バック・アロウ
『バック・アロウ』(英題:BACK ARROW)は、スタジオヴォルン制作による日本のテレビアニメ作品。2021年1月からTOKYO MXほかにて連続2クールで放送中[1]。
バック・アロウ | |
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ジャンル | ロボット、冒険、 ファンタジー、バトルアクション |
アニメ | |
原作 | 谷口悟朗、中島かずき ANIPLEX |
監督 | 谷口悟朗 |
シリーズ構成 | 中島かずき |
脚本 | 中島かずき |
キャラクターデザイン | 大高忍(原案) 菅野利之 |
メカニックデザイン | 天神英貴 |
音楽 | 田中公平 |
アニメーション制作 | スタジオヴォルン |
製作 | バック・アロウ製作委員会 |
放送局 | TOKYO MXほか |
発表期間 | 2021年1月9日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
壁に囲まれた世界「リンガリンド」を舞台に、主人公であるバック・アロウが失った記憶を取り戻そうと壁の外を目指していくストーリーが描かれる[2]。
あらすじ
巨大な壁に囲まれた大地・リンガリンドの僻地にあるエッジャ村に、ある日ラクホウで落ちてきた全裸の男があらわれる。男は記憶喪失だったが、壁の外に行きたいという。バック・アロウと名乗ることになった男はバインドワッパーでブライハイトを操り、村人を驚かせる。リュート卿和国の命を受けたイキ合愁国自警団がアロウを探し村を襲う。バインドワッパーを使ったエルシャは村の地下に落ちて、巨大城艦「グランエッジャ」を起動させる。イキ軍を退けたアロウと村人たちはグランエッジャで壁を目指すことになった。
登場人物
主要人物
- バック・アロウ
- 声 - 梶裕貴[3]
- 本作の主人公。壁の外から落ちてきたラクホウの中に全裸で入っていた謎の男性。胸に大きな傷跡を持つ。
- 自分の名前を含めた全ての記憶を失っており、唯一憶えていたことは「自分は壁の外から来た」ということだけだった。名前も思い出せなかったため、ビットから言われた「バッキャロー」を元に「バック・アロウ」という名前になった。リンガリンドの人々と違いアロウだけは名前の順序が姓・名となっている
- 基本的に明朗快活で良くも悪くも自分に正直な性格。面倒身が良く他者への思いやりや気遣う気持ちもあるが、何よりも「壁の外に行く」という使命感から時にはシュウの自身を切り捨てる発言を割り切ったりエルシャ達の話に耳を貸さずに独断行動を取るなど、単純なだけではない一面もある。
- 壁の外に帰ることを目的としており、エッジャ村の住人達と共に城塞戦艦「グランエッジャ」に乗り込み、壁の外を目指すことになる。シュウには、リンガリンドを統一する王となることでレッカ凱帝国とリュート卿和国の協力を以て世界壁の外を目指すことを提案され、難なく承諾している。
- ブライハイト「ムガ」を操る。信念を持っていないが故にブライハイトの対決で勝っても相手の命を奪うことはない、分身攻撃、武器への変身など、常識を超えた能力を発揮するなど、常識を逸脱した特殊な能力を多々有しており、レッカ凱帝国のゼツやリュート卿和国からは一目置かれている。
- シュウ・ビ
- 声 - 杉田智和[3]、上田麗奈(子供時代)
- 本作のもう一人の主人公で、レッカ凱帝国天命宮大長官→グランエッジャ軍師。カイとは北壁時代からの竹馬の友である。
- 基本的に穏やかな口調で他者と接するが、実際は冷徹なまでの頭脳と判断力で常に先を見通し、見込みがないと判断すれば即座に他者を切り捨てる非情さを持つ。それ故にエッジャ村の面々からも警戒されているが、アロウとは馬が合う。また、グランエッジャの内部の仕組みを即座に見抜くなど、天才に違わない頭脳の持ち主でもある。
- 知識欲と行動力が非常に旺盛で、知りたいものがあれば自ら動き、一度言い出したら絶対に止められない。一方で柔軟な思考も持ち合わせ、不確定要素であるアロウと独自に接触して助言を送ることもある。
- グランエッジャを攻撃する際に自らアロウ達に捕まり、国を裏切りアロウ達の元に投降する形でグランエッジャの軍師としてアロウ達の旅に同行することになる。それ以降は豊富な知識と頭脳で旅のサポートをしている。
エッジャ村 → グランエッジャ
物語の始まりとなるイキ合愁国の辺境の高台にある小さな村。資源もなく食料に乏しいためどこからも見向きもされていなかったが、ラクホウ(アロウ)が落ちてきたことと村の下から城塞戦艦「グランエッジャ」が出現したためエッジャ村自体が消失してしまい、村人全員がグランエッジャに乗艦してアロウが目的にしている壁の外を目指すことになる。そのためグランエッジャの存在自体を危険視されたレッカとリュート双方から狙われることになるがレッカの世界統一宣言に対抗する為にリュート卿和国と同盟を締結。
- バック・アロウ
- #主要人物を参照。
- シュウ・ビ
- #主要人物を参照。
- アタリー・アリエル
- 声 - 洲崎綾[3]
- 本作のヒロインで、エッジャ村で亡き父の跡を継いだ保安官を務める女性。心優しい性格でアニー達のような親の居ない子供達の面倒をみている。
- ブライハイト戦で命を救われたことからアロウを恩人と慕うようになり、エッジャ村の住人がアロウをイキ合愁国に売り渡そうとした際にも唯一反対した。
- 穏やかで心優しい性格の持ち主で、村の幼い子供達の面倒を率先して見たり、保身に走りがちなエッジャ村の面々と違い、他者への思いやりを強く持っている。しかし、その優しさ故に自身の気持ちを押し殺してしまう傾向があり、アロウが単独行動を取った時もアロウを迎えに行こうとするも、エルシャから半ば依存される形で引き止められるも拒むことは出来なかった。
