上新バイパス(じょうしんバイパス)は、新潟県上越市中郷区市屋から同県妙高市経由して上越市下源入に至る国道18号バイパス道路である。

一般国道
国道18号標識
上新バイパス
国道18号バイパス
地図
地図

赤.上新バイパス、桃.旧道

実延長 24.6 km
開通年 1991年
起点 上越市中郷区市屋
主な
経由都市
妙高市
終点 上越市下源入
接続する
主な道路
記法
E8 北陸自動車道
E18 上信越自動車道
国道8号 直江津バイパス
国道253号 上越魚沼地域振興快速道路
国道350号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

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上越・妙高両市内の慢性的な渋滞の解消、冬期交通の確保などの目的で建設された、総延長24.6 kmのバイパス路線。一部連続立体交差方式となっている。「上新」の由来は『上越市』と『新井市(現・妙高市)』を繋ぐことから。

寺IC - 上越ICの区間は地域高規格道路上越魚沼地域振興快速道路に指定されている。

全区間供用済みで、市屋IC - 寺町北交差点は暫定2車線・対面通行、寺町北交差点 - 下源入交差点は4車線。

路線データ

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  • 起点 : 上越市中郷区市屋字窪畑589番2(市屋IC)
  • 終点 : 上越市大字下源入字橋向212番1(下源入交差点 = 国道8号交点、国道350号終点)
  • 道路延長 : 24.6 km[1]
  • 構造規格 : 第3種第1級[1]
  • 設計速度 : 80 km/h[1]
  • 車線数 : 4車線[1](市屋IC - 寺町北交差点暫定2車線

歴史

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  • 1978年昭和53年)9月:着工[2]
  • 1982年(昭和57年)11月2日 : 寺町 - 今池(L=4.3 km)開通。(暫定2車線供用)[1]
  • 1983年(昭和58年)
    • 10月28日 : 今池 - 三田(L=7.0 km)開通。(暫定2車線供用)[1]
    • 11月9日 : 上越IC開通により北陸自動車道(新潟方面)と接続。
  • 1985年(昭和60年)10月30日 : 上越IC - 三田4車線化。三田 - 下源入開通(完成4車線供用) 、一般国道8号直江津バイパスに接続[1][3]
  • 1986年(昭和61年)10月24日 : 乙吉 - 寺町(L=1.7 km)開通。(暫定2車線供用)[1]
  • 1987年(昭和62年)
    • 7月21日 : 上越ICで北陸自動車道(富山方面)と接続。
    • 9月28日 : 長森 - 乙吉(L=3.8 km)開通。(暫定2車線供用)[1][3]
  • 1988年(昭和63年)
    • 8月10日 : 四ケ所交差点・稲田三丁目交差点立体化→四ケ所IC。
    • 10月13日 : 志 - 長森(L=0.6 km)開通。(暫定2車線供用)[1][3]
  • 1989年平成元年)11月1日 : 野林 - 志(L=3.9 km)開通。(暫定2車線供用)[1][3]
  • 1990年(平成2年)8月16日 : 下稲田交差点立体化→寺IC。
  • 1991年(平成3年)7月30日 : 市屋IC - 野林(L=2.2 km)開通(暫定2車線供用)により全線開通[1][3]
  • 1994年(平成6年)7月22日 : 寺町交差点立体化→寺町IC。
  • 1997年(平成9年)
    • 10月16日 : 中郷IC開通により上信越自動車道(藤岡方面)と接続。
    • 11月14日 : 鴨島交差点立体化→鴨島IC。
  • 1998年(平成10年)12月18日 : 寺IC - 上越ICが地域高規格道路の上越魚沼地域振興快速道路に指定される。
  • 1999年(平成11年)
    • 10月30日 : 中郷ICで上信越自動車道(上越方面)と接続。
    • 12月22日 : 寺IC - 上越IC(L=2.2 km) 4車線化[1][3]
  • 2000年(平成12年)8月1日 : 道の駅あらいオープン。
  • 2001年(平成13年)11月29日 : 三田交差点立体化→三田IC。
  • 2006年(平成18年)
  • 2009年(平成21年)12月25日 : 今池交差点 - 子安交差点(L=1.2 km) 4車線化[1][3]
  • 2013年(平成25年)12月25日 : 岡原交差点 - 今池交差点(L=1.7 km) 4車線化[1]
  • 2014年(平成26年)10月1日 : 下源入交差点 - 鴨島インターチェンジの区間で、最高速度が70 km/hに引き上げられ、小型特殊、第一種原動機付自転車(50 cc以下)、軽車両、歩行者が通行禁止となる[4][5]
  • 2021年令和3年)
    • 9月21日:4車線化工事に伴い寺町 - 岡原間の車線を切替え、対面から上下分離による通行に切り替え[6]
    • 12月1日 : 寺町北交差点 - 岡原交差点(L=1.8 km) 4車線化[7]

