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異世界はスマートフォンとともに。

日本のライトノベル、アニメ作品

異世界はスマートフォンとともに。』(いせかいはスマートフォンとともに。In Another World With My Smartphone)は、冬原パトラによる日本ライトノベル。略称は「イセスマ」[1]2013年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載開始。また、2015年からHJノベルスホビージャパン)より既刊16巻(2019年3月現在)が書籍化されている。イラストはWeb版をねこたま。、書籍版を兎塚エイジが担当している。2018年3月時点でシリーズ累計100万部突破[2]。14巻の帯で140万部突破の告知をしている。

異世界はスマートフォンとともに。
ジャンル 異世界ファンタジーハーレム
小説
著者 冬原パトラ
イラスト ねこたま。(Web版)
兎塚エイジ(書籍版)
出版社 ホビージャパン
掲載サイト 小説家になろう
レーベル HJノベルス
連載期間 2013年4月8日 -
刊行期間 2015年5月22日 -
巻数 既刊17巻(2019年6月現在)
漫画
原作・原案など 冬原パトラ(原作)
兎塚エイジ(キャラクター原案)
作画 そと
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊コンプエース
レーベル 角川コミックス・エース
発表号 2017年1月号 -
巻数 既刊6巻(2019年5月現在)
アニメ
原作 冬原パトラ
監督 柳瀬雄之
シリーズ構成 高橋ナツコ
キャラクターデザイン 舛舘俊秀、関口雅浩
西田美弥子
音楽 Love Smile Music JAPAN
Rebrast
アニメーション制作 プロダクション リード
製作 ブリュンヒルド公国
放送局 AT-XBS11TOKYO MX
放送期間 2017年7月 - 9月
話数 全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