- 信念「とりあえずやり過ごす」を機装顕現させたブライハイト「リュージュ」を操る。
- エルシャ・リーン
- 声 - 小澤亜李[3]
- もう一人のヒロインで、エッジャ村の村長の孫。エッジャ村の住人のことを第一に考えている。
- 「壁の外から来た」と主張するアロウを最初は怪しんでいたが、何度も窮地を救ってくれたことと、自分達がアロウを売り渡してもなお仲間として見てくれたことから信頼するようになる。
- 基本的に活気で明るい性格だが、実際はエッジャ村の面々同様に後ろ向き且つ保身的な一面もあったが、アロウと和解して以降は以前よりも前向きな姿勢を持つようになった。しかし、旅の中でアロウを信用しない祖父とすれ違いを起こすようになり、祖父から投げやりに村長の座を譲られるが、新しい村長という責任からリュート卿和国からの勧誘に応じ、それに応じようとしないアロウと喧嘩別れをしてしまう。村長になって以降は村長としての責任と重圧から半ばアタリーの意思を無視する形で依存するようになる。
- リュート卿和国に招かれるや否や、レッカ凱帝国との戦争を目論むフィノワールの策によりプラークとの命を懸けた決闘を交えることになるが、新たなる決意により信念を強めアロウの協力も得て勝利。その後、フィーネ率いるリュート卿和国との同盟をエッジャ村長として締結し、レッカ凱帝国と対峙することになる。
- 信念「絶対に生きのびる」を機装顕現させたブライハイト「シャドウ」を操る。ふとしたことから城塞戦艦「グランエッジャ」の操艦を担当する。グランエッジャの性能をフルに発揮しなければならないことが多いため、ブライハイトで戦場に赴くことは少ない。
- ビット・ナミタル
- 声 - 小野賢章[3]
- エッジャ村で一番といわれているお調子者。調子に乗りやすいがビビり癖がある為、エルシャからは度々呆れられている。
- 村を襲ってきたタイロンを一度は捕らえるものの、タイロンの口車に乗ってしまいエッジャ村の住人を巻き込んでアロウをイキ合愁国に売り渡そうとした。しかし、タイロン達に裏切られ逆にエッジャ村の住人を危険に晒してしまい、奪われたバインドワッパーを取り返してアロウに助けを求めた。
- 基本的にお調子者且つ小心者で、当初はアロウやシュウといった警戒していた相手にも上手く言い包められて良いように使われることもあり、シュウには「大元帥殿」と呼ばれている。アタリーに想いを寄せているが、伝えることは出来ていない。
- エッジゃ村にいたころは銃の扱いが苦手であったが、グランエッジャに乗艦してからは陰で訓練したことで銃の腕前は上達しており、銃もグランエッジャに配備されていた銃を使用している。裁縫が得意であり、アロウの服を仕立てた。戦場においてはシュウと共にグランエッジャの操縦及び攻撃にあたっているが、操縦面では慣れていない面が多く、度々シュウに呆れられている。
- バーク・リーン
- 声 - 河本邦弘[4]
- エッジャ村の村長。当初より未来に希望を持たずエッジャ村の現状を維持することを第一としていた為、外部の者であるアロウやシュウを嫌っており、エルシャ達が二人と和解して尚、二人を警戒している。
- 旅を続ける中ではエルシャとすれ違いを起こすようになり、投げやり気味にエルシャに村長の座を譲る。リュート卿和国に辿り着いた際にも貴族絡みの問題に巻き込まれ、貴族であることが判明したソーラにさえも距離を置くようになる。
- ソーラ・アシン
- 声 - 関智一[4]
- エッジャ村の医者。元は村の外の人間だが、医学知識の無いエッジャ村の人間達から歓迎されている。
- 基本的に冷静且つ慎重な性格。医学知識の他にも他国の知識や情勢にも精通し、それらでシュウのサポートを行うこともある。
- 元はリュート卿和国の貴族「機甲卿」であり本名は「ヴェルナー・コンラート」で、リュート卿和国六大卿・プラークの兄。幼い頃はプラークやフィーネと仲睦まじい関係だったが、ハングライダーで飛行していたプラークとフィーネを鳥と見間違えて撃ち落としてしまった事件をきっかけにプラークとの仲が険悪となり、二重人格となってしまったフィーネを治療するために国を離れる。その先でエッジャ村に辿り着き、そこで突如現れたブライハイト対決で勝利しても相手の命を奪わないアロウの特殊な力やグランエッジャを研究しシュウの知識を活かして応用することでフィーネを救えるのではないかと考える。
- リュート卿和国に戻ってきた際にはプラークから冷たい態度を取られており、レッカ凱帝国との戦争が勃発する直前には「せめて姫のために戦って死ね」と浴びせられている。
- アニー、ジム、トム、サム
- 声 - 上田麗奈[4]、松本沙羅[4]、永瀬アンナ[4]、長縄まりあ[4]
- エッジャ村の子供たち。ジム、トム、サムが男の子で、アニーが女の子。
レッカ凱帝国
武の心を重んじ、強大な武力を有する国。リンガリンドの西に位置。現凱帝のゼツが一代で大国にした。ゼツに服属しない辺境の地は制圧を受ける。
- カイ・ロウダン
- 声 - 置鮎龍太郎[3]、小島幸子(子供時代)
- 無敵将軍。信念「天下無双」を機装顕現させたブライハイト「ギガン」を操る。北の壁際の村出身の奴隷だったが、シュウと共に「北壁の誓い」を立て、将軍にまでのし上がった。
- 世界壁についてはレッカ凱帝国の思想に忠実に従っており、壁の中の世界で貧しく苦しい生活を経験した身として、壁の外を目指そうとするシュウやアロウとは強い対立を敷いている。
