回転速度(かいてんそくど、: rotational speed)は、回転数(かいてんすう、rotational frequency)ともいい、単位時間当たりに物体回転する速さ(回数)のことである。

回転速度
rotational speed
かご形三相誘導電動機
量記号 n
次元 T −1
SI単位 毎秒([s−1])
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古典力学

運動の第2法則
歴史英語版

量および計量単位の位置づけ編集

回転速度は組立単位の一つであるが、国際単位系(SI)と計量法とでは位置づけが異なる。

国際単位系編集

回転速度とその計量単位は、国際単位系国際文書では例示も含めて、言及されていないが、その組立単位の考え方から、計量単位は、毎秒(s−1)である。SI併用単位を使った、毎分、毎時も非SI単位であるが用いることができる。

計量法編集

計量法では、「回転速度」は72個の物象の状態の量の一つとなっている。そして、その計量単位は、毎秒(s−1)、毎分(min−1)、毎時(h−1)(以上は計量法別表第1)、回毎分、回毎時(以上は計量法別表第3)が定められている。ただしこれらの5つの単位にはSI接頭語を付することができない(SI接頭語#法定計量単位のうちSI接頭語を付けることができない単位)。

回転速度の次の2つの単位については2種類の単位記号が計量法で規定されている(計量単位規則 別表第二)。

  • 回毎分:r/min 又はrpm
  • 回毎時:r/h 又は rph

角速度との関係編集

回転速度に ラジアンをかけると、角速度の大きさになる。回転速度を n [s−1]、角速度の大きさを ω [rad/s] とすれば、回転速度と角速度の関係は以下のように表すことができる。

 

例えば、物体が 1 秒間に 360° の割合で回転するならば、その回転速度は 1 s−1 つまり 60 rpm であり、角速度の大きさは rad/s となる。

その他編集

機械などの回転速度を計測する機器回転計といい、タコメーター回数計がある。

回転速度は一見、周波数振動数)に似ており単位の次元も同じであるが、別の量である。

関連項目編集