月刊コンプエース』(KADOKAWA)にて、そとによる漫画版が2017年1月号から連載されている。2017年7月から9月までテレビアニメが放送された。

目次

あらすじ編集

第1巻
神様の不注意によって死んでしまった望月冬夜は神様によって異世界で蘇らせてもらうことになる。神様が罪滅ぼしにと蘇る前に、スマートフォンを異世界でも使用可能にしてもらう。異世界に降り立った冬夜はリフレットで絡まれていた双子の姉妹エルゼ・シルエスカリンゼ・シルエスカを助ける。二人とパーティーを組みギルドの依頼をこなしていく中、ベルファストの王都へ手紙を届ける依頼を受ける。依頼の道中で立ち寄ったアマネスクで絡まれていた九重八重を助け、一緒に八重も王都へ行くことになる。その後の道中で襲われていたスゥシィ・エルネア・オルトリンデらを助けたが護衛の半数以上が倒れたこともあり、冬夜たちが王都まで護衛する。依頼の完了後に八重がパーティーに加わる。
月日が経ち旧王都に巣食う魔物討伐の依頼を受けるが地下に遺跡があるのを発見する。遺跡の仕掛けを解いたことにより中に眠っていたフレイズが復活してしまったが冬夜たちはなんとか討伐に成功。旧王都ということもありオルトリンデ公爵家に報告後、コピーした遺跡の写真を見せに行ったとき、公爵の兄であるベルファスト国王が何者かによって毒を盛られる事件が発生するが、冬夜の無属性魔法「リカバリー」によって一命をとりとめる。国王の命を救っただけでなく犯人を捕まえたこともあり娘のユミナ・エルネア・ベルファストは冬夜に対して結婚を申し込み、彼の元へ押しかける。その後、ユミナもパーティーに加わり召喚魔法を習う。このときに、後に琥珀となる神獣を召喚する。
第2巻
暗殺未遂事件解決の謝礼としてベルファスト国王から爵位の授与を申し出られるが、冬夜が辞退すると、その代わりとして王都に屋敷と多額のお金が下賜される。冬夜はユミナの伝手で使用人を雇い、ユミナ、エルゼ、リンゼ、八重とともにリフレットから王都の屋敷に移り住む。
ベルファスト王国はミスミド王国と同盟を結ぶことになり、ミスミド大使・オリガの帰国にあわせて、会談の算段のために冬夜達はミスミド王国に赴く。ミスミドの王都に到着した夜のパーティーが開かれたが、手招きする熊のぬいぐるみについていくと、会場から少し離れた一室でツインテールのゴスロリ少女リーンと出会う。実は妖精族の長で600年以上生きているという。ミスミドでベルファスト・ミスミド両国王の会談が無事に執り行われると、冬夜達はベルファストに帰国する。
ある日屋敷に帰ると、リーンが訪れていた。リーン達はミスミドでフレイズの討伐を行ったが、ベルファストでも冬夜達がフレイズを倒したことを知り、その話を聞きに来ていた。また、リーンは冬夜が無属性魔法をすべて使えることを知っており、リーンは冬夜に無属性魔法「ゲート」で神国イーシェンにある古代遺跡へ連れて行って欲しいと頼む。リーンによると他人の記憶を読み取る無属性魔法「リコール」があり、読み取った人の記憶から「ゲート」でその場所に行けるという。冬夜は「リコール」で八重からイーシェンのオエドの記憶を貰い、「ゲート」を開く。
第3巻
イーシェンを訪ねた冬夜達は徳川領に攻め込んでいた武田軍を撃退する。武田方の高坂政信から徳川への密書によると、領主の武田真玄は既に亡くなり、山本完助が武田を牛耳っているという。高坂の使者でくノ一の椿の手引きで冬夜とリーンが武田の本拠地に乗り込み、山本を討ち果たす。
リーンが探している古代遺跡は海の中にあった。冬夜は水を操ることの出来る神獣・玄帝を召喚し、黒曜と珊瑚と名付け、黒曜&珊瑚の力を借りて古代遺跡にたどり着く。指示通り魔力を流すとバビロンの遺産「庭園」に移転し、管理人シェスカの条件に適合した冬夜はシェスカと「庭園」が譲渡される。ユミナ達を「ゲート」で呼び寄せて話していると、シェスカはマスター登録のために冬夜にディープキスをする。それを見たリンゼは、意を決して冬夜に告白し、キスをする。
冬夜が屋敷の自室で考えあぐねていると、ユミナが訪ねてきてリンゼのことをどう思っているかを尋ねる。好きで大切だが、ユミナのことも決められないのにどうしていいかわからないことを答えると、ユミナは2人でお嫁さんになることを提案し、冬夜は2人の想いを受け入れる。翌朝、冬夜はエルゼと八重からも告白される。神様と恋愛神に相談した冬夜は、4人に対して今は結婚しないが将来お嫁さんにもらうことを伝える。
夜、シェスカからレジーナ・バビロンから伝言があることを告げられ、バビロン博士がアーティファクトで冬夜を未来視していたこと、フレイズの侵攻に遭い古代国家パルテノが滅亡したが突然フレイズが消えたこと、冬夜のために「バビロン」を残したことを知る。
翌日、婚約指輪を探しに街に出かけると、屋台で見たこともないコインで支払おうとして店主と揉めている少年・エンデに出会う。
第4巻
冬夜達がサンドラ王国にある古代遺跡に向かっているとき、砂漠で見つけた遭難者を冬夜が救助して「ゲート」でベルファスト王国の屋敷に避難させる。さらにフレイズの中級種を見つけて冬夜達は討伐しようとするも難航していたが、エンデが現れて簡単に破壊してしまう。エンデはエンデもフレイズも「フレイズの王」を探していることを告げて去って行く。
古代遺跡からバビロンの遺産「工房」に転送された冬夜は管理人ロゼッタと「工房」が譲渡される。
冬夜はラビ砂漠で助けた娘達の働き口として読書喫茶「月読」をオープンさせる。冬夜が「月読」の本を仕入れるためにレグルス帝国を訪れると、軍部が反乱を起こしていた。城内で兵士が少女を殺そうとしていたため、冬夜は兵士を麻痺させて救助した。助けた少女は第三皇女ルーシア・レア・レグルスであった。
皇帝の部屋にたどり着くと、バズール将軍がレグレス皇帝を殺害しようとしていた。冬夜は「ゲート」でルーシア達をベルファストの屋敷へ避難させ、冬夜も撤退する。皇帝は瀕死の状態であったが、冬夜の魔法で回復し、ベルファスト国王との会談を行う。翌日、冬夜達は反乱軍とバズール将軍が操る悪魔の軍団を制圧し、将軍を強烈な臭いを放つヘドロスライムを入れたヘドロボックスに閉じ込めて倒す。
皇帝は冬夜にルーシアとの結婚を持ちかけ、ユミナ達も賛同する。ルーシアも結婚を望んでおり、冬夜は婚約を受け入れる。さらに、冬夜にユミナ王女、ルーシア皇女の結婚相手にふさわしい地位を確保するために、ベルファスト・レグルス両国から領土を譲渡されて、新たな国の国王となることが決められる。ブリュンヒルド公国の誕生である。
領地内の魔獣を討伐し、城が完成すると、リーンがブリュンヒルド公国駐在大使としてやってくる。また、ミスミドに赴いたときの大使の護衛の一人でミスミド兵だったレイン、そのときの隊長ガルンの妹のノルン(後のノルエ)、大使だったオリガの従兄弟のニコラがブリュンヒルドに仕えることになる。
第5巻
リーンからフレイズが大樹海に現れてミスミドに救援要請があったことを聞く。冬夜達は大樹海でフレイズを討伐し、冬夜は負傷したラウリ族を魔法で治療する。なぜか族長の孫娘のパムに噛みつかれたが、リーンによると気に入られたという。
ブリュンヒルドに戻ると、イーシェンの武田四天王その配下の者達をブリュンヒルドに仕官してきたため迎え入れる。椿から得た情報からエルフラウ王国にある転送陣に行き、条件に適合した冬夜は管理人フローラと「錬金棟」を手に入れる。
ラミッシュ教国からやってきた司祭ネストから光の神・ラルスを崇めるラルス教を国教とすよう求められたが、ネストが神様(世界神)を邪神扱いしたことで冬夜は「ゲート」でネストを城外の川へ移転させる。同行して来ていた司祭フィリスが魔族や闇の者というだけで排除する教義への疑問を吐露すると、神様が現れて光の神・ラルスはおらず、神のためにしていたことを人々のために行うよう諭す。ラミッシュ教国に帰ったフィリスが処刑されることを知った冬夜はフィリスを助けにラミッシュ教国へ行き、わざと囚われの身となる。フィリスを探し出すと、一緒に教皇が囚われていた。フィリスを擁護する教皇が、ラミッシュ教国が光の神・ラルスではなく闇の精霊の力で建国したという枢機卿以上の者しか知らない秘密を暴露してしまうと考えた枢機卿が教皇を弾劾し、閉じ込められたのだった。ぼろが来ていた闇の精霊の封印が破損して暴走を始めるが、冬夜は光の神に扮して制圧する。またラルスという神は存在しないことを告げ、事前に示し合わせた教皇に神託を与えたように振る舞う。これを機にラルス教の信仰の対象が光の神・ラルスから光に神に変わり、魔族や闇属性の排他主義は改められる。
バビロンの遺跡の転送陣を探し出すため、冬夜は琥珀と黒曜&珊瑚の力を借りて翼の王である神獣・炎帝を召喚する。炎帝は既に琥珀らの主となっている冬夜の力量を見抜き、すぐに主従関係に同意して、紅玉と名付けられる。
第6巻
譲渡されたバビロンの遺産「格納庫」にはフレームギアが格納されていたが、エーテル鉱石(魔石)から抽出した燃料のエーテルリキッドがないため動かせない状態だった。冬夜は領地内で魔石を見つけてフローラにエーテルリキッドの精製を、ロゼッタにフレームギアの量産を任せる。
冬夜が人心地ついていると、突然スゥシィが現れて「わらわも妻にしてくれ」と求婚される。スゥシィにリーニエ王国第一王子ザブンとの縁談が持ち上がっていたのだった。ザブンの素行を問題視したオルトリンデ公爵はリーニエ王国の使者に冬夜への嫁入りを理由に縁談を断ったが、使者で第二王子のクラウドは、同席していた冬夜へ宰相に軟禁されている母親のエリア王妃の救助を求める。冬夜達はエリア王妃を救出して召喚獣に宰相達を監視させていると、宰相とダキア王妃が国王にザブンへの王位継承を強要し、禅譲後に現国王を暗殺することを計画しており、さらにザブンが宰相とダキア王妃との間の子供であることが判明する。冬夜から真実を知らされたリーニエ国王は、クラウドに王位を譲り、様々な悪行が判明したザブン達は犯罪奴隷として奴隷商に売り渡された。その後、冬夜はスゥシィを婚約者として受け入れる。
イーシェンの山中でフレームギアの量産に必要な鉱物を得た冬夜は、河原で倒れている少女を見つける。少女は右手右足を失い、背中には深い刀傷を負っていたため、冬夜は大回復魔法と「リカバリー」をかけて「錬金棟」へ運ぶ。少女の手足は再生し、意識も戻ったが、記憶を失っていた。冬夜は綺麗な桜色の髪から彼女をと名付ける。
レスティア騎士王国に見つかった転送陣に冬夜が向かっていると、町がフレイズの集団に襲われていた。騎士団が対応していたが、住民を逃がすのに精一杯であった。冬夜はフレイズを討伐し、怪我人を回復魔法で治療したが、冬夜が話しかけていた少女騎士はレスティア騎士王国第一王女ヒルデガルド・ミナス・レスティアであった。
ドッキングした状態のバビロンの遺産「城壁」と「塔」が見つかり、ユミナ達を「ゲート」で呼び寄せて話していると、リオラの発言から、婚約者達は冬夜が9人娶ることを知る。
第7巻
ある日、城に冬夜の姉の望月花恋と名乗る女性が訪れる。逃げた従属神を捕獲しにこの世界に降りてきた恋愛神で、従属神が行方不明のため、しばらく冬夜の世話になることになった。
突然、天帝国ユーロンがハノック王国に宣戦布告し、侵攻する。またユーロン天帝からの命令でフレームギアの強奪のために冬夜の暗殺、ユミナ達の拉致などが並行して行われていることが判明する。そんな中、ユーロンに13000を超えるフレイズが襲来する。フレイズ殲滅に西方同盟各国も参加することになり、フレームギア210機で事に当たる。上級種の出現により苦戦するが、なんとかフレイズの殲滅に成功、しかし上級種の放った光により天帝もろともユーロンの首都が消滅し、ユーロンは崩壊する。
それからひと月後、レスティア騎士王国から先王のギャレンとヒルデガルドがユーロン崩壊の問合せと友好関係を結ぶためにブリュンヒルドにやってくる。冬夜に一目惚れしていたヒルデガルドは、嫁会議で受け入れられ、ギャレンとの勝負に勝って結婚を認められて、婚約者となる。
冬になろうとする頃、ラウリ族のパムが冬夜との間に子供を作るためにブリュンヒルドに現れる。ひと月後に行われる「剪定の儀」でラウリ族に勝たせることでパムには冬夜との子供は諦めてもらうことになり、エルゼ、八重、ルーシア、ヒルデガルドが助っ人として出場する。パムを加えた5人は順調に勝ち上がり、ラウリ族が剪定の儀で優勝した。また、ある部族の助っ人になっていた剣神が、恋愛神に習って冬夜の二番目の姉・望月諸刃と名乗り、彼女も冬夜の世話になることになる。
第8巻
冬夜からバビロンの遺産「図書館」が見つかったことを聞かされたリーンは大喜びするが、冬夜はリーンがミスミド大使であるため閲覧制限をかけることを伝える。リーンは冬夜にブリュンヒルドの宮廷魔術師として迎えるように進言したうえ、さらに「私も貴方の奥さんになりましょうか?」と告白する。言いくるめられた冬夜はリーンに閲覧を許可する。
ギルドを訪れると、新たにサンドラ王国の南方に発見された古代遺跡にある諸島をブリュンヒルトとゲートで繋いでブリュンヒルドを冒険者達の玄関口とし、この島はブリュンヒルドに譲渡してもよいという提案があり、冬夜はこの提案を受け入れる。ダンジョンの噂はすぐに広まって冒険者達がブリュンヒルドに集まる。
冬夜がリーンを連れて改装のためにダンジョンに入ると4人の少年少女の冒険者が人攫いに襲われていたため救助する。人攫いを問い詰めるとダンジョンで死亡したと思われていた10人の冒険者が、攫われて、沖に停泊した奴隷船のサンドラ王国の奴隷商人に売られていた。日が暮れてから冬夜は無属性魔法「ミラージュ」で人攫いに化け、少年冒険者達を奴隷商人に売った振りをして、少年達を奴隷船に侵入させる。少年達が攫われていた冒険者達を連れて逃げ出したことを確認すると、冬夜は奴隷商人達を拘束し、騎士団に引き渡す。
攫われていた冒険者達の宿を手配し、ギルドに顛末を報告した後、リーンと食事を終えると深夜2時近くになっていた。城に戻ると婚約者達が待ち構えており、ユミナに問われたリーンは冬夜に好意を持っていることを告白すると、リーンが8番目の婚約者として受け入れられる。
冬夜が少年冒険者達の故郷の洞窟にある遺跡はバビロンの遺跡への転移陣で、条件に適合した冬夜は管理人のパルシェと「蔵」が譲渡される。
第9巻
エンデからロードメア連邦へのフレイズの上級種の出現の情報がもたらされる。東西同盟はロードメアとコンタクトをとるが、ロードメアの州総督の間で意見が分かれており、自らの手で討伐すべしという意見も出ていた。全州総督とボーマン博士は作り出した武装ゴーレムに絶対的な自信を持っていたが、模擬戦でフレームギアがあっさりと倒してしまったため、対応を再検討ことになる。その後、予算カットを恐れたボーマン博士が独断で武装ゴーレムに無茶な改造をした結果、武装ゴーレムが中央州の首都で暴走したが、エルゼのゲルヒルデの相手ではなかった。ボーマン博士は捕らえられて鉱山送りとなった。
東西同盟でロードメアに出現した上級種を討伐し、中級種や下級種を掃討していると、突然支配種のネイが現れた。エンデはネイの攻撃をかわして手を掴むと、次元移転してその場から消えていった。戦後、戦場から大破したフレームギア1機分の部品が盗難されていたことが判明する。
イーシェンで羽柴秀義が20万の大軍でオエドへ侵攻を開始する。八重から連絡を受けた冬夜は戦場に急行し、変装して羽柴軍を撃退する。さらに徳川・伊達連合軍3万人をオオサカ城に移転して急襲する。冬夜、八重、琥珀で城内の秀義を探すと、秀義を名乗る猿がいた。秀義の目が赤く光ると八重と琥珀は硬直するが、冬夜は本体が瓢箪で従属神と見抜く。冬夜が神力をまとうと、瓢箪が痩せぎすの白髭の老人に変化した。恋愛神と剣神が駆けつけてきて、剣神が従属神を討ち取ろうとするも、あと一歩のところで従属神は逃げてしまった。
第10巻
東西同盟の会議後の花見にて、冬夜の伴奏で桜が歌を披露したことをきっかけに、桜はその存在が伏せられていた魔王国ゼノアスの魔王の庶子のファルネーゼ・フォルネウスと判明する。「リコール」で忘れている記憶を取り戻せることを冬夜が思い出し、「リコール」によって桜の記憶はよみがえる。母親のフィアナは心神耗弱状態にあったものの、死んだと思われていた娘との再会により回復する。魔王も娘が生きて帰ってきたことを喜んだが、婚約者達の承諾を得ていた桜は冬夜と結婚することを告げる。桜を襲撃した黒幕が第二王子の叔父と分かり、彼を処罰するためにファルネーゼ(桜)の存在が明らかにされ、同時に冬夜との婚約が公表された。
紅玉の眷属が見つけた遺跡からバビロンの遺産「研究所」に転送された冬夜は、管理人ティカと「研究所」が譲渡される。また「研究所」で機体ナンバー29に移植されていたレジーナ・バビロンを冬夜が覚醒される。バビロン博士からの質問で決意した冬夜は、婚約者達とバビロンシスターズに、自分が地球という異世界からやってきたことを明かす。
冬夜はブリュンヒルド城下に現れた支配種のリセからエンデの救出を頼まれる。冬夜が指示された水晶の三角柱に魔力を流すとエンデは次元の狭間から帰還した。そして冬夜はエンデにフレイズについて聞き出す。渡る者のエンデと結晶界(フレイジア)の「王」(女王)はともに生きていくことを望み、天才の「彼女」は「世界を渡る存在に至る方法」を編み出した。他の支配種から反対されるが、「彼女」は後継者を指名してエンデと駆け落ちのごとく結晶界から去る。しかしフレイズたちは「世界の結界」を破る方法で「彼女」を追いかけてきた。エンデはフレイズを撃退するなどして「核」として存在する「彼女」を守って世界を渡り歩き、数千年前にこの世界にたどり着いた。そしてエンデは「彼女」を狙う輩に消えてもらうために冬夜の力を借りるのが良いと思っていた。
第11巻
農耕神、音楽神、狩猟神、酒神が神化している冬夜のサポートを建前に休暇で地上に降りてきた。それぞれ冬夜の叔父望月耕助、その長男奏助、長女狩奈、次女酔花としてブリュンヒルドに滞在することになった。
レグルスに襲来したフレイズを掃討していると、支配種のユラが現れる。冬夜はユラを討伐しようとするが、ユラは姿をくらませてしまう。揺り戻しで次元の狭間に戻されたユラの手には冬夜達の世界で拾った黄金の卵があった。卵は痩せすぎの白髪の老人に姿を変え、ユラに自分は神であると告げる。
サンドラ王国第二の都アスタルの人々が一人残らず水晶を生やして死ぬ事件が発生する。死者は「魂食い」されており、従属神が邪神を誕生させようとしていることが懸念された。
第12巻
結界によりその存在が分からなかったパレリウス島の南の都を3匹の巨獣を襲っていた。冬夜達は魔獣を討伐して、南の都の代表と面会する。フレイズの大襲来で外の世界は滅ぼされたと思っていた代表は、世界が無事であったことに驚きを示す。後日、冬夜は、八重、バビロン博士、琥珀を伴って、他の都の代表および導師もあわせて会談し、現在の世界情勢等を説明する。
その後、パレリウス島の神殿にある、時の賢者アレリアス・パレリウスが残した「門」を見学させてもらう。「門」の目的や起動方法は不明だったが、バビロン博士の解析により、ある意味完成しているが、起動するには魔力が圧倒的に足らないと判明する。莫大な魔力を持つ冬夜が魔力を流すと起動し、冬夜は「門」の先に現れた新天地に足を踏み入れた。訪れた場所は地図が冬夜達の世界を反転させた異世界(裏世界)と分かる。冬夜が元の世界に戻れないことを焦っていると、神様か電話があり、一旦神界を経由して「ゲート」で「門」の前に戻る。こちらの世界では、琥珀が突然消えてしまい、冬夜がこの世界からいなくなったことを八重達が心配している状況だった。
冬夜は「門」の先の世界について説明する。パレリウス島の代表者達は方針を協議し、後日、パレリウス島は外の世界との交流を選択して島の結界は無効化された。ルーシアからの裏世界からの戻り方の質問で、冬夜は婚約者達に、神様のことや自分が神化していること等を打ち明ける。
ユーロン地方で発生した「魂食い」を冬夜[注 1]が討伐に向かうと、邪神獣が人々を襲っていた。冬夜達が邪神獣と従属神を討伐しようとするも難航、ユラが手を加えていた邪神獣は従属神の魂を喰らって繭の状態に変わり、揺り戻しによって消えてしまう。
バビロン博士が「門」を元に製作した「次元門」で、冬夜[注 2]が裏世界の聖王国アレントの王都を訪れると、裏世界はゴレムのような魔工技術が発達した世界と分かる。冬夜の魔法を見かけた「赤猫」の副首領エスト達に頼まれ、冬夜はゴレム技師エルカ・パトラクシェにかけられた呪いの魔法を解いた。
第13巻
弱冠10歳のパルーフ国王に自信を持ってもらうための冬夜の思いつきをきっかけに、ブリュンヒルドで15カ国を招待した競技祭が開催される。競技会3日目が終わった後、夜にユーロンで小規模のフレイズの襲来があることがわかり、専用機とブリュンヒルド騎士団のフレームギアで対処する。フレイズが出現してからしばらくすると、暗黄金のフレイズ(変異種)が現れてフレイズを捕食し始める。さらに支配種のギラが現れ、冬夜と戦うギラは荷電粒子砲のようなものを放とうとするが、ユミナが専用機でギラを狙撃する。その隙を突いて冬夜はギラの核を破壊して討伐に成功する。しかしギラとの戦闘で神力を使った冬夜は眠りに落ち、36時間眠り続けることになる。冬夜が眠っている間も競技祭はつつがなく進み、4日間の日程は終了した。
表世界と裏世界を行き来するための「次元門マーク2」を裏世界に設置するため、冬夜は「次元門」で裏世界に移転する。ゴレムを入手するため、「赤猫」のニア達の案内でブラックマーケットを訪れていると、「狂乱の淑女」ルナが、紫の王冠、ヴィオラを伴って現れて、ブラックマーケットの人々を殺戮する。冬夜達がルナを止めようとすると、冬夜の強さを気に入ったルナは「今度はルナを殺してね?」と囁き、去って行った。
第14巻
裏世界に変異種が現れ、表世界からの転移者が発生したことが分かる。神様に呼び出された冬夜は、表世界と裏世界が融合して神様の手を離れること、神の手を離れた世界は消滅させる可能性があるが、冬夜が邪神を討伐すれば冬夜を上級神と認め、融合した世界の管理を任されることを告げられる。世界の管理を重荷に感じて自室で考え込んでいた冬夜であったが、ユミナの励ましで腹を決める。
冬夜はベルファストのヤマト王子の心臓にフレイズの「王」の「核」が宿っていることを知る。ベルファスト国王夫妻の同意を得て、冬夜はヤマト王子からフレイズの「王」の「核」を取り出す。「核」は女性型の支配種に姿を変え、メルと名乗った。冬夜から結晶界からメルが去った後のフレイズ達の行動を伝えられたメルは塞ぎ込んでしまう。
裏世界での協力者になってもらうため、冬夜[注 3]はエルカ技師に自分が別世界の王様であることを話すと、エルカ技師からトリハラン神帝国のプリムラ王国への侵略を止めることを頼まれる。彼女からプリムラ初代国王が異世界から来たレリオス・パレリウスと聞き、冬夜は表世界から当時を知っているバビロン博士を連れてくる。プリムラ国王との会談で、国王が発した「古き言葉」(古代魔法言語)にバビロン博士が答えたことで、国王は冬夜達が異世界から来たことを信用した。
冬夜は戦争を止めるため、トリハランの総大将の第二皇子リスティン(第一皇女リスティス)を攫う。彼女も戦争終結を望んでいたが、自分を人質にしても元老院は戦争を続けると言う。冬夜は彼女の教育係のゼロリック卿と共に、元老院を牛耳る議長を確保するためにトリハランに向かうと、記憶をなくしたエンデが議長の護衛となっていた。冬夜はエンデを捕獲し、議長を捕らえてトリハラン皇帝の元に連れて行く。ゼロリック卿から話を聞いた皇帝は、第一皇子の進言もあって、元老院解体とプリムラとの和睦を決断、戦争は終結した。
メルの元にエンデを連れていくと、メルはエンデの記憶を呼び起こし、二人は長い時を経て再会を果たした。

