ジョナサン・ボマリト

ジョナサン・ボマリト（Jonathan Bomarito 1982年1月23日 - ）は、モントレー出身のアメリカ合衆国のプロレーシングドライバー。

2011ロレックススポーツカー

経歴

ボマリトは、カートで成功を収め、グランダムカップで2年間ドライブした後、2003年にフォーミュラ・フォード2000に移籍し、タイトルを獲得した。翌年はアトランティック・チャンピオンシップに移り、ポイントで9位でフィニッシュした。翌年、シリーズ初優勝を獲得し、チャンピオンシップで5位でフィニッシュした。 2007年、彼はサンノゼで優勝し、再び5位でフィニッシュ。 2008年、彼はアトランティックシリーズの準優勝者となり、3回の勝利を収めた。ボマリトはまた、2005年、2008年、2009年のデイトナ24時間レースにも出場した。

2010年、マツダ・RX-8のGTクラスを運転するロレックス・スポーツカー・シリーズのレギュラードライバーとなり、ボマリトは2勝（デイトナ24時間レースでのクラス優勝を含む）と5回の表彰台を獲得し、チャンピオンシップで4位でフィニッシュした。2011年と2012年のGTクラスドライバーズチャンピオンシップでも5位に入り、両シーズンで1勝・4回の表彰台を獲得した。プチ・ル・マンにもボマリトはこの間に参戦している。

アメリカン・ル・マン・シリーズでは、SRTモータースポーツの公式ドライバーとなり、SRT・バイパー GTS-Rで、コ・ドライバーのクノ・ウィットマーが2つの表彰台を獲得し、ドライバーズチャンピオンシップGTクラスで13位でフィニッシュした。彼らはまた、トミー・ケンドールをサードドライバーとしてル・マン24時間レースに出場し、クラス9位でフィニッシュした。ボマリトとウィットマーは、 2014年のユナイテッド・スポーツカー選手権でコ・ドライバーとして残り、インディアナポリスとオースティンで2勝を挙げた。彼らはコルベット・レーシングのアントニオ・ガルシアに次ぐポイントランキングに最終ラウンドで入ったため、SRTはGTLMドライバーズタイトルを獲得するマルケのチャンスを最大化するために2人のドライバーを両方の車に分割することを選択した。戦略はうまくいったが、ボマリトが2位につけたのに対して前にいたのはウィットマーであった。

2015年にプロトタイプクラスで運転するためにマツダと再契約した。 2018年のDPi規制に先立ってヨースト・レーシングがチームの管理を引き継ぐまで、結果は当初は控えめであった。 ヨーストは、次のシーズンのテスト時間を最大化するため、2017年シーズンの最終レースから撤退することを選択した。 2018年初頭のいくつかの信頼性の問題を除けば、ボマリトとチームは非常に成功した期間を送り、コ・ドライバーのハリー・ティンクネルとセブリング12時間レースを含む4つのレースで優勝し、2020シーズンはチャンピオンシップで総合3位でフィニッシュした。

レース成績

アメリカン・オープンホイール

USF2000ナショナルチャンピオンシップ

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	順位	ポイント
2003年	PR1モータースポーツ	SEB1 2	SEB2 8	LRP1 1	LRP1 3	MDO1 3	MDO2 5	ROA1 3	ROA2 4	MDO3 1	MDO4 1	ATL1 1	ATL2 1	1位	267

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

アトランティック・チャンピオンシップ

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	順位	ポイント
2004年	トランスネット・レーシング	LBH 6	MTY 5	MIL 8	POR1 4	POR2 3	CLE 5	TOR 11	VAN	ROA	DEN	MTL	LGA	9位	134
2006年	PR1モータースポーツ	LBH 23	HOU 3	MTY 4	POR 14	CLE1 4	CLE2 8	TOR 2	EDM 6	SJO 16	DEN 16	MTL 15	ROA 1	6位	178
2007年		LVG 3	LBH 2	HOU 4	POR1 24	POR2 7	CLE 22	MTT 4	TOR 20	EDM1 14	EDM2 2	SJO 1	ROA 4	5位	207
2008年	マシアセン・モータースポーツ	LBH 5	LGA 19	MTT 6	EDM1 1	EDM2 4	ROA1 1	ROA2 2	TRR 1	NWJ 9	UTA 6	ATL 17		2位	228
2009年		SEB 18	UTA	NWJ1	NWJ2	LIM	ACC1	ACC2	MDO	TRR	MOS			11位	19
	チーム・スターゲート・ワークス											ATL 4	LGA 8

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

インディライツ

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	順位	ポイント
2009年	ジェノア・レーシング	STP1	STP2	LBH 18	KAN	INDY	MIL	IOW	WGL	TOR	EDM	KTY	MDO	SNM	CHI	HMS	30位	12