- 豪快且つ大胆だが、格下相手でも礼儀を持って応じる武人然とした人物。竹馬の友であるシュウには強い友情と信頼を抱いていたが、シュウが裏切って以降は強い怒りを抱くようになり、シュウのお目付け役だったレンを腹心に就ける。自身の信念を鍛え上げるため、牢獄の中で一人鍛錬を積む日々を続ける。
- リュート卿和国との戦争では一貫してシュウを狙うが、彼の本心を理解できず自らの信念も見失ってしまっていたため、グランエッジャとムガの連携に敗れ、更にはリュージュにさえも苦戦を強いられる。しかし、己が信念を見つめ直したレンの一喝により自らも戦線に復帰。レンの新たなブライハイトとの合体により、レッカ凱帝国では初の飛行能力を得たブライハイト「ギガンレップウ」を発現させる。飛行可能なムガとパラノーブルの2機を相手に全く引けを取らず互角以上の戦いを繰り広げる。最終的にゼツがレッカ凱帝国の敗北を受け入れた際、バイやゴウらは反抗的な姿勢を取っていたが自身はバインドワッパーを握り潰し敗北を潔く認め、凱帝の名に泥を塗ることのないよう叱責した。
- シュウ・ビ
- #主要人物を参照。
- レン・シン
- 声 - 潘めぐみ[3]
- 軍人。シュウのお目付け役。
- 信念「不義なる者断じて許さず」を機装顕現させたブライハイト「シュンレツ」を操る。基本的に厳格且つ上司であるシュウにも手厳しい態度で接する程に生真面目な性格。
- 当初はシュウを慕っていたが、シュウが国を裏切って以降は凄まじい憎悪を抱くようになり、同じくシュウに失望したカイの腹心として行動をするようになる。リュート卿和国との戦争ではバインドワッパーを与えられ、自らも戦場でブライハイトを用いて戦う。信念を持たずバトルで相手の命を奪わないアロウを卑劣な存在として攻撃するが、ムガの飛行能力には及ばず敗北。その後は爆弾による自爆や小刀による攻撃などで生身のアロウを追い込もうとするも、自分の命を大切に扱わない行動を叱責される。カイもグランエッジャに敗れ一時撤退することになり、夜な夜な鍛錬を積む最中でゼツ凱帝により己が信念を見つめ直す機会を与えられ、自身のブライハイトを飛行能力を得た「レップウ」へと進化させる。戦線復帰後はカイの翼となることを自ら望み、未だ立ち直れずにいたカイを一喝しギガンとの合体能力を発現させ、再びグランエッジャの前に立ちはだかる。ギガンとの合体・分離を幾度も繰り返しムガとパラノーブルを翻弄し続けるが、最終的にゼツがレッカ凱帝国の敗北を認めたために自身もバインドワッパーを破壊することで敗北を受け入れた。
- ゼツ・ダイダン
- 声 - 堀内賢雄[5]
- 凱帝として君臨するレッカの絶対権力者である老人。信念「我が前に道はなし。ただ道を作る」を機装顕現させたブライハイト「オウゲン」を操る。自身の信念が強すぎるために通常の機装顕現ではバインドワッパーが負荷に耐えられないため、一度に10個以上のバインドワッパーを用いて機装顕現する。また、極限まで鍛え上げられたこの信念は、ブライハイトを相手に生身の体で叩き伏せることが可能な戦闘力を持つ。生身では糸を武器に使う他、自身の気迫を炎の虎として力にする。
- 基本的に物静かだが、圧倒的な存在感と威圧感を持つ一流の武人であり、危険思想と見なした相手を有無を言わさずに抹殺しようとするなど冷徹な思考の持ち主。僅か一代でレッカを巨大帝国に仕立て上げた。目的は、リンガリンドを治めるに相応する唯一無二の王となること。そのため、相手の核を落としてこそが真の勝利であるとしている。
- 壁の外を探る考えを危険思想として処断し、それらの存在を示唆する禁書の回収を部下に急がせていた。アロウの存在を知り、「リンガリンドを滅ぼす者」として殲滅対象に認定する。
- 辺境を制圧し続けリュート卿和国への侵攻を決定し、フィーネ卿に対し宣戦布告。この際にフィーネの裏人格であるフィノワールが表に出てしまっており、彼女から「くそじじい」と煽られたことから久々に骨のある戦いが出来ると意気込み、戦争では自らも戦場に赴く。カイとレンがアロウ及びグランエッジャに敗れた後、バリュウとセンプが飛行能力を持つパラノーブルに苦戦する中で、信念を具現化させた炎を槍に変形させパラノーブルに向かって投げ飛ばし一撃で一時戦闘不能に追い込む。
- レンが自らの敗北に苦悩している中では、信念を研ぎ澄ます生死をかけた機会を与え、結果的に彼女のブライハイトに飛行能力を発現させ戦況を一変させた。その後戦場にフィーネのブライハイト・ラブソリュートが現れたことで自身も機装顕現し彼女を煽り立ててフィノワールの人格を表に引き出し、ラブソリュート・ノワールとの熾烈な戦いを繰り広げる。シュウの策でほぼ全軍が戦闘不能となり、アロウの策で元に戻ったフィーネの力と鬩ぎ合う中でバインドワッパーが耐えられず、自身の機装顕現が解除されてしまったことでレッカ凱帝国の敗北を潔く認め、リュート卿和国との和平を締結した。
- テイ・ホウワ
- 声 - 三宅健太[5]
- レッカ凱帝国宰相を務める男性。傲慢且つ嫌味な性格であり、一部の将軍達からも嫌われている。また、平民から出世したカイやシュウを嫌っている。汚い手段で集めた富についてもゼツには見抜かれており、当面の間は謹慎することとなる。
- バイ・トウアツ
- 声 - 稲田徹[5]
- レッカ凱帝国北方将軍を務める男性。信念「全ての敵を薙ぎ倒す」を機装顕現させたブライハイト「センプ」を操る。
- 好戦的な性格で、何よりも武人らしく戦いを好む。
- ゴウ・ザンガ
- 声 - 檜山修之[5]
- レッカ凱帝国西方将軍を務める男性。信念「闘志千里を走る」を機装顕現させたブライハイト「バリュウ」を操る。
- キョウ・メイケツ
- 声 - 間島淳司
