和歌山マリーナシティ
和歌山マリーナシティ(わかやまマリーナシティ、Wakayama Marina City)は、和歌山県和歌山市毛見沖の和歌山湾にある人工島。
和歌山マリーナシティ | |
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施設情報 | |
事業主体 | 和歌山マリーナシティ株式会社 |
面積 | 115,673m² |
来園者数 | 入島者数は約300万人(2016年度) |
開園 | 1994年(平成6年) |
所在地 |
〒641-0014 和歌山県和歌山市毛見1527 |
位置 | 北緯34度09分15.2秒 東経135度10分36.6秒 / 北緯34.154222度 東経135.176833度座標: 北緯34度09分15.2秒 東経135度10分36.6秒 / 北緯34.154222度 東経135.176833度 |
公式サイト |
www |
概要
編集開発総面積は65ha(陸地49ha・水面16ha)であり、1989年(平成元年)に着工され、1994年(平成6年)に完成した。
人工島には、テーマパークの「ポルトヨーロッパ」「和歌山マリーナシティホテル」(旧ロイヤルパインズホテル)などの施設があるほか、リゾートマンションも建設されている。また、島内のヨット倶楽部は、わかやまマリーナシティ海の駅として国土交通省より海の駅の登録を受けている。2016年(平成28年)度の入島者数は約300万人。[1]
島の造成にあたって、埋立用の土砂は旧下津町(現在は海南市下津町)丸田の土砂採集場から採取された。バブル景気の頃にはこの旧下津町の土砂採集場跡地もリゾート開発される計画であったが、実際にはメガソーラー(NTTファシリティーズF海南太陽光発電所)と蚊取り線香の工場(大日本除虫菊和歌山工場)が立地している[2]。
2015年以降、全国高等学校総合体育大会ヨット競技大会がこの年の近畿ブロック開催を機にここで固定開催されている。
2015年(平成27年)12月17日に和歌浦一帯はみなとオアシスの登録をしていて、当館はみなとオアシス和歌山を構成する施設の一である。
2018年(平成30年)和歌山県が統合型リゾートの候補地としてマリーナシティを指定し[3]、イントランスが和歌山マリーナシティホテルなどの信託受益権を取得して開発の検討を行ったが、のちにコロナ禍で売却された[4][5][6]。
2020年東京オリンピックの聖火リレーでセレブレーション会場となった、聖火ランナーは公募により1万人程度が選ばれた、聖火リレーについて、組織委員会はスポンサー企業4社と各都道府県実行委員会が行ったランナー公募に延べ53万5717件の応募があったと発表した[7]。
主な施設
編集事業主
編集和歌山マリーナシティ株式会社 [11]
- 所在地:和歌山県和歌山市毛見1527番地
- 設立:2003年(平成15年)12月12日
- 資本金:5000万円
- 主な事業所
- 和歌山マリーナシティ
エピソード
編集1994年(平成6年)のオープン告知のテレビCMには、漫才師の人生幸朗の生前の映像を使用。人生幸朗の声の吹き替えは、人生幸朗の物真似で有名な大平サブローが担当した。
交通手段
編集周辺
編集脚注
編集- ^ “和歌山県IR基本構想”. 2019年5月27日閲覧。
- ^ 跡地はGoogle マップなどの航空写真ではっきりと確認できる
- ^ “和歌山県ホームページ Wakayama Prefecture Web Site”. www.pref.wakayama.lg.jp. 2019年9月6日閲覧。
- ^ “和歌山マリーナシティのホテルなど売却/4月末に引き渡し/イントランス”. 建設ニュース. (2021年3月10日)
- ^ “コロナ禍で和歌山のホテルや温泉施設など譲渡 イントランス”. 住宅新報. (2021年3月16日)
- ^ “イントランス、国内カジノ1号のダークホース?”. 日本経済新聞. (2017年1月25日)
- ^ “聖火リレー、公募に延べ53万件応募”. 日本経済新聞. (2019年9月27日). オリジナルの2019年9月27日時点におけるアーカイブ。 2019年9月27日閲覧。
- ^ “園児らイルカと触れ合い 和歌山マリーナシティ”. MSN産経ニュース. (2013年3月8日)
- ^ “イルカとふれあおう! マリーナに「ドルフィンパーク」”. わかやま新報. (2013年3月7日)
- ^ 和歌山県立 わかやま館 - 大揚興業
- ^ “会社概要”. 和歌山マリーナシティ. 2019年12月9日閲覧。