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リロ・アンド・スティッチ』(原題:Lilo & Stitch)は2002年アメリカ映画である。ディズニーによるアニメーション映画作品。日本での公開は2003年3月8日。劇中音楽にはエルヴィス・プレスリーの楽曲が使用されている。

リロ・アンド・スティッチ
Lilo & Stitch
監督 クリス・サンダース
ディーン・デュボア
脚本 クリス・サンダース
ディーン・デュボア
製作 クラーク・スペンサー
出演者 ダヴェイ・チェイス
クリス・サンダース
ティア・カレル
ケヴィン・マクドナルド
音楽 アラン・シルヴェストリ
編集 ダレン・ホルムズ
製作会社 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション
配給 ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2002年6月21日
日本の旗 2003年3月8日
上映時間 85分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $80,000,000[1]
興行収入 $273,144,151[1]
次作 スティッチ!ザ・ムービー
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映画は予想以上の大ヒットとなり、続編の長編作品やTVシリーズ、キャラクターグッズも多数製作されており、これらの一連のシリーズを通してのテーマは「オハナは家族、家族はいつもそばにいる。何があっても」。本項では、この作品を元とした映画作品についても解説する。

ストーリー編集

ハワイカウアイ島に住む少女リロは、両親を亡くし、姉のナニと二人暮しであった。友達のいないリロのためにナニは犬を飼うことにするが、リロが選んだのは犬ではなく、ジャンバ博士の遺伝子実験によって生み出されたエイリアンの試作品626号ことスティッチだった。

