レッドラディエンス(欧字名:Red Radiance2019年4月20日 - )は、日本競走馬[1]2024年七夕賞の勝ち馬である。

レッドラディエンス
JRAウルトラプレミアム コパノリッキーC出走時(2024年2月18日)
欧字表記 Red Radiance[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 2019年4月20日(5歳)[1]
ディープインパクト[1]
ペルフォルマーダ[1]
母の父 Jump Start[1]
生国 日本の旗 日本北海道白老町[1]
生産者 社台牧場[1]
馬主 (株)東京ホースレーシング[1]
調教師 藤沢和雄美浦
友道康夫栗東[1]
競走成績
生涯成績 12戦5勝[1]
獲得賞金 1億3415万3000円[1]
(2024年7月8日現在)
勝ち鞍
GIII 七夕賞 2024年
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馬名の意味は、冠名+光輝、きらめき[2]

経歴

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2歳(2021年)

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8月8日函館芝1800mの2歳新馬戦に1番人気で出走。道中中団追走も直線で伸びを欠き6着に敗れるも、連闘で挑んだ8月14日札幌芝1800mの2歳未勝利戦では後方2番手から脚を溜め、直線で鋭く抜け出すと後続に2馬身差をつけ2戦目で初勝利を挙げる。11月7日の百日草特別(1勝クラス)3着を挟んで[3]、11月28日のベゴニア賞(1勝クラス)では中団の外目を追走し直線で懸命に追い上げると先に抜け出したリアグラシアをクビ差で差し切り2勝目を挙げる[4]

3歳(2022年)~4歳(2023年)

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休養中に藤沢和雄の定年による厩舎解散に伴い、栗東・友道康夫厩舎に移籍。移籍初戦となった2022年7月9日の猪苗代特別(2勝クラス)で2着と好走するも再び休養に入る。復帰戦となった翌2023年4月16日の蓬莱峡特別(2勝クラス)では道中2番手追走も逃げ粘るシェイリーンを捕え切れず2着に敗れたが、5月6日の鴨川特別(2勝クラス)は中団追走から直線でしぶとく抜け出すと後続に3/4馬身差をつけ3勝目をマークする。この後、関ヶ原ステークス(3勝クラス)と日本海ステークス(3勝クラス)では共に2着となり、4歳シーズンを終えた。

5歳(2024年)

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2月18日のJRAウルトラプレミアム・コパノリッキーカップ(3勝クラス)で始動。スタートからハナに立つと直線でも脚色は衰えず押し切って4勝目を挙げてオープン入りする。5月4日のメトロポリタンステークスでは3番手追走から脚を伸ばしたがバトルボーンの逃げ切りを許し2着となる[5]。重賞初挑戦となった七夕賞では道中後方待機から直線で外から脚を伸ばして先頭に立つと最後はキングズパレスの追撃を2馬身差で振り切り重賞初制覇を果たした[6]

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[7]およびnetkeiba.com[8]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2021.08.08 函館 2歳新馬 芝1800m(良) 13 1 1 001.50(1人) 06着 R1:53.2(35.7) -0.4 0C.ルメール 54 ダークエクリプス 484
0000.08.14 札幌 2歳未勝利 芝1800m(良) 6 3 3 001.90(1人) 01着 R1:49.4(35.5) -0.3 0C.ルメール 54 (マイネルシーマー) 476
0000.11.07 東京 百日草特別 1勝 芝2000m(良) 8 5 5 002.00(1人) 03着 R2:02.8(33.5) -0.1 0C.ルメール 55 オニャンコポン 490
0000.11.28 東京 ベゴニア賞 1勝 芝1600m(良) 8 7 7 005.50(4人) 01着 R1:34.7(34.3) -0.0 0R.ムーア 55 (リアグラシア) 486
2022.07.09 福島 猪苗代特別 2勝 芝2000m(良) 13 8 13 002.40(1人) 02着 R2:01.9(35.0) -0.1 0戸崎圭太 54 マイネルマーティン 494
2023.04.16 阪神 蓬莱峡特別 2勝 芝1800m(稍) 11 6 7 004.60(3人) 02着 R1:47.3(34.1) -0.3 0吉田隼人 58 シェイリーン 494
0000.05.06 京都 鴨川特別 2勝 芝2000m(良) 10 4 4 001.60(1人) 01着 R1:58.8(33.7) -0.1 0川田将雅 58 (ピノクル) 488
0000.07.15 中京 関ケ原S 3勝 芝2000m(良) 11 5 5 001.90(1人) 02着 R2:01.5(33.5) -0.1 0川田将雅 58 ファユエン 486
0000.08.19 新潟 日本海S 3勝 芝2200m(良) 13 5 7 008.80(4人) 02着 R2:11.5(35.3) -0.1 0石川裕紀人 58 ドゥレッツァ 490
2024.02.18 東京 コパノリッキーC 3勝 芝2000m(良) 9 4 4 002.60(2人) 01着 R2:01.8(33.1) -0.1 0戸崎圭太 58 (トーセンリョウ) 498
0000.05.04 東京 メトロポリタンS L 芝2400m(良) 8 2 2 004.20(2人) 02着 R2:23.7(34.0) -0.3 0戸崎圭太 57 バトルボーン 496
0000.07.07 福島 七夕賞 GIII 芝2000m(良) 15 3 4 004.30(2人) 01着 R1:57.9(34.9) -0.3 0戸崎圭太 57 (キングズパレス) 488
  • 競走成績は2024年7月7日現在

血統表

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レッドラディエンス血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系

ディープインパクト
鹿毛 2002
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
青鹿毛 1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair
鹿毛 1991
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

*ペルフォルマーダ
Performada
鹿毛 2011
Jump Start
黒鹿毛 1999
A.P. Indy Seattle Slew
Weekend Surprise
Steady Cat Storm Cat
Hopespringsforever
母の母
Perversa
芦毛 1996
Fitzcarraldo Cipayo
Stall Only
Peanut Logical
Nut
母系(F-No.) (FN:1-m) [§ 2]
5代内の近親交配 アウトブリード [§ 3]
出典
  1. ^ [9], [10]
  2. ^ [9]
  3. ^ [9], [10]


脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o レッドラディエンス”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年7月8日閲覧。
  2. ^ 競走馬情報 JRA”. www.jra.go.jp. 2024年7月9日閲覧。
  3. ^ 【東京9R・百日草特別】オニャンコポンが2連勝を決める 菅原明良騎手「イメージ通り」スポーツ報知、2021年11月7日配信・閲覧
  4. ^ 【ベゴニア賞】レッドラディエンスが叩き合い制す ムーアは素質に太鼓判「もっと伸びていくと思う」東スポ競馬web(東京スポーツ)、2021年11月28日配信・閲覧
  5. ^ 【メトロポリタンS結果】バトルボーンが断然人気に応え逃げ切りVnetkeiba.com、2024年5月4日配信・閲覧
  6. ^ レッドラディエンスが重賞初参戦V、戸崎騎手は最多タイ4勝目「しっかり伸びてくれた」/七夕賞日刊スポーツ、2024年7月7日配信・閲覧
  7. ^ レッドラディエンス 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年7月8日閲覧。
  8. ^ レッドラディエンスの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2024年7月8日閲覧。
  9. ^ a b c 血統情報:5代血統表|レッドラディエンス”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年7月10日閲覧。
  10. ^ a b レッドラディエンスの血統表”. netkeiba.com. 2024年7月10日閲覧。

外部リンク

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