安平路山

概要編集

山頂付近は、森林限界に達しない高さであり、針葉樹林クマザサで覆われている。越百川(木曽川の支流)、与田切川と飯田松川(天竜川の支流)の源流の山である。

登山編集

登山コース編集

  • 中央アルプス縦走コース

摺古木自然園休憩舎から摺古木山と白ビソ山を経て安平路山に至る。途中に安平路避難小屋がある。安平路山と越百山との間の主稜線の縦走は、登山道が背丈を越えるクマザサに覆われており、健脚者向きでビギナーには向かない。

  • 念丈岳からのサブコース

念丈岳から与田切乗越(鳥越峠)を経て主稜線の奥念丈岳に達するサブコースがあるが、あまり利用されていない。上伊那郡飯島町及び松川町から烏帽子岳と池ノ平山を経て念丈岳までの稜線コース及び高森町から本高森山大島山を経て念丈岳までの稜線コースは、ある程度で整備されており、利用する登山者がある。

  • 飯田松川のコース(廃道)

松川からの松川入のコースがあったが1969年8月に、鉄砲水による遭難があった後、入山禁止となり廃道となった。[3][4]

周辺の山小屋編集

中央アルプスの有人の山小屋は、完全予約制となっている。駒ヶ岳頂上山荘にのみキャンプ指定地がある。

画像 名称 所在地 収容人数 備考
  安平路避難小屋 安平路山とシラビソ山
との鞍部
 15人 無人小屋
  越百小屋 福栃山と越百山
との鞍部
 20人

周辺の山編集

 
小秀山から望む安平路山周辺の山

木曽山脈(中央アルプス)南部の主稜線上にある。木曽川水系伊奈川の支流越百川及び、天竜川水系の飯田松川の源流の山で、それらの河川伊勢湾太平洋へ流れる。

山容 山名 標高
(m)[1][2]
三角点等級
基準点名[1]
安平路山からの
方角と距離(km)
備考
  越百山 2,613.24  三等
「越百」
 北北東 6.0 日本三百名山
こすもやま
  奥念丈岳 2,303  北東 3.8
  念丈岳 2,290.65  三等
「念大山」
 東北東 3.7
  安平路山 2,363.14  三等
「二ツ薙」
  0 日本二百名山
  摺古木山 2,168.52  一等
「摺小木山」
 西南西 4.5

脚注編集

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  1. ^ a b c 基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2013年8月23日閲覧。
  2. ^ a b 日本の主な山岳標高(長野県)”. 国土地理院. 2013年8月23日閲覧。
  3. ^ 『コンサイス日本山名辞典』三省堂、1992年、ISBN 4-385-15403-1、P31
  4. ^ 兵庫県立御影高等学校山岳部一行の全員と蟻ノ巣小屋が流された。(『日本の山1000』山と渓谷社、1992年、ISBN 4-635-09025-6、P441)

関連図書編集

関連項目編集