登場人物編集

表世界・東方大陸編集

ブリュンヒルド公国編集

公王編集
望月 冬夜(もちづき とうや)
声 - 福原かつみ[3]
本作の主人公。北国(太平洋側)生まれ。特技はピアノ。
物語開始時点では15歳の男子高校生だったが、下校中に神様の手違いで神雷(じんらい)を落とされ死亡。非礼を詫びた神様によって本作の舞台である異世界に転生する。その際、所有していたスマートフォンを異世界でも使えるように頼む。また、「すぐ死んでしまっては生き返らせた意味がない」と身体能力などを底上げしてもらった結果、無尽蔵の魔力量、7属性魔法の全属性持ち、無属性魔法を使い放題というチート能力を持つことになる。さらに、慌てていた神様が彼の欠損部分を再生するときに元の世界ではなく神域の物質を使ったことで、世界神の眷属[注 4]となり、神力にも目覚める。
基本的に物怖じせず、流れに身を任せるタイプ。トラブルに巻き込まれることが多いが、その度に神様の手で神器化されたスマートフォンと、持ち前のチート能力を駆使して解決していく。
この世界では冒険者になった。レグルス帝国の反乱を鎮圧した後、ベルファスト王国とレグルス帝国より領土の一部を譲渡され、ブリュンヒルド公国建国公王に就任。同時に、冒険者ギルドで銀ランクに昇格し、それから僅かの間に金ランクに昇格する。
普段は温厚でお人よしな性格だが、敵対者には容赦がなく(やりすぎて周りが引く程)、害を成そうとした者達は、黒幕も含めて悲惨な末路を辿る。これは多忙な両親の代わりに面倒を見てくれた母方の祖父の影響を強く受けている。チート能力やフレームギア等、個人が持つには強大過ぎる力を持つため、同盟を結んでいる国王達からは「野心家だったら、既に世界は征服されていた」、「その気になれば、国の一つや二つを簡単に滅ぼせる」[注 5]と評されており、同時に「人が良い人間」である事を幸運と安堵されている。
自分に向けられた好意には非常に鈍く、ストレートに告白されるまで気付かない。一方で他人の色恋沙汰には鋭く、何組かカップルを成立させている。
武器は刀身部分が短剣から長剣に変形し、銃としても使えるガンブレード・ブリュンヒルド。冬夜専用のフレームギア・レギンレイヴは専用機の中で最も後に造られた万能型。それまでの専用機開発のノウハウが投入されており、冬夜の莫大な魔力にも対応している。
ヒロイン編集

仮の婚約者となっていたユミナは、冬夜に好意を寄せていたエルゼ、リンゼ、八重に一緒にお嫁さんになることを持ちかける。バビロンの遺産「庭園」を発見後、リンゼ、エルゼ、八重が冬夜に告白して受け入れられたことで4人が婚約者となった。その後、5000年前のバビロン博士の未来視により冬夜の嫁が9人であることが判明し、嫁会議では婚約者を9人とすることが既定路線となり、9人目の桜まで婚約者が増えていった。

冬夜は18歳になったら結婚すると約束するが、邪神への対策をしている最中にこの世界の1年が16ヶ月で、地球の時間では18歳になっていることが判明する。しかし安心して結婚出来る状況ではなかったため、邪神を討伐した後に結婚した。

冬夜達の間には順位は存在しないが、公的な序列は、ユミナが第一王妃、ルーシアが第二王妃、ヒルデガルドが第三王妃、以下スゥシィ、リーン、桜、リンゼ、エルゼ、八重である。彼女たちの間では、婚約した順にユミナ、リンゼ、エルゼ、八重、ルーシア、スゥシィ、ヒルデガルド、リーン、桜となっている。

結婚後の名前は、望月○○(例:望月ユミナ)および○○・ブリュンヒルド(例:ユミナ・ブリュンヒルド)となり、どちらを名乗ってもいい模様。

ユミナ・エルネア・ベルファスト
声 - 高野麻里佳[3]
ベルファスト王国第一王女。冬夜の4歳年下で初登場時12歳。金髪のロングヘア。左が翠色、右が碧色のオッドアイで人の本質を見抜くことができる「看破の魔眼」を持っている。
父である国王がバルサ伯爵に毒を盛られ危篤状態であったが、冬夜の魔法によって救ってもらったことをきっかけに彼に一目惚れをし、結婚を申し込む。冬夜が18歳になった時に冬夜が彼女との結婚を考えられないならあきらめるという条件で婚約し、彼のもとに押しかけて行動を共にするようになり、「庭園」を発見後に正式に婚約者となった。
お人好しの冬夜は様々なやっかいごとに首を突っ込み、また公王になった彼に取り入ろうとする者も多いが、怪しい者は彼女の「看破の魔眼」によって排除されている。また、婚約者達のまとめ役で、 冬夜の婚約者達の会議、通称「嫁会議」議長[注 6]。鍵開け(7つの特技のひとつらしい)で、冬夜の寝室に忍び込む茶目っ気も持つ。
風、土、闇の三魔法属性を持つ。冬夜の神化に伴い眷属特性「未来視」に目覚める。弓矢が得意。冬夜に銃を造ってもらってからはそちらを愛用。ユミナ専用のフレームギア・ブリュンヒルデでは狙撃による後方支援を行う。
ベルファスト王国王都の湖で見つかった白の王冠、イルミナティ・アルブスのマスターが1000年前のベルファスト王であったため、その子孫のユミナがサブマスターとなる。アルブスにはマスターの記憶を代償にすべてを無にする能力があるが、サブマスターには王冠の能力を発動させる権限はないため、ユミナの記憶が失われることはない。
エルゼ・シルエスカ
声 - 内田真礼[3]
リーフリース皇国コレットの町出身。冬夜の2歳年下。銀髪のロングヘア。
リフレットの路地裏でチンピラに絡まれているところを、双子の妹のリンゼと共に冬夜に助けられた拳闘士の女の子。一緒に冒険するうちに冬夜に好意を抱き、彼に告白して三人目の婚約者となる。
口より先に手が出るストレートな性格でサバサバしているが、繊細で悩みをため込みやすい。可愛い物好きという一面(本人は似合わないと思っている)もある。冬夜との恥ずかしい展開になると手が出てしまう。辛い物には異常に強く、料理する時はなんでも激辛にしてしまう癖があり、リンゼによれば実家ではキッチンには絶対立たせなかったとのこと。
身体強化の無属性魔法「ブースト」を使える。エルゼ専用のフレームギア・ゲルヒルデでは前衛で格闘戦を行う。
リンゼ・シルエスカ
声 - 福緒唯[3]
リーフリース皇国コレットの町出身。冬夜の2歳年下。銀髪のショートヘア。
リフレットの裏路地でチンピラに絡まれているところを、双子の姉のエルゼと共に冬夜に助けられた魔法使いの女の子。冬夜の魔法属性の適性を調べた後、冬夜からの頼みで文字の読み書きを教える。一緒に冒険するうちに冬夜に好意を抱き、彼に告白して二人目の婚約者となる。
人見知りなところがあり、大人しいが、ヒロインの中で最初に冬夜にキスをするなど、ここぞという時には大胆な行動に出る。姉のエルゼより胸が大きい(ただし、極端に大きいわけでもない)。甘いもの好き。裁縫が得意で自室をぬいぐるみで埋め尽くしてしまうほど。若干腐女子の気がある。
火・水・光の3属性の魔法を使える。リンゼ専用のフレームギア・ヘルムヴィーゲは飛行することができ、戦場を飛び回って遊撃を行う。また、リーンのグリムゲルデと共に巨大魔砲「ブリューナク」の砲撃を担当する。
九重 八重(ここのえ やえ)
声 - 赤﨑千夏[3]
神国イーシェン・オエド出身。冬夜の1歳年下。黒髪のロングヘア。
冬夜たちがファッションキングザナックのオーナーであるザナックからの依頼で王都へ向かう途中、立ち寄った町でチンピラと揉めているところを冬夜たちに助けられた。一緒に冒険するうちに冬夜に好意を抱き、彼に告白して四人目の婚約者となる。
一人称は「拙者」、武士口調で喋る。家族思いで心優しく、性格は真面目。感受性が高いのか涙脆い。どこかずれているところがある。大食らい。普段はサラシを巻いていてわからないが、実はヒロインの中で一番の巨乳。
実家は剣術道場で、流派は九重真鳴流。後に今までの冒険の経験と剣神による教練、そして冬夜達神々の加護によって、父や兄を超えるほどの剣技を体得する。八重専用のフレームギア・シュヴェルトライテは軽装で太刀と脇差しを装備する。防御力は高くないが、敵を高速で斬り伏せることができる。
ルーシア・レア・レグルス
レグルス帝国第三皇女。愛称はルー。冬夜の4歳年下。銀髪のショートヘア。同じ姫で同い年のユミナと特に仲が良い。
レグルス帝国でクーデターが発生した際、反乱軍の兵士に殺されかけているところを冬夜に助けられて一目惚れをし、五人目の婚約者となる。
婚約後に料理の才能が開花した。特に冬夜の好きな和食(イーシェン料理)に力を入れている。スマホのアプリとして様々な料理のレシピを公開しており、各国の王妃王女にファンが多く、調理を指示されている各国の宮廷料理人にも広く知られている。冬夜の神化により眷属特性「絶対味覚」に目覚める。
双剣の使い手。ルーシア専用のフレームギア・ヴァルトラウテは装備を換装することで様々な状況に対応でき、遊撃を担当する。
スゥシィ・エルネア・オルトリンデ
声 - 山下七海[3]
ベルファスト王国オルトリンデ公爵令嬢で、ユミナの従妹にあたる。愛称はスゥ。冬夜の6歳年下で初登場時10歳。金髪のロングヘア。
母であるエレン・エルネア・オルトリンデが5年前に患った大病の後遺症失明してしまい、それを治す方法を調べていた祖母の屋敷からの帰り、王都へ向かう街道でバルサ伯爵が差し向けた召喚師が召喚した魔物に襲撃されているところを、たまたま近くを馬車で走っていた冬夜たちに助けられる。もともと冬夜に好意を持っていたが、リーニエ王国のザブンとの縁談を切掛に冬夜の六人目の婚約者となる。他の婚約者とは違い最年少であるために冬夜とは同居しておらず、オルトリンデ公爵邸から冬夜の造った転移鏡で足繁く通う。
祖母の影響で語尾に「〜のじゃ」が付き、一人称は「わらわ」と、少々大人びた話し方をする。わがままなところもあるが、好奇心旺盛でユミナ以上の行動力がある。
光属性魔法の適性がある。スゥシィ専用のフレームギア・オルトリンデは防御力に優れている。また、三体のサポートメカ(高速飛行艇グングニル、弾丸装甲列車レーヴァテイン、万能地底戦車ミョルニル)と合体してオルトリンデ・オーバーロードに最終変形する。
ヒルデガルド・ミナス・レスティア
レスティア騎士王国第一王女。愛称はヒルダ。冬夜の1歳年下。金髪のロングヘア。同じ剣士である八重と特に仲が良い。
村を襲うフレイズに騎士団を引き連れて対処しているとき、住民を逃がすのに精一杯だったところを冬夜に助けられ一目惚れをする。公国に祖父とともに訪問した際に、七人目の婚約者となった。
王女時代は騎士隊を率いており、「姫騎士」と呼ばれている。騎士道精神があり、責任感が強い。ヒロイン達の中でバストサイズが八重に次ぐ大きさである。
レスティア流剣術の使い手。剣技は魔法無しの冬夜を上回る腕前になっている。ヒルデガルド専用のフレームギア・ジークルーネは長剣を携えるほか、背中には対上級種用の巨大な大剣に変形する装備も備える。また、大きめの盾は、円錐状に変形して敵を粉々に粉砕する仕組みもある。
リーン
声 - 上坂すみれ[3]
妖精族の長。長い寿命のせいか自分の正確な年齢を覚えておらず、自称612歳。
冬夜達がミスミド王国を訪れた際にポーラが連れてきた冬夜に興味を持ち、オリガに代わってミスミド大使としてベルファスト王国に赴き、冬夜がブリュンヒルド公国を建国すると、ブリュンヒルド公国駐留大使となった。他の婚約者ほど情熱的ではないが彼女なりに冬夜を慕うようになり、奴隷船襲撃で冬夜と帰りが遅くなった際「嫁会議」にて問い詰められ、八人目の婚約者となる。冬夜との婚約により、ミスミド王国大使を辞し、妖精族の長の座をミスミド王国宮廷魔術師エリスに譲って、ブリュンヒルド公国宮廷魔術師に就いた。
通常の妖精族は肉体の成長が10代後半から20代前半で止まるが、リーンはなぜか10代前半で成長が止まってしまい、小柄な身長のうえに少々起伏に乏しい少女の姿をしている。イタズラ好きで冬夜を窮地に陥れることも少なくない。他の婚約者たちよりも遥かに長く生きているからか、恋愛感情で暴走することは少ない。他の婚約者達と違い歳が冬夜と大きく離れている事が少しコンプレックスとなっている。
ベルファスト王国宮廷魔術師シャルロッテの師匠であり、闇属性魔法以外の六属性持ち。無属性魔法「プログラム」「トランスファー」「プロテクション」「ディスカバリー」が使える。200年間、熊のぬいぐるみであるポーラに無属性魔法である「プログラム」をかけ続けている。リーン専用のフレームギア・グリムゲルデはフレイズの殲滅を目的としておりバビロンから供給される砲弾を撃ち続けることが出来る。また、リンゼのヘルムヴィーゲと共に巨大魔砲「ブリューナク」の砲撃を担当する。
桜(さくら)
イーシェンの山奥の川で冬夜が救った記憶喪失の少女。薄紅色の髪と菫色の瞳を持つ。彼女の髪色から冬夜が「桜」と名付ける。
その正体は魔王国ゼノアスの魔王の娘ファルネーゼ・フォルネウス。魔王族の証である王角(おうかく)を持たぬ忌み子であった為、桜の身を案じ存在しないことになっていた。しかし、10歳になった頃に王角が生え始め、魔力が兄妹の中で最も高くなってしまう。
ゼノアスでは魔力の高さで次期魔王が決まる為、第二王子の叔父セブルスの依頼を受けた「クラウ」に護衛のスピカ諸共襲撃され、右手右足を失う等の重傷を負わされる。薄れゆく意識の中で完全に座標を指定していない無属性魔法「テレポート」を使ったことで、イーシェンの山奥の川に転移し、気を失い倒れている状態で冬夜に発見される。後数分発見が遅れていたら死亡していた可能性すらあった状態だったが、「錬金棟」の治療カプセルでの治療のかいもあって、手足は再生し刀傷も完治する。しかし、怪我を負わされた時のショックのせいか記憶を失っていた。
後にスピカと再会し、冬夜の無属性魔法「リコール」で記憶を取り戻すと同時に怪我を負った経緯を知る事となる。この時既に冬夜に愛情が芽生えており、嫁連盟から婚約の許可を貰った後に冬夜と共にゼノアスに帰国。魔王である父に自分の意思を伝える。冬夜によってセブルスの犯行が判明し、彼の罪状を明らかにする為に彼女の存在の公表と同時に冬夜との婚約も発表され、九人目の婚約者となった。
冬夜の3歳年下。冬夜のことは「王様」と呼んでいる(自己紹介時に名前とともに公王の肩書きも名乗った為)。あまり感情や表情を表に出さない。歌が上手く冬夜が歌って聴かせた曲は、一度聴いただけで覚え歌う事が出来る。さらに冬夜の神化により眷属特性「超聴覚」に目覚める。
水、闇、無の三魔法属性を持つ。召喚したニャンタロー(本来の名前はダルタニャン)に母親フィアナの護衛を任せ、またニャンタローはブリュンヒルド公国の城下町にいる猫たちを牛耳り、城下町の治安維持と情報収集に大いに貢献している。桜専用のフレームギア・ロスヴァイセは歌唱魔法により、味方のアシストを行ったり、敵の動きを妨げたりすることができる。
召喚獣等編集
ポーラ
大きさが約50cmの熊のぬいぐるみ。
リーンが200年に亘って無属性魔法「プログラム」を無数にかけ続けており、時にシャドーボクシングをしたり、冬夜が心の中でツッコミを入れるほどの表情豊かな動きを見せるなど、まるで生きているかのように動く。また、当初にかけた無属性魔法「プロテクション」の効果で、200年経っていると思えない良好な状態を保っている。
水による浸水や埃による汚れなどの影響を一切受けないため、海水浴にも水着(赤と白のボーダー柄)を着て参加している。
琥珀(こはく)
声 - 甲斐田ゆき
冬夜が初めて闇属性魔法を使い召喚した召喚獣。秋と金属・西方と大道を司るもの。
白帝と呼ばれる神獣。「獣の王」。冬夜はオスだと思っていたが、実際はメスであることが後に判明する[4]
召喚された際、自分に対し冬夜が持っている魔力をぎりぎりまで注ぎ込み、最低限の質と量があれば契約を考えると述べるが、いざ魔力を注ぎ込まれると冬夜の莫大な魔力量に耐えられず気絶。冬夜の「キュアヒール」で回復すると主従契約を行い、琥珀と名付けられる。
冬夜の膨大な魔力により顕現し続けているが、街中を虎の姿で歩き回るのは問題であるため、普段は小型犬サイズの子虎の姿になっている。人の言葉で会話が可能だが、不用意に喋ると周囲を驚かせてしまうため、当初は周囲に琥珀が喋る事を知っている者しかいない状況でなければ、人前で話さないようにしていた。ブリュンヒルド公国建国後は「もう今さら」ということで人と話すことを冬夜から許可されている。
黒曜&珊瑚(こくよう&さんご)
声 - 二又一成(黒曜)、松井菜桜子(珊瑚)
冬夜の召喚獣・その二。冬と水・北方と高山を司るもの。
玄帝と呼ばれる神獣。「鱗の王」。黒色の大蛇と大型の亀の二匹でワンセット。水を操ることができる。
冬夜の魔力と琥珀の霊力を混ぜて召喚。二匹と戦って夕方まで立っている事が出来たら主従契約を行うという約束だったが、冬夜の無属性魔法「スリップ」で延々と転ばされ続けて降参する。主従契約を結び、黒色の大蛇が黒曜、大型の亀が珊瑚と名付けられる。性別は黒曜がいわゆるオネエ系のオスで、珊瑚はメスである。
琥珀と同じように顕現し続けており、普段は小型の蛇と亀と言った姿になり、宙を浮かびながら移動する。
紅玉(こうぎょく)
冬夜の召喚獣・その三。夏と炎・南方と湖畔を司る者。性別はメス。
炎帝と呼ばれる神獣で「鳥の王」。冬夜の魔力と琥珀、黒曜&珊瑚の霊力を混ぜ合わせて召喚される。落ち着いた性格であり唯一試練を行わないで主従契約を結び、紅玉と名付けられる。
外見は派手だが、普段はオウム程の大きさで城の中や公国内を飛び回っている事が多い。冬夜が召喚した鳥達を「バビロン」の入り口と思われる遺跡を発見させる為に調査に出しており、その鳥達の統括を行っている。
瑠璃(るり)
冬夜の召喚獣・その四。春と木・東方と大河を司る者。
蒼帝と呼ばれる神獣。「竜の王」であり「鱗の王」でもある。冬夜の魔力と琥珀、黒曜&珊瑚、紅玉の霊力を混ぜ合わせて召喚される。
琥珀とは半ば喧嘩友達のような関係であり、顔を合わせる度に口喧嘩を繰り広げている。召喚された際に、琥珀、黒曜&珊瑚、紅玉が常時顕現している事に気が付かず、琥珀の煽り言葉に乗せられて、冬夜と勝負するが、開始早々に無属性魔法である「グラビティ」で押し潰されて音を上げる。主従契約を結び、身体の色からラピスラズリの和名である瑠璃と名付けられる。
瑠璃もまたメスであり、普段は大型の鳥程の大きさでいる事が多いが、時として本来の大きさに戻り冬夜を乗せて飛び回ったり、竜語の解らない冬夜の為に竜語の通訳を行う事もある。
カミサマーズ編集
望月 花恋(もちづき かれん)
声 - 堀江由衣
恋愛神。恋愛に付きモノの、お約束事のあれこれを演出したりしている。「〜なのよ」と語尾につくのが口癖。
従属神の捕獲のために地上に降り、冬夜の姉を名乗る。仕事柄、他人の心を読むのに長けており、冬夜が彼女に対して失礼な想いを抱いた際には十中八九報復している。
望月 諸刃(もちづき もろは)
剣神。恋愛神の補佐のために地上に降り、大樹海で行われた「剪定の儀」に一つの部族に混ざって試合に参加していた。
冬夜の2番目の姉を名乗り、ブリュンヒルド騎士団の剣術顧問に就く。冬夜でも軽く倒される程強い。
望月 時江(もちづき ときえ)
時空神にして上級神。フレイズの侵攻によってボロボロにされた世界の結界を修復する為に冬夜の祖母として地上に降りる。編み物が得意。
バビロンシスターズ編集

