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この項目では、物理学としての加速度について説明しています。鉄道車両の性能指標の加速度については「起動加速度」を、角速度の変化率については「角加速度」を、テンポの変化については「アゴーギク」を、ヨハン・シュトラウスのワルツについては「加速度円舞曲」をご覧ください。
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加速度(かそくど、英: acceleration)は、単位時間当たりの速度の変化率。速度がベクトルなので、加速度も同様にベクトルとなる。加速度はベクトルとして平行四辺形の法則で合成や分解ができるのは力や速度の場合と同様であるが、法線加速度、接線加速度に分解されることが多い。法線加速度は向きを変え、接線加速度は速さを変える。
古典力学
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運動の第2法則
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歴史(英語版)
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速度を v とすれば、加速度 a は速度の時間 t についての微分であり,
と定義される。
平面運動を極座標(r,θ)で表した場合、動径方向・角方向成分はそれぞれ
となる。
一般に「減速度(げんそくど)」と言われるのは、負(進行方向と反対)の加速度の事である。また、進行方向を変える(曲がる)のは、進行方向とは異なる方向への加速度を受けるという事である。
遠心力による加速度を遠心加速度という。
物体に加速度がかかることと、力が加わることとは等価である。(運動の第2法則)
加速度の単位時間当たりの変化率は、加加速度あるいは躍度とよばれる。
加速度が一定
のとき経過時間t後の速度v(t)、変位x(t)は
での速度をv0、位置座標をx0とすると
で求められる[1]。
また、位置座標をx(0)=0とすると上記2式を変形することによってtを消去した次式が得られる[2]。