三室 (御所市)
日本の奈良県御所市の大字
三室(みむろ)は、奈良県御所市の大字。郵便番号は639-2306[2]。本項ではかつて同区域に存在した三室村(みむろむら)についても記す。
三室 | |
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北緯34度27分23秒 東経135度43分49秒 / 北緯34.45639度 東経135.73028度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 奈良県 |
市町村 | 御所市 |
人口 | |
• 合計 | 909人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
639-2306[2] |
市外局番 | 0745[3] |
ナンバープレート | 奈良 |
地理
編集御所市中心部の南南西、葛城川左岸にあたり、北で柳田町・宮前町、西で櫛羅・楢原・幸町、東・南で蛇穴に接する。北西を国道24号・奈良県道118号御所高取線が掠める。
河川
編集- 葛城川
- 三室川
歴史
編集みむろむら 三室村 | |
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廃止日 | 1915年1月1日 |
廃止理由 |
新設合併 櫛羅村、東松本村、竹田村、鎌田村、小林村、楢原村、三室村、西松本村 → 大正村 |
現在の自治体 | 御所市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 奈良県 |
郡 | 南葛城郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
隣接自治体 | 御所町、櫛羅村、楢原村、秋津村 |
三室村役場 | |
所在地 | 奈良県南葛城郡櫛羅村 |
ウィキプロジェクト |
- 幕末 - 「旧高旧領取調帳」の記載によると、櫛羅藩領であった。
- 明治4年
- 1876年(明治9年)4月18日 - 第2次府県統合により堺県の管轄となる。
- 1881年(明治14年)2月7日 - 大阪府の管轄となる。
- 1887年(明治20年)11月4日 - 奈良県(第2次)の管轄となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、近世以来の葛上郡三室村が単独で自治体を形成。櫛羅村・東松本村・竹田村・鎌田村・小林村・楢原村・西松本村と櫛羅村外七ヶ村組合村を結成。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 三室村の所属郡が南葛城郡に変更。
- 1915年(大正4年)1月1日 - 櫛羅村外七ヶ村組合村の7村が合併して大正村が発足。同村の大字となり、三室村廃止。
- 1958年(昭和33年)3月31日 - 大正村が御所町・葛村・葛上村と合併して御所市が発足。同市の大字となる。
世帯数と人口
編集2020年(令和2年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
三室 | 468世帯 | 909人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 御所市立大正小学校 | 御所市立大正中学校 |
交通
編集バス
編集- 奈良交通
- 高田五條線
- 60:近鉄高田駅 - 高田市駅 - 忍海 - 近鉄御所駅 - 小殿 - 栄山寺口 - 五條バスセンター
- 66:近鉄高田駅 - 高田市駅 - 忍海 - 近鉄御所駅 - 小殿 - テクノ中央通り東 - 栄山寺口 - 五條バスセンター
- 67:近鉄高田駅 → 高田市駅 → 忍海 → 近鉄御所駅 → 小殿 → テクノ中央通り東
- 70:五條バスセンター - 栄山寺口 - かもきみの湯 - 小殿 - 近鉄御所駅 - 忍海 - 高田市駅 - 近鉄高田駅
- 76:五條バスセンター → 栄山寺口 → テクノ中央通り東 → かもきみの湯 → 小殿 → 近鉄御所駅 → 忍海 → 高田市駅 → 近鉄高田駅
- 163:五條バスセンター - 栄山寺口 - 小殿 - 近鉄御所駅 - 忍海
- 八木五條線
- 八木新宮線(八木新宮特急バス、十津川・本宮いでゆライン)
- 高田五條線
- 御所市コミュニティバス
- 西コース
- 近鉄御所駅 - 豊年橋 - 御所市役所 - 豊年橋 - 幸町 - 池之内 - 室 - 名柄 - 北窪 - かもきみの湯 - 東佐味 - 鴨神 - 北窪 - 名柄 - 楢原 - 老人福祉センター - 産業振興センター前 - 近鉄御所駅
- 西コース
道路
編集施設
編集- 御所市立大正中学校
- 孝昭天皇山上陵
- 環境処理センター
- 三室児童公園
- 等覚寺
脚注
編集参考文献
編集- 角川日本地名大辞典 29 奈良県
- 旧高旧領取調帳データベース