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三河一宮駅

日本の愛知県豊川市にある東海旅客鉄道の駅

三河一宮駅(みかわいちのみやえき)は、愛知県豊川市一宮町下新切にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

三河一宮駅*
駅舎
駅舎
みかわいちのみや
Mikawa-ichinomiya
CD05 豊川 (3.3km)
(2.4km) 長山
所在地 愛知県豊川市一宮町下新切33
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CD 飯田線
キロ程 12.0km(豊橋起点)
電報略号 ミイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
758人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1897年明治30年)7月22日
備考 駅員無配置駅
* 1916年に一ノ宮駅から改称。
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目次

概要編集

三河一宮駅は、豊橋駅(愛知県)と辰野駅長野県)を結ぶJR飯田線の中間駅(途中駅)の一つである。豊川市一宮地区(旧・宝飯郡一宮町域)に位置し、三河国一宮である砥鹿神社の最寄駅でもあることから寺社風の駅舎を構えている。

1897年明治30年)に、私鉄豊川鉄道の手によって開業した。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化によりJR東海の経営に移っている。開業時は一ノ宮駅(いちのみやえき)という駅名であった。

歴史編集

三河一宮駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部にあたる豊橋・大海間を運営していた私鉄である。1897年(明治30年)7月に、同鉄道線が隣の豊川駅から延伸してきた際に、路線の終着駅として開設された。ただし終着駅であったのは一時的で、翌年に路線が新城駅まで延伸したため終着駅ではなくなっている。当初は一ノ宮という駅名であったが、1916年大正5年)1月に現在の駅名に改称している。改称は駅名の重複を回避するためであり、同じ日にはそれまで当駅と同名を称していた3か所の「一ノ宮駅」もそろって駅名を変えている(それぞれ上総一ノ宮駅尾張一ノ宮駅長門一ノ宮駅に改称)[1]

1943年(昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され国有鉄道飯田線が成立する。これによって三河一宮駅も国有鉄道の駅となった。1971年(昭和46年)には開業時からの貨物営業が廃止されて旅客専用の駅となり、そのまま1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に継承されている。

年表編集

構造編集

相対式ホーム2面2線の地上駅である。ホームはタブレットの交換(現在は行われていない)を容易に行うために[6]、1番線ホームを飯田方に、2番線ホームを豊橋方にそれぞれずらして配置している[6][7]単線上にある交換駅であり、列車交換(行き違い)が可能である。配線は一線スルーであるものの、信号設備の都合上、速度制限を受けないのは豊橋方面へ向かう列車のみとなっている。

構内東側・上り(1番線)ホームに直結して駅舎が設置されている[7]。この駅舎は、玄関の車寄せ部分に神社の造りを模した構造をもつ[6]。2つのホームは跨線橋で繋がる。

業務委託駅(夜間無人駅[8]JR全線きっぷうりばを設置していたが、2012年4月1日から完全無人駅となった。豊川駅が当駅を管理している[8]

ホームの使用状況
番線 路線 方向 行先
1 CD 飯田線 下り 中部天竜飯田方面[9]
2 上り 豊橋方面[9]

利用状況編集

2015年度の乗車人員は合計27万7562人で、1日あたりでは758人であった。近年では、1日あたりの乗車人員は以下の通りに推移している。

  • 2002年度 - 942人
  • 2003年度 - 907人
  • 2004年度 - 839人
  • 2005年度 - 844人
  • 2006年度 - 820人
  • 2007年度 - 827人
  • 2008年度 - 798人
  • 2009年度 - 781人
  • 2010年度 - 809人
  • 2011年度 - 821人
  • 2012年度 - 730人
  • 2013年度 - 739人
  • 2014年度 - 717人
  • 2015年度 - 758人

停車列車編集

三河一宮駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)いずれも1時間あたり概ね1・2本(ラッシュ時は最大3本)の列車が停車する。停車する種別は普通列車と、上りのみに設定されている快速列車の2種類。特急伊那路」は停車しない。

駅周辺編集

バス路線編集

三河一宮駅バス停

砥鹿神社前バス停(駅から約400m)

  • 豊鉄バス新豊線
  • 豊川市コミュニティバス一宮線

隣の駅編集

東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速(上りのみ運転)・普通
豊川駅 (CD05) - 三河一宮駅 - 長山駅

関連項目編集

出典編集

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  1. ^ 今尾恵介『日本全国駅名めぐり』日本加除出版、2018年、123頁。ISBN 978-4-8178-4482-8
  2. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年、98頁。ISBN 978-4-533-02980-6
  3. ^ 吉川利明『飯田線 1897〜1997』東海日日新聞社、1997年、63頁。
  4. ^ 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年、125頁。
  5. ^ 「飯田線の3駅、4月から無人化へ 利用者大幅減に伴う措置」東愛知新聞、2011年11月23日配信
  6. ^ a b c 笠原香・塚本雅啓『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年、92頁。ISBN 978-4-8117-0657-3
  7. ^ a b 川島令三『中部ライン全線・全駅・全配線』第4巻 塩尻駅-名古屋東部、講談社、2010年、34-35頁(配線図)・77頁。ISBN 978-4-06-270064-1方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
  8. ^ a b 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732・733頁。
  9. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。