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阿武隈川下流周辺の空撮(写真上が南西)。写真左から中央にかけて亘理地塁山地が延びているが、これより内陸側(写真上)が仙南圏である。

仙南圏(せんなんけん)とは、仙台市に南接してある地域で、宮城県が指定する広域行政推進地域のこと。

目次

概要編集

仙台市より北を表す「仙北」は、いくつかの地域圏に分かれるため近年使用例が減少しているが、「仙南」は1つの地域圏として現在も頻繁に使われている。

仙南圏では、柴田町「船岡」が、阿武隈川沿いの旧伊具郡奥州街道七ヶ宿街道沿いの旧刈田郡、それらの街道や仙台・山形などの複数の街道が交差する旧柴田郡という旧来からの街道鉄道体系の結節点として地の利があり、白石市が、江戸時代の白石城城下町からの集積と東北新幹線白石蔵王駅東北自動車道白石ICの利便性があり、大河原町が仙南圏のちょうど真ん中にあるため、国道県道などの道路体系が集約しているという背景があり、各々の長所・短所によって地域の中心の地位は変遷してきた。近年は、モータリゼーションの発達によって、道路体系の長所から大河原町の国道4号大河原バイパス沿いが地域の中心的な地位を得てきているが、基本的に仙台都市圏の外縁部でもあるため、県内他地域の石巻圏大崎圏の各々の中心部と比べてその集積度は低い。

南東北三県都それぞれを中心とした都市圏仙台都市圏山形都市圏福島都市圏)に囲まれた仙台経済圏の地理的中心部にあり、三県都を繋ぐ高速道路が交差する村田JCTがあるなど交通の便が良いため、白石市や大河原町のホールや体育館で、広域的な集客を見込んだイベントが開かれる場合も度々ある。

定義編集

広域行政推進地域編集

 
宮城県 行政区分地図
青緑色:仙南圏

仙南圏編集

推計人口(2019年6月1日):170,338人(全県比:7.4%)

宮城県が指定する当該の広域行政推進地域は、「広域仙南圏」または単に「仙南圏」と呼ばれ、大河原地方振興事務所が管轄している。が設置される以前の柴田郡刈田郡伊具郡に所属していた地域が対象。

国勢調査編集

国勢調査人口の推移は以下の通り[1][2]

仙南圏内編集
 
仙南圏の市郡(単位:人)
  仙南圏


仙南圏内の自治体(2市7町)
市町 団体コード 郡制 2010年
国勢調査
(人)
2019年6月1日
推計人口
(人)
増減率
(%)
所属 郡役所
川崎町 04324-9 柴田郡 9,978 8,626 -13.55
村田町 04322-2 11,995 10,921 -8.95
柴田町 04323-1 39,341 38,937 -1.03
大河原町 04321-4 23,530 23,665 +0.57
  白石市 04206-4 刈田郡 37,422 33,537 -10.38
蔵王町 04301-0 12,882 11,612 -9.86
七ヶ宿町 04302-8 1,694 1,309 -22.73
  角田市 04208-1 伊具郡 31,336 28,785 -8.14
丸森町 04341-9 15,501 12,946 -16.48
宮城県内編集
仙台都市圏以外の地域圏(単位:人)
  仙南圏
 
仙台都市圏(単位:万人)
  現・仙台市域にあたる人口
 


都市圏編集

一般的な都市圏の定義については都市圏を参照
都市雇用圏(10 % 通勤圏)の変遷
  • 10 % 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
自治体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 自治体
(現在)
川崎町 仙台 都市圏 仙台 都市圏 仙台 都市圏 仙台 都市圏 仙台 都市圏 川崎町
柴田町 柴田町
大河原町 大河原町
村田町 - - - 村田町
蔵王町 - - 白石 都市圏
44026人
白石 都市圏
54338人
白石 都市圏
52810人
蔵王町
白石市 白石 都市圏
41275人
白石 都市圏
42017人
白石市
七ヶ宿町 - - - - - 七ヶ宿町
角田市 - - - - - 角田市
丸森町 - - - - - 丸森町

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集