(key)

スポーツカー

アメリカン・ル・マン・シリーズ

年	チーム	使用車両	エンジン	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	順位	ポイント
2012年	SRTモータースポーツ	SRT・バイパー GTS-R	ダッジ 8.0L V10	GT	SEB	LBH	LGA	LIM	MOS	MDO	ROA	BAL	VIR	PET Ret	NC	0
2013年				GT	SEB 10	LBH 8	LGA Ret	LIM 5	MOS 3	ROA 6	BAL 6	CTA 2	VIR 9	PET 5	9位	73

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

ウェザーテック・スポーツカー選手権

年	チーム	使用車両	エンジン	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	順位	ポイント
2014年	SRTモータースポーツ	ダッジ・バイパー・GTS-R	ダッジ 8.0L V10	GTLM	DAY 6	SEB 2	LBH 10	LGA 7	WGL 3	MOS 2	IMS 1	ELK 3	VIR 5	COA 1	PET 6	2位	326
2015年	マツダ・モータースポーツ	マツダ・プロトタイプ	マツダ 2.2L SKYACTIV-D (SH-VPTS) I4 Turbo (diesel)	P	DAY 12	SEB 10	LBH 8	LGA 6	DET	WGL	MOS	ELK	COA 8	PET 7		9位	141
2016年			マツダ MZ-2.0T 2.0L I4 Turbo	P	DAY 10	SEB 6	LBH 5	LGA 4	DET 3	WGL 8	MOS 8	ELK 5	COA 8	PET 9		7位	257
2017年		マツダ・RT24-P		P	DAY 11	SEB 5	LBH 3	COA 10	DET 5	WGL 3	MOS 4	ELK	LGA			8位	205
	VisitFlorida.com・レーシング	リジェ・JS P217	ギブソン GK428 4.2L V8											PET 7
2018年	マツダ・チーム・ヨースト	マツダ・RT24-P	マツダ MZ-2.0T 2.0L Turbo I4	P	DAY 16	SEB 6	LBH 9	MDO 14	DET 14	WGL 10	MOS 11	ELK 8	LGA 4	PET 3		10位	218
2019年				DPi	DAY 9	SEB 6	LBH 8	MDO 3	DET 11	WGL 1	MOS 2	ELK 1	LGA 10	PET 11		6位	263
2020年				DPi	DAY 6											3位	260
	マツダ・モータースポーツ					DAY 1	SEB 5	ELK 5	ATL 2	MDO 4	PET 6	LGA 4	SEB 1
2021年				DPi	DAY 3	SEB 2	MDO	DET	WGL 1	WGL	ELK	LGA	LBH	PET 1		9位	1436

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

ル・マン24時間レース

ル・マン24時間レース 結果
年	チーム	コ・ドライバー	使用車両	クラス	周回	順位	クラス 順位
2013年	SRTモータースポーツ	トミー・ケンダール クノ・ウィットマー	SRT・バイパー GTS-R	GTE Pro	301	31位	9位
2019年	フォード・チップ・ガナッシ・チームUK	アンディ・プリオール ハリー・ティンクネル	フォード・GT	GTE Pro	342	23位	4位

セブリング12時間レース

セブリング12時間レース 結果
年	チーム	コ・ドライバー	車両	クラス	周回	順位	クラス 順位
2013年	SRTモータースポーツ	クノ・ウィットマー トミー・ケンダール	SRT・バイパー GTS-R	GT	303	34位	10位
2014年		クノ・ウィットマー ロブ・ベル		GTLM	286	13位	2位
2015年	マツダ・モータースポーツ	トリスタン・ヌニェス シルヴァン・トレンブレ	マツダ・プロトタイプ	P	111	DNF	DNF
2016年		トリスタン・ヌニェス スペンサー・ピゴット		DPi	238	6位	6位
2017年		トリスタン・ヌニェス スペンサー・ピゴット	マツダ・RT24-P	P	319	29位	11位
2018年	マツダ・チーム・ヨースト	ハリー・ティンクネル スペンサー・ピゴット		P	343	6位	6位
2019年		ハリー・ティンクネル オリヴィエ・プラ		DPi	346	6位	6位
2020年	マツダ・モータースポーツ	ハリー・ティンクネル ライアン・ハンター＝レイ		DPi	348	1位	1位
2021年		オリバー・ジャービス ハリー・ティンクネル		DPi	349	2位	2位
2022年	PR1/マティアセン・モータースポーツ	ジョシュ・ピアソン スティーブン・トマス	オレカ・07-ギブソン	LMP2	343	10位	4位