遠藤 哲哉(えんどう てつや、1991年8月11日 - )は、日本男性プロレスラー宮城県白石市出身。血液型O型。DDTプロレスリング所属。

遠藤 哲哉
Tetsuya Endo
遠藤 哲哉 Tetsuya Endoの画像
プロフィール
リングネーム 遠藤 哲哉
本名 遠藤 哲哉
ニックネーム 漆黒の旋風
飯伏直撃世代の新人
バーニングスター
身長 180cm
体重 90kg
誕生日 (1991-08-11) 1991年8月11日(32歳)
出身地 宮城県白石市
所属 DDTプロレスリング
スポーツ歴 新体操
トレーナー ケニー・オメガ
アントーニオ本多
秋山準
デビュー 2012年4月1日
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経歴 編集

  • 2012年
    • 4月1日後楽園大会、対彰人&福田洋でデビュー(パートナーは石井慧介)[1]
    • 4月28 - 30日、5月3 - 6日KAIENTAI DOJO主催の『K-METAL LEAGUE 2012』に出場。4月30日牛久大会にて対ダーイシでグランドスリーパーからのレフェリーストップで、初勝利となる。
    • 5月23日天龍プロジェクト主催の若手杯「MIZUCHI〜蛟龍〜」に出場。重量級のNORI[要曖昧さ回避]と対戦するが敗れる。
    • 7月22日後楽園大会にて、モンスターアーミーの仲間割れに乗じて、アントーニオ本多からピンフォール勝ちを奪取。DDTマットでは初勝利となる。これが認められ、ファミリアのメンバーとして武道館大会のサッカーマッチ出場が決定。
  • 2014年
  • 2015年
    • 4月10日大分イベントホール大会で足を骨折して欠場。
    • 8月23日両国大会で復帰。
    • 12月23日後楽園大会、竹下とのタッグで2度目のKO-Dタッグ王座奪取。
  • 2016年
  • 2017年
    • 4月29日後楽園大会、竹下のKO-D無差別級王座に挑戦するも時間切れ引き分けとなる。
    • 6月25日後楽園大会でKING OF DDTトーナメントの決勝戦に進出し、HARASHIMAを下して優勝。
  • 2019年
    • 1月27日に後楽園ホールで行われた佐々木大輔&HARASHIMA対竹下幸之介&青木真也のスペシャルタッグマッチ終了後、竹下の父が経営する焼き鳥屋で自身がマッド・ポーリーと共に食い逃げを行う様子が会場のスクリーンに映し出された。遠藤の挑発を受けた竹下は、2月17日の両国国技館でのメインイベントで白黒つけることとなった[2]
    • 4月4日(現地時間)のニューヨーク大会にて、竹下幸之介からKO-D無差別級王座を奪取した直後の佐々木大輔に対し、いつでもどこでも挑戦権を行使し勝利。KO-D無差別級王座を初戴冠した[3]
  • 2021年
    • 9月26日後楽園大会でDAMNATIONが解散。
    • 12月26日国立代々木競技場第二体育館大会にて遠藤がリーダーとなる第4次BURNINGが初陣。
  • 2022年

得意技 編集

学生時代に鳴らした新体操仕込みの飛び技で、立体的な試合運びを構築する。

フィニッシュ・ホールド 編集

バーニングスター・プレス
2017年頃からシューティング・スター・プレス名義で遠藤のフィニッシャーとして使用している。第4期BURNING結成以降は技名を変更。
スカイ・ツイスター・プレス
初期の遠藤のフィニッシャー。正調のほか、その場飛び式でも使用する。
トーチャー・ラック・ボム
アルゼンチン・バックブリーカーの体勢から相手を回転させ、前方に落とす。DAMNATION在籍時は主に投げっぱなし式で使用。
テツヤ・イン・ザ・スカイ with Diamonds
雪崩式スパニッシュ・フライ
コーナー最上段に相手と向かい合った状態で立ち、そこから相手ごと270°後方回転してマットに叩きつける。佐々木大輔が命名した。
変形ゆりかもめ
通常のゆりかもめからさらに首を引き込み、後ろ手でフロント・ネックロックの様に首を極める。
上記とは別に、両手で相手の首とともに片足を巻き込む変形ゆりかもめも使用。
プーマ直伝トケ・デ・エスパルダス
相手の左側から左腕と左足を自分の右足で固定し、相手を前転させつつ右手で相手の右腕を取りそのまま前方に倒れこんで十字架固めの形に抑え込む。DAMNATIONのサポートメンバーであるプーマ・キングより伝授。
SKP
相手にスクールボーイを仕掛け、はねのけられる勢いを逆利用して再度相手を丸め込みエビに固められた相手の上にまたがって押さえ込む。考案者は大石真翔で、技名は「Schoolboy Krunch Package」の略[7]