空中要塞バビロン」の管理端末としてバビロン博士の作り出した魔法生命体と機械の融合体。博士の人格がベースになっており、冬夜曰く「まともなのがいない」。マスター登録の条件として、全属性持ちであること。シスターズの提示する試練を乗り越えること。口腔粘膜からのDNA採取(主にディープキス)である。

フランシェスカ
声 - 大久保瑠美
機体ナンバー23。通称シェスカ。バビロンの遺産「庭園」の管理人。ベース人格は好奇心。
望月家のメイドとして働き、冬夜の世話係を担当する。冬夜からはエロロボ子扱いされており、彼女のエロジョークに冬夜は辟易している。抑揚の少ない彼女の声は聞いていてあまり気が散らないという理由から、スマートフォンに取り込んで自動音声として活用している。
ハイロゼッタ
機体ナンバー27。通称ロゼッタ。バビロンの遺産「工房」の管理人。ベース人格は創造欲。
フレームギアの整備責任者で、新型フレームギアの設計図を元に専用機を整備するなど各種の開発も手がける。
ベルフローラ
機体ナンバー21。通称フローラ。バビロンの遺産「錬金棟」の管理人。ベース人格は献身。
媚薬から自白剤まで怪しい薬をなんでも作る。
フレドモニカ
機体ナンバー28。通称モニカ。バビロンの遺産「格納庫」の管理人。ベース人格は誠実心。
フレームギアの管理責任者で、ロゼッタとともにフレームギアの整備を行う。背が低く、すぐに抱きついてくるティカのことが苦手。
プレリオラ
機体ナンバー20。通称リオラ。バビロンの遺産「城壁」の管理人。ベース人格は慈愛。
ノエルが基本的に食事をしては寝てばかりのため、その世話をしている。
パメラノエル
機体ナンバー25。通称ノエル。バビロンの遺産「塔」の管理人。ベース人格は睡眠欲。
寝てばかりで、めったに地上には降りてこない。
イリスファム
機体ナンバー24。通称ファム。バビロンの遺産「図書館」の管理人。ベース人格は知識欲。
常に本を読んでおり、めったに地上には降りてこない。
リルルパルシェ
機体ナンバー26。通称パルシェ。バビロンの遺産「蔵」の管理人。ベース人格は向上心。
かなりのドジっ娘で、「蔵」から「不死の宝玉」を落としイーシェンの武田滅亡のきっかけを作り、「吸魔の腕輪」と「防壁の腕輪」を落としレグルス帝国にクーデターを起こす原因を作る。
アトランティカ
機体ナンバー22。通称ティカ。バビロンの遺産「研究所」の管理人。
5000年前、最もバビロン博士の研究を手伝っており、シェスカ以降のバビロンナンバーズを作ったほか、ナンバーズのメンテナンスを担当していた。スゥシィやモニカが危機感を抱くほどの幼女趣味。バビロンシスターズの中で唯一、冬夜とキスをしていない。
レジーナ・バビロン
声 - 寿美菜子
古代国家パルテノ聖王国の天才魔工学者、魔工技師の女性。20代前半。全属性の魔法属性を持つ。ただし変態。様々なアーティファクトを作り、5000年前のフレイズ侵攻に対してフレームギアを開発した。アーティファクト「未来視の宝玉」で冬夜を未来視し、彼のためにバビロンの遺跡を残す。
「研究所」でナンバー29の機体に脳を移植し、冬夜が魔力を注入することで覚醒した。新型フレームギアの開発は様々な魔法具の開発を行う。10歳くらいの外見だが、中身はエロ親父である。
公国関係者編集
高坂 政信(こうさか まさのぶ)
神国イーシェンの武田四天王の一人。完助が武田を支配していた時は、あえて従うふりをして配下の椿を使いに出して武田奪還の機会を窺っていた。後に、克頼のあまりの無能さに武田の未来はないと判断すると、椿らの身を案じて強引に解雇した。
武田家改易後はブリュンヒルドに仕官し、宰相となる。冬夜が国政全般を委託する程高く信頼も厚い。良くも悪くも冬夜の破天荒さに振り回されている。
ライム
声 - 西村知道
オルトリンデ公爵家の家令であるレイムの兄。ベルファスト国王陛下の世話係だったが、息子に役目を譲り引退していた。冬夜がベルファスト国王から屋敷を拝領後に、ユミナの紹介で望月家の家令となる。
ベルファスト王からの秘密裏のユミナの身辺警護も承知のようで、上手く差配している模様。
ラピス
声 - 茜屋日海夏
望月家にメイドギルドから派遣されたメイド。黒髪のボブカット。
正体はベルファスト王国の諜報部隊「エスピオン」の一員で、秘密裏のユミナの身辺警護のため、望月家のメイドとなる。
ブリュンヒルド建国後に「エスピオン」を辞め、ブリュンヒルド公国所属になった。
セシル
声 - 米澤円
望月家にメイドギルドから派遣されたメイド。明るい茶髪で、かなりの巨乳。
ラピスと同じく正体はベルファスト王国の諜報部隊「エスピオン」の一員で、秘密裏のユミナの身辺警護のため、望月家のメイドとなる。特技は投げナイフ。
ブリュンヒルド建国後に「エスピオン」を辞め、ブリュンヒルド公国所属になった。
レネ
声 - 青山吉能
ベルファスト王国の王都でスリをして生計を立てていた孤児の女の子。8歳。
母親は自分を産んですぐに亡くなり、冒険者の父親は魔獣討伐に向かって帰ってこなかった。冬夜の財布をスッた後、同業者に絡まれたところを冬夜に助けられ、冬夜の計らいで、更生と監視を名目に望月家のメイドになる。
実は帝国初代皇帝から仕える「帝国十二剣」の一つリエット家の長女ステファニー・リエットの娘。叔母のキャロラインと祖母のメアリーに出会い一族の一員として迎えたいという申し出もあったが、本人の意思でメイドを続ける。冬夜からもらった「ゲートミラー」で祖母と文通している。
同年代のスゥと仲良く、魔法修行など一緒に行う。ラピスとセシルから戦闘術も仕込まれている模様。
フィアナ・フォルネウス
桜の母。フェルゼン出身。ファルネーゼ(桜)が暗殺されたと聞き、身を寄せていたフレンネル家にて心身衰弱しつつあったが桜との再会と冬弥の魔法により復調し、娘と共に魔王の反対を押し切りブリュンヒルドに移り住む。
子供の教育の必要性を感じた冬夜が学校設立を企画したのを機に教員を頼み、校長に就く。
騎士団編集
レイン→レイン・ネザーランド
声 - 平山笑美
赤毛で小柄な兎の獣人。ミスミドの兵士でミスミドへ向かう道中で一緒だった。この際、冬夜が黒竜を倒した時、本当に凄い人だと感動する。
ブリュンヒルド公国が建国されると、リーンに頼み騎士になるべくノルエ、ニコラと共にブリュンヒルドへやってきた。人見知りなところがあったが、騎士団を募集する時にノルエとニコラに推され騎士団団長に就く。騎士団第二期募集時に「ネザーランド」の姓を与えられる。
中性的な外見の女性で、リーンから明かされるまで冬夜に男性と勘違いされていた。
ノルン→ノルン・シベリア→ノルエ・シベリア
狼の獣人。ミスミド大使のオリガをミスミドに送り届ける時のミスミド側の護衛隊長だったガルンの妹。ブリュンヒルド公国が建国されると、レイン、ニコラとともにブリュンヒルドへ仕えにきた。
人当たりは良いが大雑把な性格。騎士団を募集する時に騎士団副団長となり、騎士団第二期募集時に「シベリア」の姓を与えられる。元々の名前は「ノルン」だったが、黒の王冠のマスター「ノルン・パトラクシェ」と被るので本来の発音に近い「ノルエ」に改名した。同じ名前だったからか二人の「ノルン」は仲が良い。
ニコラ・ストランド
狐の獣人。ミスミド大使だったオリガの従兄弟。ブリュンヒルド公国が建国されると、レイン、ノルンとともにブリュンヒルドへ仕えにきた。
真面目だが融通が効かない性格。客観的に自分たちを見ることができる。騎士団を募集する時に騎士団副団長となった。
椿(つばき)
声 - 小林ゆう
神国イーシェンの武田四天王、高坂政信配下のくノ一。リーンがセクハラしたくなるほどのプロポーションの持ち主。完助から武田を奪還するために密使として徳川の元に訪れ、冬夜とリーンを連れて館に戻って馬場たちを救出する。
武田に未来は無いと判断した高坂に解雇され、一族を連れてブリュンヒルド公国にやってくる。ブリュンヒルドでは諜報機関の長を務める。
スピカ・フレンネル
ブリュンヒルド騎士団騎士。ゼノアス出身でファルネーゼ(桜)の護衛をしていたダークエルフ。
ブリュンヒルド公国の城下町で、魔族しか罹らない病「魔硬病」を患い半ば行き倒れているところを桜に発見され、そのまま宿屋「銀月」へ運び込まれる。冬夜の無属性魔法「リカバリー」で、無事に「魔硬病」は完治した。
「魔硬病」から救ってくれた冬夜に対して忠誠を誓い、ブリュンヒルド騎士団に入団する。後に、桜がファルネーゼだと知ると、感涙にむせびながら自分の家名を明かす。
フレンネル家は盾を使う武術を得意としており、諸刃曰く、スピカは盾神の加護を受けているらしい。
馬場 信晴(ばば のぶはる)
声 - 浜田賢二
神国イーシェンの武田四天王の一人。巨漢の髭の老人。豪快だが四天王最年長らしく落ち着いた判断もできる。完助によって山県と内藤とともに牢に閉じ込められていたが、冬夜たちに救出される。冬夜のことは「小僧」と呼んでいる。
武田家改易後にブリュンヒルドに仕官し、レインたちを稽古で三人を扱いている。騎士団発足とともにご意見番に就く。
世界祭の武術大会で本選まで残る実力者。
内藤 正豊(ないとう まさとよ)
声 - 岸尾だいすけ
神国イーシェンの武田四天王の一人。穏やかな顔をした人。逆に周りから心配されるほど落ち着きを持っている。
武田家改易後にブリュンヒルドに仕官し、農林・建設関係の長となる。冬夜曰く、内藤がいなかったら今のブリュンヒルドはここまで成長しなかったと言わしめるほどの内政の辣腕家である。
山県 政景(やまがた まさかげ)
声 - 伊藤健太郎
神国イーシェンの武田四天王の一人。全身傷だらけで目付きが鋭い。兄貴肌の好漢だが猪突猛進気味。冬夜のことは「大将」と呼んでいる。
武田家改易後にブリュンヒルドに仕官し、騎士団発足とともに戦闘教官となる。
猿飛 焔(さるとび ほむら)
ブリュンヒルド騎士団諜報部隊所属のショートカットの元気っ子。かなり遠くの物が見える魔眼の持ち主。イーシェン出身のくノ一で体術を得意とする。仕えていた真田家がお取り潰しとなったところ、椿が声をかけて騎士団第二次募集に応募し採用された。
城下町編集
ミカ
声 - 原紗友里
リフレットの宿屋「銀月」の看板娘。年齢は20歳前後。赤毛のポニーテール。料理がうまい。冬夜から王都引越時に地球の料理道具と料理レシピを譲られる。姉御肌。
ブリュンヒルド公国にスカウトされ国営で宿屋「銀月」の2号店の店主となった。かなりの繁盛店。
レリシャ・ミリアン
冒険者ギルドのギルドマスターの一人。エルフの女性。エルフラウ王国の女王フォルトゥーナ・ティエラ・エルフラウの姪。
ブリュンヒルド公国に冒険者ギルドを開設をし、ギルドマスターとして本拠地を設ける。即決即断な優秀なギルドマスターで冬夜からの信頼も厚い。
未来から来た子供達編集