キャラクター編集

リロ・ペレカイ(Lilo Pelekai)
声 - デイヴィ・チェイス/日 - 山下夏生(映画、スティッチ!ザ・ムービー、TVシリーズ(39話まで))→宮本侑芽(TVシリーズ(第40話以降、リロ・アンド・スティッチ2)→諸星すみれ(リロイ&スティッチ、スティッチ!第79話)、半場友恵(スティッチ!第79話(大人))
ハワイのカウアイ島に住む5歳の女の子。「スクランプ」という自作のぬいぐるみを大切にしている。
両親を亡くし、姉のナニと二人暮し。少し変わった価値観から友達には「変な子」呼ばわりされているが、家族の大切さを誰よりも知っている優しい女の子。
地元のフラ教室に通っており、教室仲間のマートルたちとは常にいがみ合っている。
普段は羽柄模様のムームーを着ているが、その時の気分・環境・状況によって色々な服を身につけるおしゃまな一面も。
試作品を助ける作戦を思いついたり、沢山の試作品の名前をすぐに思いつく大人顔負けのアイデアの持ち主で、ガントゥも感心するほど。
スケートボードも持っているが静止ができずにぶつかるため、スティッチに抱えられて移動することが多い。
エルヴィス・プレスリーのファン。
日本独自のシリーズである『スティッチ! 〜ずっと最高のトモダチ〜』第79話にも大人になった姿で登場した。また、5歳の自分に似た娘もいる。
スティッチ(Stitch)
声 - クリス・サンダース/日 - 山寺宏一
悪の天才科学者ジャンバ博士が違法な遺伝子実験によって創りだした、エイリアンの試作品626号
青い体に自分の体重の3000倍のものを持ち上げられる怪力(ただし、3000倍を少しでも超える重さのものは持ち上げられない)、銃弾と炎への耐性、暗視能力などを持ち、あらゆる武術に長ける。粘着性と重量を持つ唾液は糊の代わりや遠くの物を動かす等に活用されるが、周りにはよく嫌な顔をされる。
地球の言語は片言だが全て理解しており、知能レベルはスーパーコンピューター並に高い。身体を構成する成分密度は鋼鉄と同じで、沈んでしまうので水を嫌う習性があるが、リロたちの影響でサーフィンが趣味になり水嫌いを克服した(泳げないのは治っていない)。
触れるもの全ての破壊が唯一の本能だったが、逃亡中に不時着したカウアイ島でリロに出会い変化があらわれ、自分の居場所と家族を探すことになる。
一人称は「スティッチ」もしくは「僕」。本来は六本脚で頭と背中に触角があるが、地球では犬になりすますために普段は中足と触角を体内に隠している。
雑食性でゴミや金属、虫なども噛み砕いて食べることができる(しかし、ゴミなどを食べてしまうと体の調子がおかしくなる)。ココナッツケーキが一番の大好物。珈琲やカカオなどのカフェインが入った飲食物を摂取すると凶暴化する(濃度により抗体性もある)。
試作品624号のエンジェルを深く愛しており、エンジェルのグッズを持っていたり、エンジェルへの不満を言ったプリークリーに飛び掛って威嚇する等の行動でも愛の深さが伺える。
ナニ・ペレカイ(Nani Pelekai)
声 - ティア・カレル/日 - 田畑智子
リロの姉。両親を亡くしてリロを一人で育てており、リロの世話や仕事と家事に追われるハードな生活を送る。
リロを保護施設に送られないように必死に努力したが、デイヴィッドが好きだがリロのことを思い付き合いを疎にする健気なところもある。
普段から寝坊が多く、仕事の遅刻は多い。
虫が大の苦手で、見付け次第すぐに駆除するほど。
『スティッチ!ずっと最高のトモダチ』では、名前のみ登場した。リロによると既に結婚しているらしく、子供を出産したが、その相手がデイヴィッドであるかどうかは最後まで明かされなかった。
コブラ・バブルス(Cobra Bubbles)
声 - ヴィング・レイムズ/日 - 郷里大輔
児童保護施設にリロを連れて行こうとナニを説得させに来た福祉局員。この人物の経歴が映画のラストに絡んでいく。
「リロイ〜」では電話口の声のみの登場。
デイヴィッド(David Kawena)
声 - ジェイソン・スコット・リーディー・ブラッドリー・ベイカー/日猪野学石母田史朗松本保典
ナニの恋人。ハワイアンセンターでファイアーショーのパフォーマーをやっている。
仕事が無い時はサーフィンをよくしており、よく海岸に出掛けている。
ジャンバ・ジュキーバ博士(Dr. Jumba Jookiba)
声 - デイヴィッド・オグデン・ステアーズ/日 - 飯塚昭三
スティッチを作ったエイリアン(惑星クエルタクアン出身)。「悪の天才科学者」を自称する犯罪者で、悪の発明への研究欲に取りつかれている。
目が4つある。映画では逃げ出したスティッチを捕まえるために地球を訪れ、スティッチの心の変化に興味を持つ。「〜ザ・ムービー」以降はリロの家に住み、スティッチ・プリークリーとともに地球で暮らしている。
