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ユズリハ(楪、交譲木または譲葉、学名: Daphniphyllum macropodum)は、ユズリハ科ユズリハ属常緑高木古名ユズルハ

ユズリハ
Daphniphyllum macropodum
Daphniphyllum macropodum
(イギリス)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: ユズリハ科 Daphniphyllaceae
: ユズリハ属 Daphniphyllum
: ユズリハ D. macropodum
学名
Daphniphyllum macropodum
Miq.[1][2]
シノニム
亜種品種[3]
  • エゾユズリハ D. m. subsp. humile
  • フイリユズリハ D. m. f. variegatum
  • アオジクユズリハ D. m. f. viridipes

の形態がトウダイグサ科に似るので、古くはトウダイグサ科に含められたが、心皮が2個(トウダイグサ科は3個)などの違いから、独立のユズリハ科学名: Daphniphyllaceae)とされた。APG分類体系ではユキノシタ目に入れられている。


目次

形態・生態編集

高さは10mほど、雌雄異株は長さ20cmほどで、枝先にらせん状につく。5月から6月に咲き花被がなく、葉腋から総状花序を出す。果実10月から11月に熟し、黒褐色になる。

ダフニフィリン、ダフニマクリン、ユズリミン、ダフェニリンなどの複雑な骨格構造のアルカロイド(ユズリハアルカロイド)を多数含み、家畜が誤食すると中毒の原因となる[4]。さらに、ユズリハアルカロイドはその構造から全合成の対象としてよく取り上げられる[5]

分布と生育環境編集

日本本州福島県以西、四国九州沖縄)、韓国中国中部まで分布する。暖地の山地に自生する。

人間との関わり編集

ユズリハの名は、に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから。その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ、正月の飾りや庭木に使われる。また、家紋も同様の由来で使用家は桓武平氏良文流千葉支流原氏、出自不詳の城本氏が使用した[6]

防火の機能を有する樹種(防火樹)としても知られる[7]

ユズリハ属編集

ユズリハ属(ユズリハぞく、学名: Daphniphyllum)は、ユズリハ科の一つ。東アジアから東南アジアインドに分布し、35からなる。

脚注編集

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  1. ^ "Daphniphyllum macropodum Miq". Germplasm Resources Information Network (GRIN). Agricultural Research Service (ARS), United States Department of Agriculture (USDA). Retrieved 2012-08-20. (英語)
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Daphniphyllum macropodum Miq.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2014年1月27日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “BG Plants簡易検索結果表示”. 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList). 千葉大学. 2014年1月27日閲覧。
  4. ^ 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所 (2008年2月4日). “ユズリハ”. 写真で見る家畜の有毒植物と中毒. 2014年1月27日閲覧。
  5. ^ 有機化学美術館 (2013年7月25日). “【全合成】Total synthesis of the Daphniphyllum alkaloid daphenylline”. ChemASAP. ライブドアブログ. 2014年1月27日閲覧。
  6. ^ 「家紋と家系辞典」講談社
  7. ^ 藤山宏『プロが教える住宅の植栽』学芸出版社、2010年、9頁。

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集