打撃技 編集

ハンドスプリング・オーバーヘッドキック
ロープに向かって勢いをつけ逆立ちをし、リバウンドの勢いを利用して繰り出すオーバーヘッドキック。
ドロップキック
延髄斬り
ヘッドバット
相手の鼻っ柱狙いで使用。

投げ技 編集

テツヤ・イン・ザ・スカイ
フラミータフラムフライと同型。
正面から走ってくる相手の首を右腕でキャッチし、その勢いを利用して相手ごと月面宙返りして背中から叩きつける。
ツームストーン・パイルドライバー
ライガー・ボム
パッケージ・カナディアン・デストロイヤー
正面から相手の頭部を自分の股下に差し込み、両腕ごと胴体をクラッチしてそのまま相手と共に前方回転することで脳天からマットに突き刺す。
ACNH
相手の背後から左腕をハーフネルソンで捉え右手を股下からクラッチして持ち上げ、ホイールバローの状態からシットダウンしつつ相手を前に回転させて脳天から落とすリストクラッチ式変形マスキュラーボム。
遠藤曰く「あつまれ どうぶつの森」をプレイ中に思い付いた技であり[8]、技名は同作の英語圏における略称(Animal Crossing: New Horizons)から。

飛び技 編集

ムーンサルト・プレス
フェニックス・スプラッシュ
ラ・ケブラーダ
トルニージョ
上記2つの場外への飛び技は高さがありかつ、コンパクトな回転のため客席等でスペースが無い場合でも飛ぶことが出来る。
ブエロ・デ・アギラ
遠藤スペシャル
2018年6月から使用。ザ・グレート・サスケサスケ・スペシャルと同型の変形ケブラーダで、当初はサスケ・スペシャル1号の名称で使用。

関節技 編集

レッツ・コンバイン
抱え込み式逆エビ固め。元は関根龍一の技ではあるが、関根とは異なり、遠藤の場合は使用前のアピールは行わない。

タイトル歴 編集

DDTプロレスリング
プロレス大賞
  • 技能賞(2020年)
日本インディー大賞
  • ベストバウト(2014年、2020年)
  • ベストユニット賞(2016年、2017年 DAMNATION)

入場テーマ曲 編集

  • 「CORE TOOL」(鈴木修[9]、第4次BURNING結成後より使用)
  • 「Damnit」(オリジナル曲、DAMNATION加入後より使用)
  • 「Flying Bomb」(オリジナル曲、ハッピーモーテル脱退時まで使用)
  • 「Here I Am」(セルタブ・エレネル

エピソード 編集

テレビ出演 編集

脚注 編集

  1. ^ 【4・1リポート③】玄藩登場。ローションミストでド変態團一蹴 DDTプロレスリング公式サイト | DDT | リポート
  2. ^ 『週刊プロレス』NO.1996 2019年2月13日号 pp.26-27
  3. ^ DDT is COMING TO AMERICA | DDTプロレスリング公式サイト
  4. ^ "【DDT】遠藤哲哉がタイトル戦で初めて竹下幸之介を破り、KO-D無差別級王座を奪還!「俺が先頭に立って、DDTの選手全員でもっとDDTを大きくします」". プロレスTODAY. 21 March 2022. 2022年6月14日閲覧
  5. ^ "中嶋勝彦、遠藤哲哉を戦闘不能に…秋山準が憤慨「大きなケガが続いてダメだろ!ちゃんとプロレスやろうぜ」". スポーツ報知. 12 June 2022. 2022年6月14日閲覧
  6. ^ "【DDT】遠藤哲哉がKO―D無差別級王座を返上 脳震とうで欠場「所持し続けることに違和感」". 東京スポーツ. 14 June 2022. 2022年6月14日閲覧
  7. ^ https://twitter.com/014mako10/status/1458444194410741763
  8. ^ 【DDT】KO―D無差別級王者・遠藤が2度目の防衛に成功 新技は「あつまれ どうぶつの森をやっている時に思い付いた」”. 東スポWeb (2020年7月23日). 2022年5月7日閲覧。
  9. ^ https://twitter.com/OTOSAKKA56/status/1475439020197167108
  10. ^ @entetsu_ddt のツイート(1350853478394994690)
  11. ^ スポーツナビ|格闘技|速報 DDTプロレスリング「Judgement 2012」
  12. ^ DDT石井慧介の思ったこと「明日は2試合」
  13. ^ 週刊プロレス』No.1997 2019年2月20日号
  14. ^ 【DDT】王者・遠藤哲哉は〝クワガタパワー〟で初防衛に自信「士気を上げるためペア落札」

外部リンク 編集