リロと家族になってからもマッドサイエンティストぶりは相変わらずだが、それを上回る家族への愛情を見せるようになった。
離婚歴があり、昔は黒いストレートの長髪だったが、試作品177号(クリップ)に丸刈りにされて現在のような頭になっている。
ウエンディ・プリークリー(Agent Wendell "Wendy" Pleakley)
声 - ケヴィン・マクドナルド/日 - 三ツ矢雄二
映画では地球への専門家を自称し、逃げ出したスティッチを捕まえるために地球に来たジャンバの案内役兼監視役として同行した。地球のを研究しているため、地球ごとスティッチを処分する計画を止めさせた。
目が1つに足が3つ、舌が2つで耳と骨格を持たないエイリアン。頭部の触角はアンテナのように働き、音や電磁波をキャッチできる(実際の触覚はオレンジ色だが緑に染めて若く見せている)。
「ザ・ムービー」以降はリロの家に住みスティッチ、ジャンバとともに地球で暮らしている。
仕事で忙しいナニにかわり掃除等の家事を担当しており、普段からナニの服を着たり、町に出るときはおかっぱのカツラをかぶり、リロの叔母さんとして女装している。
衣装の種類がキャラクターで一番多い(ディズニーチャンネルでは、「プリコレ」{プリークリー・コレクション}という特集が放送された)。
料理が得意と自評しているが、常に変な物を混ぜて作るため、決して美味しいとは言えない。
嗅覚が一般的な性質と異なり、悪臭を良い香りに感じる種族[2]
バスケットボールが得意でプロ顔負けの実力を持つ(母星では似たようなスポーツの大会優勝歴が多数あった)。
ガントゥ(Captain Gantu)
声 - ケビン・マイケル・リチャードソン/日 - 石塚運昇
元銀河宇宙連邦軍大尉。身長7mの巨漢だが、劇場版では明らかにそれ以上の大きさだった。
スティッチの捕獲に手間取るジャンバとプリークリーに業を煮やした議長によって地球に送り込まれるが、失態を繰り返して解雇されてしまった。
「ザ・ムービー」でハムスターヴィールに雇われて以降、スティッチに宇宙船を壊されて地球に試作品625号(ルーベン)と滞在する羽目になり、リロとスティッチが発見したイトコたちを奪おうと企んでいる。
玩具で遊んだり、子供向け番組を好んで観たりする。歌を歌うのが好きなのだが、かなりの音痴(他人に大笑いされるほど)。一人称は「俺」だが目上に対しては「私」。
失態時等の「ブリズナック」が口癖(大失態時には「ダブルブリズナック」と呟く)。
「シリーズ」では数々の失敗を重ねており、ハムスターヴィールに度々クビにされている(しかし、次の話までには復職している)。それ以外にも試作品たちの能力の影響を数多く受けているのに、これも次の話ではなぜか元に戻っている。TVシリーズではリロと一度共闘したことがある。
「リロイ〜」でもハムスターヴィールの部下として彼を脱出させたが「リロイより役立たず」と罵倒されて完全に解雇されてしまい、散々暴言を吐かれた仕返しのためにリロのオハナに加わり、リロの指令に充実を感じていた。ハムスターヴィールの逮捕後はスティッチが銀河宇宙連邦軍大尉の地位を辞退したため復職が叶い、試作品625号(ルーベン)を専属シェフに任命し、全てのイトコの居場所を見つけるというリロとスティッチの使命も終了した。
マートル・エドモンズ(Mildred Pearl "Mertle" Edmonds)
声 - ミランダ・ペイジ・ウォールズ→リリアナ・マミー
リロと同じ年の女の子で、リロが通うフラスクールの女の子たちのリーダー格。
いつもリロに意地悪をするため、プリークリーとジャンバに「どうしても好きになれないタイプの女の子」と呼ばれている。リロはマートルと仲良くなりたいと思っているが不満がないわけではなく、意地悪の仕返しをする場面もある。
大人のように振舞っているが、趣味は人形集めと人形遊びの子供らしい一面もある。
「シリーズ」ではジジ(試作品007号)を飼っているが本人はシーズーだと思っている。
ハムスターヴィールをペットとして飼っていた時期がある(その時は「ミルトン」と名付けていた)。
マリア・エドモンズ(Mrs. Edmonds)
声 - エイプリル・ウィンチェル
マートルの母親。マートルに雰囲気がよく似ている。
リロの予想とは違って陽気で優しい性格だが、よその子供でも悪いことをすればきちんと咎める厳しい一面も(マートルの誕生日プレゼントの(試作品カプセルがついた)ブレスレットを盗ろうとしていたリロを叱るなど)。
夫とは既に離婚しているようで、マートルと二人で町の一軒家で暮らしている。
スティッチに初めて会った時に、スティッチをエイリアンと見抜く程の鋭い勘の持ち主でもある(ただし冗談と言っていた為、気付いていない)。
