デレク・"バッバ"・スターリング: Derek "Bubba" Starling, 1992年8月3日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州ジョンソン郡ガードナー英語版出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。

バッバ・スターリング
Bubba Starling
2020年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カンザス州ジョンソン郡ガードナー英語版
生年月日 (1992-08-03) 1992年8月3日(31歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2011年 MLBドラフト1巡目
初出場 2019年7月12日
最終出場 2020年9月22日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
五輪 2021年
獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
2020 野球

2021年開催の東京オリンピック 野球 銀メダリスト。

経歴

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プロ入り前

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ガードナー・エドガートン高等学校英語版時代は野球の他にフットボールバスケットボールでも活躍しており、ネブラスカ大学からは野球とフットボール(QB)の奨学生として誘いを受けていた[1]。また、高校時代のチームメイトにジョン・ミーンズがいる[2]

プロ入りとロイヤルズ時代

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2011年MLBドラフト1巡目(全体5位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、高卒選手としては破格の契約金750万ドルでプロ入り。

2012年、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズ英語版でプロデビュー。53試合に出場して打率.275、10本塁打、33打点、10盗塁を記録した。

2013年はA級レキシントン・レジェンズでプレーし、125試合に出場して打率.241、13本塁打、63打点、22盗塁を記録した。

2014年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、132試合に出場して打率.218、9本塁打、54打点、17盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ英語版に所属した。

2015年はA+級ウィルミントンとAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、2球団合計で103試合に出場して打率.269、12本塁打、44打点、6盗塁を記録した。オフには2年連続でアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]

2016年はAA級ノースウエストアーカンソーとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で109試合に出場して打率.183、7本塁打、40打点、11盗塁を記録した。

2017年はAAA級オマハでプレーし、80試合に出場して打率.248、7本塁打、70打点、5盗塁を記録した。

2018年パイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズ英語版、AA級ノースウエストアーカンソー、AAA級オマハでプレーし、3球団合計で20試合に出場して打率.296、4本塁打、11打点、1盗塁を記録した。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[4]が、12月17日にマイナー契約で再契約した[5]

2019年、マイナーではAAA級オマハでプレーし、72試合に出場して打率.310、7本塁打、38打点、9盗塁を記録した。7月11日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[6]、翌12日のデトロイト・タイガース戦にて「7番・中堅手」で先発出場してメジャーデビュー(この試合での結果は3打数無安打1四球)[7]。この年メジャーでは56試合に出場して打率.215、4本塁打、12打点、2盗塁を記録した。

2020年は35試合に出場し、打率.169、1本塁打、5打点の成績だった。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[8]が、11日にロイヤルズとマイナー契約で再契約を結び、2021年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった [9]

2021年はAAAオマハで27試合に出場し、打率.258、7本塁打、17打点の成績を残したが、メジャーに昇格する機会はなかった。また7月には東京オリンピック野球アメリカ合衆国代表に選出された[10]。10月26日に現役引退を発表した[11]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2019 KC 56 197 186 26 40 7 0 4 59 12 2 0 1 0 9 0 1 56 4 .215 .255 .317 .572
2020 35 64 59 5 10 1 0 1 14 5 0 0 0 1 4 0 0 27 0 .169 .219 .237 .456
MLB:2年 91 261 245 31 50 8 0 5 73 17 2 0 1 1 13 0 1 83 4 .204 .246 .298 .544

年度別守備成績

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左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2019 KC 6 3 0 0 0 1.000 36 90 5 0 2 1.000 23 30 0 1 0 .968
2020 1 0 0 0 0 ---- 29 32 0 0 0 1.000 1 0 0 0 0 ----
MLB 7 3 0 0 0 1.000 65 122 5 0 2 1.000 24 30 0 1 0 .968

代表歴

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背番号

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  • 11(2019年 - 2020年)

脚注

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  1. ^ 「カンザスシティ・ロイヤルズ」『2020MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 42頁
  2. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2020』廣済堂出版、2020年、163頁頁。ISBN 978-4-331-52282-0 
  3. ^ Max Rieper (2015年11月20日). “Royals add Kyle Zimmer, Bubba Starling, four others to 40-man roster” (英語). SB Nation. 2020年9月24日閲覧。
  4. ^ Jeff Todd (2018年11月30日). “Royals Non-Tender Bubba Starling, Three Others” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月24日閲覧。
  5. ^ Jeff Todd (2018年12月17日). “Minor MLB Transactions: 12/17/18” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月24日閲覧。
  6. ^ Steve Adams (2019年7月11日). “Royals Promote Bubba Starling” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月24日閲覧。
  7. ^ Detroit Tigers at Kansas City Royals Box Score, July 12, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年9月24日閲覧。
  8. ^ Royals Non-Tender Maikel Franco, Bubba Starling” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年12月3日閲覧。
  9. ^ Mark Polishuk (2020年12月12日). “Royals Re-Sign Bubba Starling, Carlos Sanabria, Foster Griffin” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月24日閲覧。
  10. ^ USA Baseball's Official Tokyo 2020 Summer Olympics Roster”. www.baseballamerica.com (2021年7月15日). 2021年11月3日閲覧。
  11. ^ Royals Review (2021年10月26日). “Royals outfielder Bubba Starling announces his retirement”. Max Rieper. 2021年11月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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