土山駅

兵庫県加古郡播磨町野添にある西日本旅客鉄道の駅

土山駅(つちやまえき)は、兵庫県加古郡播磨町野添にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である[1]。駅番号はJR-A77。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。

土山駅
駅舎
つちやま
Tsuchiyama
JR-A76 魚住 (3.1 km)
(3.3 km) 東加古川 JR-A78
地図
所在地 兵庫県加古郡播磨町野添1616-2[1]
北緯34度43分13.74秒 東経134度53分19.94秒 / 北緯34.7204833度 東経134.8888722度 / 34.7204833; 134.8888722座標: 北緯34度43分13.74秒 東経134度53分19.94秒 / 北緯34.7204833度 東経134.8888722度 / 34.7204833; 134.8888722
駅番号 JR-A77
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陽本線JR神戸線
キロ程 32.2 km(神戸起点)
大阪から65.3 km
電報略号 ツチ
駅構造 地上駅橋上駅[2]
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
11,657人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1888年明治21年)12月23日[1][3]
備考
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土山駅
別府鉄道ホーム(1981年頃)
つちやま
Tsuchiyama
*中野 (2.7 km)
所属事業者 別府鉄道
所属路線 土山線
キロ程 4.0 km(別府港起点)
開業年月日 1923年大正12年)3月18日
廃止年月日 1984年昭和59年)2月1日
備考 路線廃止に伴う廃駅[1]
*この間に川崎車輛工場前信号所あり(当駅から2.4 km)。
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敷地の一部は明石市二見町に跨る。

歴史

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駅構造

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ホーム

単式・島式の複合型2面3線のプラットホームを持つ中線待避構造の橋上駅[2]になっている[1]。ホームの東側は明石市の市域である[1]

停車列車が主に使用する上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばである。2番のりばは上下線共用の中線である。駅の北東には保線車両などの留置線が2線敷設されている。

かつては南側に別府鉄道のホームがあり、3面5線の広大な構内だった。また、駅ホームの南側には貨物輸送のために留置線が2線設置されていたほか、山陽本線とも線路は直接つながっていた。

直営駅加古川駅の被管理駅)。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA及び提携ICカード利用可能駅である。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1   JR神戸線 上り 三ノ宮大阪方面[10] 一部2番のりば
2・3 下り 加古川姫路方面[10]  

上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

2番のりばは平日に新快速・特急の通過待ちを行う列車が使用する。土曜・休日ダイヤでは当駅での通過待ちはしないが一部列車が使用する。緊急時の折り返しにも対応しており、事故などでダイヤが乱れた場合、当駅で運転打ち切りおよび当駅 - 姫路方面間で見合わせになることがある。

平日に2番のりばに停車する列車はドア横の開閉ボタンで開け閉めする。

2・3番のりばが島式ホームとなっていることから、2番のりばは3番のりばと一括で姫路方面のホームと案内されている。

ダイヤ

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始発・終電付近を除き、1時間に4本以上が停車する。朝時間帯は本数が多くなり、三ノ宮・大阪方面で終点まで各駅に停車する普通電車の設定がある。

利用状況

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「兵庫県統計書[11]」によると、2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員11,657人である。

駅がある播磨町、明石市のほか、隣接する加古川市稲美町から(まで)の利用者も多い。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
1999年 13,908
2000年 13,697
2001年 13,415
2002年 13,158
2003年 13,122
2004年 13,285
2005年 13,598
2006年 13,829
2007年 13,910
2008年 14,034
2009年 13,776
2010年 13,879
2011年 14,052
2012年 14,302
2013年 14,481
2014年 14,083
2015年 14,418
2016年 14,449
2017年 14,481
2018年 14,329
2019年 14,201
2020年 11,481
2020年 11,481
2020年 11,657

駅周辺

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駅前商店街通りと国道2号線の交差点付近に明石市と加古川市と播磨町の境界線が交わっている。駅の名前は加古川市の地名である土山だが駅の住所は播磨町野添である。ホームは播磨町と明石市に分割されている[1]

バス路線

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駅前(南口)ロータリー
土山駅(駅北口)
土山駅南口(播磨町側)
土山駅南口(明石市側)

以前は国道土山停留所(少し離れた国道沿い)と加古川駅との間にバスがあったが、2017年9月30日をもって廃止になった。現在は明石駅との間のみである。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
  JR神戸線(山陽本線)
新快速
通過
普通(西明石から快速となる列車を含む)
魚住駅 (JR-A76) - 土山駅 (JR-A77) - 東加古川駅 (JR-A78)

かつて存在した路線

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別府鉄道
土山線
中野駅 - (川崎車輛工場前信号所) - 土山駅

明治期には当地と舞鶴市を結ぶ土鶴鉄道の構想があった。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、49頁。ISBN 9784343006028 
  2. ^ a b 「鉄道記録帳2003年12月」『RAIL FAN』第51巻第3号、鉄道友の会、2004年3月1日、25頁。 
  3. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、218頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b c 土山駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月2日閲覧。
  5. ^ “列車接近をメロディーで JR神戸線塚本-姫路間”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1997年3月11日) 
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '98年版』ジェー・アール・アール、1998年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-119-8 
  7. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '04年版』ジェー・アール・アール、2004年7月1日、189頁。ISBN 4-88283-125-2 
  8. ^ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します
  9. ^ 近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します!
  10. ^ a b 土山駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年2月1日閲覧。
  11. ^ 兵庫県統計書

関連項目

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外部リンク

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