未来のブリュンヒルドで時元震が発生、巻き込まれた冬夜やエンデの子供達が時江のナビにより現世に来る。冬夜の子供達は無属性魔法が使える。ここでは転移順に紹介する。年齢は転移時のもの。

アリステラ
エンデとメルの娘。通称はアリス。6歳。
フレイズの核状態ではなく人間と同じように産まれてきた。メルの「薔薇晶棘(プリズマローズ)」が使える。
口が軽い。武闘士でエルゼが武術の師匠。冬夜の息子が好きで、将来は冬夜の息子の嫁になることを望んでいる。
八雲(やくも)
冬夜と八重との間の娘。長女。11歳。未来での金ランク持ち。
「ゲート」が使える。冬夜の子供の中で一番最初に転移してきたが、冬夜達の元へ向かわずにそのまま武者修行に出て行方知れずに。修行好きなのは八重似である。
クーン
冬夜とリーンとの間の娘。三女。10歳。
「ミラージュ」、「モデリング」、「エンチャント」、「プログラム」が使える。リーン譲りのいたずら好き。魔工学に興味を示し初期タイプのフレームギアの専用機(ヴァルキュリア)を見て興奮している。ポーラそっくりのゴレム「パーラ」を製作している。
フレイガルド
冬夜とヒルデガルドとの娘。通称はフレイ。次女。11歳。未来での金ランク持ち。
「ストレージ」と「パワーライズ」が使える。「ストレージ」には冬夜が造った「アポーツ」などの魔法が付与された武器が百以上収められており、臨機応変に武器を変えて戦う戦闘スタイル。語尾に「~んだよ」と付けて話すのんびりとした様子だが、ヒルダ譲りの騎士道精神に溢れ、正義感は強い。クーン曰く「姉妹弟の中で怒らせたら一番怖い」とのこと。なぜか食いしん坊。
リンネ
冬夜とリンゼとの間の娘。七女。7歳。
「グラビディ」と「シールド」が使える。エルゼ・リンゼ姉妹とは逆転していて、伯母のエルゼのような強気な性格で、格闘スタイルを取る。エルナと共にミスミドに転移してきたが、スマホをガウの大河に落としてしまい、連絡が取れず困っていた時に、ミスミドの武術大会のことを耳にして、ミスミド王に頼るついでに武術大会に参加していた。
エルナ
冬夜とエルゼとの間の娘。六女。7歳。
「マルチプル」、「リカバリー」、「ブースト」が使える。エルゼ・リンゼ姉妹とは逆転していて、叔母のリンゼのように人見知りなところがあり、魔法主体で戦う。また料理が作れ、エルゼのように何でも激辛にするようなことはない。リンネと共にミスミドに転移してきて、ミスミドの武術大会を観戦していた。
アーシア
冬夜とルーシアとの間の娘。五女。
「サーチ」と「アポーツ」が使える。料理、お菓子作りが得意。お父さんっ子で冬夜のことが大好き。母親のルーシアのことも大好きだが、認められたいが故に突っかかってしまい、現在のルーシアにも対面して早々に料理対決を挑む。目的のためには手段を選ばないところがある。
ヨシノ
冬夜と桜との間の娘。四女。9歳。
「テレポート」が使える。自由奔放で熱しやすく冷めやすい性格。みんなでお茶をしているときに救援要請のために「テレポート」で移転してきた。

ベルファスト王国編集

王都編集
トリストウィン・エルネス・ベルファスト
声 - 中田譲治
ユミナの父。ベルファスト王国国王。善政を敷いており、ベルファスト王国は比較的平和な国となっている。
バルサ伯爵によって生死を彷徨っているところを冬夜の魔法によって回復する。ユミナが冬夜との結婚を申し出たときは二つ返事で承諾し、冬夜が王位を継承することを望んでいた。後にヤマト王子が誕生した際は冬夜に名付け親になってもらった。
アルフレッド・エルネス・オルトリンデ
声 - 楠大典
スゥシィの父。ベルファスト王国の公爵。国王の弟。外交官。
娘と同じく好奇心旺盛。新しい物好き。身分や種族に囚われない公明正大さを持つ。
シャルロッテ
声 - 桑原由気
ベルファスト王国宮廷魔術師。無属性、闇属性以外の5つの魔法属性持ち。師であるリーンの事を「鬼師匠」と言っており、彼女と逢う事に恐怖している。
古代精霊言語を研究しており、冬夜は無属性魔法を組み合わせて作った古代精霊言語を読める「翻訳メガネ」を渡す。数え切れないほどある資料の解読が追いつかず、冬夜から助手のための「翻訳メガネ」を追加で3つ入手して研究を続けた。精霊王になった冬夜の手引きで念願だった正しい精霊魔法を覚える。
レイム
声 - 西村知道
オルトリンデ公爵家家令。兄・ライムと共に王家に代々仕えてきた。
スゥシィが祖母の屋敷からの帰りの街道で、バルサ伯爵が差し向けた刺客の襲撃に遭い、その際に矢を胸に受けてしまい瀕死の重傷を負うが、冬夜の魔法によって命を助けられる。
リオン・ブリッツ
声 - 斉藤壮馬
第一騎士団所属。レオン将軍の次男。
ミスミド王国大使のオリガをミスミドに送り届ける際にベルファスト側の護衛隊長を務める。ミスミドに滞在している間に冬夜の後押しでオリガと付き合い始め、結婚する。両家の家風と信条により、結婚資金や新居購入資金獲得のために盗賊退治など奮闘する。
リフレットの町編集
ミカ
詳細はミカを参照。
アエル
声 - 吉岡茉祐
喫茶店「パレント」のオーナー。冬夜から(地球の)お菓子の作り方を教わり、メニューに取り入れた。後に妹夫婦に本店を譲り、2号店をブリュンヒルドに出店する。
なお名前は著者が在住している宮城県仙台市に実在する施設アエルに由来する[5]
ザナック・ゼンフィールド
声 - 鈴木琢磨
冬夜が異世界で初めて出会った人物。リフレットの服飾店「ファッションキングザナック」のオーナー。
リフレットの町を目指して街道を歩いていた冬夜を馬車で追い抜きざまに見掛け、彼が着ていた制服に興味を抱き声を掛け、彼に似合う服と金貨10枚で買い取る。後に冬夜がスマートフォンで収集した地球の服を、無属性魔法「ドローイング」で紙に転写した物を譲り受け、それを元に多種多様な服と水着を制作している。

ミスミド王国編集

ジャムカ・ブラウ・ミスミド
声 - 稲田徹
ミスミド王国国王。雪豹の獣人。無属性魔法「アクセル」の使い手。
自由奔放で戦い好きな性格で、政務を放り出しては戦士団の訓練に参加して戦士たちをぶちのめしたり、予算を考えずに国上げての武闘大会を開こうとしたり、お忍びで城下町に下りてチンピラ達を懲らしめたりなどをしており、その度にグラーツや家臣たちから小言を言われ続けている。
オルバ・ストランド
オリガ、アルマ姉妹の父。狐の獣人の壮年の男性。
かなり大きな交易商会を営んでおり、商売に繋がる話には敏感で、冬夜が思いついた(地球に元から在った将棋を始め自転車やベーゴマ、野球用具などを復元した)物を、ブリュンヒルド公国に開いた支店を窓口に、他国にも在る支店を介して売り上げを伸ばしており、その一部をアイディア料として冬夜に支払っている。
無属性魔法ゲートに似た効果をもつ魔道具(移動制限1人のみ、使用制限1日1回)で様々な国を行き来している。
オリガ・ストランド
声 - 井上喜久子
ミスミド王国の元ベルファスト王国駐在大使。狐の獣人の女性。
バルサ伯爵によって国王暗殺の濡れ衣を着せられそうになるが、冬夜によって疑いを晴らされる。
ミスミド帰還時にベルファスト側の護衛隊長だったリオンと恋仲になり、後に結婚する。
アルマ・ストランド
声 - 井上ほの花
オリガの妹。ユミナと同い年。狐の獣人の少女。
ベルファストの王都で迷子になっていたところを冬夜たちと出会い、無事にオリガの元に連れて行ってもらう。
姉の恋路に興味津々。冬夜に懐いており、ユミナと仲が良い。

神国イーシェン編集

九重 重兵衛(ここのえ じゅうべい)
声 - 黒田崇矢
八重の父。徳川家の重臣で剣術指南役。
九重 七重(ここのえ ななえ)
声 - 大原さやか
八重の母。手料理のブリ大根が絶品。
九重 重太郎(ここのえ じゅうたろう)
声 - 井上雄貴
八重の兄。徳川家の足軽組頭。世界祭では武闘大会で優勝する程の実力者。
心に決めていた綾音が近々オエドで有数の大店の若旦那と見合いして結婚すると早とちりしてあきらめかけたが、冬夜と八重の後押しでプロポーズし、婚約する。
綾音(あやね)
声 - 小田切優衣
行儀見習いのために九重家で女中として働く、オエドから少し離れた村の地主の娘。姉の縁談をきっかけに、重太郎から告白され、婚約する。
山本 完助(やまもと かんすけ)
声 - 津田健次郎
武田を操る闇の軍師。闇属性の魔法が使える。
左目は隻眼で眼帯を付けており、そこに不死の力を得ることが出来るアーティファクト『不死の宝玉』を埋め込んでいる。『不死の宝玉』を使って死体を操り鬼の面を付けた「鬼面兵」を大量に作り上げて徳川に侵攻した。本陣であるツツジガサキの館に潜入した冬夜たちと対峙するが、「アポーツ」によって『不死の宝玉』を奪われた上に破壊された後、干からびて塵となって消え去った。
徳川 家泰(とくがわ いえやす)
声 - 玄田哲章
イーシェン九領主のひとり。羽柴家打倒後は、イーシェン領主のまとめ役。
椿(つばき)
詳細は椿を参照。
馬場 信晴(ばば のぶはる)
詳細は馬場信晴を参照。
内藤 正豊(ないとう まさとよ)
詳細は内藤正豊を参照。
山県 政景(やまがた まさかげ)
詳細は山県政景を参照。

