2015年カナダグランプリは、2015年のF1世界選手権第7戦として、2015年6月7日サーキット・ジル・ヴィルヌーヴで開催された。

カナダの旗 2015年カナダグランプリ
レース詳細
日程 2015年シーズン第7戦
決勝開催日 6月7日
開催地 サーキット・ジル・ヴィルヌーヴ
カナダ モントリオール
コース長 4.361km
レース距離 70周(305.270km)
決勝日天候 曇り
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:14.393
ファステストラップ
ドライバー フィンランドの旗 キミ・ライコネン
タイム 1:16.987(Lap 42)
決勝順位
優勝
2位
3位

予選 編集

展開 編集

ハミルトンがポール獲得。2位にはロズベルグが続いた。3番手にはライコネンが入り、ボッタスが4番手。3列目にはグロージャン、マルドナドのロータス勢が並んだ。[1]

結果 編集

Pos. No. ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 Grid
1 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 1:15.895 1:14.661 1:14.393 1
2 6   ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:15.893 1:14.673 1:14.702 2
3 7   キミ・ライコネン フェラーリ 1:16.259 1:15.348 1:15.014 3
4 77   バルテッリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 1:16.552 1:15.506 1:15.102 4
5 8   ロマン・グロージャン ロータスメルセデス 1:15.833 1:15.187 1:15.194 5
6 13   パストール・マルドナド ロータスメルセデス 1:16.098 1:15.622 1:15.329 6
7 27   ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 1:16.186 1:15.706 1:15.614 7
8 26   ダニール・クビアト レッドブルルノー 1:16.415 1:15.891 1:16.079 8
9 3   ダニエル・リカルド レッドブルルノー 1:16.410 1:16.006 1:16.114 9
10 11   セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 1:16.827 1:15.974 1:16.336 10
11 55   カルロス・サインツ トロロッソルノー 1:16.611 1:16.042 11
12 33   マックス・フェルスタッペン トロロッソルノー 1:16.361 1:16.245 191
13 9   マーカス・エリクソン ザウバーフェラーリ 1:16.796 1:16.262 12
14 14   フェルナンド・アロンソ マクラーレンホンダ 1:17.012 1:16.276 13
15 12   フェリペ・ナッセ ザウバーフェラーリ 1:16.968 1:16.620 14
16 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:17.344 182
17 19   フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 1:17.886 15
18 98   ロベルト・メリ マルシャフェラーリ 1:19.133 16
19 28   ウィル・スティーブンス マルシャフェラーリ 1:19.157 17
107% time: 1:21.141
- 22   ジェンソン・バトン マクラーレンホンダ no time 203
ソース[2]
追記
  • ^1マックス・フェルスタッペンは前戦モナコGPロマン・グロージャンとの接触を引き起こしたとして既に5グリッド降格ペナルティが科されていたが、土曜朝にシーズン中の上限を超える5機目のパワーユニットに交換したとして、さらに10グリッド降格のペナルティが科される。合わせて15グリッドの降格となるが消化しきれないため、未消化分は決勝にてドライブスルーペナルティに振り替え[3][4]
  • ^2セバスチャン・ベッテルは土曜フリー走行の赤旗中にロベルト・メリを追い抜いたとして5グリッド降格ペナルティとペナルティポイント3点が科されたが、フェルスタッペンとバトンの処分に伴い決勝は18番グリッドからスタート[4]
  • ^3ジェンソン・バトンはERSのトラブルのため予選に出走できなかったが、スチュワードの許可を受け決勝は最後尾からのスタートとなる。また、このトラブルでシーズン中の上限を超える5機目のパワーユニットに交換したことにより15グリッド降格ペナルティが科されたが、グリッド最後尾のため消化できずドライブスルーペナルティに振り替え[5]

決勝 編集

展開 編集

ハミルトンがポールトゥーウィンを飾った。ロズベルグが2位に入りメルセデスはシーズン4度目のワンツーフィニッシュを達成。3位にはライコネンのスピンで順位を上げてポジションを守り切ったボッタス。ベッテル、マッサも5,6番手までポジションを挽回してレースを終えた[1]

結果 編集

Pos. No. ドライバー チーム 周回数 タイム/リタイア Grid Pts.
1 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 70 1:31:53.145 1 25
2 6   ニコ・ロズベルグ メルセデス 70 +2.285 2 18
3 77   バルテッリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 70 +40.666 4 15
4 7   キミ・ライコネン フェラーリ 70 +45.625 3 12
5 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 70 +49.903 18 10
6 19   フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 70 +56.381 15 8
7 13   パストール・マルドナド ロータスメルセデス 70 +1:06.664 6 6
8 27   ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 69 +1 Lap 7 4
9 26   ダニール・クビアト レッドブルルノー 69 +1 Lap 8 2
101 8   ロマン・グロージャン ロータスメルセデス 69 +1 Lap 5 1
11 11   セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 69 +1 Lap 10
12 55   カルロス・サインツ トロロッソルノー 69 +1 Lap 11
13 3   ダニエル・リカルド レッドブルルノー 69 +1 Lap 9
14 9   マーカス・エリクソン ザウバーフェラーリ 69 +1 Lap 12
15 33   マックス・フェルスタッペン トロロッソルノー 69 +1 Lap 19
16 12   フェリペ・ナッセ ザウバーフェラーリ 68 +2 Laps 14
17 28   ウィル・スティーブンス マルシャフェラーリ 66 +4 Laps 17
Ret 98   ロベルト・メリ マルシャフェラーリ 56 ドライブシャフト 16
Ret 22   ジェンソン・バトン マクラーレンホンダ 53 排気系 20
Ret 14   フェルナンド・アロンソ マクラーレンホンダ 43 排気系 13
ソース[6]
ファステストラップ
ラップリーダー
追記

第7戦終了時点でのランキング 編集

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注 編集

  1. ^ a b 鈴木賢志、高橋浩司「F1速報 2015年総集編」『F1速報』第27巻第1号、株式会社三栄書房、2016年1月7日、117,118,180。 
  2. ^ Qualifying(FORMULA 1 GRAND PRIX DU CANADA 2015)”. The Official F1 Website (2015年6月6日). 2015年6月8日閲覧。
  3. ^ “フェルスタッペン、エンジン交換で降格処分は15に”. ESPN F1. (2015年6月7日). http://ja.espnf1.com/tororosso/motorsport/story/201345.html 2015年6月8日閲覧。 
  4. ^ a b “ヴェッテル、フェルスタッペンにグリッド降格ペナルティ”. GPUPDATE.net. (2015年6月7日). http://www.gpupdate.net/ja/f1-news/326534/ 2015年6月8日閲覧。 
  5. ^ “コンポーネント交換でバトンにドライブスルー処分”. ESPN F1. (2015年6月8日). http://ja.espnf1.com/mclaren/motorsport/story/201481.html 2015年6月8日閲覧。 
  6. ^ Race(FORMULA 1 GRAND PRIX DU CANADA 2015)”. The Official F1 Website (2015年6月7日). 2015年6月8日閲覧。
  7. ^ “グロージャン スティーブンスとの事故を謝罪”. GPUPDATE.net. (2015年6月8日). http://www.gpupdate.net/ja/f1-news/326612/ 2015年6月8日閲覧。 
前戦
2015年モナコグランプリ
FIA F1世界選手権
2015年シーズン
次戦
2015年オーストリアグランプリ
前回開催
2014年カナダグランプリ
  カナダグランプリ 次回開催
2016年カナダグランプリ