッチェナーが行ってきた優良な政策の破棄やチャンドラーへの逮捕指令を無理やり出すことになる。
合衆国政府閉鎖の宣言をさせられかけた所をカーラ達に救出、保護され、後にチャンドラー達と合流。地域権力者たちと対抗する。
アレックス・リベロ(Alex River)
演:ネスター・セラーノ
シーズン3より登場する男性議員。ミッチェナーの側近としてショーと共に内政に尽力していたが、ショーと地域権力者たちの陰謀を察知し反発。その中の一人であるビーティと接触を図った結果暗殺されてしまう。

その他編集

ハルゼー(Halsey)
ジャーマン・シェパードと思われる軍用犬。グリーン大尉と行動を共にする。

敵対勢力編集

ニルス・ソレンセン(Niels Sørensen)
演:エボン・モス・バクラック /吹替:中野裕斗
ウイルス学者。本作におけるパンデミックの元凶。ワクチン開発のために自分で作った新型ウイルスの抗体を自らに撃ち込んだことで、ウイルスを体に宿し共生する体を手に入れるが、同時に自分がウイルスの感染源となってしまう。さらに、その状態で世界中を渡り歩いたことで、各国に彼の吐く息から出るウイルスが広まっていき、これが世界的大流行の原因となる。シーズン1では、ワクチン開発には自分が必要と信じ込ませたルスコフの元に居り、「ヴェル二」沈没の際に死亡したと思われていたが、実は脱出して生き延びていた。シーズン2では、脱出後にアメリカに漂着し、そこで免疫者グループに出会ったことで彼らに協力。培養したウイルスを熊の人形に仕込んで非感染者たちが住む地区にばら撒き、免疫者グループの選別を行おうとする。しかし、テックス達に捕まって捕虜となり、ワクチン散布方法の確立に協力させられるが、結果的に50億人近い人間を殺害したにもかかわらず、反省の色を見せず、肝心の抗体の構造をはっきりと喋ろうとせずにひょうひょうとごまかすような態度を取ったためレイチェルの逆鱗に触れる。レイチェルの軟化した(ように見せかけた)態度に抗体の構造のことを喋った結果、最後はレイチェルによって作られた抗体を体内に注入され、ウイルスによる拒絶反応を起こし、死亡。その肺組織より開発された新型ワクチンによって呼吸や唾液などを介して感染者を治癒することができるようになる。

ルスコフ一派編集

コンスタンチン・ニコラジェウィッチ・ルスコフ中将(Konstantin Nikolajewitsch Ruskov)
演:ラビル・イスヤノフ/ 声:辻親八
ロシア海軍北洋艦隊司令官。キーロフ級原子力巡洋艦「ヴェルニ」の提督として艦を率いる。シーズン1における主要な敵対勢力。「ネイサン・ジェームズ」からウイルスの始原株とスコット博士を奪い、その利権を独占しようと企む。障害になっていた陸地の基地へ核攻撃を仕掛けたり、相手への見せしめのために部下を射殺するなど冷酷で残忍。シーズン1第8話にて、漂流していたチャンドラーとテックスを手中におさめ、彼らを人質にスコット博士と始原株を入手しようとするが、奪回作戦を敢行したグリーン達に潜入され、爆破工作により「ヴェル二」ごと海の藻屑となる。

オリンピア編集

エイミー・グランダーソン(Amy Granderson)
演:アルフレ・ウッダード/ 声:伊沢磨紀
防衛政策協議会副議長。グランダーソン中尉の母親であり、彼女をウイルスから逃れさせるため、自分の権限を使って「ネイサン・ジェームズ」に転属させた。シーズン1終盤からシーズン2序盤にかけての主要な敵対勢力。ボルチモアに築いた拠点「オリンピア」にて救済活動を行っているようにみえたが、実は優秀な者だけ命を助け、後は全て切り捨てようとする危険な思想の持ち主で、「オリンピア」での治療薬と偽った薬や警察などを使って感染した人々を次々と殺害していた。虐殺だけでなく拠点の電力の維持のために感染者の遺体を火力発電の燃料とする、感染者から住居を奪い仲間に与えるなど、非道な手法によりレジスタンスに命を狙われている。ボルチモアに寄港した「ネイサン・ジェームズ」を部下を使って制圧し、レイチェルを手中におさめ、更に始原株を入手してワクチン製造を行い、自分たちの目にかなう優秀な人間だけの世界を築き、強大な権力を入手しようとする。結局、始原株の入手は「ネイサン・ジェームズ」のクルーの活躍によって阻止され、独自に「オリンピア」に潜入したテックスやレジスタンスと手を組んだチャンドラーらの反撃によって追い詰められて降伏。最後は感染者たちに投与させていた毒薬を自らに使い自殺する。
ハマダ博士(Dr.Hamada)
演:マーカス・チョイ
グランダーソン議員の下で働く主任科学者。始原株を探して「ネイサン・ジェームズ」に乗り込むも発見できず、代わりに抗体を遺伝で受け継いでいるフォスター大尉の胎児の遺伝子からワクチンを作るため、彼女を連行する。しかし、不意を突かれて彼女に胸に注射器を刺されたことで死亡する。

