日本自動車工業会
一般社団法人日本自動車工業会(にほんじどうしゃこうぎょうかい)は、日本の自動車生産企業を会員とする業界団体。略称は自工会(じこうかい)[1]。英語表記では Japan Automobile Manufacturers Association, Inc.で、英略称はJAMA(ジャマ)。
団体種類 | 一般社団法人 |
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設立 | 1967年 |
所在地 | 日本 東京都港区芝大門1丁目1番30号 |
法人番号 | 7010405008746 |
起源 | 自動車工業会と日本小型自動車工業会 |
ウェブサイト | 公式ウェブサイト |
沿革
編集所在地
編集- 事務局は東京にあり、ワシントン・ブリュッセル・シンガポール・北京に事務所を構える。
会員企業
編集歴代会長
編集日本を率いる企業として、日産自動車⇔トヨタ自動車と順々に会長職を交代していたが、近年では本田技研工業も加わり、「日産⇒トヨタ⇒ホンダ」の順番で、2年ごとに会長職を輪番で引き継いでいる。
19代目は2024年問題に伴う、運転手不足という緊急課題に対応する目的でトヨタ・日産・ホンダ以外並びに商用車メーカーとしては初めていすゞ自動車会長兼CEOを務めている片山正則が就任することになった[2][3]。
- 初代 川又克二(1967-1972)日産自動車株式会社社長
- 2代目 豊田英二(1972-1980)トヨタ自動車工業株式会社社長
- 3代目 石原俊(1980-1986)日産自動車株式会社社長
- 4代目 豊田章一郎(1986-1990)トヨタ自動車株式会社社長
- 5代目 久米豊(1990-1994)日産自動車株式会社社長
- 6代目 豊田達郎(1994-1995)トヨタ自動車株式会社社長
- 7代目 岩崎正視(1995-1996)トヨタ自動車株式会社副会長
- 8代目 辻義文(1996-2000)日産自動車株式会社社長
- 9代目 奥田碩(2000-2002)トヨタ自動車株式会社会長
- 10代目 宗国旨英(2002-2004)本田技研工業株式会社会長
- 11代目 小枝至(2004-2006)日産自動車株式会社副社長兼共同会長
- 12代目 張富士夫(2006-2008)トヨタ自動車株式会社副会長
- 13代目 青木哲(2008-2010)本田技研工業株式会社会長
- 14代目 志賀俊之(2010-2012)日産自動車株式会社COO
- 15代目 豊田章男(2012-2014)トヨタ自動車株式会社社長
- 16代目 池史彦(2014-2016)本田技研工業株式会社会長
- 17代目 西川廣人(2016-2018)日産自動車株式会社副会長兼共同CEO
- 18代目 豊田章男(2018-2023)トヨタ自動車株式会社社長
- 19代目 片山正則(2024-)いすゞ自動車株式会社会長CEO
(役職は就任当時のもの)
日本小型自動車工業会
編集日本小型自動車工業会(にほんこがたじどうしゃこうぎょうかい)は、太平洋戦争後にオートバイの生産および販売に携わる会社によって組織された団体である。
1949年(昭和24年)11月6日に、小型自動車の普及を図る目的で日本小型自動車競走会(現在のJKA)と共に「全日本モーターサイクル選手権大会」を多摩川スピードウェイで開催した。レースの主催者には後のMFJ会長石塚秀夫が加わっており、また、このレースには本田宗一郎も参加した[4]。
その他
編集自動車産業を代表する業界団体であり、規模からいえば重要な圧力団体になり、最近では政治的発言も発信している。
日本自動車部品工業会とともに、JNXを運用している。
参考文献
編集- 大久保力『百年のマン島 - TTレースと日本人』三栄書房、2008年5月15日 初版第1刷発行、ISBN 978-4779604072
脚注
編集- ^ “自工会会長 日銀新体制に期待”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年3月21日). オリジナルの2013年3月21日時点におけるアーカイブ。 2013年3月21日閲覧。
- ^ 白木真紀 (2023年11月22日). “自工会会長にいすゞ片山会長、トヨタ・ホンダ・日産以外から初”. ロイター通信 2023年11月24日閲覧。
- ^ 加藤結花 (2023年11月22日). “「喫緊の課題に立ち向かう」 自工会次期会長の片山正則いすゞ会長”. 毎日新聞. 2023年11月24日閲覧。
- ^ 『百年のマン島』(p265)より。
関連項目
編集外部リンク
編集- 一般社団法人日本自動車工業会
- 日本自動車工業会| Response.(キーワード・ポータル)