リーフリース皇国編集

リリエル・リーム・リーフリース
リーフリース皇国第一皇女。親にも内緒にしているが、仮面作家リル・リフリスとしてBL小説をはじめ、百合小説、一般向けの舞台の脚本を執筆しており、一部の層に爆発的な人気がある。

レグルス帝国編集

ゼフィルス・ロア・レグルス
ルーシアの父。レグルス帝国皇帝。自らの病により国の方針を転換せざるを得なくなる。この事が国の弱体化と感じたバズールがクーデターを起こす。
バズール
レグルス帝国に於けるクーデターの主犯。吸魔の腕輪と防壁の腕輪により無敵を誇っていたが、冬夜によって欠点を突かれ、ヘドロボックスに入れられる。

ラミッシュ教国編集

エリアス・オルトラ
ラミッシュ教国女教皇。60歳を越える高齢ながら教国を支える。優しい顔立ちをした老婦人。真偽を見抜く魔眼の持ち主で、青と翠のオッドアイ。
信仰心は篤かったが、枢機卿になった時に真実を知って愕然とし、実在しない神を信仰することに悲観になっていた。神様と出会ったフィリスを庇ったためにゼオンとキュレイに陥れられフィリスとともに地下牢に監禁されるも冬夜に助けられ、事なきを得る。その際に神様と出会っており、世界同盟の中では冬夜が神々の関係者である事を知っている唯一の人物である。
冬夜の事は、神様の「御使い」または「使徒」と認識しており、「様」付けで呼んでいる。

リーニエ王国編集

クラウド・ゼフ・リーニエ
リーニエ王国の第二王子。
子供の頃からザブンにこき使われ、耐え忍んできた。まっすぐな性格で、母親思い。冬夜の転移魔法の噂を聞き、ザブンの使者としてベルファスト王国に訪れた際、冬夜に母親のエリア王妃を救出を請う。
冬夜達の活躍によってザブンが国王の子でないことが真実を白日の下にさらされ、第一王子として父シュラフから王位を継ぐ。
同年代のレスティア騎士王国現国王ラインハルトとは特に仲が良い。
ザブン
リーニエ王国の第一王子。
痩せぎすでマッシュルームカットの容貌。母親のダキアに過剰に甘やかされて育ったため非常に傲慢な上に、商家から金を無理矢理奪って贅沢三昧したり多くの女性を毒牙にかけるなど狼藉の限りを尽くしていたが、宰相のワルダックによって握りつぶされていた。とあるパーティーで自分を笑ったスゥシィに恨みを抱き、結婚という名目で国に連れて来て奴隷にしようと目論みオルドリンデ家にスゥシィとの結婚を申し入れるが、冬夜への嫁入りを理由に断られる。
本人も知らなかったが、国王の実子ではなく、ダキア王妃と宰相ワルダックの不義密通の子供。冬夜によってその事実と悪逆非道の行いが明らかにされ、サンドラの採掘場で強制労働の日々を送る事となった。

レスティア騎士王国編集

ギャレン・ユナス・レスティア
ラインハルトとヒルデガルドの祖父。レスティア騎士王国元国王。
冬夜が昇格するまでは彼が唯一の金ランクの冒険者だった。女性の尻を触ることを生き甲斐としている。尻を触るためにメイド長ラピスから気配を悟られず後ろを取るなど腕は鈍っていない。
ラインハルト・ユナス・レスティア
ヒルデガルドの兄。レスティア騎士王国第一王子で、父レイドより王位を継承する。
同年代のリーリエ現国王のクラウドとは特に仲がよい。
世界祭武闘大会の準優勝者。

ロードメア連邦編集

エドガー・ボーマン
ロードメアの魔工学博士。眼鏡を掛けた背の低い小太りの男で、頭髪はかなり薄く、24歳なのだが40歳手前に見えるほど老けている。
ウッドゴーレムを改良した武装ゴーレムを作り、フレイズの襲来もこれで防げると豪語していたが、模擬戦で重騎士(シュバリエ)に歯が立たず完敗する。その負けた悔しさと武装ゴーレムの研究が打ち切られる恐れからまわりの制止を振り切って武装ゴーレムに改造を施した結果、暴走して首都を半壊させる大惨事を引き起こす。その責任からすべての役職からの解任と博士号を剥奪され、10年以上の鉱山送りとなった。
『黄金結社』の手引きで脱獄し、盗難されていたフレームギアの部品を元にガルゼルドとともに鉄機兵を作り出す。ユーロンで変装して潜入していた冬夜と出くわし、鉄機兵で襲い掛かるも返り討ちに遭い、捕らえられて断頭台の露と消える。

大樹海編集

パム
大樹海に住む女性のみの戦闘部族、ラウリ族族長の孫娘。
冬夜の嫁の一部が落ち込む程の巨乳の持ち主。当初は共通語を話せなかったが、後に話せるようになる。
大樹海に出現したフレイズによって部族の村を襲撃されているところを冬夜に助けられる。その際冬夜を気に入り、彼の首筋に噛み付いて「誓いの牙」(「この男は自分の物」というサイン)を立てた。10年後の「剪定の儀」のために冬夜との子を作ろうとブリュンヒルドに現れるが、婚約者達に反対される。ひと月後に行われた「剪定の儀」で、冬夜の婚約者達が助っ人として入った事で優勝し、樹王の民の長となる。

フェルゼン王国編集

ガルゼルド・ゴールディ
「黄金結社」を復活させ禁断魔法・「聖域(サンクチュアリ)」を発動させんと目論んだが、無限スリップ弾からの冬夜謹製「ヘドロボックス二号」のコンボで倒され、廃人になる。

魔王国ゼノアス編集

ゼルガディ・フォン・ゼノアス
桜の父。ゼノアス魔王国の国王。
国王としては威厳があるが、娘限定の親バカで、桜からぞんざいに扱われている。

パルーフ王国編集

エルネスト・ディン・パルーフ
パルーフ王国国王。初登場時10歳。国王である父親が亡くなったため幼くして国王に就いている。
これといった特技はなく、婚約者候補に天才のレイチェルがいるため、自分に自信がなかったが、世界祭の将棋大会で優勝したことで自信をつけた。
レイチェル・レンブラント
パルーフ王国ドノバン公爵令嬢。エルネスト国王と同い年で婚約者候補。
剣と魔法に天才的な才能を持つ。勝ち気な性格で、エルネストとのお茶会がキャンセルされた原因を作った冬夜に模擬戦を挑むが、軽くあしらわれてしまう。世界祭の時に冬夜に謝罪し、リーンから「大切なものは力や知識だけではなく愛するものと苦楽を共有することこそが本当に必要なものでそれができるのはあなただけだ」と諭される。

イグレット王国編集

レファン・レトラ
イグレット王国国王。イグレットで嵐で甚大な被害を受けた際にブリュンヒルドへ救援を要請した。

サンドラ王国編集

アブダル・ジャーバ・サンドラ三世
サンドラ王国国王。オーク似の風貌。
大樹海の部族を奴隷として攫った事で冬夜と対立するが、冬夜が奴隷を解放したことで奴隷にしていた女冒険者に首を斬られ死亡する。その後ゾンビ王として復活したが、冬夜の手により殲滅される。

裏世界・西方大陸編集

プリムラ王国編集

ルディオス・プリムラ・パレリウス
プリムラ王国国王。天才魔道士アレリアス・パレリウスの次男レリオス・パレリウスの末裔。約5000年前にレリオスが異世界(表世界)から飛ばされてきており、王家に伝わる古き言葉(古代魔法言語)を冬夜に同行していたバビロン博士が理解したため、冬夜達が別世界から来たことを信用した。

トリハラン神帝国編集

リスティン・ラ・トリハラン
トリハラン神帝国第二皇子。実権を握る元老院を欺くために皇子として振る舞っているが、実際は第一皇女リスティス・レ・トリハラン。ずっと皇子として過ごしていたからか女性らしい服を着るのが苦手。

パナシェス王国編集

ロベール・テル・パナシェス
パナシェス王国第一王子。オーバーな言動のため冬夜やニアからはうざったがられている。彼の青の王冠、ディストーション・ブラウには空間歪曲の能力があるが、その代償としてマスターが強制的に睡眠に陥ってしまう。
鹿型のオーバーギア、ディアブラウで変異種と戦う。

魔工国アイゼンガルド編集

ギブラム・ザイン・アイゼンガルド
魔工国アイゼンガルドの魔工王。白髪のオールバックと片眼鏡、両腕がゴレムのように機械化した老人。
本体は脳が移植されている決戦兵器ゴレム「ヘカトンケイル」。冬夜、八重、ヒルダのフレームギアによって撃沈される。

ストレイン王国編集

ベルリエッタ・トゥエンテ・ストレイン
ストレイン王国第一王女。
魔工機械が趣味でいつも城内の個人工房に籠っている。同じ趣味のトリハラン神帝国ルーフェウス皇子と婚約。

天上界関連編集

神様 / 望月 神之介
声 - 立木文彦
数多くの世界を創造、管理している世界神。手違いで冬夜の頭上に神雷を落とし死亡させてしまったため、お詫びも兼ねて身体能力の底上げとスマートフォンの神器化を伴って異世界へと転生させる。
眼鏡をかけた好々爺という印象をしており、何かにつけて冬夜を構い、アバター姿で顕現したり、または人化して冬夜の祖父という立場で望月 神之介(もちづき しんのすけ)と名乗り顕現することもある。本当の孫のように冬夜を可愛がっており、冬夜もお祖父ちゃんっ子であるため、自分で考えて答えが出ない問題があると手土産を持って神界へ相談に訪れている。
冬夜を眷属認定しており、そのサポートと神界から無断で下界に降りた従属神の捕獲のため、複数の下級神と一人の上級神(恋愛神:花恋、剣神:諸刃、農耕神:耕助、狩猟神:狩奈、音楽神:奏助、酒神:酔花、武神:武流、時空神:時江)を冬夜のいる世界に送り込む。後に邪神化した従属神を討伐した際に冬夜を上級神と認め(神格のみであり、立場そのものは下級神の一番下)、冬夜の今いるこの世界の管理を彼に任せること、いずれこの世界を神々の保養地としたいことを彼自身に語っている[注 7]
従属神
神の中でも最も位が低く、何も役目をもらえない従属神の一人。冬夜曰く「ニート神」。
従属神の立場に嫌気を差し、勝手に下界に降りてきてしまい、イーシェンで瓢箪に化けて猿の秀義を操りイーシェン支配を企んでいた。後にフレイズの支配種ユラの協力でフレイズの亜種「魂食い」を使役して、世界に恐怖を撒き散らそうとしていたが、またもや冬夜に撃退されたその時、「魂食い」に取り込まれ邪神の種子となってしまう。

