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株式会社テレビ東京メディアネット(テレビとうきょうメディアネット、: TV TOKYO MEDIANET, INC.)は、テレビ東京関連会社。自社制作番組の外部販売(番組販売)を行っている企業である。

株式会社テレビ東京メディアネット
TV TOKYO MEDIANET, INC.
本社が入居する住友新虎ノ門ビル
種類 株式会社
略称 テレ東メディアネット
MEDIANET
本社所在地 日本の旗 日本
105-0001
東京都港区虎ノ門4丁目3番9号
住友新虎ノ門ビル 5F[1]
北緯35度39分51.8秒 東経139度44分38.0秒 / 北緯35.664389度 東経139.743889度 / 35.664389; 139.743889座標: 北緯35度39分51.8秒 東経139度44分38.0秒 / 北緯35.664389度 東経139.743889度 / 35.664389; 139.743889
設立 1978年(昭和53年)4月1日
(東京十二番組販売株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 3010401018942 ウィキデータを編集
事業内容 テレビ番組の供給・調達・販売、アニメ番組の制作、マーチャンダイジング、宣伝・広告業務、オリジナルビデオの制作・販売
代表者 大信田雅二(代表取締役社長)
資本金 2000万円
純利益 7億6061万5000円
(2023年03月期)[2]
総資産 31億9851万7000円
(2023年03月期)[2]
従業員数 51人(2018年7月1日現在)
所有者 テレビ東京ホールディングス
主要株主 テレビ東京 100%
外部リンク www.medianet.co.jp
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歴史 編集

テレビ東京は東京12チャンネルと称した時代には純粋な系列局が無く、その後「メガTONネットワーク」(現在のTXN)として放送ネットワークを形成してからもネット局の少なさ故に収入が限られており、それを補うために地方局に自社番組を販売する必要があった。その為の会社として1978年(昭和53年)に「東京12番組販売」(とうきょうじゅうにばんぐみはんばい、登記上は東京十二番組販売と表記)が設立された[3]。その後1982年(昭和57年)に「テレビ東京番組販売[4]」、1996年(平成8年)に現在の「テレビ東京メディアネット」へ商号変更[5]した。1999年(平成11年)10月にアニメーションへの出資や製作を行っていた「テレビ東京ソフトウェア」(SOFTX)を吸収合併[6]1997年(平成9年)12月にディレクTVで「アニメシアターX(AT-X)」を開局。2000年(平成12年)6月26日にテレビ東京と共同出資で株式会社エー・ティー・エックスを設立し[7]、同年9月にAT-X事業を同社に譲渡。

また、テレビ番組用の放送素材の一部分の販売も行っており、番組提供主がテレビ東京扱いとして表記される[注釈 1]

近年は、劇場用映画への出資や外国作品の購入なども行っている。

この他、DVDレーベル・MEDIANET PICTURES(MEP、メディアネットピクチャーズ)[注釈 2]があり、テレビ東京やBSテレビ東京の自社製作番組において、提供クレジットを出すスポンサーが1社も無い場合に便宜上の穴埋めとしても用いられることが多い[注釈 3]

異世界はスマートフォンとともに。 (第1期)』や『信長の忍び』など、テレビ東京(AT-X独占放送含む)では放送しないアニメへの参加もわずかながら存在する他[注釈 4]、劇場用アニメではキッズステーションと共同で製作参加している作品がある。TOKYO MXでは『あっくんとカノジョ』のヒッチハイクとして、同社販売のBlu-rayソフトのCMが放映されている。

2023年11月13日にコーポレートロゴが改定され、日本語でのブランドマーク表記が「テレ東メディアネット」に変更された[8]

製作作品 編集

☆は同社からパッケージリリースされた作品

テレビアニメ 編集

テレビ東京ソフトウェア
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年

劇場アニメ 編集

OVA 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 特異な例として、テレビ大分の『キティズパーティー2』は『キティズパラダイス』の番組素材を多く利用している為、九州地方フジテレビ系列局を中心としたネット局ではあるが、九州地方で唯一テレビ東京系列局が存在する福岡県TVQ九州放送が『キティズパラダイス』の差し替え番組として放送されていた。
  2. ^ 独立局では「制作(または製作) メディアネットピクチャーズ」となっている。
  3. ^ CMは2018年7月現在、『蒼の彼方のフォーリズム』・『鬼平』・『京都寺町三条のホームズ』の枠で、同社が販売するソフトの宣伝のみ放送されている。BSテレ東の製作に関与していない番組の場合、クレジットを出すスポンサーが1社も無い場合は放送局区別の為の局ロゴが表示されるため「MEDIANET PICTURES」は表示しない。
  4. ^ 『異世界はスマートフォンとともに。』の第2期はAT-Xに加えてテレビ東京・テレビ愛知・BSテレビ東京でも放送された。

出典 編集

  1. ^ アクセス - テレビ東京メディアネット
  2. ^ a b 株式会社テレビ東京メディアネット 第45期決算公告
  3. ^ 「東京12チャンネル、番組販売を拡充――会社設立などで再建完了めざす」『日経産業新聞』日本経済新聞社、1978年5月19日、4面。
  4. ^ 「テレビ東京の関係会社3社、3月1日から社名変更」『日経産業新聞』、1982年2月2日、4面。
  5. ^ 『テレビ東京史 20世紀の歩み』テレビ東京、2000年4月、129頁。 
  6. ^ 「番組販売子会社2社、テレビ東京が合併」『日経産業新聞』、1999年7月23日、3面。
  7. ^ 「CSデジタル向けアニメチャンネル、テレビ東京が分社」『日経産業新聞』、2000年6月30日、3面。
  8. ^ テレビ東京が25年ぶり ブランドマーク刷新!』(PDF)(プレスリリース)株式会社テレビ東京ホールディングス、2023年10月24日、9頁https://ssl4.eir-parts.net/doc/9413/announcement3/93231/00.pdf2023年11月20日閲覧 

関連項目 編集

外部リンク 編集