岐阜県道93号川島三輪線

日本の岐阜県の道路
岐阜県道93号から転送)

岐阜県道93号川島三輪線(ぎふけんどう93ごう かわしまみわせん)とは岐阜県各務原市と岐阜県岐阜市を結ぶ県道主要地方道)である。

主要地方道
岐阜県道93号標識
岐阜県道93号川島三輪線
実延長 20.721 km[1]
起点 岐阜県各務原市川島渡町
終点 岐阜県岐阜市三輪宮前
接続する
主な道路
記法
国道21号

国道156号

テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要 編集

愛知県との県境(南派川)に跨がる渡橋北詰の交差点(岐阜県道115号一宮川島線交点)が起点である。起点から平成川島橋木曽川本流を渡り、河川環境楽園付近を通り抜けて羽島郡笠松町に入り、もぐり橋で北派川を渡って堤防道路(岐阜県道178号下中屋笠松線)に至る。

各務原市大野町から北上し、那加緑町4交差点で国道21号と接続して三井町交差点まで重複する。三井町交差点からは新境川沿いを走る。この区間の一部には一方通行区間があり、南進のみ進める区間がある。保健所前交差点で東に折れ、すぐ東にある不動丘交差点で北に折れる。ここから交通量が増え、特に不動丘交差点や大島町交差点、岩田交差点を中心とした慢性的な渋滞が所々で発生している。

岐阜市に入り、岩田交差点から国道156号と重複する。芥見大船交差点で西に折れ、藍川橋長良川を渡る。藍川橋周辺は交通量が多く、慢性的な渋滞が発生している。加野の田んぼ道を抜けていき、福富に至る。福富迎田交差点より北は、道幅が狭くなり、交通量も一気に減る。太郎丸新屋敷交差点で西に折れ、太郎丸中島交差点で北に折れる。この先はかつて道幅が狭かったが、岐阜市山県岩から終点までの区間には新道が整備されており、2019年4月1日以降は新道のみが当県道に指定されている[2]。道なりに進んで、三輪宮前交差点が終点。

この路線は現在は廃止されて欠番となっている岐阜県道162号太郎丸三井線(岐阜市太郎丸 - 各務原市三井町)と岐阜県道282号美濃高富線の一部分を含んでいる。

路線データ 編集

歴史 編集

年表 編集

  • 1993年平成5年)5月11日 - 建設省から、県道岐阜川島線の一部、県道太郎丸三井線および県道美濃高富線の一部が川島三輪線として主要地方道に指定される[3]
  • 2019年(平成31年)4月1日 - 岐阜市山県岩から終点の区間で区域変更。北野西交差点を経由して岐阜市三輪の三輪神社付近で岐阜県道94号岐阜美濃線に接続する旧道が県道の指定から外れ、北野南交差点を経由して同市三輪宮前(三輪宮前交差点)で岐阜県道94号に接続する新道のみとなる[2]

路線状況 編集

別名 編集

  • さくら通り(各務原市)

重複区間 編集

主な橋 編集

地理 編集

途中で木曽川本流北派川新境川長良川を渡る。

沿道には国営木曽三川公園河川環境楽園かさだ広場があり、アクセス道路となっている。このかさだ広場から岐阜県道178号下中屋笠松線の交点付近までは、河川敷を通る珍しい道路である。

通過する自治体 編集

交差する道路 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 令和元年岐阜県統計書” (PDF). 岐阜県. pp. 180-181 (2020年7月). 2020年10月5日閲覧。
  2. ^ a b 岐阜県告示第226号” (PDF). 岐阜県公報 号外1 平成31年4月1日. 岐阜県. p. 10 (2019年4月1日). 2022年3月4日閲覧。
  3. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省

関連項目 編集