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岸記念体育会館(きしきねんたいいくかいかん)は、東京都渋谷区神南1-1-1にあるビル。

岸記念体育会館
Kishi memorial gymnasium.jpg
岸記念体育会館の位置(東京都区部内)
岸記念体育会館
情報
設計者 松田平田建築設計事務所
建築主 日本スポーツ協会
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造
階数 地上5階・地下1階
竣工 1964年
所在地 150-8050
東京都渋谷区神南1-1-1
座標 北緯35度39分58.8秒 東経139度42分4.6秒 / 北緯35.666333度 東経139.701278度 / 35.666333; 139.701278座標: 北緯35度39分58.8秒 東経139度42分4.6秒 / 北緯35.666333度 東経139.701278度 / 35.666333; 139.701278
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日本スポーツ協会をはじめとする日本のスポーツ競技団体が本部を置き、日本スポーツ界の総本山とも称された[1]

目次

概要編集

第2代大日本体育協会会長・岸清一の遺言により100万円(現在の28億円ほどに当たる)が寄付されて1940年東京府神田駿河台に建設。設計者は「岸田日出刀設計顧問、前川國男建築設計事務所設計監理」となっているだが、実際に設計を担当したのは丹下健三である[2][3]

1964年東京オリンピック開催時に現在地に移転。建物前に岸清一の銅像が設置されていた。地下1階に体育協会資料室が併設され、スポーツ関連の書物が閲覧可能になっている。

移転・解体へ編集

建物の老朽化・耐震性の問題に加え、2011年7月の日本体協の創立100周年記念を迎えるにあたり、建て替えが検討され、併せてスポーツ界に大きな功績を残した選手などを称える「日本スポーツ殿堂」を館内に設けるプランも検討され[4]、2010年5月には具体的な案を検討する委員会が発足したが、同地は東京都の都市計画公園(代々木公園)の指定を受けている関係で建築物の規制が厳しく、検討作業は難航していた[5]。その間にも日本陸上競技連盟日本バスケットボール協会などが、耐震設計上の観点から職員の安全確保を理由に移転しており「日本スポーツ界の総本山の屋台骨が揺らぐ事態」と懸念する声もあった[6]

そのような中、都が明治神宮外苑一帯の再整備に併せて同所への移転を提案。2013年9月には、2020年東京オリンピック開催が決定したことを受けて、現在地での建て替えを諦めた上で、新国立競技場建設に伴い建て替えが予定されている日本青年館、もしくはナショナルトレーニングセンターへの移転が検討されていると報じられた[7]

2016年2月には、新宿区霞ケ丘町地区の東京都所有地に新ビル(地上14階/地下1階)を建てて移転する計画を発表し[8][9]。新たなビルは2018年11月8日に行われた日本スポーツ協会の理事会で「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」に決定し[10]、2019年4月に完成した。

2019年5月より順次各競技団体が新会館へ移転する[11]。なお新施設の館内には「岸清一メモリアルルーム」が設けられることとなっている。また、岸記念体育会館については各団体の移転完了後に建物の解体が始まり、更地となったあとは代々木公園の一部として整備される予定である[11][8]

入居していた団体編集

アクセス編集

脚注編集

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  1. ^ “スポーツ界の拠点として半世紀 東京・渋谷の岸記念体育会館8月取り壊し 孫は万感の思い”. 毎日新聞. (2019年5月15日). https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20190515/k00/00m/050/247000c 2019年7月15日閲覧。 
  2. ^ 丹下健三・藤森照信 2002、67頁。事実、発表に当たって前川と共に丹下の名前も並記されている(Casa BRUTUS 2009、84頁)。
  3. ^ 津村泰範「岸記念体育会館と木造モダニズム」『新建築』第70巻第13号、新建築社、1995年12月、 112-114頁。
  4. ^ 岸記念体育会館建て替え、殿堂も 日本体協100周年事業 - 47NEWS 2010年1月6日 Archived 2011年9月25日, at the Wayback Machine.
  5. ^ 老朽化の岸記念体育会館、建て替え計画が難航 体協 - MSN産経ニュース・2010年12月24日
  6. ^ “日本スポーツの総本山 岸記念体育会館老朽化 引っ越し団体相次ぐ”. 日本海新聞. (2012年12月23日) 
  7. ^ 岸記念体育会館移転にゴーサイン - 東京スポーツ・2013年9月11日
  8. ^ a b “岸記念体育会館の神宮外苑地区への移転について” (東京都都市整備局) (HTML) (プレスリリース), (2018年6月1日), http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/toshi_saisei/saisei07_04.htm 2019年5月3日閲覧。 
  9. ^ “体育協会/岸記念体育会館移転/神宮外苑地区(東京都新宿区)に、17年夏着工へ”. 日刊建設工業新聞オンライン. 日刊建設工業新聞社. (2016年2月4日). https://www.decn.co.jp/?p=59995 2019年5月3日閲覧。 
  10. ^ “移転後の名称決まる=競技団体入居の岸記念体育会館”. 時事通信. (2018年11月8日). https://www.jiji.com/jc/pyeongchang2018?s=news&k=2018110801163 2018年11月18日閲覧。 
  11. ^ a b “スポーツ界の総本山 岸記念体育会館”. 産経新聞【東京版】. 産業経済新聞社: p. 14. (2019年5月3日) 

関連項目編集