JKA
公益財団法人JKA(ジェイケーエー)は、公営競技の競輪とオートレースを統括する国民の健全なる余暇を推進する公益法人。会長は木戸寛(2023年6月26日 - )。元経済産業省所管。
品川シーズンテラス(本部所在地) | |
団体種類 | 公益財団法人 |
---|---|
設立 | 2007年8月23日 |
所在地 |
東京都港区港南一丁目2番70号 シーズンテラス25階 北緯35度37分56.856秒 東経139度44分34.947秒 / 北緯35.63246000度 東経139.74304083度座標: 北緯35度37分56.856秒 東経139度44分34.947秒 / 北緯35.63246000度 東経139.74304083度 |
法人番号 | 5010005012043 |
起源 |
日本自転車振興会 日本小型自動車振興会 |
主要人物 | 木戸寛(会長) |
活動地域 | 日本および 世界 |
主眼 | 地方財政の健全化及び社会・文化の向上発展に寄与すること |
活動内容 | 自転車、小型自動車その他の機械に関する事業及び体育事業その他の公益の増進 |
活動手段 | 競輪及び小型自動車競走の公正かつ円滑な実施及び振興のため必要な業務並びにその他の関連業務 |
基本財産 | 49億1,401万4,000円 |
従業員数 | 610名(2019年3月31日現在) |
ウェブサイト | https://www.keirin-autorace.or.jp/ |
解説
編集それまで競輪は日本自転車振興会(1948年に発足した自転車振興会連合会を1957年継承し発足)、オートレースは日本小型自動車振興会(1950年に発足した全国小型自動車競走会連合会を1962年継承し発足)が統括していたが、日本政府による特殊法人改革方針と、近年の公営競技不振による売り上げ減少により、同じ経済産業省の下にある2つの組織を統合させ効率化が図られた。
この方針に基づき、まず2007年(平成19年)8月に財団法人日本競輪財団が発足。同年10月1日付で日本自転車振興会の全業務と法人名を承継し、財団法人日本自転車振興会に改称した。翌2008年4月1日、財団法人日本自転車振興会は日本小型自動車振興会の全業務も承継し、法人名を財団法人JKAに改めた。2013年(平成25年)4月には、公益法人改革の一環として「公益財団法人」として移行[1]。2014年(平成26年)4月には、競輪業務組織である日本自転車競技会と車両情報センターの両公益財団法人を統合する形で吸収合併した[2]。
JKA発足後も本部および競輪事業にあたる東京・市谷とオートレース事業にあたる東京・有明の2つの事務所に分かれて業務を行なっていたが、2017年10月3日をもって共に港区港南へ移転した[3]。
なお、現在においても、競輪については、自転車競技法により経済産業大臣が指定する競輪振興法人であり、オートレースについては、小型自動車競走法により経済産業大臣が指定する小型自動車競走振興法人と設立の根拠法は異にしている。
名称について
編集JKAの名称は、JRAが日本中央競馬会(Japan Racing Association)の略称であるのとは異なり、競輪(Keirin)に関係する自転車(Jitensha)、オートレース(Autorace)に関係する小型自動車(Kogata jidosha)の表記を混在させるための措置(全ての語で「J」「K」「A」が頭に付く)で、正式名称である[4]。
ただし、2018年度からの事業報告書[5]や2020年度からの事業計画書[6]の表紙に記載された英文名称は "Japan Keirin Autorace foundation" となっている。
競輪の競争車(自転車)としての認定の呼称は組織がJKAに代わってもNJSSと言う名称が使われている。また、その認定された部品への刻印もNJSが使われている。
組織
編集出典:公益財団法人JKAホームページ「組織系統図」より
|
|
|
所在地
編集事業所 | 所在地 |
---|---|
本部 | 東京都港区港南一丁目2番70号(品川シーズンテラス25階) |
伊豆事業所 | 静岡県伊豆市大野1827(日本競輪選手養成所内) |
オートレース選手養成所 | 茨城県下妻市村岡(筑波サーキット内) |
主な提供番組
編集2023年12月時点。特記なきものはいずれも一社提供。
- 坂上忍の勝たせてあげたいTV(別番組名の場合あり) - 全日本選抜競輪、日本選手権競輪、高松宮記念杯競輪、パールカップ 各決勝戦中継
- KEIRINグランプリ中継 - 原則毎年12月30日
- オールスター競輪、寬仁親王牌、競輪祭、オールガールズクラシック、競輪祭女子王座戦 各決勝戦中継
- 単発の特別番組として放送されるため、タイトルや司会・出演者が毎回異なる。
- 開運リフレッシュバラエティ『自転車でイイとこ行ってみよう!』[7] - 隔週日曜日17:00 - 17:30
- ラジオ
- 中野浩一のフリートーク(TBSラジオ)-KEIRIN名義
- 鎌田實×村上信夫 日曜はがんばらない(文化放送) - 競輪とオートレースの福祉補助事業名義。アルソア化粧品との2社提供
関連項目
編集脚註
編集出典
編集- ^ 財団法人JKA歴史 JKAホームページ
- ^ 合併広告 (PDF) - 平成26年2月25日 JKA・日本自転車競技会・車両情報センター(インターネットアーカイブによるキャッシュ)
- ^ 事務所の統合移転のご案内 - JKA・2017年10月3日
- ^ “財団法人日本自転車振興会のオートレース事業の開始及び名称変更について”. 競輪ニュース (2008年4月1日). 2009年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月26日閲覧。
- ^ “2018年度事業報告書”. JKA (2019年6月). 2020年11月1日閲覧。
- ^ “2020年度事業計画書”. JKA. 2020年11月1日閲覧。
- ^ “JKAの提供番組が始まります!!”. KEIRIN.JP (2022年4月22日). 2022年4月29日閲覧。