ディオ (バンド)

アメリカ合衆国のヘヴィメタルバンド

ディオ (Dio) は、アメリカ合衆国出身のヘヴィメタルバンド

ディオ
Dio
Dio (2005).jpg
イタリア公演 (2005年6月)
DIO (band) logo.svg
バンド ロゴ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州コートランド
ジャンル ヘヴィメタル
活動期間 1982年2010年
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード
ヴァーティゴ
マーキュリー・レコード
リプリーズ・レコード
Mayhem Records
SPV/Steamhammer
Spitfire Records
サンクチュアリ・レコード
公式サイト ronniejamesdio.com
メンバー ロニー・ジェイムス・ディオ (Vo)
クレイグ・ゴールディ (G)
ルディ・サーゾ (B))
サイモン・ライト (Ds)
スコット・ウォーレン (Key)
旧メンバー ヴィヴィアン・キャンベル (G)
ジミー・ベイン (B)
ヴィニー・アピス (Ds)
ほか 別記参照

HR/HMバンド「レインボー」や「ブラック・サバス」の元ボーカリストでもあった、ロニー・ジェイムス・ディオが主宰するグループ。1980年代のメタルムーブメント初期から活動する存在であったが、2010年 ロニーの死去により消滅した。

歴史編集

 
創設者ロニー・ジェイムス・ディオ (2009年)

1982年10月に「ブラック・サバス」を脱退したロニー・ジェイムス・ディオは、共に脱退したドラムスのヴィニー・アピスを帯同し、自ら率いるバンド「ディオ」を結成。その翌年、アルバム『情念の炎~ホーリィ・ダイヴァー』でデビューした。

1991年、ディオのブラック・サバス復帰に伴い活動休止したが、1993年にロニーがブラック・サバスを再離脱して活動再開し、その後も精力的に作品を発表しライブ活動も行った。

バンドの音楽性はディオが「レインボー」や「ブラック・サバス」などで培ってきた幻想的な詞の世界とヘヴィメタル様式を巧みに組み合わせたもので、世界中で人気を博した。が、自身がかつて在籍したレインボーのように、メンバーチェンジが非常に多く、音楽性も変遷を続けた。特にブラック・サバス再脱退後の『ストレンジ・ハイウェイズ』、『アングリー・マシーンズ』はギタリストに、モダン・ヘヴィネス的な音楽性に長けているトレイシー・Gを起用したことにより、バンドの本来の持ち味の幻想的な世界観、レインボー及びブラック・サバス譲りのメロディアスさがほぼ無くなり、多くのファンを失望させ、非難を受けた。しかし次作『マジカ』で本来の持ち味を取り戻す。

2006年にロニーは、ブラック・サバスのアルバム『悪魔の掟』制作時のラインナップで「ヘヴン・アンド・ヘル」名義の活動を開始したが[1]、Dioとしての活動も並行して行い、同年10月には「LOUD PARK 2006」にコ・ヘッドライナーとして出演した。

2008年には5月27日から6月21日まで、ヨーロッパ、北欧に地域を限定したミニツアーを行った。その後ロニーがヘヴン・アンド・ヘルに専念するため活動休止した。

2010年5月16日、ロニーが胃癌で逝去[2]。バンドはそのまま活動再開することなく、実質上解散した。

ロニーの死後、残されたメンバーは2011年から「Dio Disciples」として活動を開始。翌年にはヴィヴィアン・キャンベルジミー・ベインヴィニー・アピスの創設メンバーを中心としたバンド「Last In Line」も活動を始めた[3]

2016年、ドイツのHR/HMフェス『ヴァッケン・オープン・エア』にてロニーのホログラムが公開され、翌2017年から「Dio Disciples」のバンド帯同による世界ツアーを開始した[4]

メンバー編集

最終ラインナップ編集

  • ロニー・ジェイムス・ディオ Ronnie James Dio - ボーカル (1982年–2010年)
  • クレイグ・ゴールディ Craig Goldy - ギター (1986年–1989年、1999年–2001年、2004年–2005年、2006年–2010年)
  • ルディ・サーゾ Rudy Sarzo - ベース (2005年–2010年)
  • サイモン・ライト Simon Wright - ドラムス (1989年–1991年、1998年–2010年)
  • スコット・ウォーレン Scott Warren - キーボード (1993年–2010年)

旧メンバー編集

ギター

ベース

  • ジミー・ベイン Jimmy Bain(1982年–1989年、1999年–2004年)
    ディオ加入以前はレインボーのメンバーとしていた。2004年の脱退後はソロ活動やラスト・イン・ラインのメンバーとして活動していたが、2016年1月に逝去した。
  • テディ・クック Teddy Cook(1989年–1991年)
  • ジェフ・ピルソン Jeff Pilson(1993年–1997年、2004年–2005年)
    加入前及び脱退後はドッケンのメンバーとして活動。現在はフォリナーのメンバーとして活動。
  • ラリー・デニンソン Larry "Bones" Dennison(1997年–1999年)

