鶴田町

日本の青森県北津軽郡にある町

鶴田町(つるたまち)は、青森県津軽平野にある津軽地方の他の市町村と同じくリンゴ栽培が盛んだが、ブドウの品種「スチューベン」生産量が日本一である[2]

つるたまち ウィキデータを編集
鶴田町
津軽富士見湖と鶴の舞橋
地図
鶴田町旗
1997年6月27日制定
鶴田町章
1956年8月8日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 青森県
北津軽郡[1]
市町村コード 02384-1
法人番号 7000020023841 ウィキデータを編集
面積 46.43km2
総人口 11,203[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 241人/km2
隣接自治体 五所川原市弘前市つがる市北津軽郡板柳町
町の木 クロマツ
町の花 リンゴ
町の鳥 タンチョウヅル
鶴田町役場
町長 相川正光
所在地 038-3503
青森県北津軽郡鶴田町大字鶴田字早瀬200-1
北緯40度45分32秒 東経140度25分42秒 / 北緯40.75883度 東経140.42839度 / 40.75883; 140.42839座標: 北緯40度45分32秒 東経140度25分42秒 / 北緯40.75883度 東経140.42839度 / 40.75883; 140.42839
外部リンク 公式ウェブサイト

鶴田町位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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地理 編集

隣接している自治体 編集

人口 編集

平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、6.15%減の13,392人であり、増減率は県下40市町村中18位。

 
鶴田町と全国の年齢別人口分布(2005年) 鶴田町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 鶴田町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

鶴田町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

歴史 編集

沿革 編集

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により鶴田村、強巻村、大巻村、大性村、菖蒲川村、鶴泊村が合併して鶴田村が発足。この時点で面積は11.70k㎡。
  • 1941年昭和16年)10月1日 - 鶴田村が町制施行して鶴田町となる[1]。なお、北津軽郡内での町制施行は、当町が最後である[注釈 1]
  • 1955年(昭和30年[1]3月1日 - 鶴田町が梅沢村六郷村西津軽郡水元村と合併し、改めて鶴田町が発足。この時点で面積54.70k㎡。
  • 1956年(昭和31年)11月1日 - 大字梅田、中泉が五所川原市に編入。
  • 1958年(昭和33年)11月1日 - 大字石野、野中が板柳町に編入[4]
  • 1967年(昭和42年)11月1日 - 板柳町大字狐森字岡田の一部と大字柏木字片田野の一部が当町に編入の一方、当町大字大性字平岡の一部が板柳町に編入[5]
  • 1970年(昭和45年)11月1日 - 板柳町大字野中字梅林の一部が当町に編入の一方、当町大字鶴泊字梅林の一部が板柳町に編入[5]

行政 編集

町長:相川正光(2期、任期: - 2026年令和8年)8月20日)) 前青森県議会議員

  • 中野掔司(1929年(昭和4年)11月7日生)・前町長は、1974年8月町議会議員から町長選挙に立候補し初当選して以降、2010年8月1日に行われた町長選挙まで10期連続当選。現職の首長では福岡県添田町山本文男町長と並び日本で最多[6]であった。高齢のため相川正光・自民党青森県議会議員を後継指名し、2014年8月の任期満了をもって引退した。
  • 「平成の大合併」では2004年に板柳町合併協議を行い、新市名は「鶴柳市」を主張していたが、「あっぷる市」を主張する板柳町と対立し合意に至らなかった。2009年4月24日開催の町議会合併促進特別委員会で、五所川原市との編入合併を目指し、準備を進め、中野町長もこれに同意した。2010年3月末までの合併を目指し、2008年7月から五所川原市との協議を始めるが、合意に至らなかった[7]
  • 「朝ごはん条例」がある。

町議会:定数12(任期:2024年(令和6年)2月29日まで)

姉妹都市 編集

国内
海外

経済 編集

産業 編集

  • 主な産業
  • 産業人口

郵便 編集

  • 鶴田郵便局(集配局) (84090)
  • 水元郵便局 (84120)
  • 胡桃舘郵便局 (84196)
  • 菖蒲川簡易郵便局 (84755)

金融機関 編集

教育 編集

小学校 編集

中学校 編集

高等学校 編集

閉校した学校 編集

小学校 編集

中学校 編集

高等学校 編集

交通 編集

 
陸奥鶴田駅

鉄道路線 編集

バス 編集

道路 編集

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事 編集

ツル多はげます会 編集

町名とハゲを表す擬態語ツルツルをかけて町おこしに生かそうと、1989年に発足した団体。モットーは「ハゲの光は平和の光 暗い世の中 明るく照らす」。2017年時点の会員数は約60人。頭につけた吸盤による綱引き大会、薄毛で活躍した人を表彰する「ハゲアワード」、『ハゲ川柳』(河出書房新社・2016年)の出版などに取り組んでいる。交通安全の小旗を吸盤で頭に立てて、小学生に「ケガ(毛が)無し」と注意を呼び掛けることもある[9][10]。2018年1月に特定非営利活動法人の法人格を取得した[11]

その他 編集

出身著名人 編集

関連項目 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 五所川原は明治31年7月、金木は大正9年2月、板柳は大正9年4月、中里は当町の3週間前となる昭和16年9月10日にそれぞれ町制施行を敷いた。[3]

出典 編集

  1. ^ a b c d “津軽の街と風景 駅設置が鶴田に活気=1”. 陸奥新報 (陸奥新報社). (2014年4月7日) 
  2. ^ オリジナル商品・特産品 青森県鶴田町”. 道の駅つるた 鶴の里あるじゃ. 2020年5月2日閲覧。
  3. ^ 出典:鶴田町史198ページ
  4. ^ 出典:鶴田町史842ページ
  5. ^ a b 出典:板柳町史「第3章 政治」の86~87ページ
  6. ^ 2010年8月1日夜から2日の各社報道から
  7. ^ 2009年4月25日の陸奥新報朝刊記事から
  8. ^ 妙堂崎のモミの木(トドロッポ)
  9. ^ 青森・鶴田、笑えるイベント続々「ツル」にかけて明るく町おこし『日経MJ』2016年12月5日(街づくり面)
  10. ^ ツル多はげます会”. 鶴田町観光協会. 2013年11月23日閲覧。
  11. ^ 県内のNPO法人”. 青森県庁. 2019年9月16日閲覧。
  12. ^ 来春開校 鶴田小の校歌と校章公表 - WEB東奥・2019年2月20日配信(これに菊地が鶴田町出身である内容が記載されている)
  13. ^ インスブルックオリンピック(1976年)青森県関係出場選手一覧”. 青森県庁. 2021年12月7日閲覧。
  14. ^ 『東奥年鑑1977年版』193頁「市町村政-市町村の姿 鶴田町 おもなできごと」に記載あり。
  15. ^ 学校の沿革 (PDF) - 川崎市立京町小学校ホームページ(これに該当の記述あり)

外部リンク 編集