- 武防宮長官。シュウの離脱後、天命宮長官も兼任することとなった。
- シン・フウスイ
- 声 - 相馬幸人
- 傭兵集団・四界鬼隊の一人。信念「飛ばし尽くす」を機装顕現させたブライハイト「フウキ」を操る。
- コウ・チセン
- 声 - 木島隆一
- 傭兵集団・四界鬼隊の一人。信念「埋め尽くす」を機装顕現させたブライハイト「ドキ」を操る。
- ネン・カセイ
- 声 - 熊谷健太郎
- 傭兵集団・四界鬼隊の一人。信念「燃やし尽くす」を機装顕現させたブライハイト「エンキ」を操る。
- ケイ・スイイツ
- 声 - 花瀬あさみ
- 傭兵集団・四界鬼隊の一人。信念「流し尽くす」を機装顕現させたブライハイト「スイキ」を操る。
リュート卿和国
科学力と美、愛を誇る貴族の国。リンガリンドの東に位置。知性と科学力はレッカ凱帝国に勝っているが武力でレッカに劣るため、科学と機動力で補っている。「表」と「裏」の顔がある。エッジャ村と同盟を締結。
- フィーネ・フォルテ
- 声 - 小清水亜美[6]
- 国家元首。リュートの実権を握る有力貴族「六大卿」の一員にして、自身も「皇女卿」の称号を持つ聡明な女性。信念「愛こそ全て」を機装顕現させたブライハイト「ラブソリュート」を操る。
- 平和を愛する性格であり国民からの信頼も厚く、殺し合いや戦争が絶えないリンガリンドの現状を憂いている。そのためブライハイト戦で相手を殺さずに勝利することが出来るアロウに強い興味を持ち、平和を取り戻すきっかけとして期待を寄せる。
- 幼い頃は王位継承者40者のうち最下位で次期王妃となる望みはまずなかったため、ソーラ及びプラークとは仲が良かった。空を飛ぶことに憧れておりプラークと共にハングライダーで飛行していたが、その最中に鳥と見間違えたソーラにより撃ち落とされてしまい、重症の怪我を負い、リュート卿和国影の支配者と言われているルドルフ選帝卿からの輸血によりその後遺症で二重人格症状を患う。その直後にルドルフの差し金で本来あり得ることはなかった次期王妃に任命される。
- フィノワールがゼツ凱帝の宣戦布告を受け入れてしまったため、その責任を取るべくフィノワールの人格をバインドワッパーに封印し、エッジャ村の長たるエルシャと同盟を締結し、レッカ凱帝国との戦争に臨む。レッカ側がギガンレップウを発現させたことで戦況が一気に危うくなった際、フィノワールを封じ込めたバインドワッパーで機装顕現し自身の回復能力でムガやパラノーブルらの危機を救うのだが、直後に現れたゼツのブライハイト・オウゲンに煽り立てられたことでフィノワールが再び表に出てきてしまう。ムガの策でフィノワールの人格を抑え込み、自らの愛の力でゼツの機装顕現を解除させるに至り、ゼツが敗北を認めたことで和平を締結し戦争を終えた。しかし、戦争の最中で味方さえも糧にし暴虐の限りを尽くすフィノワールの姿をルドルフによりリュート国民に見せつけらており、国民から強い反発を浴びることとなってしまった。
- フィノワール
- フィーネの裏人格。殺傷という愛を好む凶暴な人格で、髪色は紫色となり目も真っ赤に染まっており、それぞれの人格は記憶を共有している。表人格たるフィーネの甘さを好んでいない。
- プラークとソーラ以外の人間には裏の人格を公に出さないようにしていたが、レッカ凱帝国のゼツが宣戦布告を突き出した際にはバランとピースが同席していた場でも裏人格が出てしまい、ゼツに対し挑発行動をとる。戦争に勝利すべくエッジャ村のグランエッジャを略奪しようと画策し、決闘によるエルシャの殺害をプラークに持ち掛ける。予想外の展開によるエルシャの勝利に納得がいかず自らのブライハイトでプラークもろとも消し去ろうとするが、フィーネの強い意志によりバインドワッパーに封印されてしまった。
- リュート卿和国vsレッカ凱帝国の戦争の最中でゼツに煽られ続けたことで再び表に出て、ラブソリュートからラブソリュート・ノワールへと変貌を遂げる。ゼツのオウゲンに自身の力を吸収され苦戦するが、味方軍のブライハイトを倒して力を吸収するという残虐な行動で力を増し、オウゲンとの戦いを繰り広げる。その後はムガによりフィーネの人格を呼び戻されたことで再び封印されてしまうが、戦争の中で行った暴虐非道な姿は自身を作り出したルドルフの策略によりリュート国民に知れ渡ってしまい、皇女としてのフィーネの信用を失墜させる結果となった。
- プラーク・コンラート
- 声 - 小松未可子[6]
- 機甲卿(六大卿の1人)。ブライハイト兵団を指揮している。信念「姫への献身」を機装顕現させたブライハイト「パラノーブル」を操る。
- ソーラの妹であり、幼い頃は良いフィーネ含め仲の良い関係だったが、ある日のフィーネとのハングライダー飛行中にソーラが鳥と見間違えたことで撃ち落とされてしまい、フィーネが怪我を負い二重人格を患うようになって以降、兄妹関係に亀裂が生じ始め、ソーラが二重人格のことを周囲の人間に知らせようとすると実の兄に毒を盛るなど、徹底した敵意を向けるようになる。その後はフィーネを守るべく男として生きるようになった。
- フィーネの裏人格・フィノワールの命令にも忠実に従っているが、あくまでフィーネのための忠誠心であり本心ではフィノワールの行動は快く思っていない。彼女の人格については自身とソーラの間でのみ留め、それ以外の人間が知った場合は容赦なく斬り捨てる。その行動によりピース達からは「ブラッディ・プラーク」と呼ばれているが、実際はフィノワールが起こした殺傷をプラーク自身が被っていたことがフィーネの口から語られている。
