ジェシカ・クリムカイト
ジェシカ・クリムカイト(Jessica Klimkait 1996年12月31日- )はカナダ出身の柔道選手。階級は57kg級[1][2]。
獲得メダル | ||
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![]() | ||
柔道 | ||
グランドスラム | ||
金 | 2018 大阪 | 57㎏級 |
銅 | 2019 大阪 | 57kg級 |
世界カデ | ||
金 | 2013 マイアミ | 52kg級 |
人物編集
柔道経験のある父親の影響で、4歳の時に兄に続いて柔道を始めた[2]。2013年には17歳以下の世界一を決める世界カデの52kg級で優勝を飾った[1]。その後階級を57kg級に上げると、2014年の英連邦競技大会とユースオリンピックでともに5位だった[1]。2015年からベルギー国際ジュニアの部で2連覇を飾った[1]。2017年にはパンナム選手権で優勝すると、グランドスラム・エカテリンブルグでも3位に入った[1]。2018年のパンナム選手権では準決勝でカナダ国籍となった出口クリスタに敗れて3位だった[1]。続くグランプリ・フフホトとグランプリ・ザグレブでも決勝で出口に敗れて2位にとどまった[1][3]。世界選手権では3回戦でモンゴルのドルジスレン・スミヤに敗れた[1]。グランドスラム・大阪では準決勝で日本の舟久保遥香、決勝で同じく日本の玉置桃をそれぞれ技ありで敗って優勝した[4]。ワールドマスターズでは3位だった[1]。2019年のグランドスラム・パリでは決勝で出口に技ありで敗れた[1]。グランドスラム・エカテリンブルグでは準々決勝で舟久保に舟久保固で敗れて3位だった[5]。カナダで初開催となったIJFワールド柔道ツアーのグランプリ・モントリオールでは、決勝で出口に片手絞で敗れて2位だった[6]。 グランプリ・ザグレブでは決勝で玉置に反則勝ちして優勝した[7]。グランドスラム・大阪では準々決勝で舟久保と11分に及ぶ戦いの末に反則負けするも、その後の3位決定戦で元世界チャンピオンの芳田司を技ありで破って3位になった[8]。
主な戦績編集
- 2013年 - 世界カデ 優勝(52kg級)
- 2014年 - 英連邦競技大会 5位
- 2014年 - ユースオリンピック 5位
- 2015年 - ベルギー国際 ジュニアの部 優勝 シニアの部 優勝
- 2016年 - ベルギー国際 ジュニアの部 優勝 シニアの部 2位
- 2016年 - ヨーロッパオープン・グラスゴー 優勝
- 2017年 - パンナム選手権 優勝
- 2017年 - グランドスラム・エカテリンブルグ 3位
- 2017年 - グランプリ・フフホト 3位
- 2018年 - パンナム選手権 3位
- 2018年 - グランプリ・フフホト 2位
- 2018年 - グランプリ・ザグレブ 2位
- 2018年 - グランプリ・ブダペスト 5位
- 2018年 - グランプリ・カンクン 2位
- 2018年 - グランドスラム・大阪 優勝
- 2018年 - ワールドマスターズ 3位
- 2019年 - グランドスラム・パリ 2位
- 2019年 - グランドスラム・エカテリンブルグ 3位
- 2019年 - グランプリ・フフホト 3位
- 2019年 - グランプリ・モントリオール 2位
- 2019年 - グランプリ・ザグレブ 優勝
- 2019年 - グランドスラム・大阪 3位
(出典[1]、JudoInside.com)。
脚注編集
外部リンク編集
- ジェシカ・クリムカイト - JudoInside.comのプロフィール (英語)