ヨーロッパオープン・グラスゴー(Europian Open Glasgow)イギリスの国際柔道大会。

来歴 編集

2009年よりIJFワールド柔道ツアーの一環として、グランドスラムグランプリなどに次ぐ位置付けとなったワールドカップのうちの1大会。なお、今大会は世界ランキング対象大会であるが、国際柔道連盟主催ではなく大陸連盟主催の大会であるため、ワールド柔道ツアーには含まれない[1]。2009年は男女同時に開催されたが、それ以降は毎年男女交互に大会が開催されることになった[2]。以前は「イギリス国際柔道大会」と呼ばれていた。2009年から「ワールドカップ・バーミンガム」という名称になった。2011年はリバプールで開催された。2013年には開催地がバーミンガムからグラスゴーとなり、「ヨーロッパオープン・グラスゴー」という名称に変更された[3]

名称の変遷 編集

イギリス国際柔道大会( -2008)
ワールドカップ・バーミンガム World Cup Birmingham(2009-2010)
ワールドカップ・リバプール World Cup Liverpool(2011)
ヨーロッパオープン・グラスゴー Europian Open Glasgow(2013- )

優勝者 編集

男子 編集

60 kg級 66 kg級 73 kg級 81 kg級 90 kg級 100 kg級 100 kg超級
2009年  デニス・ラブレンティエフ  ダビド・ラローズ  ギヨーム・シェヌ  イアン・バートン  ユーゴ・ペッサーニャ  ザファール・マクマドフ  ドミトリー・ステルコフ
2011年  アシュリー・マッケンジー  ダビド・ラローズ  ニコラス・デルポポロ  アクセル・クレルジュ  クリストフェ・ランベルト  ベンジャミン・ベーラ  ダニエル・エルナンデス
2013年  ルートウィヒ・パイシャー  コリン・オーツ  マルコ・マダローニ  ウングヴァーリ・アティッラ  アロン・サッソン  イアン・バートン  ベンジャミン・アルメニー
2015年  エルーン・モーレン  キリアン・ル・ブルーシュ  ギヨーム・シェヌ  オーウェン・リブジー  シニル・グロスクラウス  ミハエル・コレル  マティアジュ・セライ
2016年  フェリペ・ペリム  ダビド・ラローズ  エデュアルド・バルボサ  ドミニク・レッセル  マックス・スチュワート  シメオン・カタリナ  ナビル・ザラ
2018年  バンサン・リマール  アレクサンダー・ショート  ロバート・バービグ  シャミル・ボルチャシビリ  ブノワ・コラン  ジョセフ・テレク  ユール・スペイケルス

女子 編集

48 kg級 52 kg級 57 kg級 63 kg級 70 kg級 78 kg級 78 kg超級
2009年  キンバリー・レニックス  イルス・ヘイレン  ビオラ・ベクター  サラ・クラーク  マイレーヌ・ショレ  アスンタ・ガレオーネ  サラ・アドリントン
2010年  シャルリーヌ・ファンスニック  マリー・ミュラー  ヘドヴィグ・カラカス  ウルシカ・ジョルニル  キム・ポリング  ケイラ・ハリソン  アン=ソフィー・モンディエール
2014年  十田美里  ルシール・デュポール  石川慈  ジェマ・ハウエル  サリー・コンウェイ  濵田尚里  カロリン・ヴァイス
2016年  キム・アッカー  ケリー・エドワーズ  ジェシカ・クリムカイト  ルーシー・レンシャル  ケイティー=ジェミマ・イエーツ=ブラウン  ラリッサ・フルーンヴォルド  エリサ・マルチオ
2018年  マレーヌ・レンリ  ペネロプ・ボナ  ジョシー・スティール  メルディ・シンティオ  マルゴー・ピノ  イロナ・ルカッセン  ラウイティ・ベルノードン

脚注 編集

外部リンク 編集