日南東郷インターチェンジ
(日南インターチェンジから転送)
日南東郷インターチェンジ(にちなんとうごうインターチェンジ)は、宮崎県日南市にある東九州自動車道、日南・志布志道路(東九州自動車道に並行する一般国道220号の自動車専用道路)のインターチェンジである。
日南東郷インターチェンジ | |
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日南東郷IC(2018年2月撮影) | |
所属路線 |
E78 東九州自動車道 (日南・志布志道路) |
IC番号 | 32 |
本線標識の表記 | 日南東郷 |
起点からの距離 |
341.8km(北九州JCT起点) 0.0 km(日南東郷IC起点) |
◄日南北郷IC (9.0 km) (3.2 km) 油津IC(事業中)► | |
接続する一般道 | 宮崎県道434号風田星倉線 |
供用開始日 | 2018年3月11日 |
通行台数 | x台/日 |
所在地 | 宮崎県日南市大字東弁分 |
備考 | 宮崎方面のみ通行可能 |
概要
編集宮崎方面のみ通行可能なハーフインターチェンジである。計画当初の仮称は日南インターチェンジ(にちなんインターチェンジ)であった。
清武JCT - 油津ICが新直轄方式に変更されたため、日南東郷ICに料金所は設置されておらず、該当する区間は無料で通行可能である。また、志布志方面は日南東郷IC - 油津IC間が国道220号日南・志布志道路として、油津IC - 南郷IC間が油津・夏井道路として事業中である[1][2]。
歴史
編集- 1997年(平成9年)3月:北郷IC - 日南ICの工事着工式[3][4]。
- 2009年(平成21年):北郷IC - 日南IC間で建設中であった広渡川2号橋(全長265m)に桁の厚み、鉄筋量の不足などの設計ミスによるひび割れが見つかり、取り壊し再建造となった[5][6]。当初の完成予定は2011年7月であった[5][6]。
- 2012年(平成24年)度末:北郷IC - 日南IC間の事業進捗率は、事業費ベースで約46%、用地進捗率は約97%[7]。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)度:日南IC - 北郷ICについて九州地方整備局の発表では事業進捗率約64%、用地進捗率約98%[11]。
- 2014年(平成26年)5月28日:国土交通省九州地方整備局が日南 - 志布志間について、全区間を自動車専用道路として整備する方針を明らかし、福岡市で開いた有識者による小委員会で報告した[12][13]。
- 2015年(平成27年)6月:国土交通省が東九州自動車道、日南市 - 串間市間(約32キロ)のルート案とインターチェンジ(IC)4か所の設置案を明らかにした[14]。
- 2016年(平成28年)
- 3月8日:未事業化区間である日南 - 志布志間 (40.7 km)のうち、日南IC - 油津IC間 (3.2 km)と夏井IC - 志布志IC間 (3.7 km)が国道220号日南・志布志道路として新規事業採択時評価の候補路線となる[1]。
- 3月18日:清武 - 日南間の道路には12本のトンネルが計画されているが、そのうちの1本の「椿山トンネル貫通」[15]。
- 4月1日:国道220号日南・志布志道路 日南IC - 油津IC間、同 夏井IC - 志布志IC間が事業化[16][17]。
- 9月2日:北郷IC(仮称)、日南IC(仮称)の正式名称がそれぞれ「日南北郷IC」、「日南東郷IC」に決定[18]。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)
- 未定:日南東郷IC - 志布志IC間開通予定
周辺
編集接続する道路
編集- 直接接続
- 間接接続
- 国道222号 - 日南市街地の油津地区・吾田地区・飫肥地区や、都城市方面へ通ずる。
- 宮崎県道28号日南高岡線(主要地方道)
隣
編集脚注
編集- ^ a b “平成28年度新規事業候補箇所説明資料 一般国道220号 日南・志布志道路” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 (2016年3月8日). 2021年6月5日閲覧。
- ^ “平成31年度新規事業候補箇所説明資料 一般国道220号 油津・夏井道路” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 (2019年3月14日). 2021年6月5日閲覧。
- ^ 宮崎県の高速道路整備のあゆみ(平成21年1月末現在)
- ^ 東九州自動車道(清武~日南間)宮崎河川国道事務所
- ^ a b 2011/06/12 西日本新聞朝刊「造り直しの橋、ひび再び 日南市の東九州道 専門家集め協議へ」
- ^ a b 2010年02月11日 宮崎日日新聞朝刊「広渡川2号橋施工不良 業者負担で追加工事」
- ^ 東九州自動車道(北郷~日南)平成24年1月23日国土交通省九州地方整備局
- ^ “経済日誌(調査月報2013年6月号)”. 一般財団法人 みやぎん経済研究所. 2020年1月7日閲覧。
- ^ “東九州道:開通時期、北郷−日南は17年度 北浦−須美江は2年前倒しに /宮崎”. 毎日新聞. (2013年6月15日) 2014年2月2日閲覧。
- ^ “東九州自動車道 日南-志布志事業化へ3案提示”. 南日本新聞. (2013年10月11日) 2014年1月31日閲覧。
- ^ 九州地方整備局 - 平成26年度政府予算案に関する事業計画通知 - 宮崎県関連分
- ^ 九州地方整備局 - 東九州自動車道(日南 - 志布志)第3回説明資料
- ^ “東九州道日南-志布志、全区間を自動車専用に”. 西日本新聞. (2014年5月28日) 2014年6月28日閲覧。
- ^ “東九州道・日南―串間、国交省がルート案”. 読売新聞. (2015年7月4日) 2015年7月4日閲覧。
- ^ 平成28年3月16日宮崎河川国道事務所記者発表資料「東九州自動車道 椿山トンネル(仮称)が貫通します」
- ^ 国の新規事業に採択 日南-油津など2区間 - 宮崎日日新聞 2016年4月2日付
- ^ 平成28年度 国土交通省大隅河川国道事務所の予算と事業概要 (PDF) - 国土交通省 九州地方整備局 大隅河川国道事務所 2016年4月1日付
- ^ 東九州自動車道(北郷〜日南間)のインターチェンジ・橋梁の名称が決定 - 国土交通省 九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 記者発表資料 2016年9月2日付
- ^ “東九州自動車道(日南北郷IC〜日南東郷IC)の平成30年3月11日16時に開通! 〜沿線地域の企業立地や観光を支援します〜” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 宮崎河川国道事務所 (2018年2月1日). 2018年2月1日閲覧。
- ^ “東九州自動車道 日南東郷IC〜油津間の着工式”. www.nichinan.tv. 日南テレビ (2019年10月14日). 2019年12月24日閲覧。
参考文献
編集- 再評価結果(平成24年度事業継続箇所)事業名・東九州自動車道 北郷~日南 (PDF) - 国土交通省道路局国道・防災課