- レッカ凱帝国との戦争が決定した際にはフィノワールを納得させるため、エルシャとの一騎打ちを持ち掛ける。戦闘においては優位に立つが、徐々に信念を研ぎ澄ましアロウの協力を得たエルシャに敗北するが、この結果を好意的に受け止めている。戦争勃発後はレッカ凱帝国のゴウとバイを相手に飛行能力で翻弄しつつ優位に立つも、ゼツ凱帝の炎の槍により一撃で一時戦闘不能に陥り恐怖を植え付けられる。カイとレンがギガンレップウを発現させた後はムガと共に空中戦を行う。
- バラン・スジータ
- 声 - 間宮康弘
- 軍事卿(六大卿の1人)。
- ピース・グリンハウス
- 声 - 遠近孝一
- 政務卿(六大卿の1人)。ルドルフの命令には逆らえず、フィーネが裏人格を持っていることを国民に明らかにしようとした際には止めている。
- デマイン・シャフト
- 声 - 北沢力
- 科学卿(六大卿の1人)。
- 人の痛みを意に介さないマッドサイエンティストであり、自身の実験室には「デマイン科学合唱団」を置いている。プラーク卿とは仲が悪い模様。
- 信念を持たないアロウに興味を抱き、電流による実験を施そうとした。
- ルドルフ・コンダクトーレ
- 声 - 三木眞一郎
- 選帝卿(六大卿の1人)。
- 皇帝を選ぶ権利を持つ実質リュートの最高権力者で他の六大卿からも恐れられている。奇妙な形をした建物の中で怠惰な生活を送っており、異常に太った体形をしている。
- 体内にバインドワッパーを取りこんでおり、当人曰くその気になれば世界を破壊できるほどの力がある。フィーネ姫の落下事故の際に輸血を施しており、これによりフィノワールの人格が生まれてしまった。その後、王位継承最下位だったフィーネを次期王妃に選定した。残りの候補者は本来全員殺されるところだが、フィーネが使えなくなった場合の予備としてルドルフの道具としての状態で生かされている。
- 戦争は最高の娯楽という名目でリュート卿和国vsレッカ凱帝国の戦争の光景をリュート国民に見せつけ、フィノワールとラブソリュート・ノワールの残虐な行為を集中的に流すことで、フィーネに対するリュート国民の信頼を一気に失墜させた。
- ディソナンザ
- 声 - 井上喜久子
- ルドルフ選帝卿の道化執事。ピエロのような出で立ちが仮面をつけている。
- ハンス・パルディン、フリッツ・クラウス
- 声 - 中村太亮、羽多野渉
- プラークが指揮するプラーク機甲師団の精鋭。
- セバーン・ウォルストン
- 声 - 子安武人
- リュート卿和国自治区の領主。美少年たちを集め、残酷な人体実験を行っていた。そのことをフィーネに咎められ、悪態をついたためプラークに左腕を斬り落とされた。
- デバッガー
- 声 - 松本大
- ラクホウに入っているお宝を狙う賞金稼ぎを自称しているが、実際はリュート卿和国に雇われた傭兵。
- 信念「逃げる相手は容赦しねえ」を機装顕現させたブライハイトを操る。
イキ合愁国
ブライハイト一覧
- ムガ
- アロウのブライハイト。信念は不明[7]。
- 外見は白い人型フレームの各部に青い水晶体が輝くヒーローのような姿をしたブライハイト。
- 戦闘の際には徒手空拳で戦い、軽やかな動きとスピードを生かした戦法を得意とする他、爆発的な運動性能、アロウ自身のタフな精神による常人の倍以上の稼働時間を誇る。そして、ムガによって破壊されたブライハイトは、何故か搭乗者は死なずにバインドワッパーの方が砕け散る。
- アロウに信念が無い故か機体をスライムのように軟化させたり分裂することで複数の分身を生み出す・強力な電撃を放つ・肩に人を収納する・体の一部を巨大化する・飛行能力を新たに生み出す・武器に変化するなど多彩な能力を持ち、ブライハイトとしては未知なる力を持つ。必殺技は電撃を手に流してソードの様に垂直に下ろす「セイバーブロー」味方のブライハイトの武器として大剣に変化させる「ムガソード」がある。
- リュージュ
- アタリーのブライハイト。信念は「とりあえずやり過ごす」。
- 外見は冬服をモコモコに着込んだ少女のような愛嬌のあるフォルムを持つ白とピンクの女性型のブライハイト。
- 戦闘の際には両腕からアンカーワイヤーを射出し、アタリーが生身でも使い慣れている鞭のように攻撃出来、攻撃を受ければ軽やかに弾んで衝撃を受け流す柔軟且つ弾力あるボディを持つ。反面、比較的小柄なサイズもあってか、力ずくで組み付かれるとパワー負けしやすい。
- シャドウ
- エルシャのブライハイト。信念は「絶対に生きのびる」。
- 外見は黄色と緑色を基調とした頭部に垂れ下がった長い耳を持つ天使のような細身のフォルムを持つエメラルドブルーの女性型のブライハイト。
- 腕から弾丸を撃てる。城塞戦艦「グランエッジャ」の舳先に船首像のように連結することで操艦することが出来、実質的なグランエッジャの操縦権を持つが、長時間行えばエルシャの心身に大きな負担を掛けてしまう。
- ギガン
- カイのブライハイト。信念は「天下無双」。
- 外見は赤と白を基調とした武将のような姿をした大型のブライハイト。
- 戦闘の際には信念の通り、天下無双の如き強さを発揮し、青龍偃月刀を武器に複数のブライハイトを一撃で破壊するなど、ブライハイト数百体分に値するパワーを誇り他のブライハイトを圧倒する強さを持つ。
- ギガンレップウ
- レンのブライハイト「レップウ」と合体を果たしたことで進化したギガン。
- レップウの翼を得たため、地上での圧倒的パワーを空中でも発揮できるようになった。また、超速度による飛行でソニックブームを巻き起こすことも可能。任意のタイミングで合体を解除、再合体を自由に行えるため戦況に応じたテクニカルな動きも見せる。
- シュンレツ
- レンのブライハイト。信念は「不義なる者断じて許さず」。
- 外見はレンのヘアースタイルと同じで片目が隠れており髪飾りを着飾った小柄で細い女性型のブライハイト。