様々なメディアの知り合いが多い(TV関係の仕事をしているスペイシーなど)。
試作品177号クリップに髪の毛を全部刈られたことがある。
エレナ・テレサ・ユキ(Elena Teresa Yuki)
声 - ジリアン・ヘンリー(エレナ)、カリ・ホワイトハースト(テレサ)、リリ・イシダ /日 - 小暮英麻(ユキ)
リロと同じフラスクールに通う女の子の3人組。
エレナが金髪のツインテールの女の子で、テレサがロングのウェーブヘアーの女の子で、ユキがセミロングのおかっぱの女の子。
常にマートルと行動しており、マートルと一緒になってリロに意地悪をする(しかし、たまにリロと遊ぶ時もある)。
リロに意地悪をするマートルに3人揃って「そ〜そ〜」や「そ〜よ〜」と追従するのがお決まり。
ジャック・フォン・ハムスターヴィール博士(Dr. Jacques von Hämsterviel)
声 - ジェフ・ベネット /日 - 家中宏
ねずみ(gerbil)と思われることとハムスターウィール(Hämsterwheel、Hämsterveal)と呼ばれることを嫌うハムスター風エイリアン。ディズニー・ヴィランズの一人。「~ザ・ムービー」終盤で連行され、ゼノン宇宙域小惑星刑務所K37に閉じ込められた。
ジャンバとは同大学の卒業仲間だが、既に改心しているジャンバとは違って常に征服心を滾らせている。
背の大きさは正確には判りにくいが、子供用のリュックにピッタリ入るサイズの大きさである。
試作品199号(ノウジー)によると、おしゃぶりをして寝ている模様。また、足に水虫がある。更に、試作品199号(ノウジー)が盗んだ日記(little black book) をガントゥが読んだところ、本名は『ルーパート』("Rupert")のようだ。
「〜ザ・ムービー」から銀河宇宙連邦軍の大尉をクビになってしまったガントゥの上司として、常に試作品集めを命令していた。また、何度かガントゥが送った試作品の被害に遭ったことも。
悪役専用の連絡先台帳を持っており、それで連絡することで、ガントゥと試作品625号(ルーベン)の代わりにドクター・ドラッケンとシーゴーにスティッチの捕獲を頼んだ。スティッチのクローンを量産して世界を征服するという目的を合致させた。
「リロイ〜」では、リロに倣って試作品の名付け親になるが、リロの名前を覚えていなかったためリロに似たリロイと名付け、微妙な反応をされる(リロにはいい名前と褒められた)。自分を脱出させたガントゥをクビにしてリロイとクローンのリロイ軍団を使い銀河征服を企んだが、失敗に終わり、宇宙刑務所に再服役することとなった。
試作品625号(ルーベン)(Experiment 625 (Reuben))
声 - ロブ・ポールセン/日 - 小森創介(映画、スティッチ!ザ・ムービー、TVシリーズ(39話まで)、リロイ&スティッチ)→落合弘治(TVシリーズ(40話以降))
スティッチのイトコ。ガントゥと試作品を探す[3]。他の試作品とは違って高い言語能力を持つため、普通に人語を喋っている。
スティッチと同等の能力を持つにも関わらず、本人は怠け者のため戦いを好まず、大好きなサンドイッチ研究に明け暮れている。一時期はガントゥのことを「オジサン(日本語吹き替え)」と呼んだ。ガントゥからは時々サンドイッチモンスターと言われる。自分から進んでするのはサンドイッチ作りだけで、その他のことにはまるで興味を持っていない。
しかし「リロイ〜」では、ハムスターヴィールを救いに行くガントゥと喧嘩別れして絶縁してしまい、リロの説得でスティッチ並の行動力を見せて潜在能力をフルに発揮した(動かなくなったガントゥの宇宙船をたった一人で全部直した)。ハムスターヴィールに解雇されたガントゥにリロと共に投獄されたが、直ぐに解放され、銀河宇宙連邦軍に復帰したガントゥに専属シェフになって欲しいと言われ、和解した。
くすぐられるのは平気と自賛しているが、大のくすぐったがり(試作品275号(ティックルタミー)のくすぐり攻撃にとても弱い)。スティッチと同じようにエンジェルに恋焦がれている。エンジェルのことは「カワイコちゃん」や「エンジェルちゃん」と呼んでいる。
「リロイ〜」まで名前が決まっておらず、「リロイ〜」で力を借りにやって来たリロに名付けてもらうことになる。サンドイッチにちなんだ名前「グリル」「ビーエル」「サンドイッチ君」と候補が沢山あったがどれも本人は気に入らず、キャベツの酢漬けとコンビーフのサンド(ルーベンサンド)を意味する「ルーベン」をとても気に入り、自分の名前に決めた。そして、オハナとして認めてくれたリロへの感謝から助力を尽くした。なお頭頂部にある毛のような物は触角で、実はスティッチ同様に4本の腕がある。
エンジェル(Angel)
声 - タラ・ストロング/日 - 竹田まどか