免疫保持者グループ編集

ショーン・ラムジー(Sean Ramsey)
演:ブリアン・F・オバーン / 吹替:河合みのる
イギリス海軍アスチュート級原子力潜水艦「アキレス」の操舵手。シーズン2第4話から登場する、シーズン2における主要な敵対勢力。自然免疫の保持者であったことから、艦内でウイルスが広がる中、同じく免疫の保持者だった弟と共に生き延び、自分たち二人以外の乗員がすべて死亡したため艦を掌握、艦長になる。このことから、自分たちが神から選ばれしものだと考えるようになったため、同じ自然免疫者たちを率いて、自分たちによる新しい世界秩序を築こうとする。ヨーロッパ各地で傭兵のリクルートを行って艦乗員や陸戦部隊を集め、独自の通信網「ワルキューレ」を利用して北米の免疫保持者たちを焚き付けて賛同者を募り、勢力を拡大していった。免疫者の立場を弱めることになるワクチンの存在とそれの関係者を敵視。ワクチン製造拠点を潜水艦のミサイルや陸戦部隊によって攻撃し施設の破壊や関係者の殺害を行っていった。ニルスよりワクチン製造の主要の存在になっていた「ネイサン・ジェームズ」の存在を知って付け狙い、それと同時に同じ免疫保持者であり、ショーンの信者となっていた大統領のミッチェナーを利用して北米を牛耳ろうとする。しかし、チャンドラーらにミッチェナーを奪取されて改心させられてしまったため、報復に欺瞞情報を流して免疫保持者たちの協力を取り付けながら「ネイサン・ジェームズ」撃沈に動く。劇中「ネイサン・ジェームズ」と幾度となく戦火を交え、最後は相打ちに近い形でお互い乗艦が損傷。とどめを刺そうとしたところに「ネイサン・ジェームズ」を攻撃するために用意していた陸上の地対艦ミサイル発射機をスラッタリーらに奪取され、それの砲撃によって乗艦ごと海に沈んでいった。
ネッド・ラムジー(Ned Ramsey)
演:ニック・コート / 吹替:広瀬淳
元イギリス海軍兵士。シーズン2第4話から登場。ショーンの弟で、兄と違って短期で切れやすく、粗暴な性格であるため反発することが多い。その上、兄に黙って勝手に「アキレス」に指示を送るなど、勝手な行動を行いがちであり、ショーンと比べて仲間からの信頼は低い。病院船「サラス」ではチャンドラーらと直接銃撃戦を演じるなどした。ショーンと共に「ネイサン・ジェームズ」撃沈に動くが最後は乗艦ごと海に沈められた。
ケヴィン・マクダウェル(Kevin McDowell)
演:パトリック・ブレナン
北米における免疫保持者グループの主要人物。シーズン2第4話から登場する。ショーンに賛同し、北米西海岸における免疫保持者グループのリーダー格として勢力拡大の活動を行ってきた。ニルスをショーンに接触させ、ミッチェナーを免疫保持者グループに取り入れた張本人でもある。ショーンが「ネイサン・ジェームズ」に敗れて死亡した後、ミッチェナーらの説得を受けても活動を辞めず、シーズン2最終話でメンフィスにおいて「ネイサン・ジェームズ」一行がワクチンの配布を行おうとしているのを察知し、海軍の兵士を装って集まった民間人の中に捕縛した感染者を放ってパニックを引き起こすことでワクチン配布の阻止をたくらむが、グリーン一行ら陸戦部隊によって失敗、逮捕される。
カーティス(Curtis)
演:トラヴィス・ハマー
免疫保持者グループの一人。シーズン2第4話から登場する。マクダウェルの側近のような扱いであり、行動を共にしていることが多い。シーズン2最終話にてメンフィスにおける「ネイサン・ジェームズ」のワクチン配布をマクダウェルらと共に妨害しようとするがグリーン一行らによって阻止される。その際に逃亡に成功しており、最後にレイチェルの前に現れ、彼女を銃撃して逃走する。
シーズン3にてレイチェル殺害の罪で逮捕され、刑務所で服役していたが接触を図ってきたバーンズに対してミッチェナーの過去の詳細を話す。
イアン(Ian)
演:マーク・ライノ・スミス / 吹替:河合みのる
ショーンの部下の一人。ショーンが集めた「アキレス」の新しい乗組員の中でショーン、ネッドの次の地位にあたるらしく、2人が艦を離れて上陸している際は「アキレス」の指揮をとっている。陸戦も担当しており、病院船「サラス」の船上でチャンドラーらと銃撃戦を行った一人でもある。「ネイサン・ジェームズ」と「アキレス」との決戦の際は陸に上がり、対艦ミサイル発射機を用意して「ネイサン・ジェームズ」へ攻撃を仕掛けようとするが、大統領らの避難のために陸に上がっていたスラッタリーらに察知されて戦闘になり、最後はスラッタリーと格闘戦を演じた挙句、刺殺される。
マックス(Max)
演:スコット・アンダーソン
ショーンの部下の一人。「アキレス」の水雷長を務める。ショーンが集めたアキレスの新しい乗組員の中で唯一のベテラン潜水艦乗員。