- その細さを活かした回転しながらの攻撃でアロウを苦しめた。
- レップウ
- ムガとグランエッジャに敗れた後、レンが信念を見つめ直したことによりシュンレツが進化したブライハイト。信念に変わりはない。
- レッカ凱帝国初の飛行能力を持っており、カイのギガンと合体することで飛行能力を譲渡可能。
- センプ
- バイのブライハイト。信念は「全ての敵を薙ぎ倒す」。
- 外見はバイの頭部と同じ場所に傷が施されており紺とオレンジを基調とした荒々しい武将のような姿をした大型のブライハイト。
- 戦闘の際には信念にある通り、戦斧を武器に全ての敵を薙ぎ倒す圧倒的な破壊力で敵を殲滅する。
- バリュウ
- ゴウのブライハイト。信念は「闘志千里を走る」。
- 外見は緑と黄色を基調とした龍人型のブライハイト
- 超ロングレンジの強力な槍技を使いこなして一瞬で広範囲の敵を殲滅する。
- オウゲン
- ゼツのブライハイト。信念は「我が前に道はなし。ただ道を作る」。
- 外見は紫のマントを羽織り髭が生えたかの様なデザインのゼツらしい仙人型のブライハイト。
- 機装顕現する際にバインドワッパー10個を使用し、信念子の密度を自由に操る事が可能で、信念波で簡単に山を吹き飛ばしてしまう等、常識では考えられない規格外の力を誇っている。戦闘が長引いたり一定以上の衝撃を受けると自身のバインドワッパーが砕けていき、全てのワッパーが砕けると機装顕現が解除されてしまう。
- パラノーブル
- プラークのブライハイト。信念は「姫への献身」。
- 外見は白を基調とした各部にピンク色の水晶体が輝く左肩にマントを羽織った騎士のような姿をした女性型のブライハイト。
- ブライハイトの中でも希少な飛行能力を持ち、戦闘の際には空に精通してるプラークならではの空中技を駆使してそれらを用いた飛行戦術と機動力で敵を殲滅する。ただし、飛行能力はバインドワッパーを改造したことで後天的に手に入れた能力である。
- マントのようなパーツは着脱・分解が可能でファンネルのように独立させた動きも可能な他、強力なレーザーを放つこともできる。レーザーの中でも上空から円を描く様に放つ「ノーブルサークル」が脅威である。
- ラブソリュート
- フィーネのブライハイト。信念は「愛こそ全て」。
- ハート型の杖を持ちハート型の羽衣を着飾りピンク色と白色を基調とした天女型のブライハイト。
- 機体性能はブライハイトでは大変珍しく完全支援型で、相手から受けたダメージを無力化吸収してフィーネが大切に想う人達や傷ついたブライハイトをも回復させる。回復対象は単体だけではなく複数のブライハイトや人にも可能で負傷してたアロウの右手も回復させてみせた。
- ラブソリュート・ノワール
- フィーネの裏の人格・フィノワールが現れた時にラブソリュートが変化した禍々しい闇の女神「ヘカテー」の様なブライハイト。ラブソリュートの杖のハート部分が半分欠け、鎌のような武器に変貌している。
- 信念はラブソリュートと同じく「愛こそ全て」だが、その行動は残虐で味方を倒すことでその力を吸収する。相手の力を味方のために用いるラブソリュートとは逆の性質を持つ。
用語集
- ブライハイト
- 人の強い信念とバインドワッパーにより機装顕現した「機装体(きそうたい)」。
- 装着者の信念によりそれぞれ形状や特徴が異なり、様々なブライハイトが存在する。
- 機装顕現中にバインドワッパーを外したり装着者が気絶すれば解除されるが、信念力と呼ばれるものが不足した場合も解除され疲労で倒れることもある。
- 機装顕現中に負けると装着者は自身の信念が完全に消滅し「死」に至るが、アロウが倒したものだけは消滅せずワッパーだけが破壊される。
- ブライハイトには「進化」という概念もあり、信念がより強力になったり、尊敬される存在になるとブライハイトも進化する。
- レッカ凱帝国では、ブライハイト戦の前に互いに名乗りを上げることが礼儀とされている。
- 戦力的にはブライハイト11機で1個師団に相当する。
- バインドワッパー
- ブライハイトを具現化するためのバングル。一度でも装着すると、装着者が死ぬまでそのワッパーはその装着者のものとなる。
- リュート卿和国ではバインドワッパーの改造に成功しており、本来のブライハイトの能力に別の能力を加えているが、量産化までには辿り着けていない。人工バインドワッパーの作成にも手を出している。
- デマインの研究によれば、リンガリンドに満ちている信念子を物質化させる増幅装置の役割を持っていることが明らかになっている。
- 機装顕現(きそうけんげん)
- バインドワッパーの力で、装着者の信念をブライハイトに具現化すること。バインドワッパーの効果が発動する際に電子音でこの言葉が流れる。装着者は初めて機装顕現した際に、自らの信念を知る。
- 城塞戦艦「グランエッジャ」
- エッジャ村の中に眠っていた、飛行可能な巨大要塞。起動時にエルシャのブライハイト「シャドウ」が登録されたため、シャドウが一体化して操縦することが可能。攻撃用の砲台も設けられており、ムガのエネルギーを放出するなども可能。
- レッカにも似たようなものが存在するもののこちらの方がより高度な技術が施されている。
- 絶縁粒霧(ぜつえんりゅうむ)
- リンガリンドの乗り物の、大地の下に流れる流体金属に反発する力を利用し地面から浮く、という力を無力化させる霧。グランエッジャに対しても有効。
- 残留信念システム
- 意志が残っていれば機体が動き続ける機能。
- 例えば、グランエッジャの操縦において「船を動かす」という意志を残しておけば、シャドウが離れても動かし続けることができる。