ドラムス

キーボード

ボーカル ギター ベース ドラムス キーボード
1982年-1983年 ロニー・ジェイムス・ディオ ヴィヴィアン・キャンベル ジミー・ベイン ヴィニー・アピス (不在)
1983年-1985年 クロード・シュネル
1986年-1989年 クレイグ・ゴールディ
1990年 ローワン・ロバートソン テディ・クック サイモン・ライト イェンス・ヨハンソン
1993年-1997年 トレイシー・G ジェフ・ピルソン ヴィニー・アピス スコット・ウォーレン
1997年-1999年 ラリー・デニンソン
1999年-2001年 クレイグ・ゴールディ ジミー・ベイン サイモン・ライト
2001年-2004年 ダグ・アルドリッチ
2004年-2005年 クレイグ・ゴールディ ジェフ・ピルソン
2005年-2006年 ダグ・アルドリッチ ルディ・サーゾ
2006年-2010年 クレイグ・ゴールディ

日本公演編集

ディスコグラフィ編集

スタジオ・アルバム編集

  • 『情念の炎~ホーリィ・ダイヴァー』 - Holy Diver (1983年) *US61位プラチナム、UK13位シルバー
  • 『ラスト・イン・ライン』 - The Last In Line (1984年) *US24位プラチナム、UK4位シルバー
  • 『セイクレッド・ハート』 - Sacred Heart (1985年) *US29位ゴールド、UK4位
  • 『ドリーム・イーヴル』 - Dream Evil (1987年) *US43位、UK8位
  • 『ロック・アップ・ザ・ウルブス』 - Lock Up The Wolves (1990年) *US61位、UK28位
  • 『ストレンジ・ハイウェイズ』 - Strange Highways (1994年) *US142位
  • 『アングリー・マシーンズ』 - Angry Machines (1996年)
  • 『マジカ』 - Magica (2000年)
  • 『キリング・ザ・ドラゴン』 - Killing The Dragon (2002年) *US199位
  • 『マスター・オブ・ザ・ムーン』 - Master Of The Moon (2004年)

ライブ・アルバム編集

  • 『インターミッション』 - Intermission (1986年) *US70位、UK22位
  • 『ディオズ・インフェルノ:ザ・ラスト・イン・ライヴ』 - Inferno: Last in Live (1998年)
  • Evil Or Divine (2005年)
  • 『ホーリー・ダイヴァー・ライヴ』 - Holy Diver Live (2006年)
  • 『ライヴ・アット・ドニントン83&87』 - At Donington UK: Live 1983 & 1987 (2010年)
  • 『ディオ~セイクレッド・ハート・ライヴ1986 コンプリート・ヴァージョン』 - Finding The Sacred Heart: Live In Philly 1986 (2013年)
  • 『ライヴ・イン・ロンドン ハマースミス・アポロ 1993』 - Live in London, Hammersmith Apollo 1993 (2014年)
  • Chasing Rainbows - Live At The Coliseum Washington 1984 (2014年)

ベスト、コンピレーション・アルバム編集

  • 『ダイアモンズ - ベスト・オブ・ディオ』 - Diamonds: Best Of Dio (1991年)
  • Anthology (1997年)
  • Very Beast Of Dio (2000年)
  • Anthology Vol 2 (2001年)
  • Anthology - Stand Up And Shout - (2003年)
  • Metal Hits (2005年)
  • Rock Legends (2008年)
  • 『ザ・ロニー・ジェイムズ・ディオ・ストーリー:マイティア・ザン・ザ・スウォード』 - Mightier Than the Sword (2011年)
  • The Very Beast of Dio Vol. 2 (2012年)
  • 『ザ・シングルズ・ボックス』 - The Singles Box Set (1983-1993) (2012年)
  • Snapshot (2013年)
  • A Decade of Dio: 1983-1993 (2016年)

DVD編集

  • 『イーヴィル・オア・ディヴァイン』 - Evil Or Divine (2003年)
  • 『ウィ・ロック』 - We Rock (2005年)
  • 『ホーリー・ダイヴァー・ライヴ』 - Holy Diver Live (2006年)

脚注編集

  1. ^ HEAVEN AND HELL ライブレポート!”. 激ロック (2007年). 2017年12月23日閲覧。
  2. ^ ロニー・ジェイムズ・ディオ、死去”. BARKS (2010年5月18日). 2017年12月23日閲覧。
  3. ^ ヴィヴィアン・キャンベル「ディオのホログラム、ウィンウィンになるかも」”. BARKS (2010年9月13日). 2017年12月23日閲覧。
  4. ^ ロニー・ジェイムス・ディオ、“ディオ復活”ツアー開催。日本公演も”. BARKS (2010年7月27日). 2017年12月23日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集