中国編集

ポン・ウー(Peng Wu)
演:フェルナンド・チェン
シーズン3より登場する中国国家主席。アジアにおける優位性を持とうと様々な横暴な行為を働く。レクチンを体内に入れた人間がウイルスに感染するとワクチンが効かなくなるという効能を発見し、日本等周辺国にレクチンを封入したミサイルによる攻撃を行い、周辺国の国民を虐殺。それらの妨害を行おうとするチャンドラー達に対して敵意を持ち、国家安全部特殊部隊や稼働可能な4隻のミサイル駆逐艦で構成された艦隊を「ネイサン・ジェームズ」に嗾けるなどする。
日本に部隊を率いて上陸し、東京において文化遺産の破壊行為を働いていた所を「ネイサン・ジェームズ」やタケハヤ一味によって強襲され、最後はタケハヤに美術品の日本刀で刺殺される。
ラウ・フー(Lau Hu)
演:ステファン・オイヤング
シーズン3より登場する中国国家安全部部長。ポンの右肩的存在であり、国家安全部特殊部隊を率いてチャンドラー一行と戦闘を行う。自身もウルフと対等の格闘戦を演じる等高い近接戦闘能力をもつ。ウルフと二度目の戦闘で再度拳を交え、敗北し死亡した。

海賊編集

タケハヤ
演:真田広之/ 声:同
シーズン3より登場する東南アジアの海域における最大勢力の海賊の頭領。元海上自衛隊隊員で軍艦の艦長だった。タケハヤとは本名ではなく、『古事記』の建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)より取られている。
海上自衛隊在籍時にパンデミックに遭遇し、日本の生き残りに対してワクチン配布の指揮を取っていたがポンの陰謀で散布したレクチンによって生き残りを殆ど失う。それをアメリカがワクチンと称する毒物を配布したと考え、アメリカに対して復讐を行うべく、海賊となって東南アジア諸国で仲間を集めていた。
ベトナムにおいてスラッタリーら「ネイサン・ジェームズ」の上級士官らを拉致。救出のためにやってきたアメリカ海軍軍艦を自身の設置した機雷原や用意した魚雷によって攻撃撃沈しようとする。
ワクチンが効いている人間の血液を輸血するとウイルスの効果を抑制できるということを発見しており、それを自身や妻、部下に対して利用するため拉致したスラッタリーらの血液を強制的に採取し続けた。
救出にきたチャンドラー達「ネイサン・ジェームズ」によって機雷原を突破されて急襲を受け、妻もろとも逮捕される。
その後、チャンドラー達の説得によってアメリカが原因ではなかったと誤解が解かれた結果、チャンドラー達と協力体制を取り、仲間たちと共にポン打倒を目指す。
東京で文化遺産の破壊行為を行っていたポンらをチャンドラー達と急襲し、ポンを殺害して復讐を果たし、輸血による抑制効果が薄れてきていることを自覚していたため、日本に残って家族と余生を過ごす決断をする。
キョウコ
演:藤谷文子/ 声:同
シーズン3より登場するタケハヤの妻。妊娠しており、登場時には既に臨月であったがマラリアに感染、危険な状態になるが拉致されていたリオスの手によって一命をとりとめる。タケハヤと共に「ネイサン・ジェームズ」一行に逮捕されるが艦内で無事出産する。