- 世界壁
- 通称「壁」。リンガリンドを囲い閉じ込めるようにそびえ立つ、約1万メートルを誇る物体。リンガリンドの人間たちは「壁の向こうに世界は存在しない」と信仰している。しかし、レッカ凱帝国の封印禁書室に保管されている古代からの禁書文献には外の世界に関するものがあり、外から来たものがこの世界を滅ぼすという予言内容が記されている。
- アロウ達が最初に壁に到着した際、壁を破るべく攻撃を試みたが全く傷がつかず、逆に人工的な巨大送風機の出現によってグランエッジャごと吹き飛ばされている。
- リュート卿和国のプラークは飛行可能なブライハイトで壁の遥か上空まで飛び上がったことがあり、そこにはレーザーを放つ防衛システムのような物体が無数に配備されていた。
- ラクホウ
- 月に一度、天空から隕石のように落下してくるカプセル状の物体。リンガリンドの人間はこれを「世界壁からの贈り物」と崇めている。内部にはバインドワッパーなど人知を超えた物体が収められており、レッカ凱帝国やリュート卿和国はこれを軍事力拡大のため奪い合いをしている。本作では前例のない月に二度目のラクホウがエッジャ村に落下しており、その中にアロウとバインドワッパー(通常用と城塞戦艦起動用)が2本入っていた。
- リンガリンド
- 「壁」に囲まれた、直径約3,000キロメートルの大地。作中での長さの単位は「ゲント」となっている。
- 東にはリュート卿和国、西にはレッカ凱帝国という2つの大国が広がっており、その辺境にはどの勢力にも属さない小さな国や自治区が点在。
- 大地の下には信念子の集合体たる「流体金属」が流れており、世界を信念子で満たしている。この流体金属の性質を利用した浮上する乗り物が作られたり、バインドワッパーでの機装顕現を可能としている。
- 信念子(しんねんし)
- 人間の強い意識に反応し物質化するナノマシン。ブライハイトは信念子により構成され、人間の精神支柱を核にした個性が様々なブライハイトの性能となる。
- 鉄走騎(てっそうき)
- レッカ凱帝国で使用される乗り物。搭乗者の階級・用途によって形状が異なる。
スタッフ
- 原作 - 谷口悟朗、中島かずき、ANIPLEX
- 監督 - 谷口悟朗[3]
- シリーズ構成・全話脚本 - 中島かずき[3]
- キャラクター原案 - 大高忍[3]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 菅野利之[3]
- 世界観・プロップデザイン - 寺岡賢司
- ブライハイトデザイン - 天神英貴[1]
- アクション作画監督 - 平山貴章
- CGアクションスーパーバイザー - 山根理宏[1]
- CGディレクター - 齋藤崇
- CG制作 - ダイナモピクチャーズ[1]
- 美術監督 - 橋本和幸
- 美術設定 - 杉山晋史
- 色彩設計 - 堀川佳典
- 撮影監督 - 浅村徹
- 編集 - 神宮司由美
- 音響監督 - 名倉靖
- 音楽 - 田中公平[3]
- 音楽プロデューサー - 山内真治
- 音楽制作 - アニプレックス
- プロデューサー - 加藤晋一朗、蔡愛蓮、都真由、長谷川嘉範、大和田智之、土屋慎一
- アニメーションプロデューサー - 青木誠
- アニメーション制作 - スタジオヴォルン[3]
- 製作 - バック・アロウ製作委員会(アニプレックス、ABCアニメーション、BANDAI SPIRITS、ムービック、BS11、レッグス)
主題歌
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|
BACK 01 | 飛んで来た男にパンツはあるか | 谷口悟朗 | 吉田大輔 | 高橋美香 | 2021年 1月9日 |
BACK 02 | 夢はまったく迷惑なのか | 須永司 | Won Chang hee |
| 1月16日 |
BACK 03 | 巨大な | 藤瀬順一 |
| 1月23日 | |
BACK 04 | 天才は忘れた頃にやってくるのか | 坂田純一 | 尾之上知久 |
| 1月30日 |
BACK 05 | 今日は昨日の明日なのか | 谷口悟朗 | 吉田大輔 | 石井舞 | 2月6日 |
BACK 06 | 美少年牧場ってマジなのか | 坂田純一 | Won Chang hee |
| 2月13日 |
BACK 07 | 壁はそんなに堅いのか | 須永司 | 藤瀬順一 |
| 2月20日 |
BACK 08 | 血まみれの騎士は何を秘めるのか | 坂田純一 | 尾之上知久 |
| 2月27日 |
BACK 09 | 愛を語る唇はなぜ牙を隠すのか | 須永司 | 板庇迪 |
| 3月6日 |
BACK 10 | 持たざる者にも意地はあるのか | 藤瀬順一 |
| 3月13日 | |
BACK 11 | 真っ向勝負の戦争なのか | 吉田大輔 | 山田加余仲 |
| 3月20日 |
BACK 12 | 誇りも積もれば芥となるか | 須永司 | 仁科邦康 |
| 3月27日 |
BACK 13 | 姫が立つ時天は泣くのか | 坂田純一 | Won Chang hee |
| 4月3日 |
BACK 14 | その戦場に愛はあるのか | 須永司 | 板庇迪 |
| 4月10日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [10] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2021年1月9日 - | 土曜 0:00 - 0:30(金曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