試作品624号。スティッチの従姉弟というより、女性型のスティッチのような姿の試作品。初登場は「シリーズ」から。
能力は聴いた者の行動傾向を転換させる力を持つ歌声を唱えること(しかし、自分より後に作られた試作品の625号とスティッチには効果がない)。歌を逆さまに聴かせると元に戻る。
スティッチと同等の身体能力や頭脳もあり、力や体の強さもなかなかの物である。どこで始動したのかは不明だが、既にガントゥが見つけていた(つまり、敵側にいたということになる)。
ガントゥとの共謀でスティッチに近づき、スティッチを歌声で凶悪なエイリアンに戻そうとした(しかし、効果の関係で失敗している)。
命令で良い子になった試作品を幾つか悪い子に転換させスティッチと戦わせたのだが、スティッチの純愛に気付いて、ついに良心を持ち得た。しかしその後、ガントゥに捕獲されてしまった(のちに「〜シリーズ」最終話でスティッチたちが救い出す)。
「リロイ〜」では危機に陥ったスティッチを助けるためにカンフーを思わせる軽い身のこなしを見せた。
ハセガワ・リン(Mrs. Hasagawa)
声 - エミー・ヒル
青果店「ハセガワフルーツ」の店主の老婆。
リロや地元の客からは「ハセガワさん」と呼ばれている。
とても優しく、リロのいらぬお節介に対しても感謝の気持ちを忘れない。
青果店の商品は乱雑に陳列されているが、自分が商いをし易い様に計算して陳列している。
数多くの試作品たちと自宅で暮らしている(なぜか自宅付近に試作品カプセルが数多く落ちていて、始動した試作品を飼っている)。
最初は試作品のことを「猫」だと思っていたらしいが、リロの説明により「猫」でないことを理解した。家にいた試作品を回収して帰ろうとしたリロ一行を引き止め、本人は連れて帰らないでほしいと問いかけた。本人にとっては試作品達みんなが大事な「オハナ」であるからが故である。
アメリカン・ドラゴンのじいちゃん(ジェイクの祖父)と出逢った時、お互いに好きになり、一日中デートしていた。
アイスクリームを持っている青年(Ice Cream Man)
本名は不明。しかしほぼ全シリーズに登場しており、存在感のある無口で太めの青年。
登場する度にアイスクリームを持って登場し、そしてなぜか落としてしまう。
『スティッチ!』第1話および『スティッチ!〜ずっと最高のトモダチ〜』第16話に登場している。
ケオニ・ジェイムソン(Keoni Jameson)
声 - ショーン・フレミング
スケートボーダーの少年で、リロが恋焦がれている存在。
整った容姿で、リロ以外にも彼に憧れている女の子は多い。
彼の父親はナニの仕事先の上司である。
ビクトリア(Victoria)
声 - アリソン・ストーナー/日 - 金田朋子
「〜シリーズ」後半から登場。カウアイ島に引っ越してきたそばかす顔の女の子(フルネームは不明)。正体は試作品630号と627号と628号の4つ子である631号。
リロに初めて会った時、リロの「仲良くなっても旅行者とはいつかはお別れする」という悲しみを持った言葉に対し、最近この島に引っ越してきたことを答えてくれて、リロと友達になると決めてくれた。
変わった価値観をもつ者同士、リロとはとても気が合い、よく一緒に遊んでいる。
初めてスティッチに会った時は、スティッチを犬だと思っていた(その時はリロがそう言ったから。しかし、後にスティッチがエイリアンであることを教えてもらう)。
70年代のスターに見えるポテトチップを集めるのが趣味。鼻炎アレルギーを患っているが、試作品277号(スヌーティ)に鼻詰まりを治してもらった為、飼うと決めた。
議長(Grand Councilwoman)
声 - ゾイ・カルドウェル/谷育子
銀河宇宙連邦軍の議長。基本的に寛大な人物だが、ジャンバとプリークリーの名前を間違えるなど、勘違いをすることもある。
リロイ(Leroy)
声 - クリス・サンダース/日 - 山寺宏一
「リロイ〜」に登場した新しい試作品629号(産みの親であるジャンバは627号と勘違いしたがかつて627号と手を組んでいたガントゥからつっこまれた。また、628号はジャンバによって金庫に封印されたままである)。
スティッチの新バージョンタイプで外見・容姿はスティッチに類似している。しかし、ハムスターヴィールの嗜好の関係でフワフワ感が減少しており、歯が黄色で、体の色はマントの色に合わせた赤色である。
スティッチより戦闘能力が高く、体毛色を変化させてスティッチになりすますことができる他、体毛再生能力を持っており、刈られてもすぐに再生する(しかしクローンリロイにはこの能力はない模様)。
弱点はハワイ民謡「アロハオエ」の曲で、この曲を聴くと神経回路がシャットダウンし、動けなくなってしまう(開発する時に「アロハオエ」を聞かされた為)。