その他編集

エンデ
声 - 内田雄馬
白い髪に白いマフラー、黒いジャケットに黒いズボンとモノトーンでかためた謎の少年。
途轍もない戦闘能力を持ち、冬夜達の知らない魔法を使用する。フレイズを探して倒しまわっており、冬夜に情報を渡すこともある。その正体は冬夜が現在住んでいる世界より高位の世界に住んでおり、下の世界を生き来出来る能力を持って生まれた人間である。本名はエンデミュオンと言い、自身を「渡る者」「異世界転移者」「シフトウォーカー」「異邦人(エトランゼ)」と称している。
搭乗機体は高機動型フレームギア竜騎士(ドラグーン)。フレイズに関する情報提供の報酬という形で冬夜から譲渡された機体。初期のカラーは「赤」だったが、「エーテルリキッド」の補充が不要な新型にするため、また、機体のメインカラーがエルゼ機と被るからという理由で新型に改装。エンデの服装の色である「モノトーン」に変更された。
メル
フレイズの支配種。女性型。元フレイズの女王。エンデと共に駆け落ちの如く世界を渡り歩く。
核の状態で休眠している。フレイズ達は人の心臓に取りつく彼女の核をしらみ潰しに探すために殺戮を行っていた。
産まれてきたベルファスト王国第一王子ヤマトに取りついていた為、冬夜のアポーツで摘出され覚醒する。覚醒後は食に目覚める。エンデと共に別の世界へ行こうと思っていたが、エンデの世界には流動食のような食事しかないことが分かると、この世界に残ることを決意する。
リセ
フレイズの支配種。女性型。ネイと姉妹。
他の支配種と距離を保ち、メルとエンデの行く末を見守る傍観者。
ネイ
フレイズの支配種。女性型。リセと姉妹。
メルの結晶界への帰還を願っていた。エンデのことを嫌っているが拳骨一発で取り敢えず納めた。
ギラ
フレイズの支配種。男性型。好戦的な性格。
邪神の繭によりフレイズから変異種を作り出すユラとは袂を分かつ。ユミナの狙撃によって生まれた隙をついて冬夜が核を破壊して消滅。
ユラ
フレイズの支配種。男性型。理知的で野心的な性格。
従属神が吹聴したあたかも自分が最上級の神であるかのような適当な説明を鵜呑みにして、魂食いに従属神を取り込ませて邪神を誕生させ、自身も変異種となって冬夜達の世界の侵略を企てる。封神界に冬夜を閉じ込め、その隙に世界に侵攻するも失敗。その際、冬夜から従属神の正体を告げられ愕然とする。その後、冬夜によって手引きされたメルによって処刑された。
邪神
従属神が生み出し、ユラが手を加えた、神の力を持つモノ。人々の魂を喰らって急成長し、さらに従属神の魂を喰らって繭の状態となり、新たな進化を遂げる。フレイズを変異種化させる能力を持つ。あくまで地上で生まれたモノであるため、神々は直接手を出してはならないことになっている。
竜王
自らを「竜王」と名乗る竜人族の男性。
5000年前のデボラ・エルクスが開発した魔獣を操り力を限界まで上げる「支配の響針」を発見し、それを使って竜達を操り、世界征服を目論む。冬夜達と対峙するが、冬夜に「支配の響針」は大勢を操ることが出来ないことを指摘されたことで、それを知った若竜に上半身を喰われて死亡した。
ソニア・パラレム
竜人族の女性冒険者。「発勁」の使い手である武闘士。幻惑を打ち破る魔眼の持ち主。
大樹海でルルシュ族に世話になったことから蓮月とともにルルシュ族として「剪定の儀」に参戦する。エルゼと戦い、熾烈な殴り合いの末、惜しくも敗れる。
その後、ユーロンで恩人であるジェスティの父親の仇を取るべく、蓮月とともにジェスティに協力する。敵討ちを成し遂げた後は、ブリュンヒルドに腰を落ち着かせている。
蓮月(れんげつ)
イーシェン出身の冒険者。スキンヘッドの棒術使い。ソニアと同じく「発勁」も使える。
ルルシュ族に世話になったことからソニアとともに「剪定の儀」に参戦する。ルーシアと戦い、勝利を収める。
ジェスティの敵討ちの後は、ブリュンヒルドに腰を落ち着かせている。
ニア・ベルモット
裏世界の義賊団「赤猫(あかねこ)」の首領の女の子。冬夜と同世代。真っ赤なロングヘアをツインテールにしている。後先考えずに行動するため、副首領のエストから注意されている。
彼女の赤の王冠、ブラッド・ルージュはマスターの血を代償に絶大な破壊力を発揮する。血の量が多いほど能力は高くなり、前のルージュのマスターであるニアの父親は大量の血を失ったことで亡くなった。
真紅の虎型のオーバーギア、ティガルージュで変異種と戦う。
エルカ・パトラクシェ
「再生女王(レストアクィーン)」の異名を持つ腕利きのゴレム技師の女性。王族から「赤猫」まで幅広い接点を持つ。冬夜に頼み込んで表世界に渡り、バビロン博士とともに開発を行う。素材は悪くないが、ボサボサの銀髪、瓶底めがね、ヨレヨレの白衣という残念な格好をしている。
ノルン・パトラクシェ
エルカ技師の妹。彼女の黒の王冠、クロノス・ノワールは時間制御と並列世界への干渉能力を持つ。ノワールの能力の代償として契約者の時間を退行させるため、実際は15歳だが、幼女の姿をしている。エルカ技師を追って表世界にやってきて、冒険者として生計を立てる。
黒いライオン型のオーバーギア、レオノワールで変異種と戦う。
ルナ・トリエステ
紫の王冠、ファナティック・ヴィオラのマスター。王冠の代償で精神を侵食され意味不明な行動を取る「狂乱の淑女」と呼ばれる殺人狂。
気に入った冬夜を狙いブリュンヒルド城を襲撃するが投獄され、フレイズ侵攻終結後に冬夜によって「感謝が快感になる呪い」をかけられ解放される。
子供たちに好かれていたのをフィアナに気に入られ、ブリュンヒルド公国の国営学校職員に採用される。

用語一覧編集

スマートフォン(スマホ)
冬夜が異世界に渡る際に、役に立つ情報を引き出せるという理由で神様に頼んで使えるようにしてもらった携帯電話。
冬夜が所持しているスマートフォンは元の世界のWebサイト等の閲覧はできるが書き込みやメールの送受信等の干渉は不可能。通話も神様に限られている。充電は魔力で行う。周囲に人がいる状況でスマホを使う際は、便利な魔法の道具(アーティファクト)、または無属性魔法のようなものとごまかしていた。スマホに様々なエンチャントやプログラムを施すことによって、本来の用途以上に万能性を増している。
後にバビロン博士のアナライズにより、スマートフォンが量産され、冬夜の婚約者達やブリュンヒルド関係者、各国の代表者等に配られた。
冒険者ギルド(ギルド)
冒険者に依頼を仲介している。ランクがあり、黒から紫、緑、青、赤、銀、金と上がっていく。後に冒険者アカデミーが開設され、受講生の為の白ランクが新設された。
上位ランクほど難しい仕事を受けることが出来る。特定の条件を満たした場合の称号(竜殺し・巨獣殺し等)があり、自分より上位ランクの依頼でも称号の条件で受けられる依頼もある。なお、金・銀ランクは掲示が無く、本人に対する直接依頼が主になる。
依頼を完了すれば報酬がもらえるが、もしも依頼に失敗した場合、違約料が発生することがある。さらに数回依頼に失敗し、悪質だと判断された場合、ギルド登録を抹消というペナルティも課せられる。
物語当初はギャレンが唯一の金ランクであり、後に冬夜が昇格した。
魔法
個人の魔力、属性を引き出し、魔法名と効果をイメージして放出する技術。習得には魔法書かスクロール(巻物)、他の魔法使いによる教授が必要。火、水、風、土、光、闇、無の7つの属性があり、適性のない属性の魔法は使うことができない。また、魔法のイメージがはっきりしない場合も発動しない。
無属性魔法は個人魔法と呼ばれ、同じ魔法を使える者は滅多に居ない。無属性魔法は無属性の者がある時にふと頭に魔法名と効果が浮かび上がり、使えるようになる。
属性が多い者は希少であり、リンゼの3属性でも凄いといわれるほど。5000年の間で全属性持ちはレジーナ・バビロンと望月冬夜の二人だけである。
魔眼
ユミナの人の本質を見抜く魔眼、エリアス教皇の真偽を見抜く魔眼、焔の千里眼等、特殊な能力を宿した目を持っている体質。無属性魔法の一種とも言われている。
フレイズ
この世界に突然どこからか現れ、人間や亜人を殺戮する水晶の魔物。下級種、中級種、上級種、支配種の存在が確認されている。最低1個から数個の「核」を内包しており、魔力吸収とミスリル等の武器でも傷をつけるのが難しい硬さを誇る身体で覆っている。5000年前に文明を崩壊させたが、この時は突然姿を消した。約1000年前のベルファスト王都遷都にも関わっていた。
人間や亜人を抹殺する目的は不明だったが、後に人間の心臓に取り付く「フレイズの王」の「核」を探す為だと判明する。
変異種
前述のフレイズが邪神(前述)の力により変異したもの。全身がくすんだ黄金色をしている。そのため、核の位置が目視により確認できず、同型のフレイズの位置から推測して破壊する必要がある。
フレームギア
5000年前にバビロン博士により開発された対フレイズ用の搭乗用人型戦闘兵器。
新型の設計は設計図のみができておりそれまで「蔵」の中に保管されていたが、冬夜が「蔵」を発見した事で実用化される。後に「蔵」にあった設計図を元に専用機が作られる。
フレームユニット
ロゼッタが開発したフレームギア操縦訓練用シミュレータ。
ゴレム
元は裏世界でおこった二つの古代王国の大戦争で生まれた、人に従い人の代わりに戦う機械仕掛けの自動人形。
太古の遺産である古代機体(レガシィ)と、それを解析、複製してグレードダウンした量産型である工場製(ファクトリー)がある。古代機体は能力持ちと呼ばれ、特殊な能力を持つものが多い。古代の天才ゴレム製作者(マイスター)のクロム・ランシェスが作った王冠(クラウン)シリーズはずば抜けた特殊能力を持つが、能力にはマスターの代償が必要となる。
オーバーギア
バビロン博士とエルカ技師がフレームギアの技術を用いて作り上げた機械獣型のゴレム用強化ユニット。ゴレムと直接シンクロしてその特性を引き出して増幅する、いわばゴレムのパワードスーツ。
アーティファクト
現存の魔道具とは異なる、古代文明の遺産、魔道具のこと。作中ではレジーナ・バビロン、デボラ・エルクスの二人の発明が多く、大概がトラブルの原因となっている。

地理・国家編集

西方同盟→東西同盟→世界同盟
ブリュンヒルド公国建国に合わせてベルファスト王国、レグルス帝国、ミスミド王国、リーフリース皇国と西方同盟を組んだのが始まり。その後、徐々に参加国が増え、東方のレスティア王国が同盟に入った時に東西同盟に、そして表世界のほとんどの国が同盟に入ったのをきっかけとして世界同盟と改められた。同盟国は月に1度程度ブリュンヒルド公国で同盟会議を行うこととなっているが、その後に「親睦を深める」と称しブリュンヒルド城の遊戯室や野球場で遊ぶ事が常態化している。

表世界・東方大陸編集

元々冬夜達が活躍していた世界。世界の変革後に裏世界の東側に並ぶ形で融合し、東方大陸と呼ばれる。

ブリュンヒルド公国
ベルファスト王国、レグルス帝国の間に位置する東京23区の約3分の2ほどの新興国。公王は望月冬夜。
冬夜に王女であるユミナ、ルーシアの婚約者にふさわしい地位を確保するために、それぞれの国から領土を譲渡されて建国した。また、もともと豊かな土地ではあったが、魔獣も多く、ベルファストとレグルスをつなぐ交易路は南に迂回して作られていたため、ベルファスト王国とレグルス帝国には、その地域の危険排除を冬夜にさせるという思惑があったことが伺える。
後に、ギルドからサンドラ王国より南にある地下迷宮のある島を譲渡され、「ゲート」でつないでいる。
初期の国民はイーシェンの元武田の民たちで、その後、徐々に移住者が増えていった。
バビロン
レジーナ・バビロンの発明で浮遊する島。レジーナが未来を見るアーティファクトによって冬夜の妻が9人であることがわかったため、「庭園」、「工房」、「錬金棟」、「格納庫」、「図書館」、「城壁」、「」、「」、「研究所」の9つに分割して行動させていた。
騎士団
フレイズ(水晶の魔物)から作った剣と盾の標準装備から通称「水晶騎士団」と呼ばれる。冬夜の自費で賄われており、騎士団と言うよりは私兵団である。給料は安い反面、採用時の「ふるい」により心身共に実力がある者が集まっている。後にフレームギアと剣神による教練により世界トップクラスの騎士団となる。
また非戦闘員も所属しており、主に開墾部隊として耕助を筆頭に作物を育てている。
ベルファスト王国
冬夜が異世界に降り立った最初の国。ブリュンヒルド公国を建国するまで拠点としている。
冬夜がやって来た初めの頃は一部の腐敗した貴族が起こした悪事の為に様々な事件が発生しており、これを解決してきた事で冬夜は王家と深い関わりを持つ事になる。
読書喫茶「月読」
冬夜がラビ砂漠で助けた女性達の働き口として始めた店。リンゼが特殊な趣味の本を置いてからは益々女性に反響を呼び繁盛している。
ミスミド王国
ベルファストより南方、ガウの大河を隔てた場所に位置する獣人等の亜人が建国した新興国。獣人が国王を務めているが、7種族の長は対等とされる。
神国イーシェン
戦国(安土桃山)時代の日本を彷彿させる国。小競り合いはあるものの比較的安定している。
リーフリース皇国
ベルファストより西隣に位置する王国。ベルファストとは王家ぐるみで付き合いが元々ある。
レグルス帝国
ベルファストより東隣に位置する世界でも有数の大国。クーデターを期にルーシアが婚約者になり、ブリュンヒルドが建国される。
大樹海
ミスミド王国の南にある約240の部族が暮らす地域。10年に一度、大樹の精霊が宿る大神樹のもとで武勇を競う「剪定の儀」が行われ、優勝した部族は「樹王の部族」となる。
ラミッシュ教国
光の神・ラルスを崇めるラルス教を信仰する宗教国家。後に「イスラの奇跡」と呼ばれる事件が起こり、信仰が「光の神・ラルス」から「光の神」へと変わることとなる。
リーニエ王国
リーフリースの北にあるパルニエ島を二分する南方の国。パルーフとは小競り合いが続いていたが後に解消。
レスティア騎士王国
約300年前に「蔵」から落とされた「治癒の剣」(「聖剣レスティア」)を拾った初代騎士王が戦乱を平定し建国。金ランクのギャレンはここの元国王である。
天帝国ユーロン→ユーロン地方
「天帝」と呼ばれている元首が治める大国。自分本位に戦争を仕掛けたり、身勝手な屁理屈を並べる人間が多いため周辺国との関係は特に悪い。フレイズの大襲来を受けて「天帝」ごと首都が消滅。それから各地で権力争いが起こって無政府状態となり、「ユーロン地方」と呼ばれるようになる。
クラウ
ユーロンの諜報部隊。京劇のような仮面を被っており、捕らえられそうになった場合、証拠隠滅のために自爆する。ユーロンが無政府状態になった後は残党が各国で暗躍していたが、最終的に冬夜たちによって壊滅する。
ハノック王国
天帝国ユーロンの北西にある国。天帝国ユーロンから宣戦布告されるが、冬夜の発案で、ユーロン国境から1キロを一時的にブリュンヒルド公国に譲渡することで、ユーロンから直接攻め込めないできないようにする。
ロードメア連邦
中央州、丘陵州、山岳州、湖水州、河川州、平原州、鍛治州の7州で構成される合衆国。それぞれの州に州総督と呼ばれる知事がおり、すべての州を束ねる全州総督という役職がある。
フェルゼン王国
剣技の「レスティア」、魔法の「フェルゼン」と謳われ、魔法技術が発展している国。
魔王国ゼノアス
国民のほとんどが魔族で構成された国。魔族が迫害されがちなため、鎖国状態になっていた。冬夜と桜(ファルネーゼ)の婚約もあってか鎖国は解除され、後に世界同盟に加盟する。
パルーフ王国
リーフリースの北にあるパルニエ島を二分する北方の国。リーニエとは小競り合いが続いていたが後に解消される。
イグレット王国
表世界(西方大陸)の南西に位置する島国。テンタクラーの被害により食糧難に陥り、ブリュンヒルドに救援要請を行った。
エルフラウ王国
レグルス帝国の北に位置する氷雪国。1200年前に亡国からの流浪の一族フラウ族と初代国王にして冒険者エル・カルテレードに建国される。
サンドラ王国→サンドラ地方
大樹海の南にある砂漠の国家。奴隷制度がある数少ない国で、奴隷の首輪を大量生産、操作するアーティファクトによって国を保っていた。冬夜によって解放された奴隷達が反旗を翻され崩壊する。
パレリウス島→パレリウス王国
5000年前のフレイズ侵攻の際、レジーナ・バビロンが天才と認めるアレリアス・パレリウスの長男や、アレリアスの弟子の縁者が逃げ延びた島。その子孫が暮らしていたが、巨獣が数多く存在していた為、冬夜が介入した後に国家となる。アレリアス・パレリウスの子孫で導師を務めていたセントラル・パレリウスが国王に就く。
ホルン王国
100年前に天帝国ユーロンの侵攻を受けてから半鎖国状態となっている農業国。第一王子と国王の急逝により王孫派と王弟派で覇権を争う。冬夜の活躍で、王孫派、王弟派双方の裏でクラウが暗躍するなど、クラウがホルンを乗っ取ろうとしていることが明らかになる。
ノキア王国
軍務卿カナザ・ノートリスが「エルクスの遺産」を手に入れて憑依術士をして目覚め、人を操ることで王国の支配を企てる。暗殺から逃げのびた第二王女のパフィア・ラダ・ノキアは軍務卿を倒す助力を得るために冬夜に政略結婚を申し出る。

