新宿郵便局
東京都新宿区にある郵便局
新宿郵便局(しんじゅくゆうびんきょく)は東京都新宿区にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。
新宿郵便局 | |
---|---|
基本情報 | |
正式名称 | 新宿郵便局 |
前身 |
内藤新宿郵便取扱所 内藤新宿郵便局、淀橋郵便局 落合長崎郵便局淀橋分室 |
局番号 | 00253 |
設置者 | 日本郵便株式会社 |
所在地 |
〒163-8799 東京都新宿区西新宿一丁目8番8号 |
位置 |
北緯35度41分25.1秒 東経139度41分48.1秒 / 北緯35.690306度 東経139.696694度座標: 北緯35度41分25.1秒 東経139度41分48.1秒 / 北緯35.690306度 東経139.696694度 |
貯金 | |
店名 | ゆうちょ銀行 新宿店(本店新宿出張所) |
取扱店番号 | 002530 |
保険 | |
店名 | かんぽ生命保険 代理店 |
特記事項 | |
ゆうゆう窓口は24時間営業(新型コロナウイルスの影響で営業時間短縮中) 「ゆうちょ銀行」窓口および保険窓口は平日18時まで営業 ATMホリデーサービス実施、平日は実質24時間営業(一部の日を除く) |
概要
編集併設施設
編集- ゆうちょ銀行新宿店(本店新宿出張所):取扱店番号002530
- なお、かんぽ生命保険新宿支店は当局併設ではなく新宿ファーストウエスト(当局の約100m西)に入居している。
分室
編集窓口分室はなし(私書箱分室はある)。過去に存在した分室は以下のとおり。
沿革
編集- 1872年8月4日(明治5年7月1日) - 内藤新宿郵便取扱所として、内藤新宿仲町二丁目に開設[1]。
- 1873年(明治6年)5月1日 - 内藤新宿郵便役所となる[1]。
- 1875年(明治8年)1月1日 - 内藤新宿郵便局(三等)となる[1]。
- 1876年(明治9年)5月 - 廃止[1]。
- 1877年(明治10年)3月1日 - 内藤新宿郵便受取所として再設置[1]。
- 1882年(明治15年) - 内藤新宿郵便分局となる[1]。
- 1883年(明治16年)5月 - 再び廃止[1]。
- 1884年(明治17年) - 貯金預所として、内藤新宿仲町一丁目に再々設置[1]。
- 1886年(明治19年) - 内藤新宿郵便受取所を設置[1]。
- 1904年(明治37年)3月31日 - 内藤新宿郵便受取所を廃止[2]、内藤新宿郵便局(二等郵便局)を設置[3]。
- 1909年(明治42年)5月6日 - 内藤新宿町から淀橋町に移転[4]。
- 1920年(大正9年)4月1日 - 淀橋郵便局に改称[5]。
- 1937年(昭和12年)8月10日 - 等級を二等から一等に改定[6]。
- 1938年(昭和13年)11月6日 - 淀橋区角筈一丁目から同百人町一丁目に移転[7]。
- 1945年(昭和20年)8月31日 - 淀橋郵便局を廃止[8][9]。
- 1946年(昭和21年)3月11日 - 落合長崎郵便局淀橋分室を淀橋区柏木一丁目[10]に設置[11]。
- 1950年(昭和25年)8月1日 - 新宿郵便局として、新宿区角筈二丁目[12]にて開局。同日、落合長崎郵便局淀橋分室廃止。同日、四谷郵便局から集配業務を移管[13]。
- 1956年(昭和31年)12月1日 - 電話通話事務の取扱を開始。
- 1957年(昭和32年)2月25日 - 和文電報受付事務の取扱を開始。
- 1960年(昭和35年)8月1日 - 落合長崎郵便局の廃止に伴い、新宿区下落合二丁目(落合長崎郵便局跡地)に新宿郵便局落合長崎分室を設置。
- 1976年(昭和51年)6月21日 - 集配業務および落合長崎分室をこの日に開局した新宿北郵便局に移管。
- 1989年(平成元年)8月21日 - 現在地に局舎新築移転。再び集配業務を開始。
- 1992年(平成4年)8月3日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務の取扱を開始。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)7月1日 - かんぽ生命保険新宿支店を新宿ファーストウエスト内に移転。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業新宿支店を新宿郵便局に統合。
- 2015年(平成27年)9月30日 - 郵便窓口でのSuicaによる決済を終了。
- 2017年(平成29年)9月26日 - 1階西側に、日本ATM(ATMJ)が手がける、「銀行手続の窓口」の新宿駅店を開設。
取扱内容
編集新宿郵便局
編集ゆうちょ銀行新宿店
編集風景印
編集過去の風景印
編集単独の郵便番号が付与されたビル
編集特定の超高層建築物に付与される郵便番号は、日本の郵便局で一番多い。
- 163-02xx 新宿住友ビル
- 163-04xx 新宿三井ビル
- 163-05xx 新宿野村ビル
- 163-06xx 新宿センタービル
- 163-07xx 新宿第一生命ビル
- 163-08xx 新宿NSビル
- 163-09xx 新宿モノリスビル
- 163-10xx 新宿パークタワー
- 163-11xx 新宿スクエアタワー
- 163-13xx 新宿アイランドタワー
- 163-14xx 東京オペラシティ
- 163-15xx 新宿エルタワー
- 163-60xx 住友不動産新宿オークタワー
また、当初163-01xxが振られる予定であった東京都庁は163-8001となっており、また、163-03xxの予定であった安田火災海上本社ビル(当時)と163-12xxが予定されていたKDDIビルは空き番号となっている。理由としては、それぞれ単独で企業グループや東京都庁舎が入居した建物であり、テナントごとに郵便番号の階分類する必要性に乏しいことが考えられる。
周辺
編集アクセス
編集不祥事
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i 山口修監修 『全国郵便局沿革録 明治編』P118 日本郵趣出版 1980年12月28日発行
- ^ 明治37年逓信省告示第243号(明治37年3月30日付官報第6220号掲載)
- ^ 明治37年逓信省告示第239号(明治37年3月30日付官報第6220号掲載)
- ^ 明治42年逓信省告示第493号(明治42年5月5日付官報第7755号掲載)
- ^ 大正9年逓信省告示第448号(大正9年3月25日付官報第2291号掲載)
- ^ 昭和12年逓信省告示第2297号(昭和12年8月9日付官報第3180号掲載)
- ^ 昭和13年逓信省告示第3457号(昭和13年11月1日付官報第3549号掲載)
- ^ 昭和20年逓信省告示第120号(昭和20年8月30日付官報第5590号掲載)
- ^ 戦災の影響か。
- ^ 現在の新宿区西新宿6〜8丁目に当たる
- ^ 昭和21年逓信省告示第88号(昭和21年3月27日付官報第5758号掲載)
- ^ 現在の東京都新宿区西新宿
- ^ 昭和25年郵政省告示第220・221・222号(昭和25年7月24日付官報第7059号掲載)
- ^ 新宿郵便局がSuicaを10月17日に試験導入、初日の利用は51件
- ^ 新宿郵便局の職員四人 一億円近い詐欺 共済金制度デッチ上げ『朝日新聞』昭和45年(1970年)2月13日朝刊 12版 15面