路線状況

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交通量

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平日24時間交通量(台)[8]

  • 妙高市梨木 : 16096
  • 上越市岡原 : 26888
  • 上越市子安 : 33774
  • 上越市大日 : 39908

地理

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通過する自治体

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インターチェンジなど

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  • 上側が起点側、下側が終点側。左側が上り側、右側が下り側。
  • 路線名の特記がないものは市道
施設名 接続路線名 高崎から
(km)
所在地 備考
国道18号 長野方面
市屋IC 県道584号新井中郷線 上越市
中郷IC - E18 上信越自動車道 170.0
二本木 県道217号二本木岡川新井線
福田 県道261号西野谷二本木停車場線
県道217号二本木岡川新井線 175.4 妙高市
道の駅あらい 県道428号西野谷新田新井線 177.0 E18 上信越自動車道(新井PAスマートIC)が近接
乙吉 県道63号上越新井線
寺町IC 国道292号[注釈 1] 県道579号上越脇野田新井線 177.0 上越市
岡原 県道254号上小沢上越妙高停車場線
島田 県道95号上越飯山線 県道85号上越高田インター線
今池 県道198号青柳高田線
子安 県道186号板倉直江津線
鴨島IC 国道405号 県道38号高田停車場線 187.9
四ケ所IC 上越市道四辻町稲田橋 新潟県道302号本高津戸野目線終点
寺IC 国道253号上越三和道路 県道13号上越安塚柏崎線 ここから上越魚沼地域振興快速道路
上越インター富岡BS -
富岡IC 県道43号上越安塚浦川原線
上越IC E8 北陸自動車道 191.8 ここまで上越魚沼地域振興快速道路
三田IC 上越市道小猿屋小富岡線 西側は都市計画道路中屋敷藤野新田線
東側は都市計画道路黒井藤野新田線
下源入 国道8号直江津バイパス 193.9
国道350号 上越市街(直江津)・直江津港方面

脚注

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注釈

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  1. ^ 正確な国道292号は本交差点よりわずかに南の妙高市内の地点

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 国道18号上新バイパス パンフレット”. 国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所 (2014年3月). 2019年5月11日閲覧。
  2. ^ 『上越市史 通史編6 現代』(2002年3月31日、上越市発行)年表22頁。
  3. ^ a b c d e f g 道路事業の再評価資料〔国道18号 上新バイパス〕”. 平成24年度第3回北陸地方整備局事業評価監視委員会. 国土交通省北陸地方整備局. p. 3 (2012年11月). 2019年5月11日閲覧。
  4. ^ 上新バイパス(国道18号)の最高速度の引き上げについて - 上越市(2014年9月17日) - WARPによるアーカイブ
  5. ^ 10月から最高時速70kmに引き上げ 国道18号の下源入―鴨島間 - 上越タウンジャーナル(2014年9月17日付).2019年5月11日閲覧。
  6. ^ 国道18号上新バイパス(寺町〜岡原間)の通行車線が変わります” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所 (2021年9月14日). 2021年12月1日閲覧。
  7. ^ 国道18号上新バイパスの寺町北〜岡原交差点間12月1日(水) 4車線化が完成します” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所 (2021年11月25日). 2021年12月1日閲覧。
  8. ^ 平成27年度全国道路・街路交通情勢調査 一般交通量調査 箇所別基本表” (PDF). 国土交通省. 2022年9月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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