とちぎテレビ | 栃木県 | |||
群馬テレビ | 群馬県 | |||
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
2021年1月10日 - | 日曜 2:30 - 3:00(土曜深夜) | 朝日放送テレビ | 近畿広域圏 | 『ANiMAZiNG2!!!』枠 |
2021年1月11日 - | 月曜 21:00 - 21:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2021年1月9日 | 土曜 0:00 - 0:30(金曜深夜) | ABEMA |
2021年1月11日 | 月曜 12:00 更新 | |
月曜 23:30 - 火曜 0:00 | ニコニコ生放送 | |
一部のエピソードでは、オーディオコメンタリー版が配信される。 |
BD / DVD
巻 | 発売日[11] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | |||
1 | 2021年4月28日予定 | 第1話 - 第3話 | ANZX-12901/2 | ANZB-12901/2 |
2 | 2021年5月26日予定 | 第4話 - 第6話 | ANZX-12903/4 | ANZB-12903/4 |
3 | 2021年6月23日予定 | 第7話 - 第9話 | ANZX-12905/6 | ANZB-12905/6 |
4 | 2021年7月28日予定 | 第10話 - 第12話 | ANZX-12907/8 | ANZB-12907/8 |
5 | 2021年8月25日予定 | 第13話 - 第15話 | ANZX-12909/10 | ANZB-12909/10 |
6 | 2021年9月29日予定 | 第16話 - 第18話 | ANZX-12911/2 | ANZB-12911/2 |
7 | 2021年10月27日予定 | 第19話 - 第21話 | ANZX-12913/4 | ANZB-12913/4 |
8 | 2021年11月24日予定 | 第22話 - 第24話 | ANZX-12915/6 | ANZB-12915/6 |
Webラジオ
アタリー・アリエル役の洲崎綾とエルシャ・リーン役の小澤亜李によるWebラジオ『TVアニメ『バック・アロウ』リンガリンド放送局』が、音泉にて2021年1月7日より毎週木曜日に配信中[12]。
出典
- ^ a b c d “谷口悟朗×中島かずき×大高忍「バック・アロウ」2021年1月より連続2クールで放送”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年11月5日). 2020年11月5日閲覧。
- ^ “バック・アロウ:谷口悟朗×中島かずきのオリジナルテレビアニメが2021年放送 主人公の声優に梶裕貴”. MANTANWEB (2020年3月22日). 2020年3月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “谷口悟朗×中島かずきのアニメ、キャラ原案は大高忍!PVや追加キャストも解禁”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年3月22日). 2020年3月27日閲覧。
- ^ a b c d e f “アニメ「バック・アロウ」キービジュ第3弾公開、新キャラ登場のPVや放送情報も”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年12月11日). 2020年12月11日閲覧。
- ^ a b c d “バック・アロウ:追加キャストに:堀内賢雄、三宅健太、稲田徹、檜山修之 谷口悟朗×中島かずきのオリジナルアニメ”. MANTANWEB (2020年12月18日). 2020年12月18日閲覧。
- ^ a b “追加キャラクター・キャスト発表”. オリジナルTVアニメーション「バック・アロウ」 公式サイト. 2020年11月27日閲覧。
- ^ 作中では「信念を持たない」とされている。
- ^ a b c d “MUSIC”. オリジナルTVアニメーション「バック・アロウ」 公式サイト. 2021年3月28日閲覧。
- ^ a b “ONAIR”. オリジナルTVアニメーション「バック・アロウ」 公式サイト. 2021年1月5日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2) (PDF)”. 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2018年10月24日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2018年10月24日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD”. オリジナルTVアニメーション「バック・アロウ」 公式サイト. 2021年1月9日閲覧。
- ^ “TVアニメ『バック・アロウ』リンガリンド放送局”. 音泉. タブリエ・コミュニケーションズ. 2020年12月27日閲覧。
外部リンク
- オリジナルTVアニメーション「バック・アロウ」 公式サイト
- TVアニメ『バック・アロウ』公式 (@backarrow_info) - Twitter