裏世界・西方大陸編集

5000年前のアレリアス・パレリウスが残した「門」を、冬夜が発動させた先にあった別世界。冬夜達の世界の地図を左右反対にした地形をしており、冬夜は裏世界と呼んだ。通常の方法では行き来できなかったが、世界の変革後に表世界の西側に並ぶ形で融合し、西方大陸と呼ばれる。

聖王国アレント
冬夜が最初に「門」でたどり着いた国。精霊を「聖霊」と呼び崇めている。
プリムラ王国
初代国王は、約5000年前の天才魔道士アレリアス・パレリウスの次男で、表世界から裏世界に飛ばされたレリオス・パレリウス。レリオスの兄の子孫である表世界(東方大陸)のパレリウス家とは同じルーツを持つ。
トリハラン神帝国
実権を握る元老院主導でプリムラ王国に侵攻するが、冬夜の活躍で元老院は瓦解し、和睦する。
ガルディオ帝国
10年前、前国王の時代に魔工国アイゼンガルドと協力してレーヴェ王国を征服し、蒼の遺跡周辺をアイゼンガルド、それ以外はガルディオに併合した。現在はレーヴェ地方に見つかった翠の遺跡を巡ってアイゼンガルドと敵対する。
レーヴェ地方
蒼の遺跡を除くかつてのレーヴェ王国領。ガルディオ帝国直轄地で善政が敷かれる。
魔工国アイゼンガルド
魔工技術が発展した工業国で軍事大国。翠の遺跡を狙いガルディオ帝国に侵攻するが、冬夜が撃退する。冬夜達が会談に出向くと、魔工王は決戦兵器ヘカトンケイルを起動するが、冬夜達が破壊し、魔工王の生命維持装置を捕らえる。
世界融合直後に金の棘針が集中的に落ちる。神魔毒の影響で、大地が溶けて大陸から切り離されたうえ、世界神の眷属である冬夜、下級神、冬夜や神の加護を受ける婚約者などが近づけなくなり、邪神誕生の拠点となる。
パナシェス王国
裏世界においては聖王国アレントの北東にある島国。表世界と裏世界の融合ではリーフリース皇国と陸続きとなる。
魔人国ヘルガイア
裏世界で迫害されていた魔族(魔人族)が建国した国。鎖国していたが、東方大陸のイグレット王国と交流を始める。
炎国ダウバーン
生贄を氷国ザードニアに盗まれたせいで、炎の魔人の呪いを受けて、砂漠化していると伝承されており、ザードニアと戦争を繰り返している。
氷国ザードニア
生贄を炎国ダウバーンに盗まれたせいで、氷の女神の怒りを買い、氷に閉ざされた国となったと伝承されており、ダウバーンと戦争を繰り返している。

既刊一覧編集

小説編集

冬原パトラ(著)・兎塚エイジ(イラスト)『異世界はスマートフォンとともに。』、ホビージャパンHJノベルス〉、既刊17巻(2019年6月現在)

巻数発売日ISBN
12015年5月22日 ISBN 978-4-7986-1018-4
22015年8月22日 ISBN 978-4-7986-1065-8
32015年11月21日 ISBN 978-4-7986-1117-4
42016年2月20日 ISBN 978-4-7986-1172-3
52016年5月21日 ISBN 978-4-7986-1229-4
62016年8月23日 ISBN 978-4-7986-1279-9
72016年11月24日 ISBN 978-4-7986-1329-1
82017年3月23日 ISBN 978-4-7986-1415-1
92017年6月22日 ISBN 978-4-7986-1471-7
102017年9月22日 ISBN 978-4-7986-1532-5
112017年12月22日 ISBN 978-4-7986-1597-4
122018年3月22日 ISBN 978-4-7986-1651-3
132018年6月22日 ISBN 978-4-7986-1713-8
142018年9月22日 ISBN 978-4-7986-1773-2
152018年12月22日 ISBN 978-4-7986-1825-8
162019年3月22日 ISBN 978-4-7986-1872-2(特装版)
ISBN 978-4-7986-1888-3
172019年6月22日 ISBN 978-4-7986-1948-4

漫画編集

そと(漫画)・冬原パトラ(原作)・兎塚エイジ(キャラクター原案)『異世界はスマートフォンとともに。』、KADOKAWA角川書店角川コミックス・エース〉、既刊6巻(2019年5月25日現在)

巻数発売日ISBN
12017年6月24日 ISBN 978-4-04-105769-8
22017年7月24日 ISBN 978-4-04-106100-8
32018年2月26日 ISBN 978-4-04-106547-1
42018年5月25日 ISBN 978-4-04-107165-6
52018年11月26日 ISBN 978-4-04-107719-1
62019年5月25日 ISBN 978-4-04-108228-7

テレビアニメ編集

2017年3月、テレビアニメ化が発表され[6]、2017年7月より9月までAT-XBS11TOKYO MXにて放送された[3]

スタッフ編集

  • 原作 - 冬原パトラ[7]
  • キャラクター原案 - 兎塚エイジ[7]
  • 監督 - 柳瀬雄之[7]
  • シリーズ構成 - 高橋ナツコ[7]
  • キャラクターデザイン - 舛舘俊秀、西田美弥子、関口雅浩[7]
  • プロップデザイン - 出口花穂、金原知美、横山彰利、やまだたかひろ
  • 色彩設計 - 渡辺亜紀[7]
  • 美術監督・美術設計 - 柴田聡[7]
  • 撮影監督 - 白鳥友和
  • オフライン編集 - 小峰博美
  • 音響監督 - 伊藤巧[7]
  • 音楽 - Love Smile Music JAPAN / Rebrast
  • 音楽制作 - エグジットチューンズ[7]
  • プロデューサー - 末田裕美、笠松竜二、濱田啓路、二瓶茂人、岩浪泰幸、百田英生
  • アニメーションプロデューサー - 村田淳司
  • アニメーション制作 - プロダクション リード[7]
  • 製作 - ブリュンヒルド公国

主題歌編集

オープニングテーマ「Another World」[3]
作詞・作曲 - 島崎貴光 / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - A応P
エンディングテーマ「純情エモーショナル」[3]
作詞・作曲 - buzzG / 編曲 - やしきん / 歌 - エルゼ(内田真礼)、リンゼ(福緒唯)、八重(赤﨑千夏)、スゥシィ(山下七海)、ユミナ(高野麻里佳)、リーン(上坂すみれ
メイン歌唱 - エルゼ(第1話、第5話)、リンゼ(第2話、第11話)、八重(第3話、第9話)、ユミナ(第4話、第8話)、スゥシィ(第6話、第10話)、リーン(第7話、第12話)

各話リスト編集

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督
第1章目覚め、そして異世界。 高橋ナツコ柳瀬雄之大薮恭平関口雅浩舛舘俊秀
第2章初旅、そしてサムライ。 渡邊大輔どじゃがげん佐土原武之服部益実、Park Jae Seok
鈴木伸一、飯飼一幸
西田美弥子
第3章将棋盤、そして地下遺跡。 高橋ナツコ横山彰利日下直義西田美弥子、出口花穂舛館俊秀
第4章婚約、そして押し掛け。 渡邊大輔大薮恭平関大Kim Yong Sik、Choi In Sub
Lee Zio、Park E Ri
Lee Juhyeon
西田美弥子
第5章スライムキャッスル、そして新機能。 高橋ナツコ柳瀬雄之大薮恭平関口雅浩舛館俊秀
第6章引っ越し、そしてドラゴン。 大久保昌弘大久保富彦西田美弥子、出口花穂西田美弥子
第7章獣人の国、そして監視者。 渡邊大輔大薮恭平土屋浩幸永井泰平、服部益実舛館俊秀
第8章日々の暮らし、そしてイーシェンへ。 高橋ナツコ羽原久美子鈴木芳成
児谷直樹
Park E Ri、Choi In Seop
Seo Seunghye
西田美弥子
第9章オエド、そして不死の宝玉。 篠沢侑斗
高橋ナツコ
大薮恭平関口雅浩舛舘俊秀
関口雅浩
第10章海、そしてバカンス。 大久保富彦西田美弥子、出口花穂西田美弥子
第11章ぱんつ、そして空中庭園。 大久保昌弘大石美絵村山靖永井泰平、服部益実
泉保良輔
舛舘俊秀
関口雅浩
第12章決断、そしてスマートフォンとともに。 高橋ナツコ柳瀬雄之西田美弥子、関口雅浩、出口花穂

放送局編集

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[3]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [8] 備考
2017年7月11日 - 9月26日 火曜 20:30 - 21:00 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2017年7月13日 - 9月28日 木曜 1:00 - 1:30(水曜深夜) BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
木曜 22:00 - 22:30 TOKYO MX 東京都
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間
配信期間 配信時間 配信サイト
2017年7月14日 - 9月29日 金曜 0:00(木曜深夜) 更新
金曜 12:00 更新
2017年7月15日 - 9月30日 土曜 0:00(金曜深夜) 更新

BD / DVD編集

発売日[9] 収録話 規格品番
BD DVD
1 2017年9月20日 第1話 - 第3話 QWXE-20001 QWBE-20001
2 2017年10月4日 第4話 - 第6話 QWXE-20002 QWBE-20002
3 2017年11月1日 第7話 - 第9話 QWXE-20003 QWBE-20003
4 2017年12月6日 第10話 - 第12話 QWXE-20004 QWBE-20004

反響編集

岡田斗司夫は本作品をぬるくて全くストレスがなく、いくらでも見ることができるが、頭にとっての栄養バランスが悪くジャンキーであると評した[10]

脚注編集

注釈編集

  1. ^ Web版では冬夜単独。書籍版ではユミナ、ルーシア、琥珀、瑠璃を伴って。
  2. ^ Web版では冬夜単独。書籍版では黒耀&珊瑚、紅玉をお目付役に。
  3. ^ Web版では冬夜単独。書籍版ではエルゼ、八重、ヒルデガルドと共に。
  4. ^ 神格は上級神。立場としては従属神より上、下級神の一番下。
  5. ^ 事実、敵対したサンドラ王国は冬夜が奴隷を解放したことで瓦解し、冬夜が魔工王を捕らえた魔工国アイゼンガルドは、後継者がいなかったため崩壊した。
  6. ^ なお、冬夜自身にはこの嫁会議に関しては、参加権はあるが発言権投票権及び議決権などは、一切無い。
  7. ^ 後に、上級神である時空神、時江を下界に派遣。結界の修復を命じている。

出典編集

  1. ^ 夏アニメ『異世界はスマートフォンとともに。』第2弾キービジュアルが公開! さらに対象店舗でヒロインたちの等身大パネルの設置が決定アニメイト公式サイト
  2. ^ 『異世界はスマートフォンとともに。』がシリーズ累計100万部を突破”. ラノベニュースオンライン (2018年3月22日). 2018年4月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k 『異世界はスマートフォンとともに。』メインキャラの声優が発表!”. アニメイトタイムズ (2017年5月23日). 2017年5月23日閲覧。
  4. ^ 「小説家になろう」異世界はスマートフォンとともに。#189 支配の響針、そして青竜。”. 2017年8月20日閲覧。
  5. ^ 冬原パトラ‏@winterpatoraの2017年7月13日付けのツイートを参照”. Twitter. 2017年8月25日閲覧。
  6. ^ 『異世界はスマートフォンとともに。』のTVアニメ化決定! 監督は柳瀬雄之 - マイナビニュース 2017年4月3日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j 『異世界はスマートフォンとともに。』TVアニメ化決定!”. アニメイトタイムズ (2017年3月21日). 2017年4月3日閲覧。
  8. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  9. ^ 異世界はスマートフォンとともに。”. きゃにめ. ポニーキャニオン. 2017年7月13日閲覧。
  10. ^ アニメ『異世界はスマートフォンとともに。』の良いところは“頭を使わないで見れる快適さ?””. ドワンゴ (2017年8月24日). 2018年5月12日閲覧。

外部リンク編集