スタッフ編集

スティッチ!ザ・ムービー(Stitch! The Movie)編集

映画版の後を描いたビデオ用作品。VHSがアメリカで2003年8月26日に発売。日本ではDVDと共に2004年2月20日に発売された。『リロ・アンド・スティッチ・ザ・シリーズ』のプロローグとも言える。

あらすじ編集

ハワイに住み始めたスティッチとジャンバ博士、プリークリーら。ある日突然、ジャンバ博士が昔の同僚のハムスターヴィールに捕まった。ジャンバ博士を助けるために、リロとスティッチが立ち上がった。

その他編集

主題歌はJump5の『Aloha, E Komo Mai(アロハ・エ・コモ・マイ)』。この曲はテレビ版の『リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ』でも使用されている。

リロ・アンド・スティッチ 2(Lilo & Stitch 2: Stitch Has a Glitch)編集

VHS・DVDのみで、アメリカで2005年8月30日に発売。日本では2005年9月7日に発売。「リロ・アンド・スティッチ」の続編。TVシリーズ一連作での進行共通テーマ「試作品探し」が本作品では一切関わっていないことから、「〜ザ・ムービー」より以前の物語か、DVDの特典のゲームでジャンバが「リロ、スティッチ、ジャンバ、プリークリーが議長に呼ばれた」という発言をしているため、「リロイ〜」の直前の可能性もある。

あらすじ編集

破壊を目的として、ジャンバ博士の遺伝子実験により作成されたスティッチであったが、リロの家族=“オハナ”となり、リロに思いやりや優しさを教えてもらい、“いい子”として楽しくハワイで暮らしていた。

ところが、スティッチを試作品626として作成した際にジャンバが銀河連邦軍により連行され、スティッチの分子エネルギーが上手く補給されなかったために、体内の回路が異変を起こし、大暴れする“悪い子”に逆戻りをしてしまう。

いい子に戻ろうと奮闘するスティッチ。しかし徐々に“悪い子”の心を抑えきれなくなったため、一人家を出て、力尽き倒れてしまう。

スティッチを救うことができるのは、リロやナニ、デイヴィッド、ジャンバ、プリークリー達“オハナ”全員の愛と勇気だけしかなかった。

果たしてスティッチは再び“いい子”に戻れる事が出来るのだろうか?そして、スティッチの運命は…?