アメリカ地域権力者編集

アリソン・ショー(Allison Shaw)
演:エリザベス・ローム
シーズン3より登場する女性議員。ミッチェナーとは元恋人であることが示唆されている。当初ミッチェナーの側近として登場し、カーラたちとも良好な関係を築いていた。
だが実は裏でアメリカの地域の有力者や中国国家主席であるポンとつながっており、ミッチェナーとチャンドラー一行を排除して自身の思い描くアメリカを作ろうと企んでいた。
ポンに対してはホワイトハウスより暗号を利用して「ネイサン・ジェームズ」一行の位置座標を送ることで排除を依頼。国内ではマスコミに情報を流してミッチェナーをバッシングさせて下地を作ったのちに部下にミッチェナーを自殺に見せかけて殺害させる。
ミッチェナーが死亡したのちに本性を表し、後任となったオリバー大統領の家族を人質に操り人形とし、自身に有利な政策を出させると同時にチャンドラーの逮捕指令を出させて排除をもくろむ。
カーラ達によってオリバーが救出されるとミッチェナー殺害の罪をオリバーに擦り付けると同時に合衆国政府を閉鎖する宣言を出し、陸海空海兵隊軍上層部要人を全員暗殺したのちに地域権力者たちと共謀。権力者たちの仲介人として活動し、権力者たちだけが有利になるアメリカを作ろうとする。
チャンドラー達「ネイサン・ジェームズ」が帰国するとミサイルやドローン攻撃機を用いて排除しようとするが「ネイサン・ジェームズ」陸戦部隊によってホワイトハウスを制圧されて攻撃は失敗。権力者たちは全員排除もしくは逮捕される。
部下にチャンドラーの子供たちを拉致させ、引き換えにすることでチャンドラーを捕縛、抹殺しようとするがテックスらによって阻止され、最後は父親であるジェッドや救出にきたテックスを殺害されて激昂したチャンドラーによって射殺された。
ロベルタ・プライス(Roberta Price) 
演:ルーシー・バトラー
アルバート・ウィルソン(Albert Wilson) 
演:ドゥーガルド・パーク
ランダル・クロフト(Randall Croft) 
演:エディ・ドリスコル
マニュエル・カステーヨ(Manuel Castillo) 
演:アル・コロネル
ウィリアム・ビーティ(William Beatty)
演:リチャード・グリーン
シーズン3より登場するパンデミックで生き残ったアメリカ地方の権力者たち。それぞれ地方議員や大企業社長など元の職種は異なっており、クロフトはアメリカ北東部、プライスは南東から南部中央部、ウィルソンは中央北部、カスティーヨは南西部、ビーティは北西部を受け持っている。
ショーの考えに賛同し、アメリカ合衆国政府を閉鎖させて自分たちの受け持つ地域の支配者になるべく共謀する。政府閉鎖宣言の前にビーティは考えに反発したレベロと接触した結果ショーの部下に暗殺されている。
政府閉鎖後はそれぞれの地域の軍を傘下に収めて各区域を支配。地元の国民を自分たちの受け持つ産業を発展させるための労働力としか見ておらず、食料を徴用し、その食料を労働の対価として働かせるなど完全に奴隷として扱っており、カスティーヨに至っては地元の人間を他の区域に労働力として『輸出』している有様となった。
ビーティが死亡した際には彼の支配地域をだれが担当するかでもめるなどそれぞれの仲は非常に険悪。
オリバー大統領を保護したチャンドラー一行によってまず、カステーヨが捕縛され、その情報をもとにクロフト、ウィルソンは逮捕。プライスはショーによって邪魔者として殺害された。

その他編集

エミール
グアンタナモ基地に収監されていたアルカイダたちのリーダー。仕掛け爆弾とアメリカ人殺しを趣味としており、基地へ補給にやってきた「ネイサン・ジェームズ」一行を襲撃する。食料の交渉を行っていた隙に「ネイサン・ジェームズ」の砲撃とチャンドラーらの銃撃によって死亡。
エル・トロ(El Toro)
演:ホセ・ズニーガ/ 声:魚建
麻薬王であり、逃亡してきた先にあったニカラグアのジャングルの集落を武力により支配していた。非人道的な独裁者で、住民たちを安全を守る代わりに奴隷のように扱い、村長の娘に夜伽を強要した挙句に言うことを聞かなければ感染者がいる地域に放逐など非道な行いを繰り返してきた。ウイルスの実験のために猿の捕獲にやってきたチャンドラー一行を一時的に捕縛。装備一式を奪って開放するが、非道な行いを見過ごせなかったチャンドラーらによって襲撃を受け部下を壊滅させられる。降伏し、「ネイサン・ジェームズ」の庇護下になって安全を得ようとするが直後に怒れる村の村長によって刺殺される。

