廣恵寺(こうえじ)は、岐阜県中津川市福岡植苗木の城ケ根山にかつて存在した臨済宗妙心寺派の寺院。山号は智源山。

廣恵寺
所在地 岐阜県中津川市福岡植苗木
山号 智源山
宗派 臨済宗妙心寺
創建年 感応元年(1350年)
開山 枯木紹栄
正式名 智源山廣恵寺
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概要編集

福岡遠山氏の菩提寺であったと言われ、現在は寺址と地名だけが残っている。感応元年(1350年)10月17日に夢窓疎石の弟子枯木紹栄が入寺したと伝わる。永禄12年(1569年)6月に廣恵寺からの求めに応じて苗木城遠山直廉禁制(戦による焼討など破壊行為をしないとの証文)を下しており、その時点では存在していたことは間違いない。元亀3年(1572年)12月頃に、武田氏によって遠山領の寺院は悉く焼討されたので、その際に滅亡した可能性が高いと考えられる。近くには福岡遠山氏の広恵寺城が存在した。

遺構編集

現在、城ケ根山の山麓には、観音堂、石積み、礎石、古井戸、庭池、土塁や堀の跡の他に、宝篋印塔五輪塔が残っている。かつては広恵寺城の城主館や武家屋敷もあり、植苗木は中世の恵那郡北部の中心であった。

遠山氏関連寺院編集

参考文献編集

  • 花園大学国際禅学研究所 論叢 第6号