その他編集

スティッチの悪い子度数が徐々に上がりつつある時に、お祭りで行われるフラのコンテストで優勝を目指し踊るテーマを捜すため、エルビスにゆかりのある場所を手作りの地図を見ながらスティッチとともにいろいろと巡るシーンも見所。

リロの声優がダコタ・ファニングへ代わり、日本語吹き替えの声優も宮本侑芽へ代わった。

『スティッチ!』66話では、プリークリーが本作の出来事を示唆する発言をしていた。

リロイ・アンド・スティッチ(Leroy & Stitch)編集

2006年6月23日にアメリカディズニーチャンネルで放映され、4日後の6月27日にアメリカでDVDが発売された。タイトルのリロイ (Leroy) とは、ジャンバによって作られた新しい試作品の名前で、ハムスターヴィールが名づけた。リロ・アンド・スティッチシリーズの実質的な完結編とも言え、日本では2007年7月18日にDVDで発売され、「ザ・シリーズ」の「リンク」を同時収録。

今回もエルヴィス・プレスリーの楽曲が作品の随所に使われている。リロの声優はダヴェイ・チェイス(日本語声優は諸星すみれ)である。日本語版のエンディングテーマは、一十三十一が歌う「冷たくしないで(Don't Be Cruel)」(エルヴィスの楽曲のカバー)。

2008年10月1日に『スティッチ!(第1シリーズ)』の放映直前特別番組としてテレビ東京系列で放送された。

この作品で、ガントゥと625(ルーベン)が改心する[4]

あらすじ編集

全ての試作品の回収を終えたリロたちであったが、ジャンバ、プリークリー、そしてスティッチはそれぞれ憧れの場所へと行くことになり、ジャンバは悪の実験室へ帰り、プリークリーは大学の教授(の指揮官)に、スティッチは銀河艦隊の船長に任命される。

リロはナニに言われたように彼らを「アロハの心」で送り出したが、もう会うことができないために深く悲しんだ。しかし、どうにかしてスティッチに会いたい…。そこで思いついたのが試作品625号だった。彼女はピーナッツバターサンドを持って彼の元へ走る(この際に625号にルーベンと名づける)。

そんな中ジャンバは実験室で新しい試作品を作ることになる。そこへ現れたのがハムスターヴィールだった。彼はこの試作品(リロイ)を使って宇宙を征服しようと企む。ハムスターヴィールの計画は上手くいってしまうのか?そしてそれぞれの憧れの場所へと行ってしまった彼らの本当の居場所とは?

その他編集

このストーリーのみで登場する以下の新しい試作品がいる。

  • 信号機型の試作品
  • 雨雲型の試作品
  • ロードローラー型の試作品
  • バネ状の身体を持つ試作品
  • ポップコーンを作る試作品
  • 頭部にフルーツ、両手にマラカスを持った試作品(スティッチ!で名前が公開された)
  • つぼ型の頭部を持つ試作品
  • 太い尻尾を持つカバ型の試作品
  • 象の牙を持った試作品
  • ワニ型の試作品
  • リス型の試作品
  • 垂れ下がった玉眼を持つ大きな黒い体の試作品

実写映画化編集

ウォルト・ディズニー・カンパニーにより実写映画化されることが報じられた[5]

関連項目編集

備考編集

ディズニーランドでのイベント展開編集

  • 東京ディズニーランド2006年4月15日から7月13日まで映画とテレビシリーズを基にしたイベント「リロ&スティッチのフリフリ大騒動〜Find Stitch!〜」が行われた。スペシャルパレード「フリフリ・オハナ・バッシュ」では、スティッチとリロの他に、ジャンバ博士、プリークリー、ガントゥ、625、ハムスターヴィール、010-フィリックス、221-スパーキー、258-サンプル、624-エンジェル、627が登場した。リロとスティッチ以外は他の世界のディズニーテーマパークでは初登場である。それから1年後にあたる2007年4月10日から7月19日までに「リロ&スティッチのフリフリ大騒動〜Find Stitch!〜Hana Hou」(HanaHouとは「もう一回」という意味)が開催された。前年のものとは多少構成が異なっており、東京ディズニーランドの人気アトラクションにスティッチが特別出演している。また、このイベントの開催とともに、映画「リロ・アンド・スティッチ」を東京ディズニーリゾート内のイクスピアリにあるシネコンシネマイクスピアリ」で2006年4月29日から5月31日までリバイバル上映された。
  • 東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにある「魅惑のチキルーム」は、2008年7月25日より、「魅惑のチキルーム スティッチプレゼンツ「アロハ・エ・コモ・マイ」」としてリニューアルオープンした。いたずら好きなスティッチがチキルームに侵入して、中にいる鳥たちにいたずらをするという設定。また、入り口のウェイティングエリアには、リロが用意したと思われる「尋ね人」のポスターが貼られている。そして、出口にはもうひとつ別の「尋ね人」のポスターもあった。これは、前述のテレビアニメ「スティッチ!」に登場するイザヨイ島に住むユウナという女の子からのものだったが、ユウナが登場していた「スティッチ!」第1シリーズ終了後はこの尋ね人ポスターは撤去された。
  • 2010年6月2日〜8月31日には、『スティッチ! 〜いたずらエイリアンの大冒険〜』で東京ディズニーランドの関連エピソードが放送された記念で、パークの一部でスティッチが付けた足跡がペイントされるという、かつての『フリフリ大作戦』を彷彿とさせるイベントが行われた。