その他編集

ダリアン・チャンドラー(Darien Chandler)
演:トレイシー・ミッデンドルフ / 声:御沓優子
チャンドラー艦長の妻。二人の子供たちと夫の帰還を信じて待つが、街に出かけた際感染者の遺体に触れたせいでウイルスに感染してしまい、その後ワクチンの接種が間に合わずに死亡する。
アシュリー・チャンドラー(Ashley Chandler)
演:グレイス・カウフマン / 声:青山吉能
チャンドラー艦長の娘。軍をやめようと考えるチャンドラーに対し、母はそれを許さないだろうとの考えを伝える。
サム・チャンドラー(Sam Chandler)
演:エイダン・ジェイサスマン / 声:まつだ志緒理
チャンドラー艦長の息子。
ジェッド・チャンドラー(Jed Chandler)
演:ビル・スミトロヴィッチ / 声:樋浦勉
チャンドラー艦長の父親。元アメリカ陸軍で、息子が帰ってくることを信じながら無線で通信を続け、ダリアンと子供たちを守っていたのだが、ダリアンを経由してウイルスに感染してしまう。しかし、ギリギリでワクチンを接種できたことで子供たちと共に死を免れ、妻の死に悲しみ軍をやめようとする息子に対し、妻が死んだその責任は自分にあると語り、軍に留まるよう諭す。
シーズン3において地域権力者たちの陰謀に巻き込まれたカーラの母親と息子を預かり、サム、アシュリーら子供たちと共に身を隠すがカーラの母親たちと別行動をとった際に発見されサム、アシュリーを拉致された挙句に殺害されてしまう。
トールバルト(Thorwald)
演:タイタス・ウェリヴァー
グランダーソン議員の残虐な行為に抵抗し、地下に街を作りレジスタンスを率いる男。以前はボルチモア市警に所属していた。チャンドラーと同盟を組み、打倒グランダーソン議員を誓う。
チャンドラー達と共にオリンピアを急襲するが戦闘中に被弾し、戦死する。
ヒックス大佐(Capt. Hicks)
演:ブラントン・ボックス
アメリカ合衆国ミサイル駆逐艦「シャクルトン」艦長。
東アジアの海域に僚艦である「ヘイワード」と共に展開していた際、ポンの策略で韓国に対してレクチン散布を行おうとする中国海軍を阻止するべく、「ネイサン・ジェームズ」、「ヘイワード」と共に戦闘に参加するも陸上ミサイル基地からの対艦ミサイル攻撃によって撃沈され、戦死。

DDG-151 ネイサン・ジェームズ編集

エピソード編集

脚注編集

  1. ^ BSフジ公式サイトの作品情報より。
  2. ^ On the Set: TNT's The Last Ship Sets Sail”. TV GUIDE (2014年6月2日). 2015年12月3日閲覧。
  3. ^ TNT Sets Premiere Dates for The Last Ship Season 2, Falling Skies’ Final Season & More”. TVOvermind (2015年4月3日). 2015年12月3日閲覧。
  4. ^ TNT Renews ‘The Last Ship’ for Season 3”. VARIETY (2015年8月11日). 2015年12月3日閲覧。
  5. ^ Lincoln, Ross A. (2016年7月31日). “TNT’s ‘The Last Ship’ Renewed For Fourth Season – TCA”. 2016年7月31日閲覧。
  6. ^ 『ザ・ラストシップ』シーズン4に更新決定!”. 2016年9月17日閲覧。
  7. ^ 『ザ・ラストシップ』、早くもシーズン5更新が決定”. 2016年9月17日閲覧。
  8. ^ 主役エリック・デインのうつ病で「ザ・ラストシップ」の撮影が休止に” (2016年5月8日). 2017年5月14日閲覧。
  9. ^ マイケル・ベイ初ドラマ「ザ・ラストシップ」日本放送が決定、吹替キャスト集結”. 映画ナタリー (2015年9月4日). 2015年12月1日閲覧。
  10. ^ コンテンツ配信情報”. Hulu. 2015年12月1日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集