その他編集

  • 2008年6月現在、日本における「リロ・アンド・スティッチ」のDVD売上は60万枚、シリーズ累計では100万枚[6]
  • 2008年現在、日本ではスティッチのキャラクター商品が多数発売されており、若い女性を中心に映画・テレビシリーズとは別にキャラクター独自の人気を獲得している。2008年6月時点で日本におけるスティッチの関連商品は8000種類以上になり、ディズニーキャラクターとしてミッキーマウスくまのプーさんに次いで第3位の売上げを誇るキャラクターになっている[6]
  • アディダスからもライセンス商品として普通のエナメルバッグの裏面にスティッチやアロハスティッチの漫画のシールが貼られているアディダスオリジナルの「Lilo&Stitch×adidas Enamel Bag」も発売されている(2006年12月より販売)。ただし、この商品はインターネット通販限定で購入できるものであり、ディズニーストア東京ディズニーランドやアディダスショップなどでは購入できない。
  • 6月26日が日本記念日協会によってスティッチの日と正式に認定された。[7]

ゲーム編集

キャラクターとしての登場編集

  • PlayStation 2用ゲームソフト「キングダム ハーツII」で、主要キャラクターの召喚キャラクター(召喚獣のようなキャラクター)としてスティッチが登場する(ただし、あくまで召喚キャラとしての登場であり、スティッチはメインシナリオにほとんど登場しない)。だが、シリーズの数年前に描く「キングダム ハーツ バース バイ スリープ」では、メインシナリオが登場。スティッチが地球に行く前に主人公達と出会うストーリーとなっている。そのため、エンドロールでは『スティッチ』ではなく『試作品626号』とクレジットされている。
  • ディズニー・インタラクティブ・スタジオから発売されたニンテンドーDS用ソフトである「ディズニーフレンズ」にスティッチが登場している。

脚注編集

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  1. ^ a b Lilo & Stitch (2002)” (英語). Box Office Mojo. 2010年5月1日閲覧。
  2. ^ 臭いの強いスプレーの芳香や、試作品254号(ミスター・ステンチー)の42時間経過後に放つ悪臭(これを理由に母星でペットとして受け入れている)など。
  3. ^ しかしほとんどやる気が無い。
  4. ^ しかし、『スティッチ!』では悪役に戻っている。
  5. ^ “'Lilo & Stitch' Live-Action Remake in the Works at Disney (Exclusive)” (英語). The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/lilo-stitch-live-action-disney-remake-works-1148811 2018年10月4日閲覧。 
  6. ^ a b 「リロ&スティッチ」新作DVDが日本先行発売、Variety Japan、2008年9月6日時点でのインターネット・アーカイブのキャッシュ。
  7. ^ ディズニーアニメーションニュース 2009年3月27日時点でのインターネット・アーカイブのキャッシュ。
  8. ^ 「ディズニー占い 外食店向け配信 JCMなど」日経MJ2003年4月